お汁粉

 皆さん、良いお正月をお迎えの事と存じます。
新しい年、真新しい白い紙を広げて今年こそはと気持ち昂ぶる書初めの筆を下ろす瞬間を感じられたのではないでしょうか。
 さて、正月と言えば餅、日本各地にはその地方独特の雑煮があるように、もちにも丸い小モチ、 四角いノシモチ、アンの入ったアンコロモチなどがそれぞれの雑煮の中へ収まる様です。
ところでいま小生はこんがりと香ばしく焼けたモチの入った甘い「お汁粉」を思い出しています。

 唐突ににオシルコなどと・・・とは申されるな、お汁粉でも ぜんざいでもよろしい、とも角 甘く懐かしい「お汁粉」です。
 さてその昔、学生時代にボート(エイトなどの)部に属していたので大学入学の一年生からいきなり半年以上も合宿と言う有様、下っ端の「飯炊き」から始って新人戦など出場、そして暮から正月に かけても合宿は続き、朝から晩まで体力作りの練習に明け暮れていたものです。

  そしてその頃の楽しみ、毎年冬になると戸田ボート・コース合宿所の隣家の奥さんが合宿生の為に「お汁粉」をタップリにて振舞ってくれたものです。
コタツに足を投げ出して学生どもが食べたあの味、あの甘味がどんなに暖かく体をいたわってくれたか知れません。

 正月、相模湖に張った薄氷を割りながら船を出して練習をしている間にマネージャーが作っておいてくれた「お汁粉」、そして白いモチ、岡に上がって練習に疲れた体を労わってくれたその甘味に どんなにか感謝した事か。
その頃も何かにつけて酒は浴びる程に飲まされていたけれども、このお汁粉の味だけは今でも忘れられない

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