澤井 瀬里奈
(さわいせりな)


第七部隊副隊長。14歳。テュッティとほぼ同時期に機関に引き取られ、共に訓練を受け育った。隊長にはどちらがなっても問題ないとされていたが前線に出るほうが好みの彼女はテュッティに立場を譲った。孤児になる前の記憶がわずかに残っており、その影響か家族という環境に憧れを持っている。戦闘スタイルはロイと同じ拳での格闘戦。女性ならではのしなやかな動きとスピードで相手を翻弄する戦い方を得意とする。攻撃魔法は苦手だが防御魔法は得意で、体の回りに薄い膜のような障壁を張って戦う。これは中級魔術程度ならば無効にできるため前線で戦う場合はとても有効な手段で、得意とする戦法の一つである。また結界の展開、防御障壁に関しても強く、後方支援に回ることの多い第七部隊が安心して援護に徹することができるのは彼女が全力で広範囲に障壁を展開しているから。性格は明るく、だが一旦抱え込んだことに対して執拗なまでに固執する性格。