テュッティ・レイバック


第七部隊隊長。コードネーム「水の妖精(ブルースピリット)」。雪那と同じ14歳。孤児であった頃に魔術の才能があるということで機関に引き取られ、五歳の時から機関に所属している。同じように引き取られた仲間を家族として大切にする心優しい人物。引き取られてからは訓練の日々が続いたが、家族である仲間を、苦しむヒトを助けるという思いから心を折ることなく努力して現在の地位に着いた努力家。戦闘能力は接近戦では女性で幼いということもあり体格が及ばず力で負けることもあるが、槍を使った中距離からの正確無比な急所を狙う突きで相手を倒す。だが彼女の本分は魔法である。水、氷系統の魔法を得意とし、攻撃魔法も上位氷魔法の「氷の龍(フリーズドラゴン)」を同時に五体まで召喚できる。普通「氷の龍(フリーズドラゴン)」の同時召喚は二体ほどが魔力の限界であるため、彼女の実力は言うまでもない。第七部隊は全員女性で構成されており、癒しの術が得意なために後方での援護に回ることが多いが、前線で戦えないわけではない。信頼されている隊長の下、足りない部分は経験の多いものが補うという形で抜群の統率力を誇る。女は弱いなんて言った日には集団でボコボコにされそうで怖い。聖宝具「グングニル」所持者。副隊長は親友でもある澤井瀬里奈(さわいせりな)。