記・国民B(20220308)
■ウクライナ戦争をめぐる真実を語ろう。マスメディアのフェイクニュース同調は犯罪に等しい

  《中見出し》
◆ロシア側の地政学的後退をめぐっての激闘がある。プーチンは毅然と拒否している
◆マスメディアに同調することは、奴隷制永久支配に力を貸す大犯罪だ
◆世界人民は、地政学的な攻撃を暴露しながら、思想的な人民権力を強めよ
◆ロシア側の地政学的後退をめぐっての激闘がある。プーチンは毅然と拒否している
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 日米欧のマスメディアが、ウクライナ問題で流す映像、画像、ニュースの偽度は半端ではない。すべてがフェイクニュースだ。
 反ロ、反プーチンで徹底している。いかに、この戦争が相当以前から計画されており、マスメディアが準備していたかがわかる。
 例えば3月7日新聞のトップを飾ったのは「ロシア、核研究施設攻撃か」(朝日)だ。もちろん、各メディアが一斉に報じた。そして、連日これを流して、ロシア軍がいかに危険なことをしているを告発している。
 しかし、この件などは、ウクライナに組織されているネオナチ部隊である「アゾフ大尉」が率いる部隊が爆発物を仕掛けたことが現地からの情報でわかっていた。
 米国の政府自身が「米情報部でも、ロシア軍がやった事実はないことを掌握している」と報じた。異例かも知れないが、ウクライナ治安当局が「ロシアが攻撃した」と報じた直後のことだ。
 つまり「ロシアが核研究施設を攻撃した」と流して、ロシア側も米国もそれを直後に否定するというにもかかわらず、マスメディアは、あくまで最初の「ロシアが核施設攻撃」を、ウソであることを承知で何日も流し続けるのだ。

 ウクライナ市街にロシアが激しい攻撃をしているという、ニュースも同じである。当然だが、一部地域での混乱は発生している。だが、その多くは、ロシア軍によるものではない。
 ウクライナ軍とその別動隊がやっていることだ。別動隊というのは、先に紹介したネオナチの武装組織だけではない。米国からの黒服部隊を先頭にNATO軍の黒服特殊部隊が無数にあって、この組織が裏で同一司令部からの命令で、悪事を続けている。米国は自分が育成しているIS組織やアルカイダ戦闘員をウクライナに移動させている。
 米国主導の西側は、ウクライナ支援を一斉に開始した。カネだけでない。大量の火器や自動車、戦闘機まで送っている。
 破壊工作だ。それを「ロシアがやった」ことにして、ロシアへの憎しみを世界に流すためだ。
 酷いがヤツらの当然の作戦だ。すでに廃墟になった場所を撮影現場として、その場にクライシス・アクターを逃げまどわせて、映像にして世界に流す。
 こうした部隊だけではない。ウクライナ市街でもインターネットは正常に稼働している。ヤツらの手先の住民は携帯で映像をとり、SNSに流す。視聴者が増えれば、思わぬ高額が手にできる。また、クラウド・ファンディングを使い、ウクライナ住民への支援金を得る。サギが横行している。

 ロシアの戦術は、あくまで首都を包囲はしているが、火器でなだれ込むことはしていない。ゼレンスキーの降伏をジッと待っている状態だ。
 「人道回廊」という難民道を双方で認めている。ロシアへ、ポーランドへと逃げる道を認めている。すでに175万人を超えたという。

 地球支配者の周到な計画がわかる。プーチンは「国際的な条約を守り、実行しろと言ったにもかかわらず、逆の行動を取ったのはNATO側だ」と指摘した。
 ロシアを瓦解させたときに、これ以上NATOの拡大はしない。ウクライナを中立させると約束したにもかかわらず、これを一方的に踏みにじってきた。
 NATOへの加盟を増加させた。ウクライナを中立国にさせるどころか、EU、NATOに加盟させる工作を続けてきた。加盟前にNATO=米軍の駐留だけでなく、そこに米軍の核の配置まで準備してきた。
 ソ連瓦解時の条約は、それを実現させた地球支配者にとってみれば、旧共産圏を消滅させる一歩に過ぎず、約束を守ることなど毛頭考えていない。
 次のステップを踏むことは端から計画にあったことだ。米国のマケインという戦争犯罪人がいる。彼は当初からウクライナに足を運び、ウクライナに新ナチ政権を打ち立てる工作をした。
 ウクライナがソ連加盟国になって、一時的に権利を手放した、土地所有権や産業の利権を復活させた。ウクライナを、麻薬、幼児性愛、人身売買、臓器取引などの悪の巣窟に戻した。
 この利権が現在の米国中央政界に引き継がれている。前回述べたように、15箇所の生物兵器のバイオラボを作ったのもこの流れだ。原発を増設し、核研究施設を作っていったのもこの連中だ。
 ウクライナが独立したときの何倍もの軍隊に育てたのもヤツらだ。着々とヤツらの戦略として、ロシア包囲の拠点を強め、ついに近々にウクライナ内部の基地に、核ミサイルを配備する直前まできていた。
 ロシアにしてみれば、警告をするレベルを超えたタイミングだった。

 思い起こしてみたらいい。
 「1962年10月から11月にかけて、旧ソ連がキューバに核ミサイル基地を建設していることが発覚、アメリカ合衆国がカリブ海でキューバの海上封鎖を実施し、米ソ間の緊張が高まり、核戦争寸前まで達した一連の出来事のこと」だ。
 このとき、当時のケネディ大統領はカンカンになった。ソ連のフルシチョフに激高した。「即時撤去せよ」と迫り、フルシチョフは「核戦争の危機回避」として譲歩し、基地解体で終わった。
 現在のプーチンにしてみれば、ロシアの鼻先にNATO=米軍の核ミサイルが配置されるというのを、そのまま見逃す選択肢はない。
 キューバ危機の逆が起こっているのだ。本来的に、行動を撤回しウクライナを「中立化」する必要がありのは、NATO側である。プーチン側は、引くことは、そのまま地政学的な、歴史的な後退を意味する。

 戦争は無条件に悪い、というのはマスメディアが流す「常識」だ。民は「戦争反対」を何千年もとなえてきたが、戦争はなくなっていない。戦争は、地球支配者が、人類の総意を無視して、人類相手に仕掛けてきているものだからだ。
 人民にとってみれば、総意で反対しても降りかかってくる火の粉である。降ってくる火の粉は、払うしかない。
 それが、今回のウクライナ戦争であり、プーチンの決意である。
 降ってくる火の粉を払わずに、支配者の言いなりになって、ヤツらに従うのか。

◆マスメディアに同調することは、奴隷制永久支配に力を貸す大犯罪だ
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 地球支配者による、世界人民への戦争という攻撃だ。これを「ロシアの世界への暴挙であって、許されなこと」とするマスメディアの立場は、即地球支配者側の「洗脳」である。
 真逆だ。
 世界人民はプーチンとともに戦うべきであるのに、ヤツらの世論はその真逆になっている。

 実は、ここに注目すべきテーマがある。
 なぜに、世界の「世論」が地球支配者の側に立るのか。なぜに、世界人民は「世論」にひきずられ、結果ヤツらに従ってしまうのか。
 それは地球支配者が、自分が所有し支配している奴隷を、マインドコントロール=洗脳しているからだ。
 「奴隷が自分を奴隷だと認識しない」ようにしている。その核心は「カネと利権」を奴隷の絶対的な人生目的とする「思想・思考」である。
 奴隷を見かけ上所有支配している、ヤツらの手先の上級奴隷には、階層に応じて莫大な「カネと利権」を与える。
 奴隷は目先にちらつかせられる莫大な「カネと利権」につられて、自ら望んで下層の奴隷を支配する役に就く。この構造が、トップから最下層まで無数に作られている。
 奴隷自身が奴隷を支配する。だが、それを崇高な人間の社会システムとして、美化して語られる。本質は、全人民を組み込んだ奴隷制永久支配システムである。
 このシステムではどのような人であろうとも、奴隷制永久支配の「歯車」として組み込まれ、役割を果たされている。この社会で生きていくには、この支配という犯罪に加担する以外にない。
 かえずがえすも、良くできている。感心する。

 フェイクニュースを流すのも民だ。作るのも、見るのも、民だ。民が犯罪を仕事としている。民が自ら工夫をこらして、真剣に作っている。仕事をしている。やればやるほど、民は分化し、分断し、格差は大きくなる。民自身の衝突は激化する。支配者は奴隷制永久支配にとって、理想の状態だ。
 民一人一人にしてみれば、家族も職場の周囲の仲間が、気持ちでは団結だが、やることはを通じて、カネと利権でどんどん分裂する。ヤツらにとって、民同士の争いほど愉快で素敵だ。奴隷制永久支配に安心できる姿だからだ。

 家庭で、職場で「プーチンは気違いだ」とか「ウクライナの市民の犠牲は、どのような理由であれ許されない」と、身内や仲間が声をあげる。
 ウクライナ問題の真実を知らないものでも、そうだと協賛する。
 これはどこの家庭でも、職場でも、街頭でも、現在みられる姿だ。
 ほんとうは、あってはならない、状況である。真実を知るものは少数で、決して、マスメディアの挑発に同調することはしない。肩身が狭いのが現状である。残念なことだが、人民権力の力関係の現実である。

 ウクライナ問題の今後の成り行きはどうなのか、とよく話題になる。もちろん、それは誰にも容易にわかるテーマではない。
 特に戦争の展開は、双方の極秘の戦術が裏で激しく展開されているので、表に出ないからだ。
 だが、表の世界でもっとも気になる第三次世界大戦のことだが、それはできないと断じて良い。
 火器による、特に核を使用した戦争は、即世界人類の消滅であるからだ。かつて、幾度か地球上では何度か繰り返されていたようだが、現在の世で再び起こるのは想定しても意味がない。
 これは地球支配者ももろとも瞬時に消えるもので、それだけの火器は用意されていても、実際に使われることのリスクは認識されている。
 地球支配者は、戦争当事者の双方を操っている。双方に指示をして、世界人民を恐怖に陥れるために、劇場型の戦争を展開している。いわば、マスメディアを通じて、戦争イメージを「創作」して、戦争を演じている。
 戦争には当事者が双方に「抜き差しならない理由がある」ことを、マスメディアが宣伝し、危機を世界人民が感じることが主眼だ。
 だから、人類消滅の実際はない。
 無理やり、ドラマの続編があるような、問題点を山積にして、何らかの妥協した劇で一段落を迎えるだろう。
 最初に発生している新型コロナウイルス戦争の主眼である「常時ワクチン接種」状態の実現に、貢献する結果がえられた状態なら「いい」とされるだろう。

◆新たな段階での人民革命の実現のみが、究極的な人民の勝利を手にできる

 戦争が地球支配者の支配の戦術だとすると、地政学的なテーマの課題は、いかに無意味なものかが、少しは理解できるかもしれない。
 現在進行形の戦争を目の前にして、それを理解するには、思考の壁を持っていてはできない。
 つまり、領土的に全地球をオレのものとする地球支配者の目論見は狂気だ。地球を一元的に支配するというのは、国際陰謀団の悪魔の思考であって、無意味なことだ。
 だから、旧共産圏、イスラム圏の国境の境を、拡大していってイヤな相手国を消滅させるなどという発想が、そもそも狂気なのだ。
 これと同じ土俵で、旧共産圏が同調する国々を増やして、勢力圏を拡大するというのも同じ間違いである。
 領土を争う、国境を争うというのはヤツらが洗脳するものだ。カネと利権の兄弟に領土的所有というのがあり。帝国主義時代、経済圏、政治圏の拡大は、そのまま利益=カネに直結するから、覇権主義が生まれた。
 だが、覇権主義はそのまま、他国への侵略を意味する。他国から侵略されてるという、人民にとって何一つ利益を生まない戦争が前提になる。
 戦争そのものが支配の道具で、その思想を確かにしておくために「覇権主義」が利用されている。無限の戦争ループだ。

 人民の思想は戦争の完全放棄だ。覇権主義思想など絶対に認められない。
 人民思想の拡大とは、このような人間が夢想で作った国境や領土の大きさとは無関係だ。人民の思想が地域や年代を超えて、同じ思想と思考を持つようになることである。
 人民の生活原則を共有することである。
 かつて、人民国家であるソ連や中国があった。その共産主義国家にたいして、地球支配者は、覇権主義思想をもって消滅の戦争で繰り返し挑戦してきた。
 やられる方は、ソ連を守る、中国を守ることが、思想としてではなく、領土問題として勘違いして理解した。まんまとヤツらの洗脳を受け入れた。
 だから、ソ連や中国は思想を世界人民に訴える活動より、領土的な祖国防衛戦争という地政学的な戦いを優先してしまった。いつのまにか、その思想のとりこになって、自壊した。
 大事なことは、人民思想を広げること。打ち立てた人民国家は確かに守らなければならない。だが、ヤツらの支配する国家と同じ土俵の国家が、人民の国家ではない。
 人民の「国家」は国家とよんでも、それはヤツらのいう「国家」とは異なるものだ。つまり、地球支配者の支配の道具としての国家、分断支配の道具、民族の領土ではない。
 あくまでも、思想的に団結した人民の「自治」を行う社会機構としての「国家」である。だから、そこには地球支配者の支配ルールは持ち込めない。影響が及ばない。あくまで、人民の自治を目的にしたものだ。
 資本主義的な国家においても、人民権力(国家)は内部から生まれて、成長する。やがて、ヤツらの国家が崩壊する。そのときに、人民の自治国家が全面的に取って代わる。それが人民国家だ。

 現在の日本の中では、人民の国家=権力=自治組織は、まだまだ弱小だが、いたるところに芽生え、成長している。地球支配者が命令する表の国家の中で、それと並行して存在する。
 その国家(人民権力)の周囲で「プーチンは凶悪」「ワクチンは打つべき」がささやかれる。人民はこうした敵の攻撃と戦う。マスメディアに扇動されて、同調者を増やそうとする攻撃と戦う。
 自分の家族や職場や地域やサークル内で、マスメディアの主張をして同調を求めるような話題がでたときに、そのような見方は真実を見ていないということを徐々に話していく。
 相手は、マスメディの主張こそ正しい、世界中がこの意見だと、確信をもって話している。その時に、こちらが意義をとなえて、それが容易に受け入れられない。
 それはこちらが、家庭で、職場で、サークルで日々どのように立ち振る舞っているかが大事になる。周囲が信じられるもの認定する度合いに応じて、こちらの話に耳を傾ける。
 こうして、一人でもこちらの考えと一致できるものが広がっていく。その場では互いの意見を遠慮など発言できる。互いへの信頼が確立している。これが人民権力だ。
 SNSで発信することや、街頭デモもや、署名活動や、傭兵志願が、人民思想にもとづいた戦いとは違うことが分かるだろう。
 人民思想に気づくためには、自らの思想にこびりついた奴隷根性、ヤツらの洗脳に気づくことである。奴隷社会機構の中で、自分がいかに支配の歯車として機能しているかに、勇気をもって目を向け自覚することである。その欺瞞をさらしてこそ、はじめて気づける。ヤツらと同じ土俵から離脱しなければ、人民自身の自治はできない。
 このような活動が、ソ連で、中国で、当時どう戦われていたのか。世界人民に対して、どう訴えていたのか。
 ヤツらと同レベルでの国家的な協賛を得ることが己の勢力の拡大であるかのような、勘違いがなかったのか。
 これからの新しい時代の人民革命とは、足元にある人民権力を強化すること。足元に仲間の自治思想を確立することである。
 これを基礎に、大きくは世界中の人民の自治機構との連帯をしていくことになる。
 当「正義を求める人々へのメッセージ」のトップに掲げている「人民ソヴィエト国際委員会」というのは、ここで述べたような人民的思想の組織を意味している。