CPUの周波数別ベンチマーク use VooDoo5 5500

  ここでは、Athlonの倍率変更機能を使ってCPUの周波数を600〜900MHZまで50MHZ
刻みで変えてベンチマークを行ってみた。
 使ったベンチマークはQuake3 DEMO001 でデモの平均フレームを計測してある。
環境は、Athlon600〜900, memory 128MB ,M/B A7V, VooDoo5 5500PCI(使用ドライバーver1.03.00) , Win98 でとった。

 表1 解像度1024*768、 16ビットカラー

  600MHz           60.0fps
  650MHz 64.9fps
  700MHz 66.9fps
  750MHz 69.9fps
  800MHz 71.9fps
  850MHz 73.8fps
  900MHz 75.3fps

 表2 解像度1024*768、 32ビットカラー

  600MHz           57.8fps
  650MHz 58.6fps
  700MHz 61.3fps
  750MHz 62.3fps
  800MHz 63.5fps
  850MHz 64.8fps
  900MHz 65.9fps

この結果をみて特徴があるのは、表1の周波数が600から650に変わったときと700から750になったときに大幅な
向上を見せていることである。表2のほうでは伸びが少ないのは32ビットカラーレンタリングは重い処理のためにビデオ
カードによって伸びが抑えられていると思われる。

参考までに、UnrealTournament(ver428)のオープニングデモの平均fpsの結果も載せておく。なお、3D APIはGlideを用いている。

Athlon 600MHz 1024*768  51fps        1600*1200  44fps

Athlon 900MHz 1024*768  62fps        1600*1200  49fps

このことから、実際ゲームをプレイしていると1024*768ではフレームレートの違いが分かる。

 *まとめ*

 VooDoo5 5500はCPUパワーが必要だと言われているが、確かにその通りの結果がでた。
1GHzのCPUを使ってもまだフレームレートが伸びていく、という話もあるので、VooDoo5を使いたいなら
なるべく周波数が高いCPUを使ったほうがいいだろう。