Leeson式(位相雑音)

@ Leeson式

 L(f
M)=10Log(1/2((f0/2Q)+1)(fFC/fM+1)(FNKT/P))

  f
:オフセット周波数(離調周波数)(Hz)
  f
:発振周波数(Hz)
  Q
:負荷Q
  f
FC:フリッカ・コーナー周波数(Hz)
  F
:ノイズ・ファクタ
  k :ボルツマン定数(1.38×10-23)(J/K) 
  T :絶対温度(K)
  P
:アンプ入力パワー(W)
  FN=10^(NF/10) NF:雑音指数(dB)

全般的な傾向
 @ 発振周波数が高いほど位相雑音が大きくなる。
 A 離調周波数が小さいほど位相雑音が大きくなる。

位相雑音の改善
 B 共振回路の負荷Qを大きくする。
 C VCOの周波数可変範囲を最小化する。
 D 発振器の出力レベルを大きくする。
 E NFの小さなアンプを用いる。
 F アンプの低周波雑音を下げる。
 G PLLのVCO分周数(Nカウンタ)を小さくする。
 

ライン