瑞 浪 市 の 暴 走 



                        2002年6月4日

瑞浪市、研究所の搬入路となる市道整備、公園整備計画に
 核燃機構の合意を得ないまま 
8割を核燃機構負担として補正予算案に計上


 瑞浪市の市有地に建設する超深地層研究所のために、核燃機構は新たな搬入路を作ること、残土搬出路の整備、市有地代替地用意に必要な予算を確保することを、昨年7月の段階で瑞浪市と約束している。

 しかしその具体的な金額については核燃機構との協議を経ないまま、瑞浪市が以前道路拡幅で負担させた8割と同じ割合の金額を、勝手に決めて6月議会に補正予算案として計上していた。
 市道設計に1400万円、公園設計に1000万円を計上した予算案のうち8割の1920万円を核燃機構の負担金と勝手に決めて、予算上は「雑入」で処理していた。
 予算上は雑入として計上されており、核燃機構からの負担金であるとしが説明した。

核燃機構は具体的な内容や、負担金額については合意していないという。

 瑞浪市は核燃機構の瑞浪地科学研究館、同宿泊棟が接続する市道大狭間3号線の延長・拡幅工事で、核燃機構に8割を負担させていた。その負担金を雑入として計上していたため、市議もどこからの金か確認しないままとなっていた前例がある。

核燃機構や国は瑞浪市から何かにつけて負担を求められ、応じることになるだろう。


 瑞浪市のたかりぶりはエスカレートする
  
  トップページへ