とうきびチョコ

 いよいよ関東地方や東日本にも梅雨入り宣言が出された。
これからの1ヶ月ほどはじめじめと蒸し暑く、とても憂鬱な毎日が続く。
それに較べると北海道は梅雨が無く野山には花一杯だし、夏休み前なので 旅行者も少なくてとても清々しい季節になる。

 今年は寒い春が長かった所為で花が随分と長い間楽しめた。 
東京にいてさえ3回の日曜日にわたって花見が出来たなどは、例年に無い珍しいことに 違いない。
その桜前線が日本列島の北端にまでついにたどり着いたのは更に一月遅れであったとか、 北の国の人々もどんなにか楽しい花見を過ごされたことだろうか。

 ところで、北海道の旅行みやげならバター飴、ホワイト・チョコ、メロンなどがすぐに思い 浮かぶ。
先日こうした飛切りの花の季節を楽しんで帰ってきた幸せ者が、『みやげはこれだ・・・と 一目ぼれして買ってきました』と菓子箱を下げてニコニコやってきた。『とうきびチョコ』だと言う。 ネーミングがいかにも北海道を思い起こさせる。一つ、一つがアルミ箔の可愛らしいパッケージで 包まれており、とうきび(トウモロコシ)の姿を印刷してある。

 きっとトウモロコシのミニチュアの様なものかと袋を切って口に入れた。
 噛めばカリッとしてトウモロコシのおこしと言ったものを、薄い色のチョコレートで包んだ体裁。軽い歯ごたえと、甘いがくどくはないチョコレートが奇妙に後引きな印象の菓子ではあった。

 

 

(厳冬だった年の思い出)

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