無線従事者

1.無線従事者資格と試験問題
@第一級陸上無線技術士(1月、7月の年2回試験があります)
  昔は記述式でしたが今は5択です。
 無線工学の基礎(電気物理、電気回路、半導体、電子回路、電磁測定など)
 無線工学A(増幅、発振、変復調、送受信機、通信方式、無線測定など)
 無線工学B(アンテナ基礎と実際、給電線、電波伝搬(地上、電離層)、電界など)
 法規   (電波法、無線設備規則、電波法施行規則など)
 合格ラインは60点(無線工学基礎、A、Bは75点/125点満点)
A第二級陸上無線技術士
 @と同じですがレベルが簡単です。
 合格ラインは@と同じです。
B第一級陸上特殊無線技士(6月、10月、2月の年3回試験があります)
 無線工学(合格ラインは62.5点(75点/125点満点))
 法規  (合格ラインは66.7点(40点/60点満点))
C第二級陸上特殊無線技士
 無線工学6問、法規6問とも数種類の既出問題から出ます。
 4択で解答の番号も同じ。
 A301〜A306とB301〜B306各6種類の組み合わせ。
 (例A302とB305)
 平成26年には、無線工学、法規とも各12問になりました。
 合格ラインは66.7点(40点/60点満点) 
D第三級陸上特殊無線技士
 A901〜A905とB901〜B905各5種類の組み合わせ。
 合格ラインはCと同じです。
E第一級海上特殊無線技士(英語もあります)
F第二級海上特殊無線技士
G第三級海上特殊無線技士
 無線工学20問、法規10問ですが○、×式です。
 無線工学(合格ラインは60点(30点/50点満点))
 法規  (合格ラインは60点(60点/100点満点))

Hレーダー級海上特殊無線技士
I航空特殊無線技士
 無線工学、法規
 電気通信術
 (欧文電話:アルファ、ブラボー、チャリーです。モールスではありません。)
J第一級総合無線通信士など通信士関係各種
K第一級アマチュア無線技士などアマチュア関係各種 
 第四級アマチュア無線技士は毎月第3日曜日に、当日受付、当日合格発表もあります。
2.国家試験問題と解答
  以前は個人の方がまとめられた、無線従事者国家試験問題集だけでしたが、日本無線協会がホームページで公開(過去1年分)するようになりました。
3.試験会場 首都圏では日本無線協会本部です。
 @、Aは東京ファッションタウンでも実施されます。

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