"Roy" 常一郎の使用機材 (ベース)

●自称ミュージシャンになってもう25年。この間にコツコツとためた機材を紹介します。ここではベースを紹介します。俺のベースはメーカーも弦の数もスケールも違うのでバラエティーに富んでいますよ。

Rickenbacker 4003sw/5 walnut wing mat natural 2018/9

○やっぱりカッコイイ

×5弦の鳴りが弱い

やはり一本持っておきたい、Rickenbackerのベース。性懲りもなく、また買ってしましました。生まれて4本目のRickenbackerのベース... 新型の謎PUと4004/5と同じブリッジで再登場。謎PUはバーマグネットなのか、レースセンサーのようなものなのかも謎。

2016年以降のベースは、リアトーンノブにスイッチが入っていて、プルでヴィンテージトーン、プッシュでスタンダードトーンになる。

Godin Freeway 5改 1997頃

○色々やって、メインとして使える物になった

×改造費用がかかった

1997頃に作られた、Godin Freeway 5。2020年、F-PUの音が出無いのを安く買って、Lace Alumitone Bass Bar 4.0に交換

ネックをCombat Guitarsで新造、34→35インチ、20→21フレット、ローズウッド指板→反った時に直し易い貼りメイプルに

ヘッドのストリングガイド、ペグ交換

Bastec ばすてか"Roy"model oil finish 2002

○ものすごい鳴り。ものすごく丈夫に作ってある。弦を張るのが早い

×ボジション・マークが見づらかったが、見やすく直してもらったので特にない

とにかく丈夫で、ネックやチユーニングが安定していて、トラブルレスなものが欲しかったのです。

スケールは880mm(普通のロングスケール、864mmよりちょっと長い)、弦ピッチは5,5弦という感じでかなり広くしています。ネックはパドゥク、ボディウイングはレースウッド、指板はパープルハート、PUはケント・アームストロング、マシンヘッドはスパーゼル、ブリッジはヒップショット。

アクティブのベースを使うことが多いd)小生ですが、これはパッシブ、1volと、ライブで操作を間違えない仕様になっています。

ソリッドにも関わらず、生音もかなりよく鳴ります。

Godin A-5 Ultra Fretless natural 2011/10

○適度に生音が鳴る、ピエゾの音が良い、ローノイズ

×重い、アンプの近くだとさすがにハウる フレット(ポジション)が20しかない

2010年10月、Tune TS-365を下取りに出して購入。

Bunch Of CosmosやAseyowa(^^;)のアコバージョンなど、アコースティク系のバンドでの活動がメインになったので、座って弾けて、それらしい音と雰囲気の物が欲しくなり購入。レースセンサーのマグネティックPUがついているのもポイントが高い。フィンガーレストは使わないので外してしまおうとおもったけど跡が残るんでやめました。

GR(ギター・シンセサイザー)用の出力がついているので、たまにつないで遊んだりしています。

34インチスケール、5弦フレットレス。ボディサイズはGodinのギター(テレキャスターくらい)より一回り大きく、34インチスケールなのにかなり大きい。

G&L Tribute L-2500 年式不明 2010年代?

○しっかり作ってあって強度がある

×出音が暗め

2020年5月、中古楽器店で購入。ネックの状態が良い

ミュージックマン・スティングレイ的な物が欲しいと思ってたまたま見つけた物。アクティブサーキットで良く出来ていて、スイッチでブースト、ノブでカット、パッシブモードにも出来る。

Atlansia Victoria 5string Fretless w/piezo oil finish 1998

ばすてく、NSの次に使用頻度が高いベース

○ものすごく丈夫。ネックが反らない。ナチュラルな、思った通りの音。ポジションによる音のバラつきが無い

×弦ピッチ、弦の中心で同じにしてあるので、低音弦が狭く感じる

5弦でフレットレスでマグネティックとピエゾの2つのPUがついているベースが欲しくて、アトランシアで作ってもらいました。

アトランシアの方で「ピエゾだけのは作ったことがあるが、回路の設計に時間がかかるかもしれない」と言われましたが、納得のいく物ができました。しかし驚いたのはその3ヶ月後のことです。ベースマガジンの新製品紹介で、サウンドホールの形だけが違う見慣れたベースが載っているじゃあ〜りませんか。ちなみにピッチはブリッジのところで18mm、スケールは900mm (36in.)。フレットレスで不足しがちなサスティンを補うのもありますが、それよりもスケールが長い方が音程がとりやすいんではないか、と思ってそうしました。弦はダダリオのクロームス(つるつるのフラット・ワウンド)のスーパーロング。フラット・ワウンドを張る場合、これしか選択肢がないのです。

20年経っても、ネックの調整をしたことがありません。

Steinberger XS-15FPA Black 2010.3

エレクトリック・アップライト・ベース(同じくNed Steinberger設計のNS CR-5M)と一緒に持って行く為に購入

○クリアな音質。持ち易い

×弦ピッチがやや狭い、Wボールエンドの5弦セットがあまり売っていない

最近のお気に入り。ネックの芯だけがグラファイトで、あとは木(メイプル系)。EMGのマグネティックPU×1+ピエゾセンサー+アクティブ・サーキット。

電池は006P×2。ストリングアダプターを内蔵していて、ダブルボールエンドの弦も、普通の弦も使える。 このストラップフック、すぐすっぽ抜けそうに見えるが、意外に抜けない。

道具としてたいへんに優秀。

Steinberger XS-15FPA Fretless Transparent Amber 2014/4〜

○音が良い ピエゾとミックスできるのが効いている

×弦交換が大変

 

XS-15FPA Blackと基本同じだが、イケベ楽器のカスタマイズでフレットレスに改造してある。道具として本当に良く出来ている。弦は他のフレットレス・ベースと同じく、D'AddarioのCromes(フラットワウンド)だが、ヘッド(はありませんが)の穴が小さく、弦交換が大変。

5弦ダブルボールエンドのフラットワウンド弦は手に入りにくく、あっても高価。

NS Design CR-5M mat violin 2002

アップライトを使ってみようかな、という気分のときに使う。

○アルコでもちゃんと使える、素晴らしいPUシステム しっかりしたスタンド

×価格が高いわりに、全く高級感がない ケースにスタンドが全部入らない

5弦のエレクトリック・アップライト。Ned Steinbergerが設計した、US-5(NS-5)の廉価版。廉価版といっても、けっこう高いのだが。

エレクトリック・アップライトは、アルコ(ボウイング)、スラップなどができ、表現力豊かだ。しっかりした三脚がついていて、体で楽器を支える必要がないので、楽だ。また、普通のウッド・ベースのように使えるエンドピン・スタンドもある。

弦は、コントラバス用の弦も(ボディの裏に回して)張れるが、高価で不経済なので専用の弦(フラットワウンド)を張っている。

Danelectro Longhorn 4st. purple burst 1999

以前はライブでけっこう使っていた。

○安い。軽く小さい。ギターのケースに入る

×音も軽い、がアンプのセッティングなどでけっこうカヴァーはできる。

製造年でも解る通り、アメリカ製のオリジナルではなく、韓国かどこかで作っている再生産の物。オリジナルはコントロールのザグリが銅板でシールドしてあるが、再生産はしていないのと、再生産にはあの素晴らしいカパー・フィニッシュ(モデルによって、ベタとサンバーストがある)がないくらいで、再生産の方はトラス・ロッドも調整式で,ペグもオリジナルのよりは少しましな物がついている。ボディはメゾナイトと呼ばれる、アンプのキャビネットとか、カラーボックスのような、木屑と糊を押し固めた合成材で出来ている。パッと見ノーマルだが、トグルSWを増設してある。

Kala SUB(Solidbody Uklele Bass) Freted Red 2016/10(画像右)

○安い ×5弦が欲しかった

行きつけの楽器店で安売りしていたので購入。仕上げが良くないのだが、まあ値段相応ってことろか。元々ポリウレタンの弦が張ってあったが、オプションのガット弦に変えたらさらに弾きやすく、音も良くなった。

GuildAshbory 1986? black

思い出したときに使う、出物。

○軽くて小さい いい感じに調整できるアクティブ・サーキット。

×正確な音程がとりづらい

最近ディアルモンド(フェンダー・ジャパン)から復刻版が出ましたが、これはギルド 製のオリジナル。稔譜バンドの"City Lights"や、Lambrettaの"気持ちいいこと"などの曲で欠かせない、ウッドベース・シュミレーター。シリコン・ゴムの弦がはってあり、ピエゾPUで音を拾う。重量は約1kgと、ベースとしては異様に軽い。ネックとボディはポプラの一体構造。今は弦も楽器屋で買えますが、無い時はゴム会社から分けて貰っていました。ペグは最初はウクレレのようなギアのない物がついていましたが、こわしてしまったので、ゴトーの普通のベース用の物をつけて、その後ディアルモンドの専用ペグに取り替えています。

弦はWorthのポリウレタン弦に替えたら、切れにくくなりました。

Truth Uklele Bass 2007/12(2枚目画像右)

イベント用の出物。

○ウクレレにしか見えないルックス

×Ashbory以上に正確な音程がとりづらい

Ashbory Bassより、さらなる面白を求めて購入。

一応プリアンプが入っている。コントロールは無し。

Acoustic Image Coda+ 2009.12

野外ライブ用。

○小さいのにハイパワー

×エフェクトの調整ができない

Gallien-Krueger MB150E112(100-150W)を使っていたが、野外ライブでのパワー不足を感じて買い替えた。これはこのコンボ状態で300W、増設スピーカーを使うと800Wまで上げられる。ヘッドは外せて、他のスピーカーで使うことも可能。内蔵のスピーカーは、正面向きにミッドレンジ、下向きにウーファーが入っている。エフェクターがついているが、つまみはエフェクトの種類のみで、細かい調整はできない。

Phil Jones Bass Cub

2012.7

近場ライブ用。

○クリアでローノイズ

×100Wってほどの音量は無い

Acoustic Image Coda+をBunch Of Cosmosのリーダーの倉庫に置きっぱなしになったので、地元活動&家用に購入。この大きさとこの価格で2ch+AUX入力、100Wなど、細かい活動に向いた仕様になっている。アンプスタンドに乗せて使用。

Micro Cube Bass RX

2020.10 家&イベント用。

○電池駆動なのに、結構な音量が出る

×買ったらすぐ新型が出た

単三電池6本とACアダプターで駆動できるベースアンプ。チューナー、イフェクター、簡単なリズムマシンまで入っている優れ物。しかしこれを買ってすぐ、新型が出た。

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