スペインＧＰ(4/28)
サーキット・デ・カタロニア
<１周４・７２８ｋｍ×65周＝307.323ｋｍ>

＜走り書きレース状況＞
＊レース状況の書かれ方は、結構偏ってます。
＊地上波フジ系列ＴＶ放映でのレース状況です。
＊管理者はルーキー贔屓です。


『ヨーロッパラウンド』第２戦ですね。
なんだかフリー走行ではウィリアムズが調子が上がらなかったり
予選などではミナルディのフロントウィングがぶっ飛んだり
琢磨選手の専属エンジニアさんが突然変わったりなど
決勝の前から慌しい週末だったみたいです。

決勝はやはりウィングがぶっ飛ぶのは危険なので
ミナルディは参戦を取りやめたようで
２０名で決勝となりました。
ついでにジャガーのアーバインが燃料規定違反で最後尾になりました。

いざ始まったのですが、その前に
バリチェロが全く動かないでリタイアしてしまいます。

それで、１９台でのスタートですが
ポールのミハエルがいい飛び出しでそのまま逃げます。
その後ろをウィリアムズ勢が追う形です。
今回もあまりいい位置でのスタートとならなかった琢磨も
スタートで一気に１８番手から１３番手まで順位を上げました。

そして今回も序盤からいろいろトラブルがありました。
サロはいきなりパンクをしてタイヤ交換し
上位を走っていたライコネンはリアウィングがぶっ飛んでリタイア。
フィジコもリタイアしてしまいました。

そんな中
ミハエルはラップごとに一秒近く差を広げていきます。
バトルとしては
ルノーのバトンとマクラーレンのクルサードの
イギリスドライバー対決が序盤のみどころでした。
一方で琢磨は
ステアリング等の影響で、リタイアしてしまいました。

序盤のピットでは
どのチームも問題なく終わらせたようですが
モントーヤだけはやや長いピットだったようです。
しかしピットが終わってもミハエルのトップは変わらず
どんどん後続を引き離します。
今日のミハエルは全くもって無敵でした。

展開は２位以降が動きます。
クルサードが一回目のピットを粘って
ピットする時にラルフのノーズに異変が起きます。
しかもそのためのピットでタイヤのミスが起こり
１０秒以上の時間をロスして順位を落とします。

その中でピット後も争っていたバトンとクルサードですが
ピット後に調子の上がらないバトンをクルサードが追い抜きます。
これでクルサードは３位に浮上して
バトンは更にチームメイトのトゥルーリにも抜かれて順位を落としていきました。

２回目のピットでも色々問題が起きます。
アロウズのベルノルディが給油のミス？でかなり時間をロスしたり
ウィリアムズはラルフのノーズの調子が
やはり悪いようでもう一度ピットしたり
同じモントーヤも給油中のサインミスで
スタッフに怪我を負わせてしまうミスが起こったりなど
どうも２位以降が落ち着かないレース展開です。

ですが、結局ラルフが落ちた事で２位になったモントーヤが
クルサードの追撃をかわして逃げます。
その中でバトンの不調というより
ルノーの不調らしくトゥルーリもペースが落ちていきます。
この時点では４・５位を走行しているルノーでしたが
バトンがザウバーのハイドに抜かれ
更にマッサにも抜かれて抜き返してをしましたが
順位をことごとく落として最終的には
リタイアになってしまいました。
トゥルーリも順位を10位まで落とします。

トップを快走しているミハエルですが
余裕があるのか分かりませんが
タイムが時々落ちたりして、あまり安定していないようです。
ですがレースのそのままミハエルの余裕の逃げ切りで
終了でした。

ところでホンダとトヨタですが
前回リタイアののトヨタは下位ですが２台完走で
ホンダはヴィルヌーブのみが完走で、あとはリタイアとなり
ポイントがないコンストラクターズがホンダエンジンチームだけになってしまいました。

ホンダはこのままで終わってしまうのでしょうか・・・。
ほんと頑張ってもらいたいものです。
あとは琢磨君にも。

しかし、ミハエルは通算５７勝です。
しかも今期５戦で４勝という強さ。
これを止めるのは誰なんでしょうなぁ。