じいや(♀)SS「奇跡・・・信じて」

じいやSS


クリスマス・・・
一年に一度夢がかなう日・・・
私の夢は・・・



「うぅ・・・」
僕は真剣に悩んでいた・・・
なんたって妹が12人も居るんだから
「あぐぅ、12人分もプレゼント選べないよ・・・」
それに・・・
「『あの人』へのプレゼントも選ばないとな〜」


「ふぅ・・・」
何とか12人分のプレゼントは買えた・・・
もちろんもう財布の中は空っぽだけど(汗)
(あの人へのプレゼントも買ったし)
「さてと、後は会場に向かうだけか・・・」


兄上様の妹さんたちが一生懸命に会場を造っています。
兄上様を喜ばせようとみんな一生懸命です。
亞里亞さまも一緒になって・・・ちょっと危なっかしいですが(汗)
きっと兄上様は、おお喜びですわね。


「ふぅ、やっと着いた・・・」
僕は亞里亞の屋敷の前に着いた。
「相変わらず、大きい家だなぁ(汗)」
そんな事を思いつつドアを開く・・・
『パァッ!!』
ドアをあけると眩しいくらいに光があふれてくる
「メリークリスマス!!」
妹達みんなが僕を出迎えてくれた。
「うわぁ、綺麗な飾りだね!コレ、みんなが作ったの?」
綺麗に飾り付けられた窓際、そして特に目を引く、大きなツリー
「そうデス、兄チャマ!!四葉達とってもハードだったんだから☆」
みんながクスッと笑う
「はは・・・みんな頑張ったね☆凄く感動したよ」
「お兄ちゃんに喜んでもらえて、可憐うれしいです」
みんな本当にうれしそうだった。
「それじゃあ、僕は・・・」
僕はあの人の所へ行こうとする・・・
「お兄ちゃま、コッチコッチ!!」
「うわぁ、花穂ちゃん引っ張らないで」
あの、人の方をチラッとみると、ちょっと困ったような顔をしていた。


それから、しばらくの間僕は妹達と楽しい時間を過ごした。
そして・・・
「さぁ、みんなクリスマススペシャルプレゼント交換よ!!」
咲耶ちゃんがリーダーシップを発揮する


僕も12人みんなとプレゼントを交換した。
(みんな、凄く喜んでくれてよっかたなぁ・・・)
そんな事を思いながら、僕はこっそりと席をたった。
あの人は部屋の片隅に居て僕を待っていてくれた。
「ごめん、じいやさん遅くなって・・・」
「ふふ・・・いいのですよ兄上様、みんな兄上様の大切な妹さん達なのですから」
そういってじいやさんはニコッと笑ってくれる
「そいって貰えると嬉しいですよ・・・」
僕も笑顔でじいやさんの隣りに座る
「あ、そうだ、じいやさんにもクリスマスプレゼント用意したんですよ」
ごそごそと、鞄の中を探す・・・
「あった!はい、じいやさん、メリークリスマス☆」
「わぁ、嬉しいです。開けてもいいですか?」
「もちろんですよ」
ガサガサと包み紙を開ける
「まぁ!」
そこには可愛いオルゴールがあった
「気に入ってくれるかどうか・・・」
「凄く可愛いです。ありがとうございます兄上様」
「喜んでもらえて嬉しいです」
ちょっと照れてしまう・・・
「ところで・・・」
じいやさんがちょっと寂しそうな顔をする
「このプレゼントは私が妹さん達のめんどうを見た事への感謝の気持ちなんでしょうか?」
じいやさんがいっそう悲しそうな顔をする・・・
「じいやさん、そんなに僕をいじめないで下さいよ・・・
もぅ、分かってるくせに・・・」
そういって僕もちょっと落ち込んでみせる
「あわわ!すいません兄上様!ちょっとやりすぎたみたいですね」
じいやさんがオロオロする
そろそろ、泣き出しそうな顔だ・・・
「はは・・・大丈夫ですよ、僕は全然落ち込んでませんから☆」
「もう、兄上様ったら・・・」
じいやさんの顔に笑顔が戻った。


二人はベランダに移動した。
「はぁ〜、雪ですねぇ・・・」
「ホワイトクリスマス・・・ですね」
静寂の時が流れる・・・
「あ、そうだ!さっきのじいやさんの質問の答え、まだ言ってませんでしたよね」
「え?ああ、さっきの・・・」
「そう、さっきのです。僕がプレゼントをあげたのは感謝の気持ちではなくて・・・」
流石にちょっと照れてしまう
「貴女が好きだからですよ、好きな人にプレゼントをあげるのは当然でしょう?
もう、それなのに・・・じいやさんってば意地悪なんだから」
ちょっと照れ隠しにポリポリと頭を掻く
「ふふ・・・ごめんなさいね・・・あっ!
私は兄上様に何もプレゼントするものがないです・・・
どうしましょう??」
じいやさんが困ってしまう
「ああ、大丈夫!それならKISS1回でいいですよ☆」
ちょっと冗談のつもりで言ってみた。でも・・・
「そうですね、それじゃあ・・・」
じいやさんが僕のほうにゆっくりと近づいてくる・・・
「え?あ、じいやさん」
ゆっくりとじいやさんの顔が近づいてきて
『チュッ!』
ゆっくりと離れたじいやさんの頬は赤く染まっていて凄く可愛らしかった・・・


「あぁ〜〜!!おにいたま今じいやさんのとちゅっってしたでしょ!?
ヒナもする〜」
(あ・・・)
「じ〜い〜や〜ずるい〜、亞里亞も〜にいやとちゅっってす〜る〜」
(しまった・・・)
「ふふ・・・兄くん・・・もう少し・・・場所を選んだ方が・・・賢明だよ・・・」
(みんな居たんだっけ!)
「ア〜ニ〜キ〜」
「は、はは・・・(汗)」


兄上様・・・おかわいそうに・・・
兄上様は本当にお優しい方ですから・・・
みんなに好かれているんですね・・・
そして、私にも・・・
でも、いつか私と兄上様は・・・


その後僕は12人みんなにタップリと責められた(涙)
その間じいやさんはずっと苦笑し続けていたな〜
僕達はずっとこんな感じなのかなぁ??
いやいや・・・そんな事はないさ!!
いつかじいやさんと僕は・・・


結婚・・・できたらいいのに・・・
それが僕達にとって一番の奇跡・・・
クリスマスだから・・・こんな事を思ってもいいよね?


( HAPPY END )

あとがき→この作品は去年(?)のクリスマスに公式BBSに書いたものです。
じいやさん(♀)は妹ではありませんが(むしろ年上??)
僕はこの人も大好きなので、きっと主人公もこの人に恋しちゃうだろう!
と、思って書きました☆楽しんでいただけたなら幸いです☆

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