自考走書~考察? |
勝手に考察?項目 |
・考察時代?に色々考えていた考察風です。あの頃は若かった… |
麦わら |
2001年8月30日現在ワンピースのお話はアラバスタ編の佳境の頃だと思われます。 そして、ちょっとした事を思ったので、また暇な文章でも書いてみることとします。 (前置き終わり) コミックスで読まれている方は少しわからない部分もあると思いますが、 なるべく触れ無いようにしていきます。 |
今回のタイトルの麦わら。 現在はルフィのものですが、ひと昔(10年ほど前)はシャンクスのものでした。 一応このお話では麦わらというキーワードは二人存在することとなります。 ところが・・・。 "麦わら"のルフィという名はグランドラインに入っても少しは浸透してきているのに対して、 "麦わら"のシャンクスというとらえ方はほとんどありません。 これはどういうことなのか? 実はシャンクスは、ローカルな海賊団だったのか? それともグランドラインじゃほとんどその存在が謎なのか? そもそもシャンクスは麦わらをあまりかぶっていなかったのか? などいろんな憶測が立ちます。 とりあえず、思いつくだけの疑問点を書いてみます。 1.ミホークは麦わらを見た時シャンクスと結び付けなかったのか? 2.なぜ、赤髪のシャンクスなのか? 3.スモーカーは麦わらをルフィと結び付けている。 4.クロコダイルも麦わらをルフィと結び付けている。 いつものことですが、あまり結論は出してません。 推測の域ですので。 そして麦わらがテーマといいながら、ほとんどシャンクスがらみの話になってます(汗) |
★「ミホークは麦わらを見た時シャンクスと結び付けなかったのか?」 ミホークとシャンクスは知り合いであることは巻十一で判明していますが、 その時ミホークは「ひまつぶし」をするほどの暇であったにもかかわらず シャンクスがかぶっていたと思われる麦わらについてなにも思わなかったのでしょうか? (麦わらを見る余裕がないわけがないという意味です) これは、ミホークというキャラがベラベラ喋るキャラじゃないので、 はっきりと言わないだけなのかもしれませんが 巻十一でシャンクスに話していた、「面白いガキ」というキーワードは 「麦わら」から連想していたのかもしれないです。 だから、麦わらを見た時にミホークはシャンクスを連想していた可能性がありますね。 そして、かつてシャンクスから聞いた「面白いガキ」を連想する。 そして、巻十一でのミホークの「ひまつぶし」のシャンクスのいる所への訪問。 このことから、ミホークはゾロとも戦いの後 シャンクスを探しにグランドライン(かどうかは分からないが)に行くことになりそうである。 余談ですが、ミホークがシャンクスがいる島に来た時に、 『こんな島でキャンプとは呑気な男だ』と言っていますが、お互い様な気がしますね。 |
★「なぜ、赤髪のシャンクスなのか?」 これは私の当初からの疑問でもある"赤髪"のシャンクス。 赤髪がめずらしいのか?ということなのでしょうか? ここで色々な仮定が生まれます。 『シャンクスは戦闘の時は麦わらをかぶらない』 そう考えると、"麦わら"のシャンクスという通称をつけられる可能性が少しは減ってきます。 しかし、巻一では山賊相手の時にはかぶって登場してますね。 ただ、この時は傍観だけだったので、この仮定が1%ぐらいはまだありえる段階でしょう。 しかし、巻三のバギーの回想の時には海戦だと思われるシーンの時にもかぶっていた可能性があるため、 この仮定はほぼありえなくなりました。 では、麦わらをかぶっているのにもかかわらず、なぜ赤髪なのか? 『かつて、赤髪の有名な海賊がいたから』 という仮定を次に立ててみます。 そうすると、シャンクスを見た海軍は、そのかつての赤髪を麦わらよりも強くイメージしてしまった。 そういうことなら"赤髪"のシャンクスと呼ばれても少しは変じゃないかもしれません。 *赤髪とかの通称は海軍が決めているということの仮定 『麦わらの海賊がすでにいた』 これもありえます。 同じ通称を付けるのなら別の通称を呼ぶほうがいいと思われますし。 どちらかというと、こちらの説のほうが有力かもしれません。 でもそうなると、その麦わらの海賊はどういう海賊だったのでしょうね。 しかもルフィが旅だった時にはすでにその存在がなくなっているわけですし。 (そうじゃないとルフィに麦わらという通称がつきません) 『赤髪がめずらしいから』 一応この仮説も立ててみますが 赤毛とはいかないものの、ナミのオレンジの髪、コビーの桃色の髪などを考えると、 そんな珍しいものではないと思われます。 余談ですが 『帽子はアイテム的なものだった』 というものもあります。 これは、シャンクスは麦わらを帽子としてでなくアイテムとして認識していたという仮定です。 アイテムが無くなり、左腕も失った10年前には相当な思いがあったと思われますが それも感じさせないのは、シャンクスという男の偉大さであり、麦わら帽子を持っていた男の偉大さであったのでしょう。 ルフィが麦わらを大切にするのは、ただの約束だけでなく そういう偉大さを感じていたからこそではないでしょうか。 |
★「スモーカーは麦わらをルフィと結び付けている」 まずどういうことなのか? これは『なぜ、赤髪のシャンクスなのか?』の時の仮定に一つにあった 昔に麦わらの海賊がいた という仮定から成り立つことなんですが スモーカーは麦わらはルフィだというイメージでしかないです。 (どちらかというと処刑台でのシーンでロジャーと結び付けている可能性は高い) スモーカーが知らない頃にその麦わらの海賊が活動していたのかもしれませんが、 最低でも10年前には存在したことになります。 その頃のスモーカーはおそらくですが、海軍にいたと思われます。 そうなると、シャンクスのことや、麦わらの海賊のことも知ることが出来る可能性はあります。 しかし、そういう描写はありませんでした。 麦わらのイメージをルフィとしていることで 10年前のシャンクスをスモーカーは知らないということにもなります。 ということでこれによって考えられることは 『シャンクス達は、10年前はまだまだローカルな海賊団だった』 (だが、ミホーク(七武海)とは対峙している模様) そもそも滞在型の海賊である赤髪海賊団は あまりグランドラインなどで、戦いや海賊行為をしていなかったのかもしれないです。 フーシャ村などを基点としてその周りを航海していたのでしょう。 |
★「クロコダイルも麦わらをルフィと結び付けている」 これも『スモーカーは麦わらをルフィと結び付けている』と似た理由からきているのですが 七武海の一人であるミホークと対峙したことのあるシャンクスのことを知らなそうである。 あくまで麦わらの時のシャンクスでありますが。 これにより、 『七武海同士で会うことはあまりない』 という仮説も立つことになりそうです。 しかしクロコダイルでさえ"麦わら"のシャンクスを知らないとなると いよいよ赤髪海賊団はローカルな海賊である説が浮上してきます。 現在は大海賊ですが(巻三のウソップのセリフより) しかしこのウソップが言った大海賊とは、何時の頃から言われていたのであろうか? もし赤髪海賊団がフーシャ村にいた頃にローカルな海賊団だったら その後、有名になった時に村中が盛りあがる可能性もあります。 (ルフィがお尋ね者になった時の村の人たちの反応より) 一年だけとはいえ、村の人との交流もあったようなので。 そのことは、ウソップが赤髪海賊団が大海賊と知りながら 自分の親がその大海賊の一員であることを知らなかった経緯からすると 10年という月日で赤髪海賊団は有名になった可能性もあります。 その当時に有名なら、海賊の息子であることを誇りに思っているウソップなら当然覚えているはずである。 海賊として海に出たという事をわかっているのですから。 それにしても世界を見て周ると言ってる船長なのに、 そんな大海賊と呼ばれるまでになるのだろうか? これはやはりグランドラインにいる可能性が高いと考えるのが妥当だと思われる。 海賊としては戦うこともあるだろうし、奪うこともあるはずである。 それはグランドラインというところではなおのこと有名になる可能性は高いです。 話が飛びましたが、そういう経緯があるとすれば クロコダイルがシャンクスを知らないという事は、ありえないと思います。 しかし、"麦わら"のシャンクスを知らない。 それゆえに10年の間に赤髪海賊団は大きくなったのであろう。 |
最後に。 結局この「麦わら」そのものは、シャンクスの物なのかは謎である。 他の物である可能性もあります。 そして、"麦わら"のシャンクスを知っていると思われるのは、 今のところバギーとミホークだけというのも不思議な気もします。 一方で"麦わら"のルフィはグランドラインでは、まだまだ有名ではないようです。 それは旧ドラム王国でのルフィ達の扱われ方にでもいえます。 ドルトンの人の良さもあったのかもしれませんが。 (有名ならば、ドルトンが説得したとしても島には入れないでしょう) ただし、BW(バロックワークス)という組織の中では知られていますが。 |
一応いろんな仮定で出た結論です。 「麦わらのシャンクスはあまり有名ではなかった」 「赤髪のシャンクスは大海賊」 「麦わらのルフィはBW内ではそれなりに浸透しているが、グランドラインではまだ無名」 この麦わらの話は、ここで終わりではありません。 なぜなら、まだ麦わらの事を知っていると思われる人物が、今現在でも2人いるからである。 一人は、エースであり、もう一人は、ミス・オールサンデーこと・・・。 |
*おそらくかなり訂正します。8/30 *結論で正反対のことを載せていたので訂正しました。05/12/20 |