NWT、購入の動機 (2004.5.30作成)

2000年から、r&m BD-1に乗っていました。それなりには気にいっていたんですが、ペダリングロスの多いサスペンション、安定感のないハンドリングなど、不満もありました。

何度か、Pocket RocketやCrusoeなどに試乗する機会があって、ペダルを踏んだだけで進む感覚、ポジションの良さ、素直なハンドリングなど、その快適さにまいってしまいました。その前後にはSat R Dayを購入して、リカンベントにしては小回りもきき、そこそこよく走って気に入っていまして、これ一台で買い物、通勤、ツーリングなど、総ての用に使うことも可能なのですが、状況によっては、やはりアップライトスポーツーの方がいいこともあります。

Bike Fridayには多くのモデルがあって、どれにしようかと悩むところです。最初はロードバイク(というか、ロード指向のモデル)にしようと思ってPocket Rocketベースのフラットバーロードも考えていましたが、451タイヤの選択肢があまりにも狭く、しかも旅先での暢達が難しいところも考えて、406モデルに決定。

ドロップハンドルは輪行時かさばるし、長距離を走るのにはSat R Dayがあるので、都内や旅先で中距離を快走するにはフラットバーがいい。Bike FridayにはH型バーや、それとドロップの中間のようなSTI touring barもありますが、俺はフラットバーでいいのです。階段や岩場を担いで歩いたり、狭い路地を押し歩きすることも多いと思うので。

かといってMTBタイプ(というか、トレッキングバイクというか、パスハンターと云うか...)のLiamaやGnuまでは必要ないんですよね。東南アジアなど、未舗装道が多いところでも、NWTに中太のブロックタイヤか、BMXタイヤを履いていけばいいし。

Crusoeには何度か試乗したことがあって、軽い車重を生かした軽快な乗り心地がいいな、と思っていたのですが、CrusoeやPocket Rocketなどの軽量フレームのモデルは制限体重80kgということで、自分の体重(70kgちょっと)を考えたり、楽器を背負ったり、サイドバッグに荷物を満載するような使い方をするとなると、少々重くても丈夫なNew World Touristに決定しました。

Bike FridayのツアラーモデルとしてはCrusoeとNew World Touristの他に、Pocket TouristとAir Glideがあります。

Pocket TouristはNew World Touristの廉価版といったモデルで、BD-1のようにシートポストを縮めて小さくします。安い価格と、シンプルなスタイルは魅力的ですが、俺はBD-1とかわりばえがしないような気もしました。Air Glideはシートサスペンションとしても機能する、チタンのシートビームを抜いて、より小さくできるのですが、なにしろ価格が高い。旅先でのチョイ乗り車としては、ここまで高級なものは必要ない、と判断。

一口にNew World Touristと言っても、パーツも選び放題で、それによって価格も変わってきます。俺は、フラットバーで、フロント・ディレーラー、内装変速無しの9速で、コンポはShimano 105を中心に選びました。

色はMerlot 2 (茶色っぽいワイン・レッド)にしようと思っていたのですが、手持ちの装備とのカラー・コーディネートも考えて、Power Purpleにしました。

購入後すぐの画像です。これから、どう変わるのでしょうか。

ダイナモ台座をつけてもらうように頼んだら、こういう別体のものをつけてくれました。

取り付け位置を決めるのが難しいので、こうしたそうです。

チェーンについている油を落として、ホワイト・ライトニングというチャーンワックスを塗って完成。

フロント・ディレーラーがないので、こんなこともできるのだ(その後つけましたが)。

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