記・国民B(20221003)
■ウクライナ東部のロシア併合をめぐるプーチン演説内容と、ノルドストリーム破壊

  《中見出し》
◆2022年9月30日プーチン演説
◆併合で地球支配者が一層窮地に。ヤツらは戦争を「核」までエスカレートする気か
◆ノルドストリームへの破壊攻撃はヤツらの戦争攻撃だ
◆2022年9月30日プーチン演説

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 プーチンはウクライナから独立した2国家と親ロ派多数の2州を、9月30日ロシアに併合した。
 併合の協約締結に先立ち、プーチンは40分程度の演説をした。この演説はロシアのウクライナに対する特殊軍事作戦についての立場、プーチンの姿勢を鮮明に説明している。
 現在の国際情勢についての分析が明確で、欧米日のマスメディアによる見解の誤りがわかる。
 現在の地球支配者の狙いは、邪悪なNWO実現に立ちふさがるプーチンを政治的に葬るのが主目的であり、過去にいかなる約束があったとしても、目的を達成するために、執拗に繰り返す。
 ヤツらはロシアをウクライナ侵攻に煽った。プーチンをさも悪者の頂点であるかのように描き出そうとしているが、プーチン側に正当な理由があることを明確にしている。
 われわれ人民は、世界人民の利益という立場から、プーチンの演説内容を知り、検討することは必ずためになる。
 いくつかの項目を列挙してみたい。

✪併合の正当性
 2国2州のロシアへの帰属は、100万人単位の人民の意思である。国連憲章の第1条に明記されている。民族の平等な権利と自決の原則を明確にしている。人民の譲れない権利なのである。
 私たちの祖父や曾祖父は、大祖国戦争中、ここで死闘を繰り広げた。
 ロシアに戻った、永遠にロシア国民となった。ロシアは自らの人民と国土を守る。
✪2014年のネオナチ圧殺犠牲者の教訓「人民は母国語を話す権利を持つ」
 2014年にウクライナで起きたネオナチのクーデターに屈しなかった人たち、母国語を話す権利、文化、伝統、信仰を守る権利のために亡くなったすべての人たちを忘れない。
 彼らはドンバスの戦士であり、殉教者であり、キエフ政権による非人道的なテロ攻撃の犠牲者たちである。(黙祷)
✪1991年ソ連の国民投票時の混乱と教訓
 1991年3月17日、ソ連の将来を問う国民投票がおこなわれた。「あなたは、ソビエト連邦を、いかなる民族の個人の権利と自由も完全に保証される、平等な主権的共和国の新たな連邦として維持することが必要であると考えますか?」
 当時の党幹部たちは市民の意思を聞くことなく、ソ連崩壊を決定、人々は一夜にして祖国から切り離された。人民よりも国を優先させた。
 だが、この度、ロシアに戻ったのだ。
✪ネオナチによる8年間のジェノサイドを軽視して同胞を見捨ててはならない
 ドンバスの人々はジェノサイド、砲撃、封鎖にさらされてきた。
 国民投票の間、キエフ政権は学校の先生や選挙管理委員会の女性たちを脅し、投票に来た人々を威圧。しかし、ドンバス、ザポリージャ、ケルソンの民衆は屈しなかった。
 私たちはキエフ政権に対し、2014年に始めた戦争、すべての敵対行為を直ちに停止し、交渉のテープルに戻ることを求める。
 ウクライナが2014年に、ロシアに対する戦争を始めたことを、忘れてはならない。
✪この戦争の目的
 我々は何のために戦っているのか。
 我々は停戦を求めてきた。3月その実現を米国とNATOが拒否して、キャンセルされた。
 我々に敵対し、世界を新たな戦争に陥れ、血塗られた利益を得ているのは誰か。
 西側の指導者である。欧米エリート、特に米国ネオコンである。
 ヤツらは、西側指導者たちの独裁に、世界の人々が永遠に従うこと、国家主権の放棄を求めている。主権を否定した民族差別主義だ。
 ヤツらは、1991年ソ連崩壊で、ロシアは自ら崩壊すると予想。その通り、1990年代、ロシアは飢え、寒さ、絶望に満ちた。
 しかし、ロシアは復活した。
 西側指導者は、彼らの命令に従わずに生きていく国が存在することが理解できないのだ。
✪現代の新植民地主義
 西側支配者たちが世界を支配するシステム。
 米国がドルの力と技術力を使って覇権国となるシステム。
 彼らが攻撃するのは、独立国家、伝統的価値観、独自の文化である。すべての国が米国に国家主権を明け渡すことを求めている。
 ロシアの未来は、我々ロシア人、ロシアが決める。ヤツらが決めるのではない。
✪西側指導者の対ロシアの本当の目的
 欧米は、ドルパワーと技術的独裁を犠牲にして世界に寄生し、本質的に世界を奪い、人類から真の貢ぎ物を集め、不労所得の主な源泉である覇権的家賃を引き出すこ。するその新植民地システムを維持するためには、どんなこともやるつもりである。
 彼らが求めているのは、対等な協力ではなく、強奪である。彼らは、我々を自由な社会ではなく、魂のない奴隷の集団と見なしたがっている。
 世界征服の企ては、過去に何度も我が国民の勇気と不屈の精神によって打ち砕かれたことを思い出してほしい。ロシアはいつまでもロシアである。私たちは、これからも自分たちの価値観と祖国を守っていく。
✪欧州指導者のジレンマ
 米国はロシアに対して多くの制載を要求しているが、欧州の政治家の多くはおとなしく同意している。
 EUがロシアのエネルギー供給を放棄することで、米国欧州の脱工業化と欧州市場の乗っ取りをしようとしていることを、欧州の指導者たちはよくわかっている。
 これはもはや奴隷状態ではなく、自国民に対する直接的な裏切りだ。
 国が真の主権を持とうとすると、米国の覇権に挑戦する国家とみなして、敵にする。
 ロシス中国、イランの次は、アジス南米、アフリカ、中東、そして米国の同盟国が対象になる。米国は、同盟国でも制裁をかす。
 米国は自分たちの命令に、全世界が従うものと信じていた。しかし、今、ほとんどの国が敬礼を拒否、ロシアとの協力という合理的な道を選んでいる。
 世界は目覚め始めている。 印刷されたドルやユーロという紙切れで、人々を養うことは不可能である。
 食べ物が必要であり、エネルギーが必要だ。
✪家族主義とゆがんだ思考誘導
 皆さんはババとママの代わりに、1番、2番、3
番とか別の親を持ちたいだろうか?
 女と男以外にも様々な性別があることを子供に叩き込み、性転換手術を勧めますか。
 私たちには、このようなことは受け入れられません。
 今や彼らは完全に、道徳規範、宗教、家族に対する徹底的な否定へと移ってしまった…。
 西欧のエリートの独裁は、西欧諸国の人々を含む全ての社会に向けられている。これは全ての人にとっての挑戦だ。
 人間性の完全な否定であり、信仰と伝統的価値観の転覆だ。実際、自由の抑圧そのものが、宗教の特徴である完全なサタン主義を帯びてきた。
✪新世界秩序(New WorId 0rder)
 国境不可侵の原則を踏みにじり、今や誰が自決権を持ち、誰が自決に値しないかを自らの裁量で決めているのは、いわゆる西側諸国である。
 誰がその権利を与えたというのか。
 欧米のエリートは、国家主権や国際法を否定しているだけではない。彼らの覇権は、明らかに全体主義的、専制的、アパルトヘイト的な性質を持っている。
 彼らは大胆にも、世界を自分たちの属国、いわゆる文明国と、今日の西洋の人種差別主義者の意図にしたがっている。
 「われわれと共にない者は、われわれの敵だ」という勝ってな思考である。
 New World 0rderに向かおうとしている。
 人間の完全否定、信仰と伝統的価値の転覆、
自由の抑圧。これは、宗教とは正反対の悪魔主義である。
✪世界は革命的な変革の時代に
 ロシアへの介入計画は、17世紀初頭の困難な時代にも、1917年以降の激動の時代にも、繰り返し作られ、利用されようとしたが、失敗したことが知られている。
 結局、西側諸国は20世紀末に国家が滅亡したロシアの富を奪うことに成功した。当時、彼らは私たちを友人やパートナーと呼んだが、実際は植民地として扱われ、さまざまなスキームで何兆円ものお金が国から吸い上げられた。
 私たちは皆、何もかも覚えていて、何も忘れてはいない。
 今までと違う、新たな発展が現れつつある。
国家主権を守り、一極覇権ではなく多極化の時代である。
✪何のための戦いか
 世界中に、我々と同じ志を持った人々がいる。
 米国の一極覇権からの解放、反植民地運動は、多くの国ですでに展開されている。
 今日、私たちは、西側指導者の独裁を永遠に葬るために戦っているのです。
 今日、わが国民、わが言語、わが文化が奪われ、歴史から抹殺されることが、決して起こらないように戦っている。
✪核を実際に使ったのは米国だ
 世界で2度も核兵器を使用し、日本の広島と長崎を破壊し、先例を作った国は米国だけだ。
 米国は、野蛮な絨毯爆撃、ナパームや化学兵器によって、韓国とベトナムの人々の記憶にひどい傷跡を残しました。
 目的はただ一つ、日本への原爆投下と同じように、自国と世界を威嚇することであった。
 欧米諸国は何世紀にもわたって、自分たちは他国に自由と民主主義をもたらすと言い続けてきた。民主主義の代わりに抑圧と搾取、自由の代わりに奴隷化と暴力をもたらした。一極集中の世界秩序全体は、本質的に反民主的で自由がなく、徹頭徹尾、嘘と偽善に満ちている。
 今でもドイツ、日本、韓国、その他の国々を占領していると同時に、皮肉にも彼らを対等な同盟国と呼んでいる。
✪西欧帝国主義
 西洋は中世に植民地政策を開始し、奴隷貿易、アメリカのインディアン部族の大量虐殺、インドの略奪、アフリカのイギリスとフランスの対中国戦争と、民族を抹殺、弾圧を続けてきた。
 彼らがしたことは、全国民を麻薬に巻き込み、意図的に全民族を抹殺だ。土地と資源のために、彼らは動物のように人を狩った。これは、人間の本質、真実、自由、正義そのものに反するものだ。
✪イワン・イリイン(20世紀の宗教哲学者)の言葉
 もし私がロシアを祖国と考えるなら、私はロシア語でロシアを愛し、ロシア語で考え、歌い、話すということだ。
 ロシア民族の精神力を信じるということである。その精神は私の精神であり、その運命は私の運命であり、その苦しみは私の悲しみであり、その栄華は私の喜びである。
 この言葉の背後には、1000年以上のロシアの歴史で、私たちの祖先が守ってきた、精神的な選択がある。
 ドネック、ルガンスク、ザポリージャ、ケルソンの人々は、この選択をした。
 彼らは、祖国とともに、その運命を生き、祖国とともに勝利する選択をしたのです。
 私たちの背後には真実があり、私たちの背後にはロシアがある。




◆併合で地球支配者が一層窮地に。ヤツらは戦争を「核」までエスカレートする気か

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 プーチンがウクライナに侵攻したのは2月。
 ウクライナから独立を宣言した2国。ロシアはすぐに2国を承認した。同時に2国から、ネオナチからのジェノサイドとの人民の闘いを支援してほしいと、ロシアに要請したた。
 プーチンはその要請に即応えるとして、国家間の協定にもとづいて「特殊軍事作戦」を展開した。
 一方ウクライナは、不法不当な自国への侵略だと断定して、反撃を始めた。ゼレンスキーは、欧米日のマスメディアにネットで登場して、全世界に軍事支援、資金支援を訴えた。
 ウクライナはNATOとEUへの加盟を求めていたのだが、誰が見ても体裁を整えていないネオナチ国家であることから、加盟を拒否されていた。
 だが、ウクライナには多額の資金、軍事兵器、設備が贈られた。世界各国から集めた傭兵集団を訓練して、ウクライナに送り込み、各国から指揮官として、実際の軍人も非公式で送られた。事実上ロシア軍対米+NATOの戦闘がなされていた。
 ヤツらの目的は、プーチンの政治生命の剥奪、ロシアの政治体制の破壊だ。作戦としては、ウクライナ領内の戦闘でロシア軍を叩き、ロシア国内での反政府派の戦闘を激化させることだ。欧米日のマスメディアでフェイクを流して、世界世論を嫌ロシアで煽るというもの。
 ウクライナに侵攻したロシア軍は、基本的に戦闘はしない。火器を用いるのは、あくまでウクライナ軍からの攻撃に備えてである。
 ゼレンスキーは調子が狂い、ウクライナ軍にウクライナ人民を攻撃する命令を出した。攻撃をロシア軍のせいにするためだ。さらに、ウクライナ市民に対しては「火炎瓶を使ってでもロシア軍と戦え」と訴えた。
 これは国際法で禁止されている行為だが、ネオナチ政権はおかまいなしだ。
 ゼレンスキーは、さらにインフラ要所である、原発や工場への攻撃まではじめた。ロシア軍は逆に、ウクライナ軍のインフラ攻撃を守るために戦闘するという状態となった。
 ロシア軍は着実に親ロ派人民の独立国家と州を防衛して、この度の併合を実現した。
 ウクライナ軍が戦闘を停止して、4州の独立を認めて、停戦協定をする以外に選択がないところまで追いつめられている。
 だが、ゼレンスキーはクリミアと4州を戦闘で取り戻すまで止めないとか、プーチンとは永遠にテーブルに着かないとか、喚き散らしている。ゼレンスキーは大統領であっても、もはや軍事作戦への影響力も失い、国民からも無力とみなされている。
 実際に戦争の主導権を握っているのは、米とNATOであり、全面敗北状態での終結はできない窮地に陥っている。
 追い詰められたヤツらが検討しているのは「戦術用小型核兵器」のロシアに対する使用だ。それを隠すために「プーチンが追い込まれて核の使用まで主張して、脅迫している」と欧米日のマスメディアで大々的な宣伝中だ。
 ロシアが先に核を使うことを検討しているのではない。米国のネオナチ集団が検討しているのだ。
 4州を併合したロシアは、4州(クリミアを含めれば5州)への他国からの攻撃は、ロシア領に対する攻撃とみなすと警告している。
 「特殊軍事作戦」は宣戦布告なき人民防衛のための行動だが、ロシアに対する他国からの攻撃は自動的に、正式な戦争行為となる。
 そこでロシアは「核を使う」のではないか、という展開をするのが、欧米日だ。地球支配者は、世界人民にたいする「核の脅迫」を常にする。
 「ロシアが先に使った」と宣伝しながらも、仮にヤツらが先にロシアに対して核を使うようなことがあれば、世界人民は絶対にヤツらを許さない。世界人民は誰一人として「核の使用」など認めてないからだ。
 地球支配者は欧米日のマスメディアを使い、マインドコントロールで、人民を脅迫し、黒を白に見せているのだということを、忘れてはならない。
 「プーチンが核を使う悪い奴だ」と、まずフェイクニュースで思わせる。「その悪い奴を核を使ってでもやっつけるのが正義だ」「米国は人民を守るために、やむなく核を使う」と騙すのだ。広島長崎で核を使ったときの言い訳と同じ。
 人民はその騙しを肯定するのではなく、地球支配者の悪魔のような戦争誘導を、即やめさせることである。
 ウクライナの人民をネオナチが圧殺した。ロシアの政変をさせるために、地球支配者はグローバリズムを主張し、それがさも人民のためであるかのうような宣伝をマスメディアをつかってやっている。これを即時にやめさせなければならない。そのようなネオナチの行為、邪悪な覇権行為がなければ、そもそもウクライナ問題は起こらなかった。
 核を使えば、例え小型戦術核であろうとも、いざ火を吹けば、人類の滅亡に拡大する。少なくとも人類は生きていけない世界になる。自殺行為だ。
 核問題はヤツらの人民支配のための「脅迫」が本質だということだ。毛沢東は「張り子のトラ」と表現した。

◆ノルドストリームへの破壊攻撃はヤツらの戦争攻撃だ

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 ウクライナでの戦闘が4州のロシア併合と目まぐるしく深化するなかで、スウェーデン沿岸警備隊は29日、ロシアと欧州を結ぶ海底パイプライン「ノルドストリーム」で、4カ所目となる原因不明のガス漏れを発見したと発表した。
 欧州とロシアが巨額費用を投じて建設したパイプラインを破壊して、誰にどんな得があるのか、それも不明だと報道している。欧米とロシア双方が相手が疑わしいと主張している常態だ。
 スウェーデン沖のこの海域は、事実上米軍の管轄下といわれている。事故のあった日に多数の潜水艦やヘリコプターが、同所で活発に活動を展開していたと報じられている。
 NATOは海上無人システムのテストをしていた。
 昨年4月にはポーランド軍がパイプラインを設置するロシア船攻撃作戦を立てていた。バレて軍は撤回したが。
 実際に、これで利を得るのは米国しかない。同所での破壊工作も米国ならできる。
 米国は欧州がロシアのエネルギーに依存するのを嫌がっていた。エネルギーと食料は地産地消が原則だ。しかし地球支配者が影響を及ぼす地域では、グローバリズム、利益主義が優先され、すべてを取引のテーマにする。
 結果欧米日の貪欲な経営は、1円でも安く買い、1円でも高く売るという、最も下劣な商業原理を使う。そして、安い労働力の国を次つぎと支配下に置いていく。
 結果的に西欧ではエネルギーも食料も、自国での自立を放棄し、安ければどこからでも購入する現状となった。つまりは、政治的勢力圏ができて、支配権を取り合う争いのテーマになった。
 西欧は、安く距離的に近いロシアからパイプラインでガスを購入する。食料もロシアやウクライナから購入する。つまり、依存する状態となった。
 これをもっとも嫌ったのは、言うまでものなく米国だ。西欧がエネルギーと食料で、ロシアの強い影響下になっているのは、許せない。ロシアを強くしているからだ。
 米国は西欧にロシアへの依存はやめるように、幾度も警告していた。自分の影響下にとどめたい。
 そのために、何度もドイツなど依存度が高い国に対して、手を切るように圧力をかけてきた。だが、工業国のドイツのエネルギーをロシアより安く提供するところはない。もちろん、米国影響下の国にも企業にもない。
 そこで、理屈ではなく強引な暴力で、ロシアとの関係を断ち切り、米国影響下のところからのエネルギー供給を選択せざるを得なくする。そのような目的が、ウクライナ戦争を背後でそそのかして起こした理由でもある。
 戦争のどさくさにまぎれて、米国がパイプラインの破壊をするならば、まさに、絵に描いたように米国の利益になる。
 ドイツとロシアを分断できる。高い米国のガスを西欧に売り付けられる、というわけである。

 実はノルドストリームをめぐってロシアとドイツは秘密交渉をしている最中だった。米国はどのような手を使ってでも、これを阻止しようとしていた。
 2月7日バイデンは「もし、ロシアがウクライナに侵攻したら、ノルドストリーム2は不能になる。米国がする。約束する」と演説している。
 ポーランドの元国防大臣は、パイプラインが破壊され海上に大きな渦ができている写真をSNSにアップし「米国よ、ありがとう」と発言た。
 ロシアに拠点を置く西側のジャーナリストは、今回の実行部隊は、ポーランド海軍と特殊部隊だと断定している。計画と技術支援は米国。デンマークとスウェーデンの軍隊が支援した。ポーランド首相が実行を承認した、と暴露している。
 言うまでもないことだが、米国が指示してやらせた。もし、これが公になれば、世界人民の、米国=地球支配者が起こす戦争の本質についての意識がかわる。
 ヤツらの言い訳に騙されてはならない。民間のインフラに対する、明確なテロ行為であり、ロシアの国益に被害を与える戦争行為そのものだ。