(3) SeriousSam The Second Encounter (ver1.07 OpenGL)

 グラフィック設定はNormalで、解像度と色数だけ変更。
なお、このゲームの結果は実行するごとに結果がそこそこばらつくことに注意してもらいたい。

  DEMO 〜The Elephant Atrium〜

 シングルプレイ時のデモであり、COOPプレイと比べて軽い。
左側の結果がGeForce4Ti4400で、右側の結果がGeForce4Ti4200である。

1024x768 16bit Average 109.1 fps 109.3 fps
          Max 233.9 fps 231.9 fps
          Min 62.2fps 61.3 fps
1024x768 32bit Average 110.2 fps 108.6 fps
          Max 232.5 fps 230.9 fps
          Min 60.4 fps 62.3 fps
1600x1200 16bit Average 96.3 fps 95.4 fps
          Max 220.5 fps 214.4 fps
          Min 54.0 fps 58.0 fps
1600x1200 32bit Average 92.7 fps 87.9 fps
          Max 224.2 fps 210.1 fps
          Min 55.3 fps 52.5 fps

 1024x768では全くと言ってよいほど差がでていない。
さすがに1600x1200@32bitぐらいになってくると差は出始めているが、それでも体感できる差ではない。
マルチプレイ時はシングルプレイと違い非常に重いので上の結果以上に体感差は分からないだろう。

 (4) Quake3 Arena ver 1.30 DEMO001 TIMEDEMO

 OpenGLを用いている。またグラフィック設定は一番重くなるように設定してある。
左側の結果がGeForce4Ti4400で、右側の結果がGeForce4Ti4200である。

 1. FSAA未使用

1024x768 16bit 146.3 fps 143.4 fps
1024x768 32bit 146.2 fps 143.0 fps
1280x1024 16bit 143.0 fps 139.6 fps
1280x1024 32bit 135.8 fps 128.6 fps
1600x1200 16bit 131.6 fps 124.9 fps
1600x1200 32bit 113.9 fps 101.6 fps
2048x1536 16bit 98.6 fps 88.3 fps
2048x1536 32bit 80.3 fps 66.8 fps

2. FSAA使用時

 左側の結果がGeForce4Ti4400で、右側の結果がGeForce4Ti4200である。

 FSAAx2

1024x768 16bit 144.0 fps 143.0 fps
1024x768 32bit 135.1 fps 126.6 fps
1280x1024 16bit 132.8 fps 124.6 fps
1280x1024 32bit 101.5 fps 86.0 fps
1600x1200 16bit 95.9 fps 84.5 fps
1600x1200 32bit 60.1 fps 46.8 fps

 FSAAx4

1024x768 16bit 134.9 fps 127.0 fps
1024x768 32bit 95.0 fps 82.7 fps
1280x1024 16bit 98.9 fps 88.1 fps
1280x1024 32bit 53.1 fps 42.6 fps

 これも高解像度では差がついているが1024x768ぐらいでは体感差は感じられない。

 (5) Aquanox DEMO版

 DirectX8.0に対応したゲームであり、Pixel Shaderを用いているためかなり重い。
グラフィック設定は一番重くなるようにしてある。
左側の結果がGeForce4Ti4400で、右側の結果がGeForce4Ti4200である。

1024x768 32bit Avarage 96.9 fps 90.9 fps
1600x1200 32bit Avarage 46.9 fps 35.6 fps

 1600x1200だと3DMARK2001SEよりもかなり差が開いていることが分かる。

 (6) Comanche4 DEMO Benchmarkモード

 これもDirectX8.0に対応しており、Pixel Shaderを用いている。
ちなみに実際のゲームはベンチマークモードほど重くないのであしからず。

 GeForce4Ti4400での測定結果

 Comanche 4 Benchmark Results for 1024x768x32 FSAA=0 VSync=OFF DXTC=ENABLED AUDIO=ON SHADERS=ENABLED

Frames per second: 28.52 avg
Tris per second: 5,682,123 avg

 Comanche 4 Benchmark Results for 1600x1200x32 FSAA=0 VSync=OFF DXTC=ENABLED AUDIO=ON SHADERS=ENABLED

Frames per second: 27.96 avg
Tris per second: 5,569,258 avg

 GeForce4Ti4200での測定結果

 Comanche 4 Benchmark Results for 1024x768x32 FSAA=0 VSync=OFF DXTC=ENABLED AUDIO=ON SHADERS=ENABLED

Frames per second: 27.75 avg
Tris per second: 5,528,053 avg


 Comanche 4 Benchmark Results for 1600x1200x32 FSAA=0 VSync=OFF DXTC=ENABLED AUDIO=ON SHADERS=ENABLED

Frames per second: 24,62 avg
Tris per second: 4,905,282 avg
 

 Ti4200は解像度が上がるとフレームレートが落ちているが、Ti4400はほとんど落ちていない。

 ***まとめ***

 簡単に言うと、普段1024x768でしかゲームやらないよという人はTi4200で十分であると思う。
1600x1200以上でやっている人にとっては有効かもしれないが・・・。
 Ti4200を買うならクロックが高いVRAM 64MB版のほうを強くお勧めする。VRAM 128MB版のほうが
高いし、下手するとその値段に数千円足すだけでTi4400が買えてしまう値段になる可能性があるためである。
(1600x1200でFSAAx4かけてゲームしたいというなら話は別だが・・・。)
 私の正直な意見は、Ti4200で十分すぎるだろうと考える。
まだCPUパワーに大きく依存するゲームが多いことと、GeForce4推奨のゲーム(Unreal2等)は当分出ないこと
を考えるとTi4600を買うお金をTi4200とCPUを買う金にかけたほうが得策ではないかと考えているからである。