記・国民B(20230921)
■地球支配者のあまりの非道にへきへきする世界人民

  《中見出し》
◆米国のいいなりにならない=地球支配者の邪悪なもくろみは、もういい

◆米国一国主義(中級支配者の第一カイライ国)の異常な行動原理

◆地球支配者とは人類への寄生虫である

◆米国のいいなりにならない=地球支配者の邪悪なもくろみは、もういい

引用写真ca20230921a.jpg

 まさに激動の日々だ。地球支配者が何としてでも地球一元支配を実現したいとする邪悪な欲望は、地球上でいたるところから拒否されている。その勢いがますます大きくなってきている。
 当の米国内はヤツら、すなわち地球支配者の悪事推進をしているネオコン・ネオナチ一派、民主党により米国社会の破壊は深刻な状況をきたしている。
 ウクライナのゼレンスキーのナチス政権に巨額のカネと武器を投与しつづけているが、すでにカネも武器も尽きている。米国人民から猛烈な反発が起こっている。
 人権を大義とした不法移民「いくらでもいらっしゃい」政策は、日に日に酷くなっている。毎日数万人が不法に入国している。
 だが、ヤツらは聖域都市を宣言している都合上、ニューヨーク市などへ集まってくるのを容認するしかない。ホテルや学校が彼らに開放され、従来の米国市民の日常を壊すばかりか、無償で優遇している。
 そればかりか、不法移民(ばかりでなく犯罪者)の万引きは、十余万円まで無罪としているため、平和な町のスーパーを始めとする商店は多くが閉店に追い込まれている。同様に、ヤクの蔓延がある。警察と当局はヤクからの離脱を支援すると称して、ヤクを街頭で無償で、誰にでも与えている始末だ。
 ちょうど、満州時代の現地のヤク中毒街、麻薬戦争時代の中国の街、かつてのタリバン政権下、CIA支配下時代のアフガニスタンの街と同じ状況が、いま米国の街だ。
 いうまでもなく、これを推進してきた民主党やバイデン政権ではさらにひどくなっても、解決はありえないことは、誰でもわかっている。
 ウクライナ・ナチ政権は、今やかつての日本帝国主義(ヒトラー・ナチ政権と連携)の、国民全玉砕と同じ状況に陥っている。この政権は腐敗もひどい。ゼレンスキーはじめほとんどの高官が支援金を中抜きし、武器は闇輸出に回している始末だ。
 ゼレンスキーが泣きながら懇願するカネと武器は、米国からこない。フランスやドイツも自国のストックをすでに掃き出した。唯一、ウクライナの土地を、もともとオレのモノだとするポーランドだけが、ほそぼそ支援を続けている。
 ポーランドは傭兵派遣にも積極的だったのだが、これも今や破綻寸前だ。ウクライナでは軍隊のほとんどである約50万人(この数がどれほどのものか想像してみて欲しい)の軍隊が殲滅して死亡した。軍の指導部、指揮官たちもほとんど戦死した。政権は軍の残っている指導部を、賄賂、逃亡でクビにした。
 戦場へ出す兵士を女子や少年にまで対象を広げている。ただ、このナチ政権の悪度さは半端ではなく、ロシア支配下とウクライナ支配下の境界に埋めた地雷を、ウクライナ軍の歩みで取り除くことをしている。
 前線を突破してロシア支配下に進むには、自分が埋めた無数の地雷を何とかしなければ進めない。だが、地雷除去の装置や機材はほとんど持ち合わせていない。それを前線の兵の命でやるというのだから、東条英機もびっくりである。
 正規軍というものはすでになく、NATOと米軍の偽兵士組織がかろうじて戦闘をしている。それに各国からの傭兵集団だが、今やこれも自滅している。かき集めだけに、言語的に意思統一できず、人種差別といがみ合いが日常だ。逃亡が後を絶たない。
 ウクライナの一般市民も含めて、すでに1千万人(この数がどれほどのものか想像してみて欲しい)が国外逃亡している。1千万人のウクライナからの難民が生まれ、さらにリビアなどからの流民が、現在の欧州をアップアップさせている。
 これがどれほど欧州の人民を困らせているか想像してみてほしい。
 日本の間抜けな外務大臣がロシアを非難してウクライナ支持を訴える。「ウクライナにロシアが一方的に侵略した。領土を奪っている。国際的な法秩序が乱されている」と。
 一見もっともらしい論だが、ただの建前的法秩序のお説教だ。過去も現在も地球支配者の言いなりで、憲法や法律の逆をやっているのは、お前らだ。
 ウクライナ・ナチ政権が長期に東部の親露系人民を法に違反して弾圧してきたのは許すのか。他国であるウクライナに米軍基地やミサイルを持ち込んできた国際法違反は許すのか。
 地球支配者がウクライナを基地にして、ロシア転覆、プーチン抹殺をしようとする邪悪は許されるのか。ただただ、この邪悪なたくらみがあるゆえに、ウクライナ戦争が勃発したのだ。
 この邪悪な目的がなかったらなら、ウクライナ戦争などなかったのだ。
 地球支配者はこの邪悪な目的の遂行をする際に、欧米日の自由主義陣営にカネと武器のウクライナ支援をさせるなら、必ず実現できると踏んでいた。
 実際、ロシアのウクライナ侵攻をさせ、即世界世論に訴えた。米国とNATO、そして欧米日は、ロシアへの制裁、ウクライナ支援を開始した。
 だが、世界はどう動いたのか。
 ロシアは欧州への原油、食料の提供を中止した。へりくだることしか知らない日本は、バカ丸出しでロシア非難になびいた。つまり、ロシアへの宣戦布告をした。
 結果は、食糧危機、燃料危機に陥ったのは欧米日だ。物価が連日うなぎ上りに値上がりし、人民の生活は窮地に陥っている。
 ウクライナ戦争が始まって2年経つが、この戦争は地球支配者の「邪悪」を世界にさらすことになった。皆がその本質を知ることになった。
 米国とNATOを動かしているのは、この「邪悪」だ。これさえなければ、食糧危機や原油危機は起こらないかったということが知れてしまったのだ。
 ウクライナ支援が正義でも何でもなく「邪悪」に、ただ騙されて支援させられた。それも途方もない巨額のカネと物資を無駄に提供させられ、無駄な食糧危機・石油危機の目にあったということだ。
 おバカ日本にはもう一つのおまけがつく。それは、311から抱える原発問題だ。大量の汚染水を太平洋に流した。これに反発したのは中国だ。
 中国は直ちに、日本からの食糧輸入の全面禁止を実行した。
 輸出が断ち切られて困ったのは、福島の漁業関係者だけではない。日本全国の食料品輸出をしていた農産関係者はすべて影響を受けた。
 それがどれほど深刻なことかを想像してみて欲しい。この業界に関連する日本人民が、困窮しているのだ。
 原発は何度でもいうが、即廃絶以外にない。汚染水、放射能汚染物を完全に出さない、無害にするという技術がない状態で、ただのお湯を沸かすだけのことに原発を使うというのは、ヒトの命や未来の地球をどうなってもかまわないとする「悪魔」のすることなのだ。
 それと真逆に、開発、再開などを口するバカ、雇用をタテに原発再開支持の労組は、人類と地球の敵である。このような敵に選挙で一票でも入れてはならない。
 地球支配者の「邪悪」に忠実な欧米日の自業自得の苦しみは、世界中から見たら物笑いだ。
 だが、気づいた彼らは、公然とこの記事のように口では言わない。だまって行動している。その流れがBRICS旋風だ。先月南アフリカで首脳が集まった。プーチンや習近平は現地にはいかなかったが、ここでは歴史的で重要なことが論じられた。
 サウジアラビア、UAE、イランが正式にメンバーに加わった。さらに、加盟申請中として、アルゼンチン、エジプト、エチオピア他17か国が並んでいる。
 ここでは、国際決済貨幣として、決済通貨としてこれまで使用されていた米ドルによらない決済が論議されたことだ。
 米国は米ドルが国際決済の基軸通貨であったがゆえに、価値があり、それが背景で米国の「強さ」が保証されてきた。だが、基軸通貨の米ドルが使われないとなると、米ドル価値は一気に消失することになる。価値の根拠を失うからだ。
 今月になってOPECが開催されたのだが、これもBRICSに足を揃えるように、ロシアやメキシコを始めとする産油国10か国が参加して、23か国となった。
 欧米の石油メジャーから黙って離れ、OPECに合流する。BRICSと重なる。国々は非米ドル決済をするようになる。
 つまり、急速に米国離れが進行している。当然だが、そこに結集する各国にはそれぞれの思惑もあろう。だが、そろって、口は開かず行動をしているところに、底知れぬ決意がみてとれる。
 同様な動きは、アフリカでもある。かつてのフランス、英国などの植民地であった国々が団結して、かつての宗主国の影響をなくしていこうという動きだ。軍事基地や言語や文化やさまざまな生活様式を、本来の自民族のものを取り返そうという動きだ。
 欧米日の動きは「邪悪」に支配されている。これらの「邪悪」な干渉、ちょっかいはあろうが、これらから、なるべく離れて、自分たちだけの世界を固めていこうという決意だ。
 これらの動きを欧米日は、一極支配(グローバリズム)の流れに対抗する多極主義だ、グローバルサウス何たらと言っているが、本質を見ていない。


◆米国一国主義(地球支配者の第一カイライ国)の異常な行動原理

引用写真ca202307921b.jpg

 現代、2023年、未来を見越した人類の歴史から見れば、まだまだ未発展、幼児の時代と言えるかもしれない。
 日本には戦国時代というのがあったと、一般に言われている。日本各地に領主、殿がいて、周囲の領主・殿同士が戦いを繰り広げていたというのだ。
 正規軍の核は専属の軍人だが、末端の兵士はほとんどが農民だ。周囲とむやみに戦うのだが、現代人にはその目的は「天下取り」だと合理化されている。
 それが徳川時代になって初めて平定されたとされる。徳川時代は300年近く続いたという。
 最初の話に戻って、現代の世界はこの戦国時代のようなものだ。現代の日本人には200年以上も前に終えたことなのに、現代の地球上では、まだ続いている様相なのだ。
 では、現代においても、天下統一が誰かによってなされれば、平和が訪れるのではないか、と考えるかも知れない。その天下統一を大きく進めているのが、米国のように見える。
 だが、米国というのは、すでに十分に明らかなのように、地球支配者のただの子分だ。しかも、天下統一の中身は「邪悪」なもので、世界中の民が、容易に受け入れられるものではない。
 地球支配者の「邪悪」な内容は、さまざまな研究者の分析や、歴史的な事実から判明している。
 ❶人口を5億人程度に間引きする。無駄飯食いばかりが増えた。主人を支えるのは最低必要な人数がいればいい。❷スマートシティに住ませる。日常生活・行動のすべてを電子機器で一元管理する。❸生活に必要な衣食住と仕事は完全に提供される。情報や知識はすべて提供される。
 という世界ビジョンだ。単純にロボット奴隷である。つまり、人間はこの地上に生を受け、自主的、自由に、平等な、共助の世界、誰からの支配とか干渉を受けない世界と真逆の世界である。
 米国は「自由と民主主義」の国で、そうでない民族や国を一掃し、同じ「自由と民主主義」国にする。それが世界の、人類のためだ。「正義」だ。このように、世界人民を騙している。地球支配者の手先どもは、それを真剣に「必要で、絶対実現すべきことだ」と信じている。
 表面的にはやや嫌味のつよいおせっかいのように見える。だが、手下を動かしているヤツらの中枢は、地球一元支配という悪魔的邪悪を遂行している。
 単純にヤツらの支配は不要だ。ヤツらのいう「秩序」は無用だ。手を引け。おせっかいをするな。いないほうが何よりも素晴らしいことだ。お前の存在こそが、人民にとって目障り、不要なのだ。
 この人民の素朴な認識、常識、欲求に百パーセント違反している。それが、米国=地球支配者の「天下統一」の内容だ。
 だから、現代の「天下取り」は人民にとって容認できないし、日本における江戸時代の再来のようなものではない。
 人類の長い歴史からみても、現代のヤツらの「邪悪」は悪魔的なのもであり、許しがたい非人間的なものだ。
 残念ながら、そのような、邪悪で意地汚い、最低といっていいようなレベルの戦国時代を目の前にしているのだ。

 では、このような悪魔の「邪悪」は現在何故に存在しているのだろう。人間の編み出しものなのか。悪魔的邪悪を徹底的に知らなければ、人民は戦えない。
 悪魔的邪悪が人民の敵であることは理解出来ても、戦いに勝てない。正しい人民側の戦術が明らかにできない。やたら滅法に戦えばいいというレベルでは勝てない。放逐できない。
 歴史的な「行動」上から紐解いてみよう。
 悪魔的な邪悪が目に見えてきたのは、十字軍から大航海時代だ。このとき一神教が本性をさらした。
 世界には多くの宗教があるが、そのなかでも旧約聖書を土台とする三大宗教がある。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教なのだが、諸悪の問題はユダヤ教徒キリスト教の一神教にある。
 東洋のヒンズー教や仏教は、他への干渉や力での制圧、征服欲を基本的に持っていない。一神教でありながらイスラム教も基本は同じだ。
 ところが、ユダヤ教とキリスト教の一神教は、根本的に人類、人間を否定する邪宗である。それは、人類・人間の性悪説からスタートし、生き抜くためには「他人を信用しない。疑え」を土台にしている。
 そればかりではない。一神教であがめる唯一神はヤハウェであり、極めて凶暴で、嫉妬深く、ジャイアンを百倍酷くし、可愛さがまったくないヤツだ。
 この神はユダヤ人を神が選んだ民とした。地上に無数の民族がいるが、神から選ばれたのはユダヤ人唯一だと自慢する。選民思想、優生思想を持たせて、おだてる。
 他民族はおろか、すべての動物、植物、地球そのものまでユダ人のものだ。自分が、ユダヤ人が生き抜くためには、他民族、動植物、地球をどう扱ってもよいと説く。
 このあまりにも非人間的で、排他的なユダヤ教に対して、改良を持ち込んだのがキリスト教だ。すべての人への愛などといって、選民主義を一見否定して見せた。キリストという人物をたてて、あまりに悪魔的なヤハウェの扱いを変えた。三位一体と称して曖昧にしたのが、キリスト教なのだ。
 ユダヤ教とキリスト教の一神教は、教徒の数や、建前で、どちらかを選べるものではない。圧倒的なユダヤ教の悪魔的主張の一貫性が、皮肉にも勝っている。
 だが、ユダヤ教への嫌悪は拭い去れるものではなく、まやかしが無数に出てくる。それは、現イスラエル周辺で過去にあったように、生き抜くためならどちらの宗教へ変えるか決めろと、国の存亡を問われたときに、表面的にはユダヤ教を選んで生きながらえたという事実だ。
 このとき、宗教をただの隠れ蓑として利用する手法を学んだ。同じようにユダヤ人だということを隠れ蓑とすることだ。
 つまり、他の人が呼ぶ宗教やユダヤ人という人種はどうでもいいのだ。一貫しているのは、ユダヤ教が説く内容だけを密かに絶対視して、表面上のユダヤ教、キリスト教、ユダヤ人をただの隠れ蓑とすることである。
 現に現在ユダヤ人などというのは、基本的に意味をもただない。歴史的に本来はパレスチナ人のことだが、現代ではユダヤ人と呼ぶ人々はほとんどが、白人の偽ユダヤ人である。そして、内心では悪魔的な選民思想を信じ込んでいる。それを各人は表で言わない。
 地球支配者の邪悪な目論見に体現している。
 時の支配者・権力者の地位を得ると行動に移す。それが、十字軍だった。イスラム教を邪悪ときめつけ、長期にわたる征服戦争をしかけた。当然だが、邪悪は勝利しない。
 大航海時代は、スペインとポルトガル政権を通じて行動した。自分の軍事力、武器の力で、ターゲットとした民族や国々を攻撃するのだ。
 現地にある財宝、貴金属、香料、奴隷を奪うのだ。相手の民族をただの、牛や馬と同じ下劣な動物としか考えない。選民である自分が考える目的のためなら、抹殺しようが、絶滅させようが、何らのためらいはない。
 奪う、犯すなど当然。相手に権利や自由があるなど、カケラも考えない。疑いもしない。抵抗すれば強大な武器で抹殺する。
 当時の世界情勢は、考えてみればすぐに分かることだが、イスラム教、ヒンズー教、仏教国、民族においては、戦争などないため、平和で文化が発達していた。自由な交易により、物質的にも精神文化においても栄華を誇っていた。
 それに比べ、選民主義におぼれた欧州ではスペイン、ポルトガルをはじめ、争いばかりで、民は疲弊し、物質的にも精神的にも、野蛮な後進国であった。自ら価値を生産する発想がない。奪って得ることを土台とする。
 民はイスラム国家、ヒンズー国家、仏教国家の繁栄を、どれほど羨望の目で見ていたかしれない。
 欧州=野蛮な後進国は、先進国の何たるかを理解ができない。単なる金銀財宝、香料などの貴重なももを持っていることがうざい。これは、地球上のものだから、結局はオレのものだ、ぐらいにしか考えない。
 スペインやポルトガルは、強大な武器をもつ。それをたよりに、略奪に出かける。これが、大航海時代だ。
 オランダとイギリスでは東インド会社などというのができる。インドをまるごと植民地にする作戦だ。この連中の海外への進出の目的とやり方は、これに象徴的にあらわれている。
 国が一企業に外交権をはじめ一切の権限を与える。煮て食おうと自在の権利だ。船は船団であり、軍艦である。お前のものはすべて俺のモノ。一切の交渉はない。すべて、命令による収奪、没収。植民地化。現地支配権まで与えられている。
 東はインドからアジア。西は中南米。この一帯をあさりまくり、収奪した品々を本国へ送った。
 種子島と言えば鉄砲だが、ヤツらはここから日本にも手を出した。干渉してきた。家康の鎖国で完全植民地から逃れた。
 そうした延長で北米大陸が残され、ここに最後の手が伸びだ。英国の植民地となった。米大陸の制服は、ネイティブ(現地人)の抹殺の連続だ。騙す、犯すを繰り返して、西海岸までの征服を遂げた。現地人で生き残ったのはほんのわずかしかいない。
 ヤツらは米国を新天地とした。たちまち北米を「アメリカ」として、自分のモノにしたのだ。ここで、建前としての自由と民主主義の理想の国を打ち立てるのだと。
 その建前はヤツらにとってただの隠れ蓑。野蛮な邪心を人民に覆い隠す言い訳。実際には、その建前を実現するためと称して、あらゆる悪事をおこなっていった。
 自由と民主主義の国家をつくるためと称して、アフリカから奴隷を刈ってきて、牛馬のごとく使ったのだ。
 自由と民主主義のためにという建前で、現在まで「米国」は、いっときも絶えることなく、気にくわない民族、国家を、力ずくで転覆させてきた。
 まったく大航海時代と変わっていない。こうして現代がある。米国が唱える「自由と民主主義」などという、目先の美辞麗句に騙されてはならない。
 2020年の新型コロナ戦争、2021年のウクライナ戦争、世界各地での自然災害の名をかたった異常気象戦争は、ヤツらの邪悪に起因する、一元支配の戦術の一環だ。
※写真にあげた苫米地英人著ビジネス社刊『超国家権力の正体』は、ここでの記事主張をわかりやすくまとめていて、一読にあたいする。


◆地球支配者とは人類への寄生虫である

引用写真ca202307921c.jpg

 性悪思想、相手を絶対に信用しない、仲間以外を疑ってかかる。自分たちだけが神から選ばれた。神は自分たちにだけ地上のすべてを与えた。
 自分たちが欲するものは、いかなる手段を用いても獲得・実現する自由と権利を持っている。
 この思想で、産業革命を迎えた。この思想は、強欲とエゴを柱として、それが自分の当然の生きる価値だ。
 ヤツらは儲けごとに目がない。利益をえるというのは、他人より多く、投資した分より多く、カネを手にすることだ。しかも、上限はない。一円でも多く儲けるためには、あるゆる手段を使う。
 ヤツらは自分ではまったく価値を生むことはない。自分はカネを出すだけで、実際の行動は奴隷にやらせる。奴隷には「自分だけ、カネだけ、今だけ」という思想を持たせるだけでよい。
 すると、奴隷はいくらでも言うことをきく。しかも、自分で考え、工夫して利益を上げるようになる。カネ、地位、権限という餌をちらつかせれば、奴隷は進んで集まってくる。
 これを社会のシステムにしちゃえ、として完成したのが資本主義社会だ。資本主義社会には、投資家と奴隷しかいない。奴隷は、人聞きが悪くなったので、労働者と呼び、見かけ上、ヒトとしての尊厳があるように繕う。
 投資家と労働者の関係の本質は、支配者と奴隷の関係だ。資本主義社会は奴隷制社会を、呼び変えたに過ぎない。
 資本主義社会が続く限り、奴隷は永遠だ。法律で、資本家(投資家)と労働者は平等だとか、団体交渉権がある、などというが、それはすべて建前である。資本主義が続く限り、投資家と労働者の力関係の差は広がっていく。
 奴隷である労働者は、あらゆるところで抵抗し戦ってきた。投資家は、労働者の階級的自覚が高まる度合いに応じて、建前としての法の文言を変えたりしてきた。
 だが、言うまでもないことだが、資本主義という制度を絶対的に守るという範囲内でのことだ。
 以上で分かるように、資本主義は奴隷制であり、奴隷である労働者は、労働者が社会の主人公である社会システムにしない限り、奴隷からの脱出は無いことがわかる。
 1800年代になり、マルクスは「共産党宣言」を出した。これは、まさに、資本主義を労働者人民が葬り去る以外に、奴隷からの解放はないという、歴史的で画期的な内容だった。
 1900年代になり、レーニンはマルクスの教えを実行に移した。地球上のすべてが資本主義の鎖で結ばれていた時に、ロシアという一国で、労働者人民が自らの権力を作ったのだ。
 資本主義の鎖が断ち切られたのだ。
 長年ヤツらによって思い込まされていた「自分だけ、カネだけ、今だけ」を労働者人民は捨てた。「すべての人民は団結して仲間一人を守る。一人の人民はすべての人民の利益を求める」という思想を打ち立てた。さらに「世界の人民は団結しよう」というインターナショナリズムを打ち立てた。

 地球支配者側からみれば、ロシアで起こったことは、何に増しても許しがたいことだった。ロシアに続いてドミノ倒しのように、労働者人民の国家が増えたら、何千年来構築してきた支配が終わることになる。
 資本主義という歴史的に最高の支配システムが崩壊する。危機を理解した地球支配者は、あらゆる手段を使って生まれたソ連の転覆をはかる。
 まずヒトラーのナチスをソ連打倒の尖兵にした。第二次世界大戦を起こし、反ソ包囲をしてやっつけようとした。だが、これはレーニンの後を継いだスターリンの天才的戦術にあって、あえなく失敗した。
 しかし、ヤツらがソ連に対して行ったのは軍事的なものばかりではなかった。政治的、経済的な制裁だけではなかった。ソ連の人民に対する思想的懐柔作戦である。これで、労働者人民の祖国ソ連は自壊した。
 ❶戦争に次ぐ戦争で指導部の後継者を創れなかった。❷戦時体制に都合のよい上からの命令による官僚体制を、平時に適用する誤まちを犯した。❸ソビエト=労働者人民が最末端で属する協議会における民主主義的運営こそが、ソ連の土台であるということを忘れたこと。
 つまり、労働者人民の権力(国家)の思想、組織を長い戦時体制を理由に忘れてしまったことである。❸の人民権力、❷人民民主主義の実践、❶思想的、理論的な労働者人民の権力運営を保証する党の欠如をもたらしたことが、歴史的なソ連の自滅の教訓である。

 一時は労働者人民国家が2桁になるような勢いを見せたが、ソ連の自壊は決定的だ。本来の労働者人民国家ではなくなってきている。資本主義社会のより労働者人民の利益も考慮するというレベルの国家として、一部残っている。
 ソ連はロシアになり、一時は欧米のヤツら(金融資本)が雪崩を打つようにロシアに入り込み、どこよりひどい資本主義にした。エリツィンによって、ロシアの平均寿命が10歳もダウンした。
 だが、その後プーチンが登場し、ガタガタにしたオルガリキを絶滅に追い込んだ。プーチンは現在ヤツらのグローバリズム=地球一元支配に正面から対立しているリーダー的立場だ。
 中国は毛沢東の後に、鄧小平が資本主義に変えた。ヤツらの手先、金融資本が政治と経済を支配した。その後、習近平が登場し、国内の腐敗分子の一掃を続けているのだが、そうとうてこずっている。
 だが、プーチンと習近平が反グローバリズムの核になって、記事の冒頭で紹介したBRICSを強めている。
 反グローバリズムは、階級的革命的視点、つまり世界人民の利益という点から見て、明らかに地球支配者に打撃を与えている。ヤツらの強欲な、悪魔的な邪悪を失敗させる力になっている。

 世界人民は現在、残念ながら階級的革命的党をもっていない。だから、人民はヤツらのやりたい放題の悪行の影響下に追い込まれている。
 資本主義社会の構造上、すべての人民が、ヤツらの支配の手先にされている。歯車に組み込まれている。働くこと、生活することが、資本主義の永続化に加担している。
 「自分だけ、カネだけ、今だけ」というマインドコントロールを少なからず受けている。否応なく、どっぷりと遣っている状態といってもよい。だから、ヤツらが望めば、いくらでも手先、手下は集まる。
 ヤツらは、手下、つまり実行する表の連中から再端の子分どもの身をさらすことはあっても、絶対にトップを明かさない。
 表のトップとして、せいぜい世界経済フォーラム(WEF)を出すだけだ。最近は、WHO、国連といった、WEFと同じように、誰もヤツらに権威を与えていない「国際組織」が、ヤツら中枢の悪魔的な邪心を口で語る。
 「新たなパンデミックを用意している。ワクチンパスポートのようなものを、もっと徹底して全世界の共通にする」「養牛、養豚に変わって、コオロギを食料の核にする」「世界共通通貨を用意する」、これを全世界の国家に命令する。各国の方より優先して実行される。
 このように、すでに、世界を制覇した世界政府の口ぶりだ。
 2001年の911という時期を、ヤツらが本気で一元支配を完成する行動にでている。以前は建前としてきれいごとを言っていた。だが、911以降のヤツらの行動は、もろ悪魔の邪心を本気で語っている。
 世界人民は冷静に現実を見つめて欲しい。WEFを含めたヤツらの主張は、社会の主人公である人民からしてみたら、すべて不要なのだ。
 ヤツらの存在そのものが不要なのだ。ヤツらはたちの悪い寄生虫だ。ヤツらの存在に、人民にとって何がしかの利益の側面があるかのごとく思う必要はまったくない。
 ヤツらの主張に、人民の利益になることはかけらもない。すべてが、悪魔の邪悪だ。
 人民はこのことをしっかり理解しなければならない。そして、取りついている寄生虫を、駆除、排斥するのである。
 ヤツら寄生虫は、人民が少しでも、寄生虫の言うことにだまされ、うなずき、依存心があることで生きている。
 世界人民が、寄生虫は害しか及ぼさない不要なものだと理解し、駆除、排斥するだけで、ヤツらはこの世で生きていけない。