月代 雪那
(つきしろせつな)


主人公。国連特務機関「魔術騎士団(マテリアルナイツ)」第六部隊隊長。コードネーム「紅い死神(クリムゾンデス)」。14歳。13歳で機関に入団、たった一年で隊長の座までのぼりつめる実力を持ち、戦闘能力は随一。まだ年齢は幼いものの状況判断力に優れ、部隊を何度か窮地から救ったことがあり、身についている実技は一朝一夕で身についたものではないことを証明している。機関で年齢の低い隊員は十歳以前から引き取られて育成された者が多いが、彼は外部からの推薦で入団。そのため最初はあまり気に入られなかったものの、確かな実力と仲間の命は命令違反をしてでも守り通うそうとする姿勢から信頼を得て、欠番であった第六部隊隊長となる。刀を使った戦闘スタイルは十四歳ながら完成の域に達している。隊員・隊長といった区別なく接するため隊員達からの信頼は厚い。戦場では自らが最前列に立ち隊員を率いるタイプで、敵対する者は「魔」であろうとヒトであろうと容赦しない。戦闘が終わると彼の通った道は全ての敵の死体が並び、返り血を浴びた姿から「紅い死神(クリムゾンデス)」のコードネームを持つ。流派「無明閃月流(むみょうせんげつりゅう)」継承者。持っている刀は「霧消(むしょう)」。左眼に「紅天(こうてん)の魔眼」所持。副隊長はダンデオン・ルウとフェイミン・フーの二人。