ヨーロッパGP(6/23)
ニュルブルリンクサーキット
<1周5・144km×60周=308.623km>
<走り書きレース状況>
*レース状況の書かれ方は、結構偏ってます。
*地上波フジ系列TV放映でのレース状況です。
*管理者はルーキー贔屓です(というかバトンファンですね)
前回のカナダGP同様に昨年と少しコースが変更になり
ちょっと距離が長くなったヨーロッパGPです。
ヨーロッパとはいいますが、行われている場所はドイツであります。
今回の予選はウィリアムズ・フェラーリ・マクラーレン・ルノーのチーム順に綺麗に上位を占めました。
モントーヤが3連続ポールポジションですが、今回はどうだったのでしょうか。
個人ポイントではラルフと並んでいるのということで
チャンピオン争いよりもこのウィリアムズのポイント争いの方が個人的に注目ですね。
レースですが
まずはチームメイト対決。
ラルフが第一コーナーで外からモントーヤを交わしてトップに立ちます。
と思っていたら後方ではジョーダンの2台が軽く接触します。
そういえば以前は琢磨がフィジコに追突するといったことがありましたが
今回はフィジコが中に入りすぎて琢磨に追突するといった状況になってしまいました。
確かに今回フィジコは予選はタイムが伸びてなかったのですが
ウォーミングアップではいい位置にいただけに両方とももったいないことです。
さて
そうしている間にバリチェロがモントーヤを交わし、さらにトップのラルフも交わします。
そのあとを追う様にミハエルもその2台をかわし早くもフェラーリが1位2位となります。
そして一つ気になるのがその順位。
バリチェロが1位でミハエルが2位。
以前のオーストリアGPでのチームオーダーの問題でこのレース後にFIAに審議されるフェラーリとしては
とりあえずはバリチェロをトップにしたままピットで順位を入れ替えるしかないような感じです。
もう一つ
中盤ですがザウバーのハイドとマッサの争いも面白そうです。
ここもハイドでは無くマッサが先を走行している状況なだけに
チーム同士の争いはありそうですね。
とりあえずフェラーリの2台がどんどん後続を引き離すレース展開。
その中でフェラーリに簡単に抜かれたようなウィリアムズ、
特に4番手のモントーヤが後ろのクルサードに追われるレース。
モナコまではマクラーレンも調子がよくなかったように思えたのですが
だんだんミシュランタイヤとも相性がよくなってきている感じがします。
ウィリアムズが単純に調子がよくないのかもしれませんけどね。
(それでもマクラーレンはマクラーレンですかね)
今回はフェラーリが抜け出したこともあってそのあとは大きな変動もなく
リタイアも少ないレース運びになってます。
フェラーリ・ウィリアムズ・マクラーレン・ルノーという順番のレースでしたが
マクラーレンのライコネンがミスをして
ルノーのバトンが順位を上げたことが少しの変動でしょうか。
ただ、ルノーは2ストップ臭いので暫定順位だと思います。
そんな中
予想通りにルノーなどがピットに入ります。
かと思っていたらトップのバリチェロをきっちり追っていたミハエルが
めずらしくスピンをします。
しかしその後続を大きく離しているので順位変動はありませんです。
そのミハエルもピットに入りましがピット後も2位を守ります。
(たいがいは暫定順位になるのですが、その暫定でなくても2位ということです)
同様にバリチェロも1位でピットを後にします。
とりあえず一度目はミハエルのミスもありバリチェロがトップのままです。
さて4番手争いのモントーヤとマクラレーンの2台ですが
新コースになったばかりのコーナーでモントーヤが少し滑ってしまい
外から来ていたクルサードに衝突。
その後ろを走っていたライコネンが4位に浮上します。
結局、衝突の2台はリタイアになってしまいました。
そのライコネンはさらに3位のラルフにもせまりますが
ラルフはピットに入り暫定ながら3位にライコネンがなりました。
そのライコネンもピットに入りますがピットあとも3位で戻りまして
事実上3位に順位を上げました。
このままですとライコネンは
マクラーレンデビュー戦のオーストラリアGP以来の表彰台になりそうです。
ちなみにその後ろをバトンが追ってますが、彼は暫定4位だと思いますので
その後ろのラルフが4位になる感じですね(ラルフは暫定5位)
さらに同じルノーのトゥルーリがラルフを追いかけてますが
同様に暫定6位という感じでしょう。
さて2度目のピットに入るチームが増えてきますが
その中でフェラーリのミハエルがバリチェロに迫っていたところでピットに入ります。
上手くいけば順位が入れ替わるかもしれません。
(隠れチームオーダとして?)
そしてそれを待つように?バリチェロもピットに入りますが
ミハエルは周回遅れマシンにつかまり思うようにスピードが上がりません。
どうやらピットでの順位入れ替えはなくなりました。
というわけで、残る期待は最終チームオーダのみになりました。
ですが、ここはバリチェロをそのまま行かせると思います。
どうなるかは最終周回まで分かりませんですけどね。
終盤の順位ですが
バリチェロ、ミハエル、ライコネン、ラルフ、バトン、マッサの6トップになっています。
この後ろをハイド、トゥルーリがすぐ追っている展開で6位争いも何か起きるかもしれません。
そしてミハエルがまたバリチェロに肉薄しつつあります。
その他の展開としては最近調子がよくないTOYOTAは
サロが新コースでどうも上手くいかないようで
何度かオーバーしているシーンがありました。
一方のマクニッシュは10番手当たりで今回は2台とも走行しています。
その後ですが、サロはリタイアになってしまいました。
HONDAですが
ジョーダンはチーム同士の自滅により
一台になって最後尾を走っている琢磨が
何とか追い抜こうと走行を頑張っているという感じです。
琢磨はヨーロッパ地方の完走がないだけに最後尾とはいえ完走できるように大事に乗ってもらいたいものです。
BARも久々に2台とも残っていてやはり10番手当たりにいる感じです。
ほぼ終盤ですが
チーム同士争いをしているのはフェラーリとザウバーチームなわけですが
両方ともブラジル人ドライバーが先に行きドイツ人ドライバーが後を追うといった
何かを意味するようなレース展開が続きます。
(何かとは日本と韓国で行われているW杯の事で、両チームともこの時点で4強に残っているわけで・・・)
そういう余談は関係ないように何も起きないまま
バリチェロが"3勝目"(記録的には2勝目)を上げてレースは終了です。
*ちなみにFIAの判断次第ではバリチェロの記録が本当に3勝になるかもしれません。
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結果〜16/22(16完走) 1 R・バリチェロ フェラーリ |
| ドライバー/チーム | ポイント | 累計 | 順位 |
| R・バリチェロ フェラーリ |
10 | 26 | 4 |
| M・シューマッハ フェラーリ |
6 | 76 | 1 |
| K・ライコネン マクラーレン |
4 | 11 | 6 |
| R・シューマッハ ウイリアムズ |
3 | 30 | 2 |
| J・バトン ルノー |
2 | 10 | 7 |
| F・マッサ ザウバー |
1 | 4 | 11 |
| J・モントーヤ ウイリアムズ |
27 | 3 | |
| D・クルサード マクラーレン | 26 | 5 | |
| G・フィジケラ ジョーダン |
6 | 8 | |
| N・ハイドフェルド ザウバー |
5 | 9 | |
| J・トゥルーリ ルノー | 4 | 10 | |
| E・アーバイン ジャガー |
3 | 12 | |
| M・ウェバー ミナルディ |
2 | 13 | |
| M・サロ トヨタ |
2 | 14 | |
| H・H・フレンツェン アロウズ |
2 | 15 | |
| J・ヴィルヌーブ BAR |
0 | 16 | |
| A・マニクッシュ トヨタ |
0 | 17 | |
| A・ユーン ミナルディ |
0 | 18 | |
| P・デ・ラ・ローサ ジャガー |
0 | 19 | |
| O・パニス BAR |
0 | 20 | |
| T・サトウ ジョーダン |
0 | 21 | |
| E・ベルナルディ アロウズ |
0 | 22 | |
| チーム | ポイント | 累計 | 順位 |
| フェラーリ | 16 | 102 | 1 |
| マクラーレン | 4 | 37 | 3 |
| ウイリアムズ | 3 | 57 | 2 |
| ルノー | 2 | 14 | 4 |
| ザウバー | 1 | 9 | 5 |
| ジョーダン | 6 | 6 | |
| ジャガー | 3 | 7 | |
| ミナルディ | 2 | 8 | |
| トヨタ | 2 | 9 | |
| アロウズ | 2 | 10 | |
| BAR | 0 | 11 | |