◆欧米日のマスメディア報道をまともに見るな。すべて大本営発表にすぎない
◆世界を動かしているのは、各国の目論見の衝突などではない。それはただの劇場だ。
◆世界中で人民に迫る有無を言わせぬ決断
ウクライナ戦争は何度も言うが、地球支配者が世界の全人民に対して行っている「恐怖」の植え付けだ。
人間の生理は悲しいかな「恐怖」を受けると、萎縮して思考が停止する。正常な思考ができなくなる。
現在、世界人民は地球支配者による2重の「恐怖」下にある。先に始まった新型コロナウイルス戦争だ。
戦争による恐怖は、生きているものにとって、究極の理不尽が強制される。支配者の一方的な意思だけが強要され、被支配者である人民の意思は百パーセント無視される。
赤紙一枚で兵にされ、同胞と生命のやり取りをする。敵と称する相手からの攻撃で、理由もなく殺される。兵器は、拳銃、機関銃、手投げ弾、ミサイル、細菌兵器、核兵器と無数にある。
ウクライナ政府が発したように戦時下における非常事態宣言がなされ、国民総動員法が施行される。「国民」は、戦争への意見の相違など完全無視される。戦争反対など許されない。つまり、犯罪とされ、敵のスパイとみなされ投獄断罪される。
一人の人間としての権利や自由は、まったくない。つまり、権力者の所有物である奴隷であるという本性が明らかになる。
「人間としての一人一人の意思が尊重される」社会だとの欺瞞が露呈する。
結局人民は、この社会ではヤツらの所有物、奴隷にすぎないのだ。
通常は、平和時といわれる。そこでは飼っている鶏(にわとり)は、野放しで飼われる。だが、非常時となると、鶏であっても小さな籠(かご)に押し入れられる。
平和時には、鶏はただの家畜であるという自分の身分に気づかず、地上の自由な生き物だと勘違いする。それが非常時で籠に入れられても、ちょっと窮屈になったとは思っても自分が奴隷の身分だと気づかない。
これが、現在の人民の姿だ。支配者にとって、奴隷が自分を奴隷だと思わない状態こそ理想である。
この理想状態を維持するには、奴隷に正常な思考をさせないことである。現実を現実だと思わせないようにする、手段=戦術が「恐怖」を与えることである。
そして、その恐怖はマスメディアによるプロパガンダを通じて与える。
新型コロナウイルス戦争もウクライナ戦争も、世界人民に恐怖を与えるのが主眼だ。
現在展開されているのは、地球支配者による劇場で、観客が人民だ。見ているものの感情を自在にコントロールする。洗脳する。
「ウクライナに侵攻したロシアが一歩的に悪い」「プーチンはヒトラーと同じ横暴な、狂信の独裁者だ」「ウクライナ人がロシア軍の襲撃の犠牲になっている」「ロシアは人道回廊で海外に避難するのを阻止している」「ロシア軍はウクライナの原発施設を攻撃している。何と悪辣で卑怯なことか」…
このような内容を新聞テレビで、連日多くの時間を使って、繰り返し流す。見たものは周囲と話題にする。そこで繰り返されるのは、テレビの報道を真に受けた内容だ。多くが同調する。
家庭内でも話される。幼い子供が親の話していることやテレビを見ていて、うなずく。テレビのいうことが真実だと受け止めて、拡散されていく。
だが、もちろん、一方のロシアでも基本的には同じだ。ロシアでも、反プーチン派は暗躍している。だが、プーチンはロシアでも非常時を宣言して、次々と手を打つ。
目を引いたのは「フェイクニュース」を流すものに重罪を課した。つまり、ウソを報道したり、SNSで流したものは許さないとした。
これに対して、グーグルやマイクロソフトやアップルなどの、ビッグテックは一斉にロシアから引いた。ロシアへの抗議として西欧日の多くの企業は活動を停止引き揚げた。
西欧日が発動したロシア制裁で活動ができなくなった組織や事業体の多くが、活動を停止した。
ロシア政府にとってみても、ロシア側の行動を正当化し、ウクライナや欧米日がいうようなただの侵略者でないことを「国民」と世界に訴えなければならない。
政府、国防省、国連大使が訴える。
実際のウクライナの状態だが、欧米日の報道とは相当異なる。ウクライナ住民の日常は基本的に安泰である。
電気、水道、ガス、電話、インターネットは正常に作動している。物流も動いている。
侵入したロシア軍は、都市を包囲しているが、砲撃等の行動はしていない。あくまでゼレンスキーが「降伏」するのを待っている。ロシア軍が、兄弟であるウクライナの人民と戦うことは眼中にない。
だが、ウクライナには肥満ずるほどの軍備供給をうけた国軍があり、ところどころでロシア軍と戦闘している。問題は、ウクライナ国内に存在する得体のしれない黒服軍団だ。
ゼレンスキー政府が育てたネオナチの策動隊だ。それに、米国やNATOが派遣した謀略組織が無数にある。これらが、先の紛争であった十余年まえから「国民」向けに、戦闘を続けている。
親ロ派の住民をはじめに何万人も殺され続けてきた。
さらに米国は、ISとアルカイダを育成して送り込んだ。これらの連中が住民に向けて攻撃している。侵攻したロシア軍はその戦闘と戦っている。
ロシア軍はさらに、ウクライナ内でこのどさくさでヤツらの手先が、安易に攻撃したら被害影響が深刻な施設を、先に抑えることをしている。
チェルノブイリであり、原発施設であり、細菌兵器の研究所だ。ウクライナ側にしてみれば、ロシア軍の攻撃と見るだろうが、ロシア軍にしてみれば、ここをヤツらが逆利用するのは許されない。
今回のロシア側の目的の一環にあったのは、もう一つある。それは、地球支配者が、ヤツらの子分・手下を操るために利用してきた施設の崩壊作戦だ。
麻薬取引、小児性愛、人身売買、臓器売買の破壊である。実際に、ヤツらの地化施設を襲撃して、何人もの子供を救出した。そこに残された無数の人骨も出た。
米大統領である耄碌バイデンとその息子ハンターが所有している広大な土地も抑えられている。当然、取引利権もパーになった。
マスメディアに登場する政府高官とか専門家の話を聞くと、世界は各国の政治と経済の利害をめぐって起こっているという。
経済的なが利害が大きいともいう。
だから、ロシアに対する制裁を米国やEUが叫び、国連でも決議した。国連決議は常任国のロシアが反対しているので、実行力はないが、欧米日はこぞって制裁に動いた。
特にヤツらが決定的としたのはSWIFTという、国際金融決済方式からのロシア追放だ。
一般に、これでロシアとの貿易決済ができなくなり、振り込みの停止は影響が大きいとされる。
だが、実際は異なる。
SWIFTは問題が続出していて、これを捨てる時期が迫ってきていたのだ。つまり、国際決済や送金の需要は爆発的に拡大している。それを地球支配者は、手数料とか承認作業料を理由に、莫大なカネを己に流してきた。
冷静に見たらわかるように、その作業はコンピュータで数字を打ち込むだけに過ぎない。実際に貨幣が行き来することはない。
なのに、マネーロンダリングとか不正なカネのやり取りを防止する責任からとかという理由をつけて、法外なカネを吸い上げる組織になっていたのだ。
制裁に反対した国家はBRICSを中心に、早くからドル決済、SWIFT決済に意を唱えてきた。これらは「金」の裏づけのない流通だからだ。作り上げられた「信用」をベースにしたところに、詐欺が可能なシステムだ。
BRICSは、制裁を機会に、金本位制の決済システムの開始を本格化している。中国元、ロシアルーブルなど、金本位制で決済に使うという方式だ。
だから、欧米日が騒ぐようなロシアへの打撃はたいして発生しない。
むしろ、大混乱に陥るのは欧米日である。つまり、世界人民だ。現実に、戦争と背中合わせの「物価高」「物不足」が襲ってきている。
ロシアにエネルギーを依存する欧州の打撃も大きい。建前上ロシア制裁に参加しても、エネルギー供給を全面的停止されると、実際は困る。だから、ドイツも行動上で動揺を隠せない。
第二次世界大戦のときに、ロシアはヒトラーから千万人単位の犠牲を強いられた。ヒトラー・ナチを粉砕したのは、ベルリンに侵攻したソ連軍だ。
ロシアにおけるヒトラー・ナチへの憎悪は半端でない。そのナチが世界で拡大している、というと、眉唾に思う人がいるかも知れない。
だが、それは冷静に見ればおかしなことではないのだ。
ヒトラーはベルリンで自殺したとされるが、これは後に米CIAが写真付きで誤りをみとめ、南米、南極、ウクライナを含むかザール地域で百歳を超えるまで生きたようだ。
ナチの親衛隊やナチの科学者、技術者集団は終戦時に、多数米国へ(一方はソ連へ)移住した。NASAとかCIAがそうした集団でできたことは有名だ。
だから、戦後ナチの名を捨て、既存の組織とくっつくことでナチの勢力を依存した。これは現在ネオナチとして表に出ている。
米国ではブッシュ家などがそうだ。つまり、地球支配者の手先として言われる連中だ。だが、現在「ヤツらの手先」になったとみるよりは、ヒトラー・ナチ自身が、実は、当時から地球支配者の手先であったと見るのが正しいことがわかる。
ナチは「ユダヤを敵視して」ホロコーストを起こしたというのが、ヤツらの描いた歴史だが、それはウソだ。
誰かを「敵視」して、戦争を起こす。ホロコーストをする。だが、それをヤツらにとって気にくわないやつが、起こせば、徹底的な「敵」として残虐な者と批判するが、身内には「見て見ぬふり」しかしない。
このヤツらの法則を知れば、現在イスラエルがパレスチナに対して残虐行為をしているのに、見て見ぬふりをしているのがわかる。
米国が戦後、ベトナム、中東、朝鮮で残虐を繰り返しながらも、それを「正義」であるかのように扱ってきたのがわかる。
現在ウクライナをネオナチに育成して、連中が国内で、長年残虐を繰り返してきたのを、正義はここにあるかのようにして、ロシアを非難するのも同じ絵だ。
ナチは、ロシアに徹底的にたたかれてきた。現在ウクライナで、ネオナチと戦っているがゆえに、ロシアが悪者にされている。
地球支配者、その手下である欧米日とプロパガンダ機関マスメディアが、主戦場にしているのがウクライナである。
世界人民はどちら側の主張をちゃんと見るべきかは、疑う余地がない。
3月12日の朝日の記事「戦争報道子どもの心を気遣って」に注目した。
それは、ウクライナ戦争をめぐるテレビ報道が過程で、親子を苦しめていることにメスをいれているからだ。
実は、ここに人民が注目すべきテーマがある。身近で、深刻の度合いが高いテーマだからだ。ワクチン問題と重なる。
「ワクチンを打つ、打て、打たないのは周りに迷惑だ」と主張する親が多い。テレビを見ていれば、それが一般的な感情だ。
子どもへの接取も政府はすすめている。親が、自分はすでに三回打ちはしたが、現在陽性者になっているのは、お上の指示を現に守って「三密」「マスク」をしているもので、しかもワクチンを打った人たちだ。
お上のいうことを聞かなかった人たちではない。ワクチンを打たなかった人たちではない。マスクをすれば大丈夫ではなかった。ワクチンで防げなかったし、重症化も防げなかった。
その事実は知らないわけではない。だが、ワクチンを打たなければ、いざ、自分が罹ったら他人に迷惑をかけるから、お上がいうように、子供でのワクチンを打て、という考えである。
少なくても、打てという前に、別の視点からの事実に目を向け、話し合ってみるべきである。話し合って、結果として家庭で決めるべきである。
ウクライナ問題でも同じだ。「他国に侵略しておいて、それでもロシアを弁明するのか」と一方的に親が相手や子供に主張するのは、話にならない。
朝日の記事は、一方的に結論をだして、親の権威(パワハラ)で子供を押さえつけるのも、テレビを見させないようにするのも否定している。
そして、対話をすべきだとして、次のような8つのヒントを示す。
①何を知っていて、どう感じているかを知る
②落ち着いて、年齢に応じた対応をする
③偏見や差別ではなく、思いやりを広げる
④支えあう行動に注目
⑤会話を終える時は丁寧に
⑥見守り続ける
⑦ニュースに触れすぎないこと
⑧自分(大人自身)のことも大切に
いまひとつ、すっきりしない。そして、結論をさりげなく書いている。
【どんな理由があっても「戦争は悪い」ということをしっかり伝えてください。小さな子どもでも、友達どうしで力による解決をしてはいけないことを知っているはずです】と。
戦争は悪い、力による解決はいけない、とちゃんと彼らの主張は伝えているのだが、解決になっていない。
全人民が「戦争は悪い」と思っているが、何故に戦争が無くならないのか、今も起こっているのかを説明していないからだ。
「力による解決はいけない」というが、現在の社会自身が「力=支配者の立場からの法」で民を拘束し、犯罪視していることを隠している。
カナダで始まったフリーダム・コンボイを見てみよう。オタワに結集した膨大な数のトラックは、政府による非常事態宣言で、強制撤去され、多くは破壊された。
運転手は逮捕された。元の運転手の状態に戻るには、改めてトラックを購入しなければならず、多大な犠牲を強いられた。
全世界からの数十億円におよぶ、支援金もテロリストへの「悪の」支援金とされ、引き出しを停止され(送金者へ返金)た。
つまり、当然の権利としての抗議の行為を、政府否定、日常業務への妨害、扇動者として犯罪人にされたのだ。
民は力(トラックデモをしただけ)を行使してはならない。お上が力で弾圧するのは「やってもいいこと」という主張と、朝日記事の主張は同じである。
このように、新型コロナウイルス戦争もウクライナ戦争も、家庭や職場や地域やサークルに、抜き差しならない話題を提供している。
それで、どのような姿勢を主張をするのかが、全人民に問われている。テーマは表の世界で十分に準備された劇場ドラマだが、支配の根絶を求める立場としては、逃げてはならない。そこは、世界支配と世界人民の焦眉の深刻な闘争現場だからだ。
話をする際に、自らを人民側の立場に置き、人民生活の5原則に立てば、揺れることはない。
●人民生活と思考の5原則
①人に迷惑をかけない
②カネとモノ、利権のとりこにならない
③地球と未来に負荷をかけない
④戦争の根絶、安寧な生活
⑤人間としての誇りと尊厳