ビックリ、シャックリ、じろあめ

 「ワァッ」と背中を叩かれてビックリさせられた経験をお持ちの方も多いと思います。
出続けて止らないシャックリを止めるのに、お母さんが使う特効薬だった様な気がします、 100数える間は息を止めているという方法もありましたね。
コップの水を飲むだけのことで直りますよ。ただし、コップの向こう側から飲むのですが…
つまり、頭を仰向けにしつつ飲む普通の方法とは逆、頭を前に傾けながら コップの向こう側から飲むのです。
素人考えながら横隔膜の痙攣をこれで押さえこんでシャックリを収めてしまうんでしょうね。

 何れの方法でも、最後の少しは我慢をしなければならない。今終盤に向けて進みつつある バブル債務収拾の一番冷たい最後の局面の我慢に似ています。もっともこの苦しさの例えは 不適切だと思いますが、でも、コップの水をこの方法で飲んでみると最後は苦しいですよ、 鼻の穴から飲んだ水が流れ出たりします。我慢、我慢…。

 冬、風邪のシーズンがやって来ました。
熱や腹具合については、早速に家庭医などに見てもらいましょう。
けれども何時までも喉の奥がガサガサするような「咳」は困りものですね。
  金沢、俵屋の「じろあめ」をご存知ですか。
言うまでもなく筆者はこのお店の回し者ではありませんが、 苦しい咳を 鎮めるのに米と大麦から作られた琥珀色のこの水飴が 良く効きますよ。

 まず、口の広いコップなどの入れ物に適当量の水飴を取ります、 それに 輪切りなど大きめに切った大根を乗せます。
数時間すると大根の水分がしみ出して来ますから、これをおちょこなどに取り、 いがらっぽい 喉に流します。

 楽になりますよ。

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