シュトラ


まず外見が人外筆頭。というか形を持たない液体状の存在。ガイアの穴をかろうじて抜けたものの、体が液体状になってしまった魔物の成れの果て。穴を抜けてからは意志を宿すが言葉はしゃべることができない。行動目的は純度の高いマナの採取。純度の高いマナを大量に得れば形を元に戻し維持できると思っている。マナの摂取、と言えば聞こえはいいが実際に行うのは殺戮以外の何でもない。国連はこれを「マナを吸い尽くす=生き物の死」の定義上、生物の天敵としてマークしている。行動する際には状況によって最も動きやすい形や採取(殺害)しやすい形に姿が変わるため、普段はどうやっても見つける方法がない。判別するには戦闘形態になった時、という厄介極まりない存在。最近は密かにヒトになってみたいとも思っているがそもそも、ガイアの穴を抜けた時点で形は固定されてしまうのでこれ以上ほかの固体として存在することはできない。だがそれを理解していないため矛盾を永遠に繰り返す存在になってしまっている。危機になると液体になって逃がれるため消滅させるには失聖櫃(ロストアーク)を用いて一撃で消し去るしかない。液体の体そのものが結界。変幻(へんげん)結界「ウォルス」の保持者。