水草には、地上の植物には見ることが出来ない、繊細で透明感のある緑の美しさがあります。水槽という特殊な空間のなかで育てるためそれなりの難しさはありますが、上手に育てれば輝くような美しい姿をみせてくれます。日本に輸入される水草は数百種類と言われますが、ここでは我が家の水槽にあるものをひとつずつ紹介して行きます。種類は少ないのですが大事に育てて行きたいと思います。
(ハイグロフィラ ポリスペルマ)
水草第1号は、もっともポピュラーなハイグロフィラポリスペルマです。水草の本には育成が簡単な種類で載ってます。炭酸ガスは無添加でもりっぱに成長する丈夫な水草です。
ショップで売られているのは気中葉(左側の写真)が多いです。右のように水中葉になれば成長が早くどんどん増えます。
増やし方は、水面近くまで伸びてきたら、10センチくらいでカットして底床に植える。あんまり短くカットすると、成長が遅くなりがちです。カットした残りの茎はそのままにしておけば、新芽がでます。
ハイグロフィラポリスペルマ気中葉
ハイグロフィラポリスペルマ水中葉
ショップで買ってきて、1週間目の姿です。まだゴワゴワしてて本来の水草の美しさではありません。
水中葉。葉がやや細長くなります。我が家の水槽は照明時間が長いので、葉が赤くなっていますが、本来は黄緑色のきれいな姿です。