3.太陽光発電の電気料金

太陽光発電を設置していない一般家庭は、ほとんど全家庭が従量電灯料金制度で契約しています。
東京電力の一般家庭向け電気料金メニューには、従量電灯・深夜電力・おトクなナイト8&10・電化上手などが並んでいます。 太陽光発電を設置した場合、ほとんどの場合、おトクなナイト8&10で契約します。  標準的な家庭(270kwh/月)が3kwシステムを設置した場合、電気料金がどのようになるかを計算してみます。

 設置する前の電気料金:(従量電灯B)(燃料費調整は除外して計算)
  基本料金(30A契約)780円+1段料金(14円82銭/kwh*120kwh=)1778円40銭
  +2段料金(19円66銭/kwh*150kwh=)2949円=5507円40銭
  消費税5%をのせると 5782円/月となる

 設置した後の電気料金:(ナイト10)(燃料費調整は除外)
   前提1)夜時間(午後10時〜翌朝8時までの10時間)の電力消費比率を30%とする
   前提2)太陽光発電の自家消費比率を40%とする
   前提3)太陽光発電は262kwh/月発電(=3150kwh/12ヶ月)とする
    月に270kwh使う家庭なので、昼時間に189kwh(=270*0.7)、夜時間に81kwh
    (=270*0.3)を消費している。また昼時間の太陽光発電量262kwhのうち40%分
    (105kwh)を自家消費するので、昼時間に東電から買う電気量は84kwh
    (=189−105)となる。
    東電に売る電気量は157kwh(=262−105)となる。
    1)東電から買う電気料金:
      基本料金(6kvA契約)1200円+1段料金(20円90銭/kwh*80kwh=)
      1672円+2段料金(27円70銭/kwh*4kwh=)110円80銭+夜間料金
      (6円35銭/kwh*81kwh=)514円35銭=3497円15銭
      消費税5%をのせると 3672円/月となる
    2)東電から売電料として受け取る電気料金:
      2段料金分(27円70銭/kwh*4kwh=)110円80銭+1段料金分
      (20円90銭/kwh*80kwh=)1672円+余剰電力分{27円70銭/kwh*
      (157−4−80)kwh=}2022円10銭=3804円90銭
      消費税5%をのせると 3995円/月となる
    3)差し引き金額: 東電へ支払い3672円−東電より受け取り3995円=
      (−)323円/月   即ち月々323円の黒字となる。

  総合効果: 設置前の電気代5782円が、設置後(−)323円になるので、これを合わ
          せると 6105円/月の電気代提言効果がでたことになる。

  太陽光発電は電気消費量に合わせて、電気代が±ゼロになる大きさの設備(上限は10kwまで)  を設置することが、もっとも望ましいと思われます。  ただ「生活の基本」としては、電気はなるべく  節約して使わないようにする、そして電気はできるだけ多く電力会社に売るようにする、ことだと思  います。 電気代が月々数千円〜1万円の黒字という家庭は、普及協会の仲間には多勢います。  皆さんも いつか そのようになるよう 挑戦して下さい。