記・国民ca2024121717)
■動の2024年、地球支配者が大打撃を受け一元支配構想が消える瀬戸際に

  《中見出し》
◆2024年世界人民は米大統領選挙でのトランプの圧倒的勝利を得たこと

◆イスラエル悪魔のシオニスト政権とウクライナ狂気のネオナチ政権の終焉

◆来年、これからは日本でアジアでも反グローバリズムの前進を

◆2024年世界人民は米大統領選挙でのトランプの圧倒的勝利を得たこと

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 2020年に始まったコロナウイルス戦争はほぼ沈静化している。2022年ロシアの侵攻から取りだたされたウクライナ戦争は現在、末期状態に至っているのだが、地球支配者の命令と指示にしたがうしかない道を歩むゼレンスキー、ネオナチは、先の大戦時の日本帝国と同一の状況になっている。自らの力では戦争継続ができない。ロシアが攻めてきたという理由でNATOと米国がウクライナ支援を続けてきた。だが、NATOと重なるEUや欧州はウクライナ支援とロシア制裁が自国民を苦しめる結果になり、支援が極端に先細りになってきている。
 ウクライナのネオナチを使って、地球一元支配実現の壁になっているロシアを戦争に巻き込み、内部混乱を拡大して、プーチン政権の弱体化と転覆をするのが目的で始めた戦争だ。ロシアとプーチンを見下し、NATOとEUと米国が組んでウクライナにロシアを引き出せば、たやすく実現できると睨んでいたがそれは大いなるうぬぼれだった。911時点で己が圧倒的優位にあると判断し、一元支配完成に向けて一気に行動を開始すれば、たやすい。ロシアは脆い、と思い込んだのだ。
 プーチンは直接悪の連合を現地で戦火をまみえながら、同時にBRICSの強化をすすめてきた。中国を始めとしたかつての第三世界と中東イスラム圏を巻き込んで反米、反欧州の世界を築き上げて来た。世界一強の米国の支配力、経済力に頼らない世界、米ドル決済の支配から独自の資金決済ができる力を、徐々に、黙々と作り上げてきている。
 世界を見渡せば、かつて「自由と民主主義国」と呼ばれていた陣営は、米国と日本とイスラエルなど、数えればまったくの少数派となっている。もはや世界で「自由と民主主義国」の旗が強いというのは犬の遠吠えに近い。日本ではヤツらに世界一べったりのマスメディアが吠えているために、いまだに「自由と民主主義」陣営が巨大であるかのような思い込みをしているものが多いが、現実はすでに「自由と民主主義」陣営の優位などなくなっている。
 そのような中で、11月米大統領選挙でトランプが勝った。米国人民は、DS=地球支配者を一掃しようというトランプの主張を支持する事態にまでなっている。
 トランプはウクライナへの武器とカネの支援を止める。ディールと呼ばれる取引の材料とされる。トランプがNATO、国連、WHOから離脱するとの方針を出している。そうなれば、ウクライナの戦争は継続できない。つまり、地球支配者は「敗北」する。
 これが流れだ。余命いくばくもない耄碌バイデンは、この流れをみて、命令者の指示の実行をした。米国、欧州からウクライナに提供している、長距離弾道ミサイルをロシアに向けて発射した。恐るべき地雷の使用を許可した。手下のゼレンスキーは即実行した。
 このような行為をすれば、ロシアは絶対に報復する。ウクライナ兵にはできない超音速ミサイル発射、国際条約で絶対禁止の地雷の使用をプーティンは黙って見過ごすことはない。つまり、大国の直接対決、核も含めた大量破壊兵器の使用、人類の滅亡。世界人民には絶対に許せない挑発行為を、ヤツらは耄碌バイデンにやらせた。
 欧米日のマスメディアは曖昧な表現しかしていないが、明白な世界人民、人類への最終殺害宣言に等しい行為だ。このようなことを、平気でするのが、地球支配者であり、自由と民主主義をうたう米国大統領バイデンなのだ。これを暗に支持する、逆に逆らえずに、事実上支援しているのが日本政府であり、マスメディアだ。それを無自覚に正当であるかのように指示しているのが、多くの欧米日の騙された人々だ。
 2023年10月にはハマスのイスラエル侵攻によりイスラエル戦争が話題に上がった。地球支配者はイスラエルの過激なシオニストを動かしている。ウクライナで過激なネオナチを動かしているのと同じ構図だ。一元支配完成をすすめる実行部隊として利用されつのは、常に地球支配者の考えを先鋭的に表現するファシスト連中である。第二次世界大戦時の枢軸国と呼ばれたナチス、イタリアのファシスト、そして日本帝国であった。
 それが、現在はシオニスト、ネオナチ、ネオコンである。この連中の思想、願望こそが地球支配者のものと同じであるだけに、何の躊躇もない残虐な行為ができる。だが、最終的にはいくら地球支配者が背後で支えた行動であっても、勝つことが保障されているわけではない。そもそもヤツらの第一手下の国、米国でトランプに敗れた。ウクライナでも、完全な劣勢だ。
 ただ、現時点では、イスラエルのシオニスト勢力だけが、異常な興奮状態にある。23年10月の「ハマスの侵攻」をシオニストは自演自作した。911と同じだ。これを契機にして、一気にガザ地区へのジェノサイドを開始した。その勢いで北部パレスチナ自治区への攻撃を進めた。空からの空爆と地上からの猛烈な攻撃を連日繰り返している。数十万人がヤツらによって無残に殺害された。
 北部では「入植」と称してパレスチナ人の抹殺を続けている。シオニストは、驚くべきことに、イスラエルでのハマスなどの敵対勢力を周囲のイスラム国、特にイランの支援のもとにあると断定して「オクトパス・ドクトリン」を公言、イラン、シリア、レバノンなどへも進出、あるいはミサイル攻撃、空爆をすすめてのだ。
 イスラエルは建国以来、毎年、巨額の支援金と軍事物資(航空機、戦車、砲弾等々)を提供していて、中東では他が太刀打ちできない最大の軍事力をもっている。それが、今、大量に使用されている。ウクライナと同様に、米国を中心とした欧州の支援がある。
 地球支配者は、ウクライナのシオニストを使い、敵であるハマスら反イスラエル勢力の最大のバックはイランだ、としてイランをミサイルで挑発した。そうすれば、イランを中心とするイスラム小国がイスラエルとの全面戦争に引き出せる。イスラエルは今なら、この戦闘でにっくきイスラム国を叩き潰せると踏んだのだ。
 だが、イランは挑発に乗ってこなかった。イランを背後でバックアップするロシアも冷静で無視している。これがイスラエルをめぐる現実だが、イスラエルとていつまでも戦争を継続するのは無理がある。それは、世界の目がイスラエルのジェノサイドを許さないという方向になっていること。現にネタニヤフらに対して高裁刑事裁判所は逮捕状を発行した。さらに、欧米からの支援が激減している。武器も底をつきつつある。最大の支援国米国で、トランプ政権が樹立する。外交の閣僚にイスラエル支援者が任命されているが、問題はトランプが「戦争を止める」といっていることだ。
 表立ってはイスラエル支援を崩さずに「戦争を止める」ということは、ネタニヤフらがネオコンと一体で行っている施策と、トランプの「イスラエル徹底支援」の意図は違うということだ。確かにトランプの「ディール(取引)」は結果が「和平実現」なら手法や過程はどうあれ、人命が武器で亡くなるのが止まるだからいいことだ。それを期待したい。
 ここで突然に発生したのがシリア・アサド政権の崩壊だ。12月9日アサドはロシアに亡命した。アサド政権への大攻勢を主導した反政府勢力「ハヤト・タハリール・アル・シャーム(HTS、「シャーム解放機構」の意味)」のアブ・モハメド・アル・ジョラニ代表は、8日午後、首都ダマスカスで演説し、政権を倒した勝利は「すべてのシリア人のものだ」と宣言した。
 欧米日のマスメディはアサドをいままで支えてきたロシアとイランは、現在戦っている状態で余裕がなかった。見捨てたと報じた。政権についた新勢力は反アサドでは団結していたが、おのおの相当異なる勢力だ。反アサドではあるが、欧米のいう「自由主義国家」勢力とは言い切れない。
 アサドがあまりに稚拙でロシアの支持を実行できなかったために、プーチンはアサドを以前から見捨てていた。多くの反アサド勢力と交渉を続けていた。だから、新政権がアサド的独裁、理不尽な治政を改善するものであれば歓迎していくものと思える。卑劣にもこれに乗じてイスラエルはゴラン高原を支配しさらにシリアの奥深くにまで侵攻を続けている。少なくとも、中東が混乱のまっただなかにいるのだが、中東を全滅させて、地球支配者の一元支配が実現するという連中を喜ばす方向に進んでいないのは、2024年末の状況である。


◆イスラエル悪魔のシオニスト政権とウクライナ狂気のネオナチ政権の終焉

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 政界でもう一つの懸念はイスラエル戦争だ。狂気のネタニヤフ、ホロコースト政権に対して、国際刑事裁判所は「逮捕状」を出した。
 ネタニヤフがガザのパレスチナ人に対して「兵糧攻め」をした。食糧、水、医薬品、石油、ガスを完全に止めたこと。ここを主要な理由にしている。日本の戦国武将じゃあるまいし、兵糧攻めなどする行為は、許されてはならない。ようやく、この当たり前の人民の感覚を国際裁判所は認めたのだ。
 同時にハマスもけしからんとした。だが、ハマスがやったイスラエル人に対する「テロ」はイスラエルのモサドがやった行為だ。
 シオニストのネタニヤフに逮捕状が出たからと言って、ネタニヤフがすぐに逮捕投獄されるわけではない。大事なことは、世界人民の目覚めが大きく発展した点だ。当たり前のこと、つまり、パレスチナ人を「ゴイム(家畜)だ」「一人残らず死んでもらう」などというホロコーストが、人間として許されることではない。このようなシオニストに対して、厳しい目が大きくなったのだ。
 ウクライナのネタニヤフとまったく同じ様相を示している。全世界の人民が絶対許さないと声を大きくしているホロコーストに対して、欧米日の政府が賛同しているという構造。つまり、イスラエル支援である。イスラエルを批判することは「反ユダヤ主義だ」と主張して、それが無条件に「正」とされるかの如くとなえている。
 これは、ヤツらが作り上げた偽の神話だ。第二次世界大戦をヤツらは起こした。そこでヤツらの主義の根幹で具現化したナチス(ヒトラー)を創出し、ユダヤ人を大量殺害(ホロコースト)させるという劇場を演じさせた。ホロコーストはいかに酷いものか。ナチスはいかにむごい連中か、世界に見せつけた。
 戦後、ヤツらは「ユダヤ人への攻撃は永遠に許さない」というルールを世界に押し付けた。
 世界人民から見れば、なぜユダヤ人にだけ攻撃は許さないのか。この一点だけでヤツらの意図が透けて見える。ヤツらは戦争の主犯だ。ユダヤ人と無関係に全人類、全人民の命を一人でも戦争の犠牲にさせてはならない。このはずなのに、いまイスラエルのシオニストはいかなる「反ユダヤ主義」も許さないなどど、狂った主張を当然のごとくしている。自分でやっていることは、ナチスと同じパレスチナ人へのホロコーストだ。イスラエルの隣国に宣戦布告もなく、猛烈な空襲をやり、イスラエル軍を侵攻させている。
 それをヤツらの手先である欧米日の政権は、手放しでイスラエル支持、つまりホロコーストを認めている。バイデンや石破らが、どれほど悪魔にそまっているかが分かる。見逃してはならない。
 トランプは「二つの戦争を一日で終わらせる」と豪語する。
 イスラエルでもネタニヤフ政権への反感はすさまじい。いくつもの汚職、公金略奪の裁判がある。戦争を終われば、即逮捕投獄。極刑が待っている。そこから逃れるのは、ゼレンスキーと同じで戦争継続しか選択肢がない。
 トランプは一般的に米国の政治の世界で絶大なイスラエルロビーの手にある。米国の一神教原理主義(福音派)の支持も受けている。今回、急速に内定している閣僚の多くは、このイスラエル・ロビーの影響下にいる人、キリスト教原理主義の影響下にある人たちだ。
 それは、イスラエル問題に対して、強力なイスラエル支持派である。だから、トランプがこの表面的な意味で「強力なイスラエル支持」でいくなら、ネタニヤフ・シオニストを支持していることになる。それは、パレスチナ人へのホロコーストを認め、支援するということになる。
 そうであれば、地球支配者が意図的に作り上げた反人民的な主張に沿うことを意味し、世界人民にとっては許さないことだ。
 ヤツらが第二次世界大戦を起こしてまで、誤った概念「反ユダヤ主義」は絶対許さない、という思考構造をつくった。これにDSと正面から戦うというトランプ派がそのまま乗っているとしたら、間違っている。
 「反ユダヤ主義」と本質を意図的にねじまげたのはヤツらだ。戦争の教訓は、ユダヤ人に対してだけではなく、すべての人民に対して、戦争などという狂った野蛮な強制で、一人でも犠牲を起こしてはならない、ということだ。
 さらに言うなら、地球支配者というヤツら自身の地上での存在が戦争の根源であり、ヤツらを完全に放逐しない限り、戦争は永遠になくならない、ということである。
 ヤツらの多くは自称「ユダヤ人」だ。己だけが世界のエリートであり、己に刃が向かってこなければよく、それを世界的な侵害を許さない概念(考え方=常識)のようにした。ヤツら自称「ユダヤ人」は、白人偽ユダヤ人であると、ここの記事では繰り返し指摘してきた。
 歴史上、人類学上のユダヤ人はパレスチナ人と変わらないアラブ人で、白人ではない。ハザール王国は9世紀ごろに時の支配者が周囲の国からの強い要請で「ユダヤ教」に改宗した。ユダヤ教というものが、ラビの解釈でどうにでも内容を変えられるという点が、自らの悪魔教を維持するのにぴったりだった。
 彼らは、白人である。ハザール王国から次々と西欧各地に散った。これぞと思った地域に手を伸ばしていった。これが自称偽白人ユダヤ人たちである。ヤツらはユダヤ人を「ユダヤ教」を信じる者と定義を勝手に変更して、偽白人ユダヤ人を「ユダヤ人」としてすりかえていった。
 聖書に神がユダヤ人にだけ、特権を与えた。土地を与えた。非ユダヤ人はゴイムだ、という解釈を広げた。その神というのはハヤウエという最も凶暴で、妬みに満ちた、反人民の不快な悪魔だ。ほんとうの神がいるのであれば、許しがたいゲスだと断じるだろう。
 自称「ユダヤ人」は現在の地球支配者の中枢となった。ヤツらが目指すのは、地球一元支配だ。現在は「グローバリズム」という標語を掲げている。反ユダヤ主義と同様に、グローバリズムも「歴史的な流れで、何人と言えども逆らえない」のが常識だと人を騙している。
 ヤツらの地球支配、グローバリズムは完全に狂っている。冷静に歴史を振り返ってみれば一目瞭然だ。それは、この偽白人たちが、ここ何百年も何千年も、非白人をホロコーストしてきたというだけだからだ。世に「正」「常識」などと信じ込ませたやつらのスローガンの本性は非白人に対する、一貫した大量虐殺だ。
 その典型がシオニストによるパレスチナ人に対するジェノサイドなのである。
 トランプ派がイスラエル絶対支持というときに、そのまま現在のシオニストを支援するといのなら、それは狂っている。騙されているか、反人民的な虐殺者だ。支持しなければならないのは、人民への虐殺を止めさせることだ。一人の人民の命をも殺害してはいけないという立場だ。
 だから、この人民的な視点にたって、イスラエルの虐殺者ども、逮捕状がでているネタニヤフ達に対して、人民の正義の考え方を伝えなければならない。
 ヤツらは死んでも考えを変えないだろう。だが、戦争を停止して、逮捕され極刑にあうよりも、米国かロシアに亡命すれば命だけは助けてやる、というゼレンスキーに対する取引と同じ逃げ道を示すなら、それを選ぶ道は残されている。

◆来年、これからは日本でアジアでも反グローバリズムの前進を

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 これまで、米大統領選挙、イスラエルとウクライナをめぐる情勢を書いてきた。それは、全人民の最大の課題である地球支配者と対峙しヤツらを追放するということに直結しているテーマであるからだ。
 もちろん、日本やアジアにも毎日おおきな出来事が発生している。しかし、それらは根底にあるものが人民の呻吟ということであるにもかかわらず、マスメディアはそこに焦点をあてることなく、上っ面を、時代遅れな週刊誌的な視点から報道されている。人民をバカにし、おちょくり、あなどったものである。テレビ番組を観たらわかることだが、お笑い芸人のバカ騒ぎ、大食い、演出されたスポーツで溢れかえっている。大衆が求めていることはこれだと勝手に作り上げている。人民をバカにした状態を作っている。テレビを観ればバカになる。
 そんなヤツらが求めている視点での報道は、下劣、幼稚極まりない。衆議院選挙、新たな石破内閣、韓国での戒厳令と大統領弾劾、年収103万円の壁、大手銀行貸金庫強奪事件…、といったもの。これらそれぞれが、人民のあえぎの表れなのだが、絶対に底をえぐらない。今年のノーベル平和賞を日本被団協が受賞した。第二次世界大戦の敗国である日本の人民に対して、勝敗とは無関係な新型爆弾の人体実権を行った。加害者は地球支配者の第一子分の米国だ。10万を超える庶民がいきなり虐殺された。「戦争はむごい。平和は尊い」ということは報ずるが、マスメディアは絶対にこれ以上の追及をしない。授賞式でスピーチした田中氏は原稿にない発言で抵抗した。当の米国はおろか日本政府は責任をとらないと、激しい憤りを爆発させた。
 戦争も原爆も、主犯はいる。戦争実行者もいる。主犯が双方をあおって戦わしたのだ。相手を鬼畜米英だと騙して人民同士を殺し合いさせたのだ。敵対するのが当然で、相手を絶滅させるのが戦争の当然の成り行きだと思い込ませられたのだ。実際には、その理由はまったくないにもかかわらず。ウクライナでもイスラエルでも、今回の戦争を冷静に見れば、開始以前の一方の側が相手に対して猛烈な嫌がらせの挑発をしている。イスラエルの場合は911と同様に自演自作をして「敵」を作り出し「自衛権」を行使するきっかけを作って始めた。
 常に戦争の主犯は地球支配者だ。ガザでジェノサイドされた人民も、二発の原爆で奪われた日本の犠牲者も、ヤツらの邪悪で無慈悲な地球一元化という狂った欲望の共通の犠牲者だ。
 「戦争はむごい。平和は尊い」「悲惨な戦争の経験を語り継ぐ」「いまこそ『はだしのゲン』を」というレベルの話では、戦う人民は絶対に満足できない。だから、毎年投書では「ただ語り継ぐだけでは何も先が見えない。下性を繰り返さないと誓うだけでは戦争はほんとうになくならない」「教師として子供たちにどう教えたらいいか分からない」という声が載る。
 こうしたことを同じレベルで繰り返されてい。これが日本や韓国やアジアの現実だ。つまり、地球支配者による一元支配という問題を正面からとりあげて、その一掃をしない限り、人民の悩みは解決することがないということに踏み込まなければならない。この現況を突破しなければならない。
 米大統領選挙はさまざまなことを教えている。地球支配者による一元支配などといえば、日本ではだれもがせせら笑う「陰謀論」だとして、目をそらす。米国でもそうだった。だが、現在、トランプがDSと呼ぶ勢力が陰謀でも何でもないということを、一般大衆の多くが気づいているのだ。RFKjrが、米国人の健康を蝕んでいるのは、医薬と食糧の起業によるものだと明言している。長く政府によってケネディ暗殺、911、エプスタイン文書が封印されてきた。それをトランプは公開するという。つまり、ヤツらが陰謀だと言ってきたものが、事実だと気付いたのだ。
 米国民のこの意識の流れと、日本人の意識を比べてみたらいい。いつまでも「それは陰謀論だ」といって問題を掘り下げる気がないうちは、大事な問題は何一つ解決しないまま、だらだら続くのだ。その状態がこれからも続くのであれば、革命など来ない。
 来年、これからは日本でアジアでも反グローバリズムの前進を勧める以外にない。敵は地球支配者だというと、いまだ陰謀論だと引くものだいる。それを嫌って、ヤツらのもう一つのグローバリズムという思考と行動に目を向けた「反グローバリズム」の運動がある。地球支配者に立ち向かうという運動と反グローバリズムは同じものだ。地球支配者という言葉を使いたくないのであれば、反グローバリズムでいい。
 これは、全世界的な規模で理解が深まってきている。日本ではほんの一部の勢力でしかないが、徐々に注目を集めてきている。トランプ派の前進と連携して活動を広げてきている。この思考を人民の中に説きふかめることは、現代日本の人民が進める大事な課題である。身近なあらゆる種類の課題は、反グローバリズムと結合して分析し展開することが必要だ。来年はそのような時代になることを願う。

 地球支配者放逐、反グローバリズムという姿勢の根底にある、人民生活の五原則を再度確認したい。
 ●人民生活と思考の5原則
   ①人に迷惑をかけない
   ②カネとモノ、利権のとりこにならない
   ③地球と未来に負荷をかけない
   ④戦争の根絶、安寧な生活
   ⑤人間としての誇りと尊厳