ジャム

 とても甘いイチゴジャムやオレンジマーマレードを薄い食パンのトーストにタップリ塗って 食べるのはイングリッシュ・ブレックファースト、赤くドロッとしていたがイチゴの味などしない イチゴジャム(!)を うす甘い味付コッペパンに塗ってあったのは昔、小生の小学校時代の 学校給食・・・
あのイチゴジャムって一体何で出来ていたのだろう?

 最近かの国の皇太子ご命名、王室御用達のジャムを頂いたがとてもフルーティーな味わい だったのは 気のせいだったろうか?
  店先には いろいろな果物の、いろいろな種類の、いろいろな国からのジャムが数多く並んで いる。
我が家の朝食はパン食が多いのでトーストに載せるジャム、ヨーグルトに混ぜるジャム、 さすがにイチゴジャムを 紅茶に入れるロシアン・ティーまでは行かないが いつもテーブルに 登場する。
  最近ではイチジクのジャムが珍しい、イチジクを特産品にしようと頑張っている一村一品の 産地からの到来物で、この逸品イチジクの小さな粒々の歯ざわりが残り珍しく、美味しい。

 近頃カミさんが冷凍のブルーベリーをマーケットで見つけてきて 、これで自家製のジャムを 作ったところ上手く出来て、それからはもう何度かトライしている。なんでもいつでも店先に あるわけではないようで、時折と言うわけだが・・・

 ところが、ジャム作りはそれに留まらずイチゴにも手が伸びたようで、近くの街の八百屋さん (最近ではスーパーに押されて街に八百屋さんは少ない) の気のいい親父さんが粒揃い ではない箱を用意して届けてくれる ので これが台所でジャムに化けるのだが・・・
あるときなどイチゴのあまりに良い香りに・・・もともと鮮度が 落ちているわけはないので・・・
ジャムになる前にお腹に収まってしまった。

   こんな話題を絵の仲間の集まりで話したところ、「家でも作 ってるよ、・・・と、・・・とが ある」と言う 反応が返ってきた。
店先に並んだ沢山の種類のジャムの瓶、家庭の台所で作られるそれぞれの味わいのジャムの数々、 ジャムの味の探訪は尽きることは無いようだ。

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