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最新更新日 2021年09月21日

ここはONE PIECEに関する疑問等を
私が何気なく考えたりした文章を掲載しております。

こちらはONE PIECE 伏線考察研究会にかつて投稿したものです。


*自考走書~自分なりの考察を走り書きしたもの
(もちろん造語です)

勝手に考察?項目

・考察時代?に色々考えていた考察風です。あの頃は若かった…

 

彼らはなぜグランドラインから戻ったのか?


ワンピースは海を?物語としているお話です。
で、この海の特徴にグランドラインという特殊な海があります。
グランドラインは凪の帯(カームベルト)という
風が無く、さらに海王類といわれる巨大海獣がいる地帯に
挟まれるように存在しています。
そういう訳でグランドラインに入るにはカームベルトを無理矢理進む(ほぼ不可能に近い)か
もしくはリバースマウンテンから順当にはいるしかないそうなのです。

という訳で、ここではカームベルトからではグランドラインに入れないのに
何故グランドラインから脱出出来るのか?ということと
それは何故に脱出をしたのかというムダなことを考えていきたいと思います。

こういう考えもあるよということを理解して頂ければ、有難いです。


現在(巻十七)でグランドラインに行った(行ったと思われる)のは
数多くいますが
そこから普通の海に戻ったのは以上の方しかいないようです。
ゴールドロジャー
・クリーク艦隊
・ミホーク
・クック海賊団(ゼフ)
・アーロン一味
シャンクス、もしくは赤髪海賊団
バギー
(以上判明順)
推測でしかわからない人もいますが、それは後々解明させていきます。

 まず、アンダーラインを引いていない人達についてですが

 クリークの場合は理由はミホークに艦隊を潰されて、
カームベルトを無理矢理通って逃げ帰ってきた
と考えるのが普通ですね。
他の海賊団に無いように船がボロボロにされていますし。
ただ、これはミホークの仕業と考えれるかもしれません。
が、しかしミホークの黒刀があれば本船もぶった切れるので
ああいう中途半端な壊し方をするとは思えないからです。

 ミホークは暇つぶしにグランドラインから戻る様ですが、こればっかりは謎です。
そして船も無傷に近いことから見ても
何かの方法でグランドラインから、カームベルトを安全に渡って来ているとも考えれますが
先程の黒刀がある限り、ミホークにはカームベルトなど関係ないのかもしれません。
 
 クック海賊団については少し別で
一年航海しているのですから、
もしかすると安全な出口というのも存在していて
その出口を理解していると考えるのが理想的な気がします。
 
 アーロン一味に関しては戻ってきたというだけなので省略
(元々がグランドラインにいたので戻ったわけではないですけど)

では残りの三人について書きましょう。

★ゴールド・ロジャーはなぜ戻ってきたか

と、その前にどうして戻ってきたか?と思う方もいるでしょうが
これは巻1の最初ページで明らかです。
彼はローグタウンで処刑されているのです。
つまり、自分で戻ったか、海軍に捕まって連れてこられたかは不明ですが
彼はグランドラインからローグタウンに帰ってきているのです。
しかし、ここで、また新たな疑問が浮上します。

「海賊王の称号を得る力のあるゴールド・ロジャーがなぜ捕まったのか?」

これはいくつかの仮説が立てられます。
1.自分がラフテルを見つけたと伝えるために、自分を誇示するために捕まる。
2.完全なる挑戦状で、『俺の宝を見つけれるものなら見つけてみな』
  という世界政府への死に勝ちを選んだために捕まる。
3.ゴールド・ロジャーの影武者が捕まる。
4.ワンピースを見つけた達成感から捕まる。

 1では確かにラフテルを見つけたという証人がいないと意味が無い。
しかし、その証人は別の仲間でも務まるはずで
自分自身がわざわざ殺されに行く必要は無いはず。
2に繋がる面で、自分の功績をこの後に伝える意味でも自分が行くべきと思ったのかもしれない。

 ほかに2ではラフテルまで捕まえれなかった世界政府に対しての嫌味も含めた意味で
おれの財宝か?欲しけりゃくれてやるぜ・・・(巻一)
というセリフを言ったのかもしれない。

 3は、影を使うことで、実はロジャーはラフテルにいるという説が浮かんだのだが、
これはおかしいことに気づきました。
死に間際に笑ったシーン(巻一)です。
これは後にルフィも同じことをする(巻十一)わけですが
相当な覚悟が無いと出来ない芸当であり、
影武者ごとぎがそんなことを出来るとは思えないからです。
逆にそんなことが出来る者をやすやすと殺させに行くだろうか?
ゴールド・ロジャーがラフテルに行き、ワンピースを見つけた。
見つけれるなら、見つけてみろ。
ということを言うだけのために処刑されるとは考えれないでしょう。

 4は完全な開放感からです。
目的を達成してしまった以上は何が起きても別に構わない。
死んでも食いが無いということでしょう。

以上を考えると、なぜロジャーがグランドラインから戻ったかが
少しはわかってきた気がしませんか?
(こればっかりはどの説が有効なのかわからないです)

一方でクロッカスが
「あいつらは我々の待ち望んだ海賊だろうか・・・なぁ・・・ロジャーよ」(巻十二)
というセリフであるが、ここでは、ロジャーの望むものが海賊であることが解る。
なぜ海賊を待つのかは不明ですが、大海賊時代を創ろうと思ったのは確かでしょう。
そうすれば、もしかしたら、海賊が来てくれるかもしれないからですね。
ロジャー達が待ち望んでいるところに。

いまさらですが、ロジャーがグランドラインを脱出できた理由は
ゴールであるラフテルからリバースマウンテン付近に戻ってきたということにしておきましょう。

★シャンクスはなぜ戻ってきたか

これまた、なぜ戻る?と思いますでしょうが
この後に検証するのバギーとこのシャンクスは
ルフィと出会う前にグランドラインに行っていたと思われます。

というのはミホークとシャンクスの再会の話(巻十一)でです。
「片腕の貴様と今さら決着をつけようなどとは思わん」(ミホーク)
というセリフが全てです。

つまりは、シャンクスとミホークはシャンクスが片腕がまだある時に戦っていたのである。
シャンクスが片腕になったのは今から10年前。
さらにフーシャ村に拠点を置いたのがその1年前。
つまりは11年前にはミホークと戦っていたことになります。
その時の年齢が26歳(1年間フーシャ村にいたので巻四のSBSで出てた歳より一歳若くなります)

ということはその前にグランドラインに入っていれてもおかしくはない歳ですし
その時の仲間も結構いる。

そしてここが、バギーとも繋がるとこなんですが
バギーと共に海賊の見習いをしていた時代。
この時にグランドラインに入ったという可能性がある
でしょう。
そしてその時にミホークと戦う機会があったかもしれません。
見習い時代からバギーにも戦闘の腕を買われていましたしね。
そしてなんだかんだあって、二人とも船を下りて
それぞれの船を持つことになったと考えます。

だがしかし、
ミホークは暇つぶしにグランドラインから出る可能性もあるので
一概にグランドラインでミホークと戦ったとも言えません。
しかし、ミホークが赤髪海賊団と出会って対決したとしたら
巻十一でミホークとシャンクスが再会した時に何もしないというのは不自然な気もします。
実際ミホークと会話しているのはシャンクスだけだったようなので、
他の仲間はあまりミホークとは関係がないのかもしれません。

次に何故シャンクスはフーシャ村に滞在していたのか?
これよりまず赤髪海賊団が何度もグランドラインに入っている可能性から検証します。

シャンクスが見習い時代の時バギーに
『おれは自分の船を持ったら時間をかけて世界をみてまわろうと思っている。
もちろん海賊としてだ』(巻三)
と言っているわけで、
別にワンピースそのものを手にするとかは語っていないのです。
(夢を隠すような性格じゃないですしね。シャンクスは)

つまりはシャンクスらはグランドラインを使って四つの海を渡っているのでは?
ということです。
シャンクスがどこで赤髪海賊団を結成したかは解りませんが
グランドラインに入るともし、レッドラインまでに脱出したいと考えると
巻六でミホークが四つの海についての説明と巻十二のナミによるリバースマウンテンの説明より
リバースマウンテンからグランドラインに入ると
イーストブルーとサウスブルーのどちらかに逃げることが出来るということが解ります。
つまりはここで二つの海をみてまわることが出来ます。
ただし、リバースマウンテンには最低2回入らないといけませんが。

そうすることで赤髪海賊団は色んなとこの海を渡っているのだと考えます。
そしてイーストブルーをみてまわる時に、フーシャ村を選んだ。
そしてそこでルフィと出会ったと。
しかし、一年もいるということは色々訳があるのかもしれませんが
ここではそのテーマには触れない事にしておきましょう。

余談ですがシャンクスがミホークと再会したとき、
ゾロとミホークの対決から余り日数がたっていないとすると
シャンクス達がいた場所は意外にもグランドラインの始めのほうだったのかもしれませんね。
ミホークがのんびりと航海をするタイプであることからというのがこの理由です。
それにミホークの移動が速いとしても、シャンクス達と連絡をとっているわけではない様なので
探し出すには時間がかかるはずですからね。
暇つぶし程度の人なので急いでシャンクスにルフィのことを報告したわけでもないでしょうし。

★バギーはなぜ戻ってきたか

シャンクスのときにも書いた
海賊の見習いをしていた時代。
この時にグランドラインに入ったという可能性がある
でしょう。
バギーの場合はこの説がないとおそらくグランドラインに行く機会がないと思われます。

というのも、バラバラの実を飲み込んだのが、すでに見習い時代からで
この後船を下りたとして
カナヅチであるバギーが果たして海中の宝を手にしょうとしたのか?
ということです。

これはもちろん巻三にも書いてある通り
バギーはふっきれて、海上全ての宝を手にすることにしたわけなんですね。
ということは無理にグランドラインに行く必要はないわけです。

そしてさらなる根拠はモージとカバジです。
彼ら程海上戦で不利なキャラはいません。
カバジの曲芸にしても広くないと難しいでしょう。
(特に湯けむり殺人事件は出来ないでしょう)
モージにしてもリッチーが戦うには船では難しいのではないかと。
一応バギー砲があるのですが
そういう技の使い手を仲間にしているとこをみると
バギーは陸上系でしか仲間を増やしていないと考えるべきでしょうね。

決定的はクリーク艦隊の壊滅につきます。
賞金首で劣っているバギーが
どうやってクリークでさえ落武者となったグランドラインに入って生き残れたのでしょうか?
それに巻十一でルフィの賞金首をかける審議会みたいな時に
イーストブルーの大物海賊として紹介されていますしね。

バギーのセリフに人生計画が10年遅れたとありますが
これはグランドラインに行きたくても行けない状態を指しているのではないでしょうか?
海図はいつ手に入れたのか?とかいう疑問は残りますが。

また余談ですが、巻十二ではバギーがグランドラインに入ると決断した時に
他のキャラが萎縮していた気もしないでもないです
(これは気のせいかもしれません)
入ったことは無いけど海賊の墓場であることは知っていると思うので。
*後に訂正するかもしれません(予定は未定) 3/17