クロイツ


全身凶器(ヒューマンウェポン)。本名不明。元々は裏社会で殺しを専門に請け負う暗殺者であり、依頼は善人か悪人であるかを問わず、「殺せる」とゆう条件付きならどんな依頼でも引き受けた。実力は間違いなく本物で、彼が目標にした人物は確実に死亡している。国連が危険人物としてマークした国際指名手配犯で、何人もが彼を捕まえようとした。だが頭も切れるため、捕まえにきた者達は裏をかかれ一人残らず殺されている。いつもと同じように殺しの依頼を行っていたときに突発的に噴き出した高純度のマナを大量に浴び、「規格外者(ノンスタンダー)」に。永久の時間を得た彼の目的はもちろん「殺人」。己の欲は満たされることなく続いていく。また武器のコレクターでもあり、世界各地のありとあらゆる武器をコレクションしている。戦闘時には体内に持つ結界から武器を光力(フォトン)で具現化し、文字通り「体から引き出して」使用する。剣、槍、斧、銃、杖、盾、宝具などありとあらゆるものを具現化でき、そこから全身凶器(ヒューマンウェポン)の名がつけられた。具現化する武具は宝具などの特殊効果までは使えないものの、光力(フォトン)で構成されるため強度が非常に強く、滅多なことでは壊れない。さらには失聖櫃(ロストアーク)まで扱え、身体能力、戦闘センス、魔術師としての才能、頭の切れどれをとっても超一級。敵対するにはよほどの実力がないと簡単に細切れ(こまぎれ)にされる。具現(ぐげん)結界「レギンレイヴ」保持者にして失聖櫃(ロストアーク)「第五・凶滅(きょうめつ)」の使い手。