(雪那と雪華の母親)


リリスとは旧知の間柄。ヒトであることに固執した彼女はヒトの感情において「幸せ」の定義を探し続けた。生まれながら両眼に「紅天の魔眼」を宿したためにヒトからも魔物からも狙われ続ける存在になる。狙われ続ける生活に嫌気が差し、死に場所を探すうちにリリスと出会い、「規格外者(ノンスタンダー)」として新しい生き方に進む。「魔」を殺すことが少なくともヒトにとっては幸せであると考えていたがふとした出来事で月代正樹(つきしろまさき)と出会い、結婚。息子一人と娘一人をもらいうける。そのときに「幸せ」の定義に自分なりの結論を出し、引退。だがその五年後に事件(事故)により死亡。子供はそれぞれ片眼、それも右と左の別々に「紅天の魔眼」を継承。元々ヒトと人外の間に生まれた時点で驚異的なポテンシャルを誇る二人だったが「規格外者(ノンスタンダー)」である母親のマナを追加した体になったため魔術に関しても無類の強さを誇るようになる。その後父親は恨みのある者によって殺害され、娘はリリスに引き取られ息子は行方不明に。破壊結界「レクイエム」保持者にして聖宝具「カーネリアンヘブン」所持者。さらに失聖櫃(ロストアーク)「第六・源殺(げんさつ)」まで扱える化け物。純日本人。