記・国民ca20240812)
■シオニストのジェノサイドは米国建国時の蛮行と同じ

  《中見出し》
◆追い詰められた地球支配者の本性が見えるジェノサイド

◆まず、身近な自分の周囲の人民が真二つに分断されていることに終止符を

◆人類、人間、民の中でお上とマスメディアを信じる者の力に依存してヤツらが、事を遂行している

◆追い詰められた地球支配者の本性が見えるジェノサイド

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 世界は武器を使用した戦争では、イスラエルのシオニストによるパレスチナ人へのジェノサイドと、ウクライナでのネオナチ政権の断末魔だ。医療を武器にした戦争では、レプリコンワクチンによる脅迫だ。
 経済問題では、米国の株、為替等のマーケットにおける暴落というバーチャル経済の破綻危機。気象兵器の分野では地震、高温と低温による異常気象。
 これらが全世界の人民を生死の危機にさらしている。これら、すべての主犯は地球支配者である。悪魔である。人類とか人間、ヒトの感覚と感情を知る知覚神経、回路を一切持たない悪魔の仕業である。ヤツらは地球一元支配という、邪悪な計画を進めている。
 地球に住む奴隷の数を5億人程度に間引きし、奴隷ロボットしてかしずくものだけの世界を実現しようとしている。そういうと、ただの陰謀論に聴こえ、耳を閉ざし去るものがいる。ヤツらの邪悪な構想を自分にとって善、あるいは利益になるものと、完全に脳がヤツらに支配されている連中がいる。
 お上を信じ、マスメディアの流す内容を真実だと思っている人たちだ。この人びとが、ヤツらの手先になって、多くの人民を騙して動かしている。こうした人々にとって、地球支配者が現在目の前で展開している悪事が悪事として見えない。それどころか、善であり自分に利益になることで、自分も積極的にヤツらに加担する。

 毎日、自分たちの目の前で展開されている悪事、例えば「イスラエルの自衛権は正しい」「ハマスのテロ行為は許されない」「プーチンのロシアがウクライナに侵攻した。いまどき領土拡張など許されない」「ウクライナを支援しよう」「ワクチンはウイルスに係るのを防ぐ。重症化を防ぐ。パニックを防止する唯一の手段だ」…。
 こういったマスメディアが流す主張を妄信して、目の前で展開される惨事を許容する。
 この現象をまず、頭に入れて欲しい。
 そして、この現象と現在の米国の建国時に想像を膨らませて欲しい。西欧であぶれた連中がコロンブスが発見したという新大陸に、我先にと競って乱入した。西へ西へと支配の広がりを追求していた、野蛮なアングロサクソンの中心的な連中は、新大陸での労働力、開発力の人ではいくらでも欲しかったので、欧州で難民を大量生産して送り込んだ。
 もう一つは、それまでに植民地化してきた土地、アフリカアジア(中国を含む)からも、貧民を騙して送り込んだ。その数は半端ではない。
 そしてこの連中がやったことは、アメリカ大陸の先住民を皆殺し(ジェノサイド)したことだ。東海岸に上陸し、西海岸に向けて移民を移動させた。金鉱があって金持ちになれる。無限の荒野があって牧畜主になれると触れ込んだのだ。
 こうした短期間での移民の暴走は、必然的に先住民と対決した。だが、当時の米国政府は先住民抹殺のために拡充され、最新の武器と弾薬を用いて先住民を駆逐していった。白人難民の暴走をまもった。先住民のインデアンで生き残ったものは特殊な決められた居留地に閉じ込められた。

 イスラエルはパレスチナの地に、1958年に国連が認めて国となった。なるや否や始めたのが「入植」という野蛮な行為だ。ここは「神が与えたオレの土地。オマエたちは立ち退け。出ていかなければ殺す」といって、次つぎと支配地域を拡大したのだ。
 米国の建国時と同じだ。広大な荒野を各々が勝手にここを「オレの土地」と宣言した。
 この野蛮な行為は、米国に乱入した人たちによって「正当」とされ「合法」とされた。米国とそこに移住した白人は、先住民の権利はおろか存在そのものを認めなかったのだ。
 それを遠いところでの出来事と聞き知った西欧では、新大陸に新文明を築き始めた英雄的行為として連日喝さいを送った。
 戦後の米国、ハリウッドで膨大な数の西部劇映画ができた。それらのほとんどは、先住民であるインデアンを駆逐していく騎兵隊、幌馬車で西部へ移動するのを阻むインデアンとの対決し、苦難を克服していく姿だ。日本でも公開された。日本でも西欧と同じく、多くの人びとは、インデアンをやっつけるのに声援を送った。

 「皆殺しをすることが、何で正しいことなの、英雄なの」と疑問を挟む人がほとんどいなかった。
 この米国の歴史をみてみると、現在のイスラエルのシオニストがパレスチナ人にやっているジェノサイドを、欧米日の政府が容認し支援している姿が、まったく同じである。
 昔と違うのは、人民側の気づきだ。お上は依然としてジェノサイド容認だが、人民は違う。いままで長い間騙されて気づかなかったが、米国での先住民ジェノサイドは完全な間違いである。人として許されるものではない。米国内でも「大草原の小さな家」のように、民の願いはささやかでも、争いのない安寧な生活であることに気づく。
 教科書では米国の建国をたたえて教えるが、子どもたちは、ちゃんと話せば、先住民を抹殺し、膨大な数の黒人奴隷酷使の歴史を「正当」だとは思わないだろう。
 西欧でも米国でも、現在目の前でシオニストが行っているジェノサイドに対して、大きな声が起こってきている。かつてのベトナム戦争時の反戦運動もおなじだ。欧米日の中央政権は、隠すことなくジェノサイド支援をしているが、民側は違う。
 目の前で展開されているジェノサイドは許さない。今まで米国建国に限らず、西欧の権力者集団(この背後に地球支配者がいる)が何と言おうと、また多数の騙されているものがいようと、人が人を殺戮する行為は許されるべきことではないということを気づいてきたものが多くなっているのだ。
 今ヤツらのジェノサイドに反対の声を上げなければ、米国建国時に多数の人民がお上のいうまま原住民へのジェノサイドを容認してきた歴史と、同じ過ちを繰り返すことになる。
 7月にトランプは暗殺未遂にあった。数日後にはロシアのプーチンのウクライナによる暗殺計画があった。地球支配者の指示と命令に従わず、目の上のたんこぶになっているこの二人にたいして、堂々と皆の見ている前で殺害しようというのだ。これが野蛮国、つまり自由と民主主義をかざす国家の、まぎれもない姿である。
 地球支配者の本性だ。
 米大統領選挙戦で、民主党やバイデン、そして引き継いだハリスらは「トランプは民主主義の敵だ。われわれは民主主義を守る」とバカのように繰り返している。これまで百年も叫んできた。欧米日のマスメディアは「米国こそが自由と民主主義の先進国、民主主義の旗頭」と訴えてきた。だが、現在、米国内外で地球支配者の第一子分の米国の、本当の姿に気づきだしている。
 「民主主義を守る」という名目でここ百年、戦争を絶やさず、数百万人を殺害してきた。「民主主義を推し進める、崇高な正義の戦いに犠牲はつきもの、大したことではない」と弁解して忘れる。
 人民の常識的にはちゃんちゃらおかしいのだが、グローバリズムに夢中になり、カネだけ、自分だけ、今だけに頭が支配されている多くの人びとは、いまだに賛同なのだ! ただの民主主義の敵なのに!
 この目の前のジェノサイドをどう見るのか。お上とマスメディアの主張する側に立つのか、それとも、反対の立場を明確にするのかが、人民一人ひとりに問われている。
 明確過ぎるほどの悪魔の事例が目の前にあるのに、それが同じような人間同士でも、白にしか見えないという、奇妙で特異な事態が、現在なのである。


◆まず、身近な自分の周囲の人民が真二つに分断されていることに終止符を

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 欧米日の政治は、現在の人民の苦難と逆行している。欧米日の政治は何百年前(いや数千年前)と何ら変わらない。海賊とかギャングと同じだ。他人のものは自分のものだとして、大航海時代に欧州の政権は次つぎと手先を伸ばした。
 圧倒的な武器と弾薬で、次つぎと植民地を広げた。西へ、西への勢力拡大は一貫している。やがては、地球全体を自分たちのものにする、という地球一元支配の願望は固い。この悪魔の思想は、人知を超えたもので、時間と空間を逸している。

 20世紀になり、地球上の「国境」はほぼ確定した。多くは民族が「国」という単位で自立、自決して生活している。これをむやみに無視して、自分の勢力圏を「国境」をともなって拡大することはできがたくなっている。
 そこでヤツらが自ずと編み出したのが、植民地支配だった。文化的、経済的に影響を与えて子分の国家を支配する方式だ。これもあからさまな手法では、人民の批判があがるようになってきている。
 ヤツらの「西へ西へ」は、国境が落ち着くと、障壁が以前より明確になる。それは旧共産主義国家と、中東イスラム国家に2つであることだ。かつての「西へ西へ」は現在では「旧共産国家と中東イスラム国家の征服」となった。
 ヤツらの揺るがしえない戦略と戦術はこれに尽きる。
 すべての政策は「旧共産国家と中東イスラム国家の征服」にある。ウクライナ戦争は明確にロシア封じ込めであるというのは分かりやすい。イスラエル戦争は、ハマスを叩くというのを端緒にしてイランを先頭にするイスラム国家を叩くのが目的だ。
 こうして、ヤツらの「西へ西へ」という戦略は現在の「グローバリズム」となった。「国境」を超える、失くしていく、世界統一政府を作る、という新世界秩序だ。グローバリズムというイメージの影響は強い。
 「苦難を乗り越えるには、国境を越え、どの国にでも、自分たちの作った商品を使ってもらうことだ」というもので、日々の競争社会からの脱出を、世界規模でのマーケット拡大に目を広げさせた。工業化と情報化の発展は、それが歴史的に、文明発展的に、当然の流れであるように受け止められた。
 労働者が賃上げを求めると「上げてもいいよ。だが、国際的な競争力に負けて、家族共に路頭に迷うようになってもいいのか」というヤツらの態度に、戦う理論を失った労働者側は反論できなかった。ヤツらの思想的な核であるグローバリズムと対峙することの重要さを認識する必要がある。

 さて、ウクライナではネオナチはついに、ロシア領への攻撃を始めた。もう武器も外国からの支援も途切れてきているのだが、ネオナチという狂信者=カルトのゼレンスキーは現実が見えなくなっていて、ロシアへの無謀な戦争拡大を展開している。
 ロシアが頭にきて戦術核を使うとか、キエフへの大襲撃をかけるのを望んでいる。そうなれば、全世界にあらためて「ロシアの狂気の侵略と残忍さ」を訴え、潰せるという算段だ。
 だが、幸いにプーチンは冷静だ。敵の誘いに安易に乗らない。ロシアの閣僚には「即キエフ攻撃ができる。そうすれば、一気にこの現状は解決できる。戦争を早く終わらせることで、犠牲を少しでも少なくできる」とする意見を持つ者もいるのは現実だが、プーチンは動かない。
 プーチンは、そう動けば、ロシアはやはり戦争によるウクライナ支配を狙っていたと世界中から声が上がる(現在の世界の人民の意識レベル)のを周知している。あくまで、暗殺を計画しているゼレンスキーであっても、和平協議での解決を、根気強く進めている。

 イスラエルのシオニスト集団はどうか。イスラエル国内でのジェノサイドについての人民の批判は拡大している。シオニストの支援をしているのはわずかなのだが、ネタニヤフ政権はイランとの戦争拡大に必死だ。いまだに、国民は背後で支援していると勘違いしている。
 ネタニヤフらシオニストは、ここで手を引けば、国内からの戦争責任と汚職追及にあい、たちまち終わる。自分たちの政治生命をもまるため(利己利益であって、人民の利益ではない)にも、世界中が見放しても戦闘を継続するという悪魔の道を進んでいる。
 イランの要人、ハマスの要人、ヒズボラの要人を次つぎと暗殺した。イランは「反撃する」ことを口にしている。かつてのイランであれば、即戦争となったであろう。だが、現在のイランはかつてと違う。ロシアや中国との連携を強めている。そしてかつては宗派で対立が絶えなかったサウジなどとの連携をしている。いわゆるBRICS+グローバル・サウス陣営の連携のたまものである。
 地球支配者の意を受けた米国の指示や命令に従って、仲間内で争う愚を知ったのだ。ヤツらの命令や指示を無視して、今後もやっていけることを認識したのだ。
 イランが本格的にイスラエルと戦争を起こせば、そこには必ずロシアや中国、周囲のイスラム国が参入してくる。イスラエルには米国が表立って参入してくる。すると、聖書のエゼキエル書に預言されているような全面戦争となる。預言を信じ後の千年王国を築くともくろむ原理主義者を喜ばすことはあっても、世界人民を巻き込み、イラン国家が消えてなくなるのには、賛同できない、というのがイランだ。
 イランは、安易にネタニヤフらシオニストの誘いに乗って戦争に踏み込むことより、和平を貫くことの大事さを知った。世界人民の政治意識を信じる。逃げも隠れもしない、和平を求める中東の国々に対して、凶暴に、一方的に侵略と戦闘を仕掛けてきているのは、シオニストであり、背後の二枚舌の米国。その上の地球支配者の邪悪なイラン、ロシア潰しであることを明らかにすることが重要だと判断しているからだ。
 もちろん、イラン政権の内部には「もはや決起してイスラエルと一気に叩き潰すときだ」と唱える強硬派は多い。だが、イランの指導部は、そのかつてのような短絡思考は、ヤツらの思惑に乗った行為であって、世界人民と地球の未来に泥をぬる、やってはならないことだと、冷静に考えている。

 イランやロシアが、戦争はしないと勇断したとしても、地球支配者側は、それを認めない、ということを知っている。悪魔には「オレのことは放っといてくれ」というのは通用しない。ロシアやイランが地球上に存在する限り、抹殺の対象は不変だ。
 ロシアやイラン、地上の人民が、現代を生き抜くには、地球支配者という主敵を一掃する以外にない。これが現代のロシア、イラン、世界人民の、絶対的な戦略と戦術になる。
 ロシア、イラン、世界人民にとって、立ち向かってくる敵に対して「オレにはかかわらないで、放っておいてくれ。オレはお前を侵略する気はない」といくら叫んでも、ヤツらは決して認めないということだ。一般では、人間同士話せばわかるとか、一定の譲歩があれば、相手も譲る、とかいう。だが、地球支配者の悪魔的な執拗さは、相手は人間ではない悪魔ゆえに、変わることはない。
 だから、人民側は主敵である悪魔を一掃するしかないのである。
 悪魔には話し合いや、譲歩は通用しない。ヤツらが我々の面前に存在する限り、ヤツらがこの世界から消え去るまで戦う以外にない。
 NATOはソ連に対する西側の包囲網、軍事条約機構である。これがソ連自壊で無用になり、離散するものと世間で言われていたが、逆に周囲の国々を追加させ、現在32か国となっている。これが、現在ウクライナ支援でロシアへの攻撃を続けているのだが、にわかに日本にNATOの支部を作ると言ってきた。
 西欧の機構が何故に極東まで進出するのかなどと言われている間に、早速に自衛隊と合同で、北海道で軍事訓練を始めた。米軍ですら、自衛隊と北海道の地での訓練は控えていた。あまりに、超苦節的にロシアを刺激するからだ。
 このNATOの動きは、言うまでもなく、地球支配者の意を受けて、極東からロシア包囲網を気づくことだ。地球支配者はウクライナで敗戦に次ぐ敗戦で焦っている。極東から刺激してロシアを揺さぶるのだ。その際に西だ、東だという既成の概念を無視した行動に出たのだ。
 ヤツらは国際的な取り決めや概念など、一切無視する。今は、何が何でも憎きイランとロシアを叩くために、何でもするという狂暴をしている。これを、人民は看過してはならない。そんなこと、アリなんだな、というのではなく、明確にヤツらの目論見を仲間の間で共有することである。

 ここで、主敵についておさらいをしておきたい。
 ●世界人民の主敵
   ①国際金融資本とグローバル企業
   ②王権特権階級
   ③バチカンと一神教原理主義
   ④帝国軍と諜報機関
   ⑤マスメディア
   ⑥各国カイライ政権

 上記に上げた六つのくくりを見て欲しい。これらが毎日悪事を働いている。


◆人類、人間、民の中でお上とマスメディアを信じる者の力に依存してヤツらが、事を遂行している

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 地球一元支配というヤツらが何千年も追い続けている事業は巨大だ。その悪の巨大事業は、一握りの頭脳集団だけでは、一歩も進まない。その事業を進めるには、巨大な組織が必要だ。その巨大組織こそ、前項で上げた「主敵」だ。
 それぞれは人の塊だ。どれも人間が関与している。しかも、それぞれの組織の傘下には、無数の膨大な数の人が関係している。組織の中枢は、おのれの属する組織が何を目指しているのかを承知だ。だが、末端になればなるほど、構成員は普通の人間であり、その組織が目指すものなどあまり関心がない。上部からの指示と命令に従っているだけでよい。
 というよりも、普通の人たちは日々の生活の糧をえるために、何らかの組織、事業体、会社に雇用されている。つまり、嫌でも何らかの形で、ヤツらの網の目のような支配の手先を演じさせられている。
 この社会で生きていくためには、ヤツらとのかかわりは避けられないことに気づく。
 地球支配者はこのように、全世界ですざましく多くの人びとが、支配機構に参加し、体制を支えていることを知り、安心して悪魔の計画を実行できている。
 国は税金でカネを民から吸い上げ、それを「目的実現」に有利なように使用する。組織の中枢は「目的」を認識している。国の支援金は必ず、目的に沿って使われる。支援金を得た組織、起業、団体は、究極のところ地球支配者の目的の遂行のために動かされるし、動いている。
 逆を考えたらわかるだろう。お上の目的には沿わないが、人民の利益になると思えるプランを立てても、その申請をお上が受け付けることなど、まったくあり得ないのだ。地球支配者は、長期間かけて、悪魔の支配体制を構築してきた。被支配者である人民が、機構の一員となり、労働し生活することが、そのまま体制の維持強化につながっているというシステムである。
 多くの人民、特に機構の配下の人びとが「カネだけ、自分だけ、今だけ」という思考に束縛されている限り、悪魔の支配機構は安泰であるという機構である。「カネだけ、自分だけ、今だけ」という思考は、ヤツらのグローバリズム遂行に欠かせない。

 主張したいことは、人民が「地球支配者」をこの世から無くすという人民の目的を達成するには、人民側が、自らの立ち位置を明確にしなければいけないということだ。主敵のくくりの組織に、関与している人は多いであろう。関与しているのは、仕方ないことであり、裂けられない。
 自衛隊、大企業、官僚組織、金融企業、宗教組織、マスメディア、王室関係…、これらは分かりやすい。ここで仕事をしていても、自分の考えは、主敵を一掃する立場か、主敵の目的遂行を自覚的に行う立場か、と言うことである。後者なら、先々は人民の敵だ。
 前者は外見からは主敵の手先であるが、やがて先々、人民の蜂起時には属する組織を解体する立場の人たちである。日々は「面従腹背」で仕事をするのである。
 前者で大事なことは、人民生活と思考の5原則を踏まえ、人民権力を足元に構築することである。警察内の労働組合、自衛隊内の労働組合、宗教組織内の労働組合といったものだが、人民権力組織は対外的に完全に極秘、非合法である。
 それは、まるで秘密の革命組織ではないか、と昔から言われてきたが、その通りである。地球支配者と関連組織は、すべてが超合法組織であり、秘密組織だ。秘密組織が目に見えない司令線で網の目のように仕組まれて、ヤツらの「目的実現」のために動いている。
 その地球支配組織と対決するこちらの組織も同じだ。やみくもな対決の危機を作らないために、一般大衆に不必要な不安や誤解を与えないために、革命組織はヤツらにはオープンではない。
 ただし、誤解がないように指摘するが、この秘密組織の絶対的な信条は「人民生活と思考の5原則」であって、それ以上でも以下でもない。あくまで、人民権力が力をつけるまでのあいだ、無用な要因で人民側のエネルギー消耗を減らすためである。
 敵の立場に立って考えれば分かるだろう。現在の地球支配勢力を覆そうなどという不届きな組織は許さない。芽のうちに摘んで封じろ、となる。このような狂信者には理屈は通らない。このことが分かっていれば、革命権力はヤツらの前に容易に身をさらすなどしない。ややこしいのは、われわれ人民の周囲には、無意識にヤツらの手先になっているものが、まだまだ多数おり、いつ敵から致命打を受けるか分からないからだ。

 左翼が解体して久しい。革命が必要だとはぼんやり気づいていても、現在はどんぞこにいる。革命の理論が解体、人民のリーダーが不在なのだ。
 人類史を振り返れば、ロシア革命をはじめ、人民が地球の支配のくびきを断ち切ろうとしてきた戦いの歴史は存在する。そこから、これからの未来のための革命理論を整理し、人民のなかからリーダーを育て上げなければならない。
 かつての革命組織が、理論を見直す気力すら失くした中だからこそ、革命とは何かを忌憚なく語らなければならない。
 日本の場合は特になのだが、前後日本の最高の中で、地球支配者は日本にさまざまな試行をしてきた。「敗戦」で呆然となった日本人に、いかなる教育をし、いかなる環境を作れば、奴隷ロボットを作れるかという点である。
 何かあっても、お上を忖度して、あがなわない。民自身が忖度して、言論統制をする。そんな社会の実現だ。これは、戦争直後にそんなことまで考えるということ。悪魔の知恵に感服するが、現在の日本を見渡せば、奴隷ロボットがほぼ「完全」に実現している。
 革命的、階級的視点からすれば、完全にローエルが「1984」で描いた社会の実現だ。だが、人民はその事実を認めはするが、つまり、革命の困難さが度を超して増す事態ではあっても、革命家はそれであっても、人民の永遠の目標である「地球支配者の一掃」を忘れない。
 奴隷ロボット時代の革命理論の整理が求められている。911で変わった地球支配者一元支配の段階での革命理論だ。この根幹は、意外かもしれないが「世界人民の6つの主敵」「人民生活と思考の5原則」を離れて考えられない。
 世界で、周囲で分断が進む。家族が、近隣の人が、同僚が、親しい友が、ヤツらの言うことを鵜呑みにするものと、その主張の真実を追求するものに分かれている。ジェノサイドを当然だというものと、ジェノサイドは人類最大の犯罪だとする、真っ向から対立する。
 これは、かつてない時代の変化だ。このような中で、自分の立ち位置を鮮明にしなければならない。その際に、思考の五原則は手放せない。この立場を論議し守ることで、家族、近隣の人、同僚、親しい友と立場を共にする道が開かれる。
 人民同士が対立することで利を得るのはヤツらだけだ。このまま、対立を続けることは許されない。まして、人民がヤツらの主張の代理をして、ロシア、中東、世界人民と敵対することなど、これ以上続けてはならない。

 ●人民生活と思考の5原則
   ①人に迷惑をかけない
   ②カネとモノ、利権のとりこにならない
   ③地球と未来に負荷をかけない
   ④戦争の根絶、安寧な生活
   ⑤人間としての誇りと尊厳