海洋資源について 潜水調査船や海洋探査船をいっぱい作って、海洋調査や海底調査を積極的に進めましょう。米国、中国、露西亜など資源国からの輸入に依存する状況では、日本の未来は厳しい。海洋資源に活路を見いだすしかありません。 ①メタンハイドレードの活用。 メタンハイドレードは周辺海域にいっぱいあるようです。メタンガスとして取り出せれば、石油や天然ガスへの依存は解消されます。 ②レアアースの大鉱脈発見。 太平洋の海底にレアアースの大鉱脈があるという調査報告が平成23年7月に話題になりました。以前よりマンガン団塊(マンガンノジュール)などは注目されていましたが、費用対効果高いので加速されそうです。 ③ウランもあります。 海水に含まれる微量のウランを回収するシステムの実験を推進しましょう。海水にはなんでも溶け込んでいるようです。微量物質を濃縮する技術を早急に確立しましょう。 ④金銀などもあります。 微量な金が地殻の移動によって日本に運ばれています。更に熱水噴出口の近くに集積されるようです。佐渡の金山なども、元々海底の熱水鉱床だそうです。 ⑤潮流発電を推進しよう。 黒潮などの潮流は、どんな河川より遙に大きく安定的なエネルギーを取り出せるそうです。長期間運用できる軽いプロペラの開発が重要だそうです。水圧に耐える他、藻やフジツボなどの生物が付着しないようにするとともに、錆びないようにしなくてはなりません。 ⑥潮の満ち引きを活用しよう。 満潮と干潮は長周期の波で安定しています。このエネルギーを取り出せれば地球が自転している限り利用できます。 ⑦海洋の温度差を活用しよう。 海洋深層水は10℃程度とのことで、表層水の25℃との温度差を利用すれば発電できるようです。 |