オセロゲームの作成

オセロゲームをご存知ない方は少ないでしょうが、日本人が考え出したものだ という事はご存知だったでしょうか。囲碁をベースにより簡単にわかりやすいルールに と考えられて開発されたそうで、情勢が黒から白へ、白から黒へと劇的に変化する 処をシェークスピアの「オセロ」のストーリー展開になぞらえて、この名前に なったのだ、という話を昔どこかで聞いたように記憶しています。

緑の盤面に8×8の64の升目があり、最初に中央の4つは白と黒が市松に配置され、 黒が先番で交互に自分の石で相手の石をはさんでゆくという、シンプルながら 奥の深いゲームです。

升目が64固定であること。黒石、白石しかないこと、ルールが囲碁や将棋に 比べて簡単な事等の理由で、初級者がプログラムで実現するには手頃が対象と いえます。

今回ものは、以下の点が改善の余地として残っています。

特に一人遊び用に自動応答する アルゴリズムを考えるのは良いトレーニングになると思います。応答する アルゴリズムを切り替えられるようにするのは必須でしょう。見た目も もう少しかっこよく、例えばひっくり返す時にはピコピコ点滅させるといった 遊びも面白そうです。

ソースもつけましたので何かにでも使ってみてください。JRE1.4.2_02で動作の確認をしています。

※2003/12/08 New Gameを選んでも画面が初期化されない不具合があったので修正しました。

othelo.jar
システム開発室  PoisonSoft