スマートフォン出荷台数順位(東南アジア)

シンガポール
順位 2013年 シンガポール
サムスン電子(韓国) 50.1%
アップル(米国) 32.0%
SONY(日本) 9.6%
その他 8.3%

インドネシア
順位 2013年 インドネシア
サムスン電子(韓国) 18.9%
スマートフレンテレコムなど 16.2%
中国メーカ 15.7%
ブラックベリー(カナダ) 9.5%
SONY(日本) 7.0%
ノキア(フィンランド) 7.0%
アップル(米国) 3.0%
その他 22.7%
インドネシア携帯電話端末メーカなど
①「エバーコス」「クロス」ブランドのアリエス・インド・グローバルが2014年に中ジャワ州スマラン工場を稼働させたようです。
②「アクシオAxioo」ブランドのテラ・データ・インドヌサは既存のスンター工場の他に北ジャカルタの新工場で4000台/日の生産量を確保するとのこと。
③携帯販売会社ティフォン・モバイル・インドネシアは中国製の端末を自社ブランドで投入しようとしているようです。

フィリピン
順位 2013年 フィリピン
サムスン電子(韓国) 35.0%
アップル(米国) 14.0%
チェリーモバイルなど 11.5%
中国メーカ 7.5%
ノキア(フィンランド) 6.5%
LG電子(韓国) 4.5%
SONY(日本) 2.8%
その他 18.2%
フィリピンでは、自国での生産ではなく中国への委託生産のようですが、チェリーモバイル、マイフォーン、クラウドフォンなどの地元企業がスマートフォンを投入しているようです。

中国
順位 2013年 中華人民共和国
サムスン電子(韓国) 17.3%
レノボ(中国) 13.1%
クールパッド(中国) 10.3%
華為(中国) 10.1%
中興通信ZTE(中国) 6.9%
アップル(米国) 6.4%
その他 35.9%
OPPO:広東欧珀移動通信、米国のOPPOデジタルと関係があるようです。

中国
順位 2015年 中華人民共和国
小米(中国) 15.0%
華為(中国) 14.5%
アップル(米国) 13.4%
OPPO(中国) 8.1%
vivo(中国) 8.1%
その他 40.9%
2013年にシェアトップだったサムスン電子は、上位に留まることはできなかったようです。
2016年4~6月期には小米が38%減、アップルも32%減となった一方、華為が躍進したほか、OPPOが前年同期比230%、vivoは75%増となったようです。

中国
順位 2016年3Q 中華人民共和国
OPPO(中国) 17.5%
vivo(中国) 16.7%
華為(中国) 15.7%
小米(中国) 8.7%
アップル(米国) 7.1%
その他 34.3%
サムスン電子は、ギャラクシーノート7の発火事故もあり復活どころか大きく衰退したようです。
2016年3Qは、2Qに引き続き、OPPOとvivoが大幅に躍進し華為が3位、小米が4位になったようです。


中国
順位 2016年 中華人民共和国
OPPO(中国) 16.8%
華為(中国) 16.4%
vivo(中国) 14.8%
アップル(米国) 9.6%
小米(中国) 8.9%
その他 33.5%
2016年は、@4万円~5万円のOPPO(広東省:自社生産)が店頭販売に注力して1位に躍進。@1万円~3万円の小米(北京市:ファブレス)がネット販売で低価格路線で5位に沈んだようです。

インド
順位 2015年3Q インド
サムスン電子(韓国) 26.8%
マイクロマックス(印度) 14.1%
レノボ(中国) 11.6%
インデックス(印度) 9.4%
ラバ(印度) 7.0%
小米(中国) --%
OPPO(中国) --%
カルボン(印度) --%
2015年に中国(人口13.7億円)では4億台を超えて飽和状態にありますが、印度(人口12.9億人)は1億台を突破したところで、今後も大幅な増加も見込まれます。
1台5000ルピー(約8000円)以下の機種では、農村部を中心にインデックスが25%のシェアを確保し、前期比売上は倍増して800億ルピー(約1280億円)とのことです。マイクロマックスは2014年の20%から大幅にシェアを減らして14%となってしまったようで、激戦となっているようです。


インド
順位 2015年4Q インド
サムスン電子(韓国) 26.6%
マイクロマックス(印度) 12.6%
インデックス(印度) 9.2%
レノボ(中国) 8.2%
リライアンス・ジオ(印度) 7.1%
ラバ(印度) --%
オプティエムス(印度) --%
小米(中国) --%
ジオニー(中国) --%
インドでは2015年2月からスマホ完成品の関税を6%から12.5%に引き上げたため、インドメーカーやインドに生産拠点を持つメーカーが躍進しているようです。マイクロマックスは現在稼働中の1工場に加え、2017年までに3工場を立ち上げるようです。ただし、部品の大半は中国からの輸入に頼っており、現在台湾の部品メーカーを誘致するための工業団地を造成しているようです。

インド
順位 2016年3Q インド
サムスン電子(韓国) 25.1%
小米(中国) 10.7%
レノボ(中国) 9.9%
OPPO(中国) 8.6%
vivo(中国) 7.6%
その他 38.1%
インドの振興勢力は中国勢の攻勢に苦戦しているようです。

インド
順位 2016年 インド
サムスン電子(韓国) 24.8%
レノボ(中国) 8.9%
マイクロマックス(印度) 8.8%
リライアンス・ジオ(印度) 7.1%
小米(中国) 6.6%
その他 43.8%
インドのマイクロマックスは中国のOPPOなどの進出に苦戦しており、生き残りをかけてテレビやエアコンなどに参入し多角化を進めているようです。

インド
順位 2016年4Q インド
サムスン電子(韓国) 28.1%
小米(中国) 14.2%
vivo(中国) 10.5%
レノボ(中国) 9.5%
OPPO(中国) 9.3%
その他 28.4%
小米は2017年にインドで第2工場を稼働させ、2016年に1100億円だったインドの売上を2017年に2200億円に倍増させるようです。生産は台湾の鴻海の中国生産子会社の富士康科技集団(フォックスコン)が担うようです。

インド
順位 2017年1Q インド
サムスン電子(韓国) 24.0%
小米(中国) 17.0%
vivo(中国) 13.0%
OPPO(中国) 8.0%
レノボ(中国) 7.0%
その他 31.0%
インドの国内メーカは前期比+18%でシェア15%を確保したようです。


RIM:リサーチインモーション(2013年1月30日に会社名をブランド名のブラックベリーに変えたようです。)


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