オオウバユリ 【ユリ科】 【花期】7月〜8月 【草丈】1.5〜2.0m
【名前の由来】 花が咲く頃に下の葉が枯れてなくなってしまうので、
歯のない姥にたとえられたもの。
【撮影】 野幌森林公園 公園内随所

花の出始めはひとかたまりになっていて最初は何の花か分かりませんでした。やがて最初の塊が分かれ始め蕾になります。
開花です。白色というよりは先端がクリーム色で茎側が薄緑です。近づくといい香りが漂っています。 花後は実をつけます。実の中にはびっしりと種が詰まっています。
草丈は1.0〜2.0メートルの大型多年草で野幌森林公園内ではいたるところで見ることができます。根は食用になりアイヌの人々の食料源になっていたそうです。開花まで数年から十数年かかるそうでモモやクリよりも辛抱強い健気な花です。道路脇のオオウバユリが故意に折られていたりしますが、この事実を知れば見る目も変わるのではないでしょうか。