Iterator

オブジェクト指向プログラミングの世界に、iteratorという概念があります。デザインパターンにもIteratorパターンがあるように、(オブジェクト指向の世界では)かなり一般的な概念です。反復子と訳されたりするのですが、それではそぐわない使い方をすることもあるので、大抵はそのままカタカナ表記されるようです。ところがそのカタカナ表記が「イテレータ」なんですね。

なんなんでしょう「イテレータ」。大抵の本やWebサイトがそう書いてあるんですけど、違和感あるんですね、私には。語感が良くないと思いませんか。「頭がとってもイテレータ」なんて駄洒落くらいにしか使い道がないですよ。素直に読めば「アイテレータ」だと思うんですけどね。まあ英語だから素直に読めばiteratorだ、てなもんでしょうけど。英語に不自由な私が言っても説得力ないんであまり言わないんですけど。

ま英語というかNativeのアメリカ人はLaTeXをレイテックとか、Linuxをライナックスとか言いますけど(私にはそう聞こえる)、多くの日本人(少なくとも私の知っている範囲)はラテフとかリナックスと言いますから、同じノリなのかもしれないんですけど、「イテレータ」はどうもね、気持ち悪いです。いや、それだけ。


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