ポテト・チップス

 カリッ、パリパリと塩味の「ジャガイモ」が砕ける。
これから人気のビヤホール(ガーデン)で 必ずお目にかかるのが「ポテト・チップス」だ。
かつてはごく単純でジャガイモの薄切りをカラッと油で揚げた塩味、しかも じゃがいもの 大小によって形が不揃いだった、なつかしのポテト・チップス。

 いまでは北海道などの大工場で大量生産されているらしく、いろいろに加工されてスーパー、コンビニなどの店頭に並んでいる。
味付けは、伝統的な塩味、カレー味、バーベキュー風味、梅干味などなどと、きっと何十種類もあるだろう。
 

 入れ物の袋さえ単純なビニールの袋にとどまらず色とりどりで、中身が砕けぬように気体を 封入して膨らましてある。輸送はまるで空気を運んでいるようなものか、封を切るとプシューという。

 その上、今度はジャガイモそのままでなく、粉にしてからそれらしく加工したものが整然と 紙筒に詰め込まれているものもある、効率的だ。
みなそれぞれに美味しいから、更なる売上増に備えるには、余ほど新しい付加価値を追求 開発し続けなければならないのだろう。

 ポテト・チップスについて考えていたら、いやァ、ビールが急に飲みたくなってしまった。

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