記・国民B(20220616)
■地球支配者のグローバリズムを深く暴き出せ。ヤツらの「新世界秩序」構想の戦略と戦術がここにある

  《中見出し》
◆グローバリズムの深い成り立ちを分析する
◆降ってくる火の粉は払わねばならない。ヤツらがいる限り火の粉は撒かれる
◆自分も加担しているグローバリズムの犯罪を見つめよ
◆グローバリズムの深い成り立ちを分析する

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 現世代の世界人民の逼迫した閉塞感の根源は、地球支配者の「新世界秩序=NWO」完成へ向けた仕上げの攻勢にある。
 地球支配者の数千年来の政治的目的は、地球全体の一元支配という悪魔の計画の実現だ。
 地球上の人民は常に支配され、所有され、奴隷であった。その形態は時代時代の支配体制のなかで、形式は違えども、奴隷としての本質は変わらなかった。
 歴史的な、地域的な、生活や文化の形式の相違から、分断支配が必然であった時代が長く続いた。一元支配者からしてみると、複雑で多重で、支配単位が無数にあることは、面倒なだけだった。生産力が高く、経済力が備わった地域では、販路、労働力、資源確保が自分の地域だけに満足できなくなってきた。国境が「発展」の大きな障壁になってきた。
 その矛盾は必然的に「未開」とか「発展途上」とか「遅れた経済地域」とか呼ぶ地域へ、手を伸ばす流れになる。単純に経済力の高い地域が、低い地域を支配下に収めたい欲求にかられる。
 20世紀の帝国主義時代だ。未開・途上・遅れた地域や「国家」に対する、政治的、経済的侵略を欲しいままにした時代である。大国は競って、支配権の拡大、領土の拡大という侵略に及んだ。
 これは「国家」が自国の利益を求めて行ったように見えるが、実は一元支配者が存在し、ヤツらの意図で各国をそそのかし、争わせ、競争させていたものだ。
 第二次世界大戦を経て、支配権と国境はほぼ固まった。見かけは、米国を頂点にした「資本主義」国家とソ連を先頭にした「社会主義」勢力、いずれにも積極的に属さない「イスラム圏」に落ち着いた。
 地球支配者にしてみれば、まだ目指した一元支配には至っていない。三つの政治勢力圏の競合という点では、形式的にはいいのだが、社会主義勢力とイスラム圏は、資本主義流の思想には同意していなし、未来への目標も大きな相違がある。
 社会主義は、民間による経済の支配と自由を否定している。何よりも資本主義に支配された人民を主体とする「国家」を主張し、ゆくゆくは資本主義を廃止し社会主義での、世界的な国家連合=インターナショナルをかかげている。これは、資本主義をすすめる地球支配者には認められない。
 イスラム圏は歴史的に文化的、思想的に大きな実績を誇ってきた。十字軍の侵略と戦う中で、逆に力を強化してきた。イスラム圏が他国へ侵略する意図は持っていない。だが、他国からの侵略に対して、自国を守る姿勢はかたい。イスラム圏は宗教の教えが社会システムのベースで、資本主義が言う民主主義とは相いれない。
 こうして迎えたのは21世紀だ。20世紀から21世紀にかけて、世界の生産力は驚異的な高まりを実現した。それを支えたのは、電気と機械、コンピュータの発展だ。おかげで、支配の形式も大きく変化した。
 つい、数十年前までは、民の目の前で露骨な反人民的な支配の手口が展開されてた。バイキングは、他所の財産を盗み、犯すことを「当然視」していた。戦国時代は他の部落、地域をプロ(多くはにわかプロに駆り出された農民)の武士が襲撃して、皆殺しにするのを「英雄視」していた。
 新大陸「発見」などと称し、西欧から米大陸に押し寄せた連中は原住民を全滅させた。アフリカ黒人を奴隷狩りし、奴隷船で運び込み、奴隷にしてきた。まさに、鬼畜として扱ってきた。もちろん、女性も同じあつかいをしてきた。民権、参政権などつい近年のこどだ。
 「同じ人間でありながら、人を人として見ない」ことは、戦後のベトナム戦争、朝鮮戦争、中東戦争でも続く。「戦争」という非常事態のようなベールをかけてはいるが、何千年も前から続いた「思想」と同じだ。
 「聖書」の思想だ。ヤハウェ(YHVH)という神の伝えが旧約聖書である。ここでは神の非人間的で、野蛮で、卑しくて、嫉妬深い、邪悪な振る舞いが余すところなく描写されている。一瞬に街を壊滅させることなど平気だ。
 この「同じ人間でありながら、人を人として見ない」思想は、一般に、人間の本性で性だとする意見がある。
 「だから、戦争は絶えないのだ」と、人のせいにする。つまり、人間が地上に居る限り、戦争を無くすことなどできない、という絶望的な思考のベースはここにある。
 だから、現在進行形の「新型コロナウイルス戦争」「ウクライナ戦争」は、人間の払いえない性である「暴力」思想が生み出したもので、嘆いても避けようはない。行き着くところまで行く。最終的には「人類滅亡」まで行ってしまうかも知れない、という「人類の未来真っ黒」の声になる。
 真実は邪宗と悪魔教をすべてとする「非人間性」に満ちた地球支配者の存在だ。こいつらが地上に存在する限り、戦争がなくならない。人びとが騙され続ける。

 「新型コロナウイルス戦争」「ウクライナ戦争」は、人間の性に原因を求めるなどでは、絶対に真実はわからない。「人類の未来真っ黒」にいきつく思想こそ、逆に支配者にとって、理想的なものである。
 地球支配者は、21世紀を迎える前後に、一元支配へのステップとして、陰謀を企てた。
 「社会主義」に対しては、独裁が支配する国、選挙という民主主義がない国、国民は命令に従う以外の「自由」が無い国という決めつけを考えた。
 このような「国」と「独裁者」の支配から、国民を開放する必要がある、という己の「正義」の立場を作ったのだ。
 だから、自由主義国家である資本主義国家が、独裁国家、全体主義国家を攻撃するのは「正義」の行動だという理屈を考えた。社会主義国家の人民を解放する行動だと位置づけた。社会主義国家の指導者を打倒するのは、ただのテロ、殺人、干渉なのだが、それを「人類全体のための正義」の行動とした。
 実際に、チリのアジェンダ、イラクのフセイン、リビアのカダフィなどは殺害された。ソ連と東欧は、地球支配者の内部からの攪乱で国家崩壊した。
 「他国への干渉、元首暗殺、テロ」を「正義」の旗を掲げて実行し、それをマスメディアで宣伝すれば、世界は認める=容認するということが「証明」された。
 そこで、地球支配者の陰謀が終わるわけではない。巨大な犯罪を「正義」でチャラにする。これを、理論的に「裏付け」ようとした。これが「グローバリズム」という21世紀へ突入する前後の陰謀である。

 人類、文明、化学、生産力は発展し続ける。「進化論」の延長の思想だ。否が応でも、販路は世界を覆う。国境を越えての交流が普通になる。金融網、情報網、交通網は発展し、瞬時に伝わる。国境の壁は発展の障壁となり、やがて無くなる。そうなれば、世界各国は互いの国を尊敬し、対立が無くなり、平和が実現する、と。
 このような世界の流れは必然で、誰も押しとどめられない。金融、経済の発展に障害となるものは、すべて無くすべきだ。劇的に発達したITとAIの技術を駆使すれば、新たな時代の夢のような労働形式が実現する…、という。あまりのビジョンの変化に、多くの現代人は、一部にうなずきながらも、自分の中でリアルに描けない。

 政治の世界では「新自由主義」とか「新資本主義」とかの紛らわしい名称で呼ぶ。グローバリズム実現の障害をすべて取り払うのが目的だ。資本主義に行き詰った世相を受けて、フリードマンが説いた修正資本主義の変形だ。
 かつては労働者には労働に対価として賃金が払われた形式だった。現代は異なる。労働者には生活していくにギリギリの賃金はいくらかという基準で払われる。かつては経営者は経営に責任があった。だが、今は経営者は株主の手先に過ぎない。経営者の任務と責任は、いかに株主に報酬を多く払うかになった。株主、つまり、金融をにぎるものが、生み出した価値をまず総取りする社会だ。
 一方哲学の分野ではイスラエル人のユヴァル・ノア・ハラリが分厚い書籍を出している。人類史を扱っている風をして、神はフェイクであり、人間をただのデータ、アルゴリズムとした。ビル・ゲーツが近書で唱えているのと通じる。
 地上の人間は増えすぎた。5億人程度に間引くのは人類自身が生き延びるために必要なこと。人間個人の個性とかであってもただのデータに過ぎない。そのデータを処理するのは、人類のために正義の行為だという。
 ハラリもビル・ゲーツも「人間を人間と思っていない」。ゴイム家畜としか考えていない。
 ここで紹介した連中の「非人間的な思考」は、人間の性だろうか。それとも歴史の偶然か。いや、地球支配者の指令だ。
 「新型コロナウイルス戦争」「ウクライナ戦争」は、地球支配者の戦略から生み出されたものであり、それを「正義」で「人類のため」と繕うグローバリズムの一環だ。ハラリもビル・ゲーツ、ジョージ・ソロスなどは、自らの金欲、利権欲を地球支配者から利用され、結果人間の魂を悪魔に売った結果だ。

 地球支配者がいて、支配されている世界人民がいる。その中間にいるのがヤツらの手先だ。少なくても、思想と思考においては「人間ではない」地球支配者がいて、無数の手下がいる。
 現代で手先を務めているのは、ロスチャイルド、ロックフェラー、ソロス、ビル・ゲーツらがいる。
 トランプはディープ・ステート(DS)という言葉を世に定着させた。①DSとは「地球支配者」、②DSとは「地球支配者と手下」、③DSとは手下、と3つのジャンル付けがあるが、その区別はあいまいだ。地球支配者が理解できないと、手下を「頂点」に見る。
 いずれにしても、DSは「世界金融資本」「軍産複合体」「グローバリスト」「王政」「バチカン」「CIAのような謀略機関」だ、という点では一致している。
 「ビルダー会議」「ダボス会議=世界経済フォーラム(WEF)」が表立ったDSの会議だ。ここで、作戦が練られ下方に伝達される。内容は、ただ一つ。グローバリズムの一層の拡大遂行だ。

 軍事的な流れを観ておこう。地球支配者は第一の子分を「米国」に決めた。従来は英国だったが、衰退いちじるしい。先鋒に決めたのは「イスラエル」だ。従来はナチス・ドイツだった。ヤツらには必ず過激な先鋒と、一見穏やかそうな本体を持つ。
 「支配しているものがユダヤ人だから」という視点は間違いだ。支配者は地球支配者であって、ユダヤ人を優先するとか、ユダヤ人に対するホロコーストをして、排斥するとかの現象にこだわれば、真の支配者はわからない。先鋒ナチにとって、ターゲットは時にはユダヤ人、時にはロシア人、時には黒人と時代によって変化してきた。選民思想、優先学…は、信者や手下をおだてて喜ばす手だ。

 相手を悪とするときに、自分を正義とするために、本性を隠さない先鋒では、まずい。第二次世界大戦ではドイツ・ナチ、イタリア、日本の枢軸国は「正義」のために悪を演じさせられた。だが、地球支配者は利用はしたものの、とことん、潰したわけではない。
 日本のその後を見ればわかる。ドイツ・ナチスは連合軍に敗北したが、大半は米国に移動した。CIAやNASAになった。知識人は現在の米民主党のなかに入った。
 地球支配者の意図は私兵CIAを通じ、米民主党への影響力を通じて広まった。アイゼンハワーは退任時に「表の政治の裏に真の支配者がいる」ことを暴露した。
 米国「中央」政界は、金融経済界を抑えた地球支配者のロビーストを通じて、思うがままの支配下となった。全世界の軍事費を米国一国で予算に収め、どの国であっても軍事的に対抗できない状態にした。世界の憲兵をきどって、全世界に米軍基地を作った。
 地球支配者の戦略の基盤は、社会主義国家とイスラム国家の転覆だ。地球上の各所で紛争を起こして、それを敵のせいにして、火を消すという名目で正義を振りかざして、存分に暴れまわる。敵を弱体化させ、あわよくば元首を殺害し、資本主義国家に色替えしていく。
 これを戦後、絶えることなく繰り返してきた。

 米国の元首は大統領だ。大統領に配置するのは地球失敗者の手先しかなれない。それは数年間の選挙キャンペーンを戦い抜くだけのカネを集める力が問われる。単純にカネを提供することで地球支配者は大統領を配置する。この大統領選挙で、ヤツらのカネをあてにせず、自己資金をつぎ込むことで勝利を手に入れたのがトランプだ。
 ヤツらからのカネの提供を得ずに当選した大統領はいない。トランプは地球支配者と対決するために、選挙に臨んだからだ。当選するや否や、次々と地球支配者のグローバリズムを覆していった。「泥沼を一掃する」と宣言した。
 トランプの登場は、21世紀が、これまでの時代から大きな変化が起こったことの証だった。
 世界人民は、単に目先の労働奴隷からの脱出する戦いだけにとどまらず、その究極の根源である地球支配者と対決し、地球支配者の一掃をすることだというものである。
 トランプの登場は、地球支配者にかつてあり得ないほどの衝撃だった。1917年のロシア革命に匹敵するショックを受けた。このときは、日本を含む地球支配者の手下の国々は次々と干渉軍をシベリアに派遣した。トランプの再選は何があっても容認できないのが地球支配者だ、そこで発生したのは2020年の、目を覆いつくすほどひどい、堂々とした不正選挙がなされて、クーデター的にバイデンを大統領にした。
 バイデンは何十ものトランプの反グローバリスト政策を撤回する大統領に署名した。
 そして、再開したのが「新型コロナウイルス戦争」「ウクライナ戦争」だ。

◆降ってくる火の粉は払わねばならない。ヤツらがいる限り火の粉は撒かれる

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 新型コロナウイルス戦争」はすでに2年半を経過した。COVID-19と呼ぶこの災いの本性が、次々と明らかになってきた。
 先日、感染者ゼロということを言い続けてきた北朝鮮が、俄かに感染者の急激な拡散を報じた。何百万人と発熱した。医療が「充実していない」北はこれで終いかと欧米日は報じた。ワクチンの供与を他国が申し出たが、北は断った。そして、どうなったか。
 4月末からの発熱者は148万人超で、死者は56人。ワクチンなしで、民間療法や漢方薬だけで新型コロナを乗り切ってしまった。よもぎ、生姜湯、塩水のうがい。マスクも少なく、ワクチンもない。重篤化で世界を恐怖させたCOVID-19はただの風邪同様だったのだ。
 欧米ではマスク義務化、ワクチン義務化、接取パスポートは裁判になり、憲法違反の判決になった。効果のないマスクの着用義務は失せ、次々と各国で着用が必要なくなった。海外への移行も接取証明が不要になってきている。
 ワクチンを打ては自己免疫力が下がって、逆効果だ。何度も打ち続けることは自殺行為だとの主張は陰謀論とされてきた。だが、先日厚労省の資料をはじめ、各国の統計によっても、ワクチンを打った方が感染する率が高いという事実が明らかになった。
 そればかりか、ワクチンを打っての後遺症の酷さが、世界中で直視されている。「打てば5年以内に死ぬ」という話題も流れた。その真偽は経過すれば明らかになるが、すでにワクチンを打ったことによると見受けられる死亡が想像以上であることは、次つぎと明らかになってきている。
 世界全体が一斉にかかるコロナ。ワクチンは「打たせることが目的」という、地球支配者の戦術だったことが明らかになったと言える。

 「ウクライナ戦争」はどうか。ウクライナ戦争ではロシア軍の勝利=ウクライナ軍の敗北でほぼ、落ち着こうとしている。ゼレンスキーは今もって、武器の支援が足らないと喚いて、戦争を長引かせようとしているが、もはや浮いてしまっているといいえない。
 米国でCIAを根城に増殖拡大したナチスは、バイデン政権下でナチス政策を遂行している。先日まで、ウクライナに基地はない、化学生物兵器の研究などしていないといっていたが、現在はすでに米国は認めている。
 国防総省は、米国は「過去20年間に46(33か所どころではない)の平和的なウクライナの研究所、保健施設、疾病診断施設に支援を提供することによって、ウクライナの生物学的安全、セキュリティ、ヒトと動物の両方の健康に対する疾病監視を改善するために協力」してきたと声明。
 しかも、米軍の基地もあり、ナチ部隊の訓練もし、そこにロシア向けミサイルの準備までしてきたことを認めている。
 米国ではすでに報道せざるを得ず、断片的だが事実もいくつから報ずるようになった。それはど変態バイデン息子のことだ。大統領選挙投票直前に暴露されたハンターのPCの内容で、バイデンが副大統領時代に、オバマと一体でウクライナに巨大な利権を保持したことだ。
 その一つが、化学バイオ研究所へのかかわりだ。ほとんど国家犯罪で、そこから得た利権は半端じゃない。

 欧米日のマスメディアの報道は相変わらず酷い。よくぞここまで悪意を込めて、反ロ、反プーチンを言える。何の根拠もないのに、プーチンは病気だとか、反対勢力から追い出される日は近いとか、ロシア国民は真実を知らされていないとか。一言一言に悪意を入れる。
 ニュース映像というフェイクも酷い。ナチス軍がウクライナ住民を人質にしている。建物を破壊し、インフラを破壊し、殺害し、強姦している。それをすべてロシア軍のせいにしている。CNNやBBCなどは、事実を百も承知で映像化する。ロシア軍の酷さを訴える住民のインタビューは、カネで演じさせている。
 ゼレンスキーの必死の呼びかけにもかかわらず、ナチス軍は着実に壊滅していっている。
 ここ何年間も、ナチ軍隊はいかに住民を殺害してきたか。住民は皆知っている。ロシアどころではない厳重なナチ政権の報道統制がしかれ、ナチ批判は絶対に口にできない。口にしたら「その場で殺害」することをナチ軍はゼレンスキーから命令されているからだ。
 だが、ネオナチの軍隊が崩壊し、ウクライナ人はようやく襲撃の恐怖から安堵した。彼らは恐れることなく、ゼレンスキーのネオナチ政権への批判を口に出し始めている。米国とNATOの力で守るネオナチ政権は、風前の灯でもある。ウクライナ人民は、数百万人がロシアや隣国ポーランドへ非難している。

 ロシアへの経済統制は現在、完全に崩壊した。欧州は「ハイハイ」と制裁賛同を口にしながらも、ロシアからのガス輸入は継続し、ルーブルでの支払いは継続している。つまり、欧州はそれをやめたら、人民の生活や経済は成り立たないからだ。NATOといえども、米国のあまりに非現実的なロシア制裁では一丸になれない。
 逆に「ロシアからガス購入を止めろ」と命令した米国は深刻だ。本来なら米国内でガスや石油の供給は間にあうのだが、バイデンの愚策から、世界からの影響が強く、米国内の流通に作用し、すべての物価が高騰している。スーパー・インフレ(6%を超え、現在8.5%のインフレ。実際の生活物価上昇はさらに酷い)になっている。
 ドル安にブレーキがきかない。唯一米国のポチであり、アジアの不沈空母の日本は、円安(134円=1ドル)対策を禁じられてドル下落に突き合わさされている。制裁はブーメランとなって欧米日の経済を破壊していっている。
 地球支配者は、ダボス会議でぶち上げた「グレート・リセット」をする。そのために、遠慮なく各国の経済を破壊しまくる。本気だ。手下どもは、対策すると口では言いながら、本気で破壊している。
 そもそもロシアに対する「制裁」などする権利はヤツらにはないのだが、そうした不届き無礼なというより、他国への不当な干渉という犯罪を「正当・正義」化するものの、根本こそグローバリズムだ。
 日本が耄碌バイデンの指令で、たやすくネオナチ国家の助っ人になった。ロシアと敵国の地位に走り、みずから隣国との平和交渉を投げ捨てた。
 ロシアとの国交交渉で「固有領土の返還交渉」を放棄したと、一部野党や、知ったかぶりの専門家が言っているが、そのような愚問ではない。
 人間はそもそも「国境」で争うことは、下劣な愚問だ。人間に土地を「保有」する権利があるかのごとく、口走る思想が狂っているのだ。カネと利権の所有欲と同様に、土地の所有欲は、ヤツらの操縦思想だ。元来人間にはカネも利権も土地も所有する必要などない。争いのもとがこれである。この連中は、月の所有だとか、火星の所有まで口にする。そればかりか、空気の所有まで言う。CO2が何だがそれだ。
 「日本の固有領土である」はずの竹島を韓国に実効支配されている。だが、気違いのように領土を叫ぶ連中は、何かできたか。欲を根拠とした論議が下劣なのは、そこに根拠がある。

 「新型コロナウイルス戦争」「ウクライナ戦争」が地球支配者の一元支配のための陰謀、作戦であることは明らかだ。
 人民を「戦争」で恐怖させる。理不尽な道理を「正義」としてマスメディアを使って宣伝し、人民を無思考状態にして、反発を抑え、大政翼賛会状態を作って、陰謀作戦を遂行する。
 現在、ヤツらは地球規模で同時に戦争を実行している。

 人民生活と思考の5原則では、④戦争の根絶、安寧な生活を明記している。そのことから考えれば、2月に「ロシアがウクライナ領に軍をすすめた」ことは容認できないことといえる。思考、思想問題としてはその通りである。
 だが、現実的な目前の問題では、思考、思想だけで済まされない。例えば、ウクライナに住んでいる住民として、目の前にネオナチ・アゾフ大隊が来て、その悪口をいっただけで、銃を突き付けられたとする。
 いきなり引き金を引かれるかもしれない。許されそうな限界まで「人民生活の権利は銃で制限されてはならない」ことを訴えるかも知れない。「ハイハイ」とそこでは言って、面従腹背を装って逃げ、生きてヤツらと戦い続けるかも知れない。つまり、自分の行動が瞬時に問われるのだ。
 これは、地政学的な対応と言っていい。
 ロシアは、積極的にウクライナに、何もないのに「領土拡大」を目指して侵入することなどできない。当然である。だが、地球支配者が己の邪悪な戦略を実現するために、ロシアに対して「政権転覆」を目的に迫ってきた場合、今回なら軍事基地を建設し、ロシア向けのミサイルを配置するということをされたとき、知っていて何もしないことなどあり得ない。かつてのキューバ危機と同じだ。
 しかも、幾度も指摘している通り、ウクライナを不法な化学バイオ兵器研究所にしたり、そのうえ、地球支配者の手下を手名付けるための悪魔教の巣窟を作っているのがわかっていて、これはいつか必ず木端微塵にしなければならないという、秘めた目的がある。
 つまり、人民サイド、ロシアサイド、イスラム圏サイドには、他国に侵攻する気などさらさらない。隣国と友好関係を深めることを目指している。
 それに対して、地球支配者は悪魔教の狂信者だ。誰が何を言おうと聞き耳はまったくない。人を人と思っていない。地球上の人間を含む生き物は、家畜であり、所有物であり、奴隷だ。それを管理するために、自分が思った通りをする。
 だから、建前として「自分から手をださない」ような欺瞞はふりまくが、本音ではない。スキあれば、不意打ちし、打撃を与える。気が済むまで、相手が降伏し従うまで、手は緩めない。地球一元管理の夢が実現するまで、何でもやる。
 だから、人民、ロシア、イスラム圏からしたら、スキを見せられない。それでも、押しかけて襲撃してくる。それが地球支配者とカイライ米国を先頭とした欧米日の行動だ。迷惑そのものである。だが、地政学的に、本当に攻撃してきたら許さない。それが、その時代のさまざまな力関係で、瞬間の後先が前後する場合がある。
 それが、今回のウクライナ戦争だ。
 ヤツらは、目で見える具体的な軍という物による「侵攻」を口にする。だが、それとは異なる、言葉による暴力、侵害、侮辱というものもある。こちらのほうが、卑劣な場合が多い。
 故に、軍事侵攻という現象だけを一方的にとらえて、ロシアが先に手をだしたので悪いという観方は、正しくない。

◆自分も加担しているグローバリズムの犯罪を見つめよ

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 戦争遂行で、大きな役割を果たすのは、地球支配者の手下であり、マスメディアだ。マスメディアは人民の思考を管理するのに不可欠の機関だ。
 ハラリもビル・ゲーツ、ジョージ・ソロスといった手下の役割も効果がある。ハラリは思想家、著述家を装い思想で影響を及ぼす。ビル・ゲーツは言わずと知れたマイクロソフトの創始者で、21世紀のコンピュータ時代を確立した立役者だ。彼は巨万のカネを手にした。現場から離れたのち、華々しく登場したのはバイオ事業だ。
 「ワクチンで人口を減らす」という。彼はWHOという国連の一機関に巨額の資金を出し、我が物顔でおぞましい思想を宣伝する。
 ソロスはもう高齢だが、カリスマであったロックフェラー、ロスチャイルドが亡くなった後は、金融界の表でいまも活動している。彼は、手下が結集するビルダーバーグ会議や世界経済フォーラム(WEF)で、グローバリズム構想を語る。
 つい彼らの話に耳を貸し、グローバリズムの主張がさも正しいように、多くの人がみてしまう。だが、HWOやWEFという組織はただの緩い世界会議の一つに過ぎない。もっといえば、ロックフェラーという手下の代表が自分の土地に作った私的な組織に過ぎない。
 資本主義国家の議員や元首は建前上、選挙で民主的に選ぶ形式だが、UN、WHO、WEFは誰一人人民は選んでない。
 そのWHOは先日、新型コロナウイルスに絡んで妙なことを言った。「パンデミック条約」というもの。
 現在COVID-19は嘘がバレて収まり気味だが、ヤツらは「次」を準備している。サル痘(MONKYPOX)という病原菌だ。これが、世界中に広まる可能性があると、新たな脅迫を始めた。WHOはこうした事態には、今後、各国ばらばらではなく、対策を同時に同じ内容でする必要がある。各国はこの条約に参加してほしい。そのように一丸で行わないと、人類は滅亡の危機に陥る、というもの。
 仮に条約が成立すれば、各国は自国の法より優先して命令に従うことになる。各国内で決めたとしてもそれはおおかた、罰則がないが、WHOの条約のもとでは、従う義務、罰則が生じる。単純にWHOが世界の統一政府になる。
 現実的にはこの「パンデミック条約」は認められなかった。だが、ここに地球支配者の意図が明確にでている。世界一元支配への欲望だ。かつてTPPがあったように、ヤツらは少し様相を変えて何度でも出してくるだろう。
 世界の誰一人人民が認めていないWHOなる組織が、気づいたら世界の一元支配者になっている、ということがもう目の前にきている。
 つまり、ハラリもビル・ゲーツ、ジョージ・ソロスらが、誰も選んでいないのに、世界をまたにかけた権力機構を動かそうとしている。これが、グローバリズムの現在だ。
 地球支配者の手下は、実はビル・ゲーツ、ジョージ・ソロスなどのように、トップのリーダーだけではない。
 これらに反対の声を上げているものは多いが、決して、ヤツらを阻止できる状態ではない。
 ヤツら手下どもは、カネと利権と物欲で、各国の中央政治屋、経済人、文化人、専門家を子分にしている。そこ子分が、それぞれの分野で影響力を発揮している。共鳴者、賛同者、支持者をえて、思考を拡大していっている。
 人民の生活と労働に密接な影響を及ぼす。重大なのはヤツらの支配下にある企業、影響下にある事業体では、従業員は命令、指令、指示で、仕事にグローバリズムの遂行課題が組み込まれている。
 つまり、人民の生活と労働の中にグローバリズムが浸透し、知らず知らずのうちに、人民はヤツらの邪悪な支配機構に手伝いをさせられている。
 人民は生活している限り、ヤツらの支配機構の歯車の役割を担わされている。グローバリズムという、地球支配者の世界的規模での人民支配体制の実現とういう犯罪行為に手をかしている。
 通常、誰もが、自分が自分を支配する機構に手を貸しているなどと思わない。感じない。グローバリズム自身が「悪い」「地球支配者の戦略」だとは考えない。
 だが、これが真実であり、地球支配者の戦略をつぶせない理由だ。戦争を混然出来ない理由だ。

●人民生活と思考の5原則
 ①人に迷惑をかけない
 ②カネとモノ、利権のとりこにならない
 ③地球と未来に負荷をかけない
 ④戦争の根絶、安寧な生活
 ⑤人間としての誇りと尊厳