流氷清空

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今年は 去年に引き続き流氷不作?のとし
今回も一日前のツアー客は見られなかったとガイドさんが脅かす
品行方正を誓い 晴天を願った


朝起きると 晴天!
おまけに北風が吹いているワクワクしながら
網走港へ!流氷情報は○

オーロラ2号はウミネコ達を家来に
岸壁を離れる
そして10分が経過

遙か向こうに 白い蜃気楼?
いや 流氷だ!
わ〜い わ〜い


曇り空や荒れた天気の時に流氷を見たことはあるが
晴天の日の流氷は初めての経験
氷が光を通して青く光る♪

砕氷船は どんどん流氷群に近づいていく
氷の上に アザラシはいないかなぁと
目をこらして見るが見あたらない

そうこうしている内に
撮していると 前の方から
ガッツーン ガガガガという音と
激しい震動が伝わってきた


流氷群に突入したようだ!
船は どうやら氷の薄いところを縫って
航行しているらしい


それでも時折
ガガーンという音と 震動が走る
目の前の流氷からしぶきが飛んでくる


表面的には薄っぺらく見えるが
海中にはいるとこの何倍の大きさがあるという
この下でクリオネは泳いでいるのだろう

そして氷下では 豊富なプランクトンを追って
まだら等の魚たちが群雄しているのだろう
海の中も見られると最高なのになぁ


ウミネコがピーっと叫んだ
そろそろ流氷から離れますよ〜
40分はあっという間に流れすぎた



今まで感じていなかった 海風が
急に顔に突き刺さってくる
厳しさの中でみんな生きている


船室に一度戻って暖を取って再び外に出ると
もう一台の砕氷船オーロラ号が
流氷原に向かっていた


もしも流氷がオホーツク海を南下しなければ
知床半島は豊かな環境を守れないだろう
自然の恵みが北の大地を潤している
「流氷清空」


北緯40度ラインを南下してくる流氷は
世界でオホーツクただ一カ所
貴重な自然遺産なのです


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