広帯域移動無線アクセス

広帯域移動無線アクセス OFDMA広帯域移動無線アクセスシステム
WiMAXR1.0
WiMAXR1.5
WiMAXR2.0
陸上移動局 IEEE802.16e インテルが推進しており、通信事業者としてKDDIがUQコミュニケーションズという会社を作り積極的です。802.16-2005まではFWAでしたが移動体向けの仕様に対応して16e仕様をまとめたものです。平成19年12月21日UQに免許されました。平成21年7月からサービス開始され9月末で2万加入突破、猫が箱に飛び込んでPCに入っていると宣伝していますが、平成22年3月末でも15万加入でしたが、平成23年春ころには、毎月10万加入づつ増加しているようです。WiMAXR2.0でキャリアアグリゲーションが追加されるようですが。実際のサービスはWiMAXR1.0のようです。UQコミュニケーションズもWiMAXR2.1AEに移行し、TD-OFDMA又はTD-SCFDMA広帯域移動無線アクセスに移行するため、OFDMA広帯域移動無線アクセスシステムは縮小していくようです。
基地局
OFDMA-W広帯域移動無線アクセスシステム
MBTDD-Wide
陸上移動局 IEEE802.20 クアルコムが推進していました。802.20はもとはFWA仕様の802.16から分離して移動用の仕様を検討しているグループです。クアルコムが強力に外圧をかけて推進したため電波法上規定されていますが、どの事業者も採用しなかったためクアルコムも開発を中止しました、事業者もないため免許されていません。
基地局
TD-FDMA広帯域移動無線アクセスシステム
MBTDD-625kMC
陸上移動局 IEEE802.20 京セラがiBurstとして独自に推進しています。電波法上規定されていますが採用事業者もなく免許されていません。したがって、平成24年12月5日に電波法から削除されたようです。海外ではラストワンマイルとして使われているようです。
基地局
TD-OFDMA又はTD-SCFDMA広帯域移動無線アクセスシステム
次世代PHS
AXGP
WiMAXR2.1AE
陸上移動局 ウィルコムが従来のPHS基地局の設備更新にあわせてサービスを検討し、次世代PHSをXGPという名称に変更し平成19年12月21日にウィルコムに免許されました。平成21年10月からサービス開始といわれていましたが、ウィルコムは会社更生法の適用を申請しました。その後XGPはワイヤレスシティプランニング(ソフトバンク)へ引き継がれましたが、従来のXGPという名称のままで、実態は3GPPのLTE-TDDをそのまま使っているようです。その後インテルが推進したWiMAXも世界的には採用事業者が少なく、技術開発投資されないためWiMAXR2.1AE(AdditionalElements)として3GPPで規定されるLTE-TDDをそのまま導入したようです。WiMAXR2.1というと、従来のWiMAXR2.0以下とWiMAX AE(LTE-TDD)の両方が含まれることになるようです。
基地局

周波数帯は2.5GHz帯ですが、N-STARとモバイル放送(モバHO)に挟まれている帯域です。当初準天頂衛星に割り当てられた周波数帯も衛星3機→1機になったため、広帯域移動無線アクセスに割り当てられました。モバイル放送も終了し跡地争奪戦が予想されていましたがWiMAXの周波数の隣で、XGPはWiMAXの周波数をはさむため周波数割当は消極的でしたが、ソフトバンクになってから積極的になり、WiMAXR2.1AEでLTE-TDDに移行し同じ方式になってから混沌としてきました。最近は準天頂衛星も7機体制に復帰したようですが今から周波数を復帰させるのは無理なようです。