ドイツGP(7/28)
ホッケンハイム・リンク
<1周4・574km×67周=306.458km>
<走り書きレース状況>
*レース状況の書かれ方は、結構偏ってます。
*地上波フジ系列TV放映でのレース状況です。
*管理者はルーキー?贔屓です
とりあえず、名前は同じでも中身が全く違う。
そんな感じを受けてしまう今年のホッケンハイムです。
というのも、今までのややオーバルぽいコースレイアウトから
全くの別なコースレイアウトに変化してしまいました。
これによって、今までのホッケンハイムのレース記録なども参考にならなくなり
全員が新しいサーキットでの走行ということになります。
これによって真の強さが分かるような気がします。
予選は地元で年間優勝を決めてくれたミハエルはポールに久々になります。
コースが違うので単純な事はいえませんが
ミハエルはこのサーキットでポールをなかなか取れなかったそうです。
レイアウトが変わった事で、取りやすくなったのでしょうか・・・ねェ。
更に久々の兄弟でのフロントになりましたね。
あと、レースとは関係ないですが
マクラーレンのハッキネンが引退正式決定と来期の現状維持。
ルノーのバトンが来期からBARに移籍が決定しました。
しかし、ハッキネンは残念ですが、それよりもバトン君がBARというのは意外でした。
タイヤもこれまでのミシュランからブリヂストンに変化するので、いろいろと変化してきそうですが
とりあえず来期とその次も残れるように頑張って欲しいですね。
来期というより今期が危ないのが3度目の予選落ちのユーン。
スポンサー(資金)の関係で放出される事は無いでしょうけども
これで3度目ということで
次のレースからは別の人が走る可能性が強くなってきました。
レースですが
フレンツェンがスタートできなかった以外はそれほど荒れずにスタートです。
その中でデラロサがリタイアになってしまいました。
トップはミハエル、そのあとはラルフ、バリチェロが追っている展開です。
今回は前回の汚名挽回とばかりに
HONDA勢が調子がよく、予選だけでもフィジコ6番手、パニス7番手とつけていますが
決勝ではそろぞれ8番9番と順位を落としてしまいます。
一方で
スタートはよかったものの、その後はまったくいいところのないルノー勢。
バトンに至っては最後尾まで落ちてしまいます。
昨年のベネトン時代を彷彿させてしまいます。
(個人的にはバトン君は来期はルノーでは無いので、ルノーでの順位はそれほど気になりませんですが)
トゥルーリも後続を6台以上もつれての走行になり、次々と抜かれていきます。
ルノーにはかなり厳しいレースになったようです。
最終的に2台ともリタイアでした。
その中で上位にもやや変動がおきます。
4番手のライコネンをモントーヤが捕らえます。
一度は阻止したライコネンでしたが、最後はモントーヤに交わされてしまいました。
久々に見ごたえのあるオーバーテイクでした。
オーバーテイクといえば
琢磨もその遅れているトゥルーリを交わしている瞬間に
ヴィルヌーブをインからオーバーテイクします。
中盤での順位は
ミハエル、ラルフ、バリチェロ、モントーヤ、ライコネン、クルサード
となってます。
そしてやはりというかルノー勢は最後尾になってしまいました。
その中パニスが7番手フィジコが9番手琢磨が10番手となっていて
パニスと琢磨が順位を上げた状態になってます。
一方で最近調子が出ないTOYOTA勢は今回も不調で
マクニッシュがまたリタイア、サロも後方走行といいところがありません。
でも、最初のレースの方が出来すぎだったと思うので
これが現実だったのかもしれません。
レースはピットが増えてきました。
見かけ上ウィリアムズ勢が1,2位走行です。
その中でヴィルヌーブがエンジントラブルでスロー走行
それが見かけトップのラルフのピットに影響し
ピットレーンにスロー走行のヴィルヌーブがいて
これによってラルフは余計に時間をロスしてしまいました。
結果的に順位の変動はピット後も変わりませんでした。
ライコネンが今回も不運にあいます。
左リアタイヤがバーストしてしまい、強制的なピットになります。
何とかコースには復帰しますが、順位は大きく後退します。
これによって5位以降の順位が繰り上がりになります。
そしてパニスは6番手となりますが
後のザウバー勢に追い詰められます。
そして、コーナーでコースオフ。リタイアになってしまいました。
これで、琢磨が8番手まで順位を上げることになります。
ザウバー勢に近づければ入賞圏内で
今までのレースから見ると、いい状態のレース運びなだけに
ここは落としてはいけないと思います。
2度目のピットも始まりますが
今回は何もなかったバリチェロに不運がおきます。
給油口の調子が悪く、倍以上に時間をロスしました。
これによってモントーヤが3番手に浮上し、バリチェロは4番手に後退しました。
年間優勝は決定しましたが、個人ポイント争いでは2位争いは
30点台でモントーヤ、ラルフと、クルサードと争っているだけに、もったいない感じもします。
一度目は不運があったラルフでしたが
2度目も何故か再スタートの時に一度エンジンがストップしかけるという
ちょっと危ない状態になったりしました。
フェラーリの不運がバリチェロならウィリアムズはラルフでしょう。
どうもこの2人には今期安心して最後まで見ていられるというレースが少ないように思います。
(モントーヤはいつも安心できないので除外です)
ピットも終わり残りは終盤を走りぬくだけとなりましたが
順位も大きな変動もなく
ミハエル、ラルフ、モントーヤ、バリチェロ、クルサード、ハイドフェルド
となってます。
その後にはマッサ、琢磨、サロと続きます。
タイム的にはマッサとは5秒近い差の琢磨とその5秒後方にサロという感じで
まだ分からないといった感はあります。
最後にちょっとだけ動きはありました。
アーバインとフィジコが相次いでリタイアし
ライコネンも後を追うようにリタイアしてしまいました。終盤でしたが完走扱い周回には及ばずというところでした。
更に、不運のラルフがピットに入ります。
原因はエンジン系のトラブルのようでしたが、これでモントーヤが2番手に浮上しました。
思えば、モントーヤはライコネンをオーバーテイクし
バリチェロの給油トラブルにより順位を上げラルフのエンジントラブルで2位まであがってきました。
今までの予選ポールのモントーヤとは明らかに違います。
どうやら、自身でも言ってましたが
ポールをとらない方がいい結果が出るようですね。
レースはミハエルがドイツでは初のポールトゥウィンで終了でした。
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結果〜9/21(9台完走) 1 M・シューマッハ フェラーリ |
| ドライバー/チーム | ポイント | 累計 | 順位 |
| M・シューマッハ フェラーリ |
10 | 106 | 総合1位 |
| J・モントーヤ ウイリアムズ |
6 | 40 | 2 |
| R・シューマッハ ウイリアムズ |
4 | 36 | 3 |
| R・バリチェロ フェラーリ |
3 | 35 | 4 |
| D・クルサード マクラーレン |
2 | 32 | 5 |
| N・ハイドフェルド ザウバー |
1 | 7 | 8 |
| K・ライコネン マクラーレン |
17 | 6 | |
| J・バトン ルノー |
11 | 7 | |
| G・フィジケラ ジョーダン |
6 | 9 | |
| J・トゥルーリ ルノー | 4 | 10 | |
| F・マッサ ザウバー |
4 | 11 | |
| J・ヴィルヌーブ BAR |
3 | 12 | |
| E・アーバイン ジャガー |
3 | 13 | |
| O・パニス BAR |
2 | 14 | |
| M・ウェバー ミナルディ |
2 | 15 | |
| M・サロ トヨタ |
2 | 16 | |
| H・H・フレンツェン アロウズ |
2 | 17 | |
| A・マニクッシュ トヨタ |
0 | 18 | |
| A・ユーン ミナルディ |
0 | 19 | |
| P・デ・ラ・ローサ ジャガー |
0 | 20 | |
| T・サトウ ジョーダン |
0 | 21 | |
| E・ベルナルディ アロウズ |
0 | 22 | |
| チーム | ポイント | 累計 | 順位 |
| フェラーリ | 13 | 141 | 1 |
| ウイリアムズ | 10 | 76 | 2 |
| マクラーレン | 2 | 49 | 3 |
| ザウバー | 1 | 11 | 5 |
| ルノー | 15 | 4 | |
| ジョーダン | 6 | 6 | |
| BAR | 5 | 7 | |
| ジャガー | 3 | 8 | |
| ミナルディ | 2 | 9 | |
| トヨタ | 2 | 10 | |
| アロウズ | 2 | 11 | |