写真１　昭和１９年１０月初め、飛行第２０戦隊長として転出する先任飛行隊長村岡英夫大尉の送別会。 前列左から小原伝中尉、川田静二郎中尉（本部）、村岡英夫大尉、北美治中尉（主計）。 中列左端は四宮徹中尉。後列左から３人目、竹田五郎中尉、市川忠一少尉。 村岡氏は「この時の芸者の名は今も覚えている」と語っておられた。写真１、２ともに同じ女性が複数写っている。

写真２　昭和２０年４月下旬〜５月初め頃、そよかぜ隊隊長生野文介大尉を囲んで。 左から佐々木鐵雄少尉、横手興太郎少尉、生野文介大尉、高島俊三少尉、一人おいて�ｮ田克己少尉。 高島、佐々木、�ｮ田少尉は６月６日、沖縄特攻戦死。横手少尉は５月２８日、高島少尉らを引率誘導中、 富士飛行場にて戦死。 横手少尉以外は、２４４戦隊そよかぜ隊のメンバーで、そこに高島少尉とは広島幼年学校からの親友で あった横手少尉が加わったものと思われる。 実家の裕福な高島少尉は、十二社で豪遊していたと言われる。高島少尉の隣の若い芸妓の胸には、彼ら からプレゼントされたらしき飛行時計が下げられている。

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