カッター・カールソンが突然解雇された。これに先立ってプロジェクト・ベイタスの創設者が、企業サイドから追放されている。
フォックスは基本的に欧米マスコミの仲間である。メディア王マードック(親子。親父は92歳)がおり、何よりフォックスに投資しているのは、世界金融資本ブラック・ロックだ。ソロス、カマラ・ハリスなどがカネをつぎ込んでいる。フォックスはいくつものメディアを運営している。全体が民主党寄りなのだが、タッカー・カールソンの番組だけは例外的な番組だ。破格の稼ぎ頭だ。
それは、タッカー・カールソンというニュース・キャスターの人気に依存している。彼は全米でも、超有名な解説者でもある。平均視聴者325万人。カールソンへの報酬は年間12億円。彼は語る視点が明確だ。反グローバリストを明言していないが、きわめて深い視点から事実を指摘する。仮にターゲットがスポンサーであろうとも、現役大統領であろうとも、歯に衣をきせることはない。
結果的に、民主党の推し進めるNWO、WEFが推し進めるアジェンダに対して、米国民の利益と言う立場からえぐり倒す。国民はこころからうなづく。支援をおくる。だから、経営者は「嫌な奴」とおもっても、首にできなかった。2020年の大統領選挙では、不正があった。ドミニオン集計機が外部からコントロースされて、不正な結果をはじいた、と明言した。カールソン自身はトランプに好意を寄せていないというが、トランプがいう「票は盗まれた」という主張と重なる。いわゆる米国保守派である。
最近ではイーロン・マスクがツイッター社を買収して、巨大SNS会社の政権寄りのあからさまな検閲行為にかかわる社内のメールや資料を暴露した。また著名な政権暴露内部情報をスクープ的に得る人も、カールソンを通じて真実を伝えることが多い。カールソンに分析、結果発表させた。また、1月6日の議事堂襲撃事件といわれた事件の議会の調査報告書のなかの極秘にされてきた膨大な監視カメラ映像が、共和党からカールソンに分析を依頼して報告させた。
このいずれもが、国家ぐるみの、つまりバイデン政権、民主党、CIA、FBI、NSA、ペンタゴンが連合して事前に計画していたことが、証拠として示された。
つまり、今年に入り、バイデン政権というものの化けの皮が、次つぎとはがれてきていた。地球支配者からの命令で、トランプを貶めるために、ありとあらゆる手段をつかって陰謀をめぐらしていることがバレてきている。
地球支配者とその手下どもが米国を支配し、ウクライナなど他国に干渉して、NWOのために取っている策謀がどれも成功せずに失敗している。世界人民が目覚めているということだが、ヤツらはいまだに、厳然として支配者の立場にいることを忘れていない。
誰もが言う通り、バイデンは耄碌していて、何一つまともな自主性ある対応はできないのだが、情けないことにバイデンに勝る大統領候補者はいない。2024年の選挙では、手下としてどうしても共和党としてバイデンを担がざるを得ない。だから、現在のバイデン政権についての「黒」を、力ずくで「白」と言いくるめる必要がある。
いまだに厳然とした政権担当者だということ。資本主義にあって、経営側は力を持っているのだということ。それを民の前に強烈に見せつけて、バイデンしか次の大統領はいないという世論をでっち上げようというのが、ヤツらのこの間の行動である。
CNNでも時を同じくしてドン・レモンキャスターを首にしている。
カールソンの解雇は、米国民に大きな衝撃を及ぼしている。トップの任期ものを首にする正当な理由はあるのか、と。フォックスの株価は急落し、市場価格でいっきに1250億円を失った。
時系列にいきさつを追うとわかるが、ヤツらは手を打ってきている。もっとの直近では、不正選挙のキーになっているドミニオン集計機の会社がフォックスと1060億円でわかいしたというニュース。経営側は明確には行っていないものの、企業側は立場上、2020年の選挙が「不正選挙だった」とは言えない。フォックス内の一人のアンカーの個人的な意見として不正選挙を発言し、不正の根拠を示せないままドミニオンにたいして「嘘だった」と謝罪して、巨額の損失をだしたことにした。
言うまでもないことだが、ドミニオンの会社の資本を握っているのはフォックス社と同じブラック・ロックだ。だから、カネ的に言えばブラック・ロックの右のポケットから左のポケットに移ったに過ぎない。
1月6日の議事堂乱入事件がある。トランプが徴収を煽ってなした暴力事件だと、ヤツらは印象付けていたもの。これをカールソンは託された巨大な時間のテープをもとに、権力が一丸となって、CIAやFBIの工作員の犯罪だと断罪した。この「黒」を「白」にしておくために、映像を隠してきたのだった。放置すればヤツら側には致命傷になる。
だから、「不正選挙はトランプの根拠のない主張」とあわせて「議事堂襲撃も従来通りトランプの煽り」だったと印象付けるために、不人気(ヤツらの世論調査でも26%支持)のバイデンを民主党から大統領選挙への出馬を表明させ、その際に立候補宣言ビデオの冒頭で「1月6日(議事堂襲撃事件を米国では、こう呼ぶ)現在では国民の65%がトランプ無罪を信じている」を取り上げさせたのだ。つまり、すでに「黒」が知れているのに、あくまでも「白」だという。
ヤツらがカールソンを「トラの尾を踏んだ」と思わせる件は、ワクチンのことについての見解だろう。
WEFが主役ですすめてきた新型コロナウイルス問題。ロックダウン、マスク、ワクチンと言ったもんだでもカールソンは容赦ない表現で批判を展開してきた。今回の主役たるビッグ・ファーマ、世界的製薬企業がスポンサーで巨額をマスメディアに流して展開した。グローバリズムの多国籍企業の世界支配を推し進める側のマスメディア内で、それに真正面から反対の発言をする行為は、絶対に許されない、という点だ。
さらには、少し前のことになるが、前代未聞の大統領を起訴するという事件が、世界に流された。レイプされたという女自身が「無根拠」と言っている事件。最近にまったく同一のでっち上げ裁判を起こしている。20年前に恥ずかしめを受けたという女が、何時のことかも言えないような破廉恥事件で、誰が見てもウソなのに、訴訟を起こした。話は戻って、トランプはニューヨークまでやってきて訴えを聞き、もちろん根拠がないことを主張した。当日にマイアミの自宅に帰ったということがあった。
これは大統領であっても、トランプは呼びつけられたら「ヘイ」と言ってくる立場を印象付けた。つまり、権力を握っているのはこちらだと、ヤツらは印象操作をしたのだ。「白」を「黒」にして。
もう一つあった。それは、ロバート・ケネディJrが大統領選挙への出馬を表明したことだ。地球支配者側が、あわててバイデンに出馬表明させるきっかけの追い風になっている。ケネディ家はトランプと同じく富豪で、しかも米国内の有数の支配者の一族。だが、トランプに先立ち、ディープ・ステートと立ち向かったがために、ダラスで暗殺されたのがケネディだ。
ロバート・ケネディはケネディ大統領時代の司法長官をつとめた。その子供であるJrは、民主党でありながら一貫して保守的な主張をしてきていた。民主党のリベラルを称したグローバリズムの尖兵の動きには賛同していない。むしろ、共和党寄りの姿勢を貫いている。だから、地球支配者側から見れば、Jrは任期があり、NWO推進者でないのが許せない。
民主党から出馬し、他に候補がなければ人気からして当選しかねないのだが、認められない。NWOで突っ走る他の民主党議員もJrを支持することはない。このような矛盾した関係にある。だから、地球支配者にしてみれば、民主党には「バイデン以外にはない」として、NWO派の民主党員にもバイデンの競争相手をださせない状態に落ちている。
ロバート・ケネディJrの出馬表明は、酩酊する民主党をかき回すであろう。地球支配者は一層慌てふためく。そして、何ら新鮮味のない、見え透いた策謀をしてくる。結果人民はますます真実に気づくことになる。
カッター・カールソンは解雇から数日たって、短いコメントを始めて出した。下記に採録する。
【こんはんは、タッカー・カールソンです。数日間賑やかな世界の外に出ると最初に気づくのは、この国には本当に善良な人か多いということです。
親切でまともな人たち、何が真実か本当に知りたい人たち。そして、陽気な人たちもたくさんいます。その数は多い。今でさえ、国民の大半を占めているはすです。だから、心強いです。
もうひとつは、少し時間を置いてみると、テレヒで見る討論のほとんどが、信じられないほど愚かなものだということに気づきます。どうでも良いことで、何の意味もありません。
5年後には、討論かあったことすら覚えていないでしよう。この話を信じてほしい。なせなら、私か経験者だから。
しかし、同時に、驚くべきことに、紛れもなく大きな話題、私たちの未来を決めつけるような話題は、事実上まったく議論されていません。
例えは、戦争、市民の自由、新しい科学、人口の変化、企業の権力、天然資源、など。これらの間題について、最後に正当な議論を聞いたのはいつだろうか。もうすいぶん前のことです。
アメリカのメディアでは、そのような議論は許されていません。両政党とその献金者は、自分たちの利益になるものについて意見か一致しており、それに関するいかなる会話も閉ざそうと積極的に結託しています。
突然、アメリカは一党独裁の国家と同じように見えてきました。これは憂鬱な現実ですが、永久に続くわけではありません。現在の制度は長続きしません。脳死状態になっています。誰も実際に信してはいません。
それによって生活が改善される人はほとんどいません。今の状況はあまりにもバカげており、長続きしませんこれから続かないのです。
権力者はそれを知っています。ですので、怒りっぽくて、攻撃的になっています。彼らは恐れています。彼らは説得をあきらめ、力に頼っています。
しかし、それはうまくいきません。正直な人が冷静に、恥すかしげもなく、本当のことを言うと、彼らは力を手に入れます。同時に、それを封じ込めようとした嘘つきは萎縮し、弱体化します。これが宇宙の鉄則です。真実は勝つ。
アメリカ人は、どこで本当のことが言えるのか? あまり残っていませんか、いくつかあります。それで十分です。その話を聞くことができる限り、希望はあります。では、また。】
●人民生活と思考の5原則
①人に迷惑をかけない
②カネとモノ、利権のとりこにならない
③地球と未来に負荷をかけない
④戦争の根絶、安寧な生活
⑤人間としての誇りと尊厳