ばくだん 「何事も、基礎が出来ていなくてはならない。」などと殊勝な考えから カルチャースクール 通いを始めたのは やがて一と昔前のことである。 やはりその道のプロが毎回ポイントを適切に指示してくれるので自己流が 恥ずかしい、新 発見がある。 夜のクラスなので勤め帰りの老若男女25名程度が集まる、6時からの
とても集中し充実を
した3時間の教室が終わると9時になる。 さてその酒場はいわばありきたりの田舎家風造りで、紫煙の中でワイワイ、
ガヤガヤと
騒々しい そんな店で参加者は「おしながき」を眺めその中から
好きなものをテンデに注文し
皆でつつくというスタイルの集まりである
新参者の筆者は「おしながき」の中に「ばくだん」を見つけ「これはナニ」
とばかりに注文した。
生徒としての教室通いを卒業した今でも時折この会には顔を出させて
もらっているが、
小生が深夜組みと称するメンバーの顔ぶれに新しいメン
バー
が加わってもほとんどは
変わらずに続き、お元気に若い者たちに囲ま
れる先生の笑顔も相変わらずである。 だが、何故あの小鉢に「ばくだん」などという物騒な名前が付けられたの だろうか、物騒にも いつかは爆発するぞ とでも言うのだろうか・・・・・・・・・
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