ジメジメと蒸し暑く、何にでもカビが生えてしまいそうな毎日が続いている。
この島国に豊葦原の恵みをもたらしてくれる梅雨は1ヶ月以上も続くので　 もうあと何日と梅雨の明けるのを指折り数えることになる。

　そう、あと１０日もすれば真夏の太陽が頭上に輝くぞ。
こんな時にどうしても引っ込みがちになる食欲を呼び起こすのは何といっても 辛いものだろう・・・カレーライス。
このご飯との絶妙な組み合わせのメニューは名物店を全国各地に登場させ ていることだろうが、今回は名古屋の風景にしよう。

　 最初は市の中心部のデパートの4、5階のフロアにあったカレー店。
「ご希望により、辛さを調製致します。」と張り紙があった。
そのクラスには中辛、辛口、激辛などがあって、その時は普通より一段階だけ 辛いはずの中辛に挑戦してみたが、それでも相当に辛く感じられた。
激辛などは食べればいったいどうなってしまうものやら・・・・・
店には「激辛をお召し上がりの方、お医者さんをご紹介致します。」とあった。

　 これは別の店、市の周辺にあるカレーチェーン店のひとつ、辛さを度数で 注文できる。10度くらいまであって、スタンダードは4度くらいだったと記憶している。

この店で10度を挑戦してきれいに平らげると、無料、かつ記念品が貰えるそうだ、ご丁寧にも多数の挑戦者の完遂食後記念のポラロイド写真が壁一面に貼り付けてあった。 写真の一枚一枚にはどれも満足感でいっぱいといった顔が並んでいたが、ご苦労様と言いたかった。

　だが、これからさき辛さだけでは、第一に体によかろう筈もない。
口直しにサラッとしたものでも欲しくなるかも知れない、そのメニューは・・・・

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