記・国民B(20220108)
■オミクロン「感染者数」の増加による第6次ピーク。戦時下における「恐怖」演出のリアルタイム策動が見える

  《中見出し》
◆戦時下における「国民総動員法」「大政翼賛会」が、ヤツらによってどう実現されるか
◆戦争と恐怖の真実を語れ
◆主敵は地球一元支配者だ。そしてその敵は、人民の思考の中に存在している。人民に巣くう寄生虫の駆除が戦いだ
◆戦時下における「国民総動員法」「大政翼賛会」が、ヤツらによってどう実現されるか

 1月6日、国内の「感染者数」は4476人となった。年明けてたった1週間で垂直な線を描いて、明らかな6次の感染ピークが報じられた。沖縄、山口、広島という米軍基地の存在する県で蔓延防止措置を適応するとされた。
 ここの記事で予告したように、コロナ禍の最後のピークではないものの、少なくとも第6次のピークは、それまでを大きくしのぐレベルで起こるだろうと指摘してきた。
 世界的な規模でみたときに、ヤツらのまずメディアではワクチン接種が進み、こらな対策は進めているといいながらも、欧米での「反コロナ」「反ワクチン」「強制されない権利がある」という声が収まっていないことを認めている。フランスのマクロンは狂気のように「ワクチン接種をしないやつらには、思い知らせる必要がある」と公言し、社会での強力な統制を求めた。オランダでは人民のデモに対して、火器を使っての対応を始めた。
 欧米での人民の決起は連日行われている。ゆえに、新型コロナウイルス戦争を始めたヤツらは、人民への「恐怖」演出を強化する。それが当面の第6次ピークである。

 いままで異変種の「脅威」を盛んに宣伝してきた。だが、ヤツらの策動が進めば進むほど、世界人民は気づきだしている。ブースター接取などと言って2回接取までは進めたが、結果はヤツらの嘘がばれる事態へ進んでいる。
 感染の危険を言い出した2年前は「マスク、三密禁止、ワクチン接種をすれば感染は防げる」だった。だが、ヤツらの言動に反して、インチキ「感染者数」は増える一方だった。そこで編み出したのが「変異種」の恐怖だ。
 デルタ株は「感染力も重篤化も強く、今までの常識である気温や湿度にかかわりなく活発だ」という嘘を宣伝した。それでも、ヤツらのいうことに反対する勢力は衰えず、今年の春先頃に計画していた「オミクロン株」なるものの早期投入に至った。
 「オミクロン株はデルタ株以上に感染力が強く重症化率も高いから」ワクチンを3回以上打つのだといった。だが、現実は確かに感染力は大きいかも知れないが、症状は無症状が多く、軽い風邪程度で、肺炎になう危険性は極めて低いという現場からの報告が相次いだ。
 感染力が強くなれば異変を繰り返すウイルスは重症化率が反比例で減退し、ただの無害のウイルスとなる、という昔からの「常識」を指摘する医者まででてきた。
 「オミクロンに感染しているのは、ほとんどが2回以上のワクチン接種者だ」という統計もでてくる。単純にワクチンは新型コロナワクチン、その変異種にたいしても、効き目はなかった。ヤツらは認めないが。
 日本の米軍基地では、現実をみて昨年9月に、入出国の際の検査を基本的にやめている。だたの杜撰ではない。日常の軍の活動への支障がもう無いという現実にそった判断だ。安倍は「第5種」に指定をしなおしてもいいと発言して、炎上しているというが、安倍は米軍と同じ認識だ。
 「空気感染」するとまで言い出した。クラスター発生、感染者のルート特定が追えないケースが多発しているというのである。それでいて、もちろんだが毎日の通勤電車の停止は、絶対に口にしない。CO2削減を口にするものが、飛行機や自動車の制限をしない。原爆を廃止する方向だと言いながら、自ら持つ大量の核を率先して放棄しないのとまったく同じだ。

 このような情報は、新型コロナウイルス戦争の仕掛け人からみれば、実にまずい。そもそもの目的は「ワクチンを3~6か月ごとに打ち続ける社会」の実現だ。じわじわと世界人口を5億人程度まで間引きすることだ。1976年に国連で世界人口増加問題を討議し、減らすとの方針が採決された。この決定にそって、この度の新型コロナウイルス戦争が実行された。
 その目的が「失敗」に終わることはヤツらの計画にはない。だから、あくまでも「白を黒」と偽って、計画を進める以外になる。
 ここで、その作戦を遂行する部隊が、中央政治に配置されたカイライ政治屋とマスメディアが。中央政治屋は、自分ではワクチンの接取をしていないくせに、連日、いかに多くの「国民」にワクチンを打たせるかに狂奔している。ともかく「感染者数」を増やし、第6次の恐怖を植え付けるために、どうするかに全力を注いでいる。
 マスメディアは連日のテレビ、新聞を見ればわかるが、多くの時間を割いて、ワクチン接種に走っている。ヤツらの手先である「専門家」を登場させて、誰もが証明できない嘘を説く。
 中央政治屋とマスメディア妄信のおバカを増やす。コロナウイルス戦争が始まってから、テレビ欄が大きく変化した。それはかつて「ゴールデン・タイム」と言われた時間帯には、どの放送局も3時間、4時間あたりまえの長時間特番が、毎日になったことである。しかも、内容は冷静な人なら見るに堪えない「おバカ、ドタバタ、お笑い番組」ばかりである。公共の電波を使い、視聴者をこれほどバカにしていることはないだろう。
 テレビがインターネットに広告を奪われ危機にあるといいながら、単純に「真実を報道せずにバカ番組だけ流していて、観る人が減った」ことへの対策をしない。地球支配者の命令に従っているだけだ。
 かつて大谷壮一が「一億総白痴化」といった。「テレビというメディアは非常に低俗なものであり、テレビばかり見ていると、人間の想像力や思考力を低下させてしまう」。まさにそれがいま行われている。

 欧米では中央政治屋やマスコミ関係者が、現実にうんざりして「指示に従って虚偽を宣伝するのに手を貸すのをやめた」というものが続出している。だが、日本は別だ。つまり、命令者が右だといえば、その真偽を疑うこともせずに、右にならっている。白知化が徹底してしまっているようだ。ヤツらが望んでいるロボット奴隷の姿そのものだ。
 日本では街頭での反対デモなど極少だ。すでに全体主義、専制主義、ファシズムは日本で完成してしまっている。国会での「全権委任法」が通らずとも、「国民総動員法」「大政翼賛会」状態になってしまっているということだ。
 どうやって、中央政治屋とマスメディアは「自国民」を戦争に動員するのか。その典型的な見本が日本で、現在リアルタイムでなされていることを、冷静な人民は知らなければならない。
 「米英仏中ロ、核戦争に勝者無しを声明」という見出しが1月5日踊った。マスメディアはさまざま言っているが、とっくに世界各国の中央政治屋は「戦争」の真実を知っている(後述)。核による「国」同士の戦いなど、現代では無意味であることを。もしどこかが使用しても、報復によって、地球は数十回も滅亡してしまう。
 歴史的に過去に人類は幾度も滅びリセットされたようだが、幸いに少数の人間は生き延び現在にいたるようだ。だが、改めて現在核が使用されれば、奴隷はおろか支配者どもも完全自滅する。そのようなことは十分承知だからだ。
 中東戦争で米軍が度々実験したように、衛星からの強力な放射で、イラク軍の一団を瞬時に蒸発させられる。近年米国で猛威を振るったような森林火災、ハリケーンで容易に町や市を破壊できる。自然災害にまぎれて人工気象兵器を使える。
 だから、核による戦争は起こらない。今にも起こりそうに報じているのはすべて、人民を恐怖で震え上がらせるのが目的である(理由は後述)。
 現在の新型コロナウイルス戦争では、ワクチン接種だが、その前に医産複合体による製薬、医療機関を動かすことで、世界人民を薬漬けにしている。人民の免疫破壊、痴呆化、心肺弱体化、ガン化を実行してきている。
 一説には、ワクチンを何度も打たせることで、これから10年後には、数十億人がさまざまな原因で死ぬかもしてないと言われている。
 食産複合体ではモンサントなどに見るように、毒入り食物を人民に食わせて、全員が医療の支配下でもがくようにしている。
 現在それに気づいても、もう遅い。ウイルス問題も同じである。現在気づき、覚睡する人は当然増えてはいるが、ヤツらの目指している「事態」はほぼ、成し遂げている。
 ビッグテックのMicrosoftのBingでは、この記事でよく使っている「東シナ海」の支那、目覚めることで使う「覚睡」など多くの戦う側の用語が、変換辞書で削除されている。オーエルが「1984」で指摘した「ニュー・スピーク」が実行されている。

◆戦争と恐怖の真実を語れ

 地球支配者の人民支配のポイントは「恐怖政治」である。恐怖政治として人民に体験させる具体的なことは「戦争」である。生涯に一回程度、戦争を体験させる。究極の理不尽を体験させることで、人民の思考論理を徹底的に破壊することである。
 人民同士をタラバラな状態にして、人民同士に殺し合いさせるのである。つまり奴隷同士だ。人間としての基本的な人権や自由や生きる権利を、根底から取り上げて、誰かの言うことに従う以外に生きていけないことを、身体に叩き込むことである。
 ロボット奴隷の状態にすることが目的だ。
 一般的に民はこれを認めない。あくまでも人としての自由や権利や生きる権利を持っていると主張したいからだ。だが、それは存在しない。ヤツらの一元支配下にあり、抵抗は死へ一直線だ。
 以前の戦争では、民が支配にあがない抵抗することは、投獄、拷問、死を意味した。無数の人民が犠牲にあった。抵抗、反撃は成功しなかった。
 現代の戦争は、以前と形態は違うが、本質的には同じである。人民の正義の抵抗者を、洗脳された別の人民が裁くのである。
 「人民同士をタラバラな状態にして、人民同士に殺し合いさせる」政治が徹底的に実行されている。ヤツらは人民の思考を狂わせている。現実を現実として認めないようにしている。それは思考の支配だ。
 奴隷であることなどありえない。多数の人民こそが社会の主人公であるという民本主義、民主主義こそ、多少ゆがみはあっても現実だと教え込んでいる。奴隷が自分は奴隷だと知らない状態が、支配の最高の状態だ。
 現代において、ほとんどの人民は、自分は奴隷だと思っていない。冷厳な現実を認識していない。

 なぜこのようなことが可能なのか。それは「恐怖」という精神状態が、人間という生物の生理現象として「正常な思考回路を逆転させる」という原理を利用しているからだ。
 「北がミサイルを打った」「中国が台湾を香港と同じようにしようとしている」「ロシアがウクライナ国境に10万の軍を配置した」。「911のようなテロをイスラム原理主義集団がまたやろうとしている」「近年の地震多発は311が明日にでも再現するかも知れない」。「オミクロン異変種は空気感染する」…と、中央政治屋とマスメディアは、毎日テーマを変えて、人民に脅威を説く。
 人はこれを見聞きすると、異様な「緊張」状態になる。自分ではどうしようもない「恐怖」を感じる。
 人民は自分だけでは解決できない恐怖のストレスを感じると、自動的に意識が変異する。まず、責任は「自分でない」。「誰かに解決をたよる」。そうしたときにことあると思える「国」に依存する。強力な依存心だ。
 だが、過去のどの例をみても、国は人民を救うことはない。小林多喜二の「蟹工船」を思いおこせばいい。
 本来的には人民は団結して、自分たちの知恵と創意に頼るべきなのだが、人民が団結することを、支配者は徹底的に破壊してきている。お上に頼る以外の道を閉ざしているからだ。
 レーニンは「国家と革命」において、国家は支配の暴力装置だと明言した。民は常日頃から支配者によって、民族主義を植え付けられ、日本人であることの誇りを思う気持ちを持たされてきた。しかも天皇という人間として認めてはならない究極の「人間同士の差別の肯定」を、自分の頭に叩き込んできた。
 だから、自然に「国=国家」への絶対的な妄信ができあがっている。だから、中国が攻めてきたと言えば、迷わず「自国」を守らなければという思考をする。それ以外を考えるものは「売国奴」となる。
 ヤツらは人民が「国」「民族」「天皇」というような、卑近な話題の提供を絶やすことをしない。人民の関心をこの低レベルにしばりつけておくことで、これ以上の思考をさせないためだ。
 このような狂気が戦時には思考を支配する。

 いうまでもないことだが、冷静な人民の思考としては、それらはすべて間違いだ。そもそも、人民を支配する暴力機関である「日本国」を、人民から進んで守り、頼る。「日本を防衛する」ということは、国はもっともっと長く、人民を奴隷にしておいてくださいと、願っているようなものだ。
 常日頃、自分は奴隷ではない、自由もあり、権利も有していると言っているものが、その権利や自由を奪って奴隷にしている「国」を守ろうとしている矛盾。ここに、思考の逆転がある。
 それは、恐怖のストレス下に置かれると、冷静に思考することが停止して、自己防衛のために、敵を味方と見てしまう現象からくるのである。
 本来、味方、友である他国に住む人民を「日本」と「自分」を滅亡させる「敵」だと考えてしまう。
 ナチスの幹部は明言した。「敵が攻めてくるとさえ言えば、民は自在に従う」と。

 戦時下で「真実」を説くのが容易でないのは、説く相手、つまり自分と同じ民としての仲間が、すでに変性意識状態にあり、中央政治屋やマスメディアがいうまま、ヤツらの主張を信じ、真逆の状態に置かれている状態だからだ。
 昨日まで仲間と認め合い共に行動してきた相手から、真実という名で真逆を説かれたら、どうして?という疑問より先に、不信と強い反発にあうことになる。
 ここは、粘り強く対応する以外にない。そのためには、中央政治屋やマスメディアが主張していることと、人民の利益というものの矛盾点を指摘して、掘り下げていくことである。そのままヤツらの主張を信じて、行動することが、実際には人民全体の利益に沿っていないということを暴露することだ。
 ここで指摘した例では、人民のインターナショナルの思想と精神と、支配の暴力機関としての国家の本質についての理解も深めなければならない。

 2020年11月3日に米大統領選挙が行われた。翌年1月6日に耄碌バイデンは大統領になった。敗者トランプは選挙の不正行為を指摘した。圧倒的な実質票での勝利を、ドミニオン機という集計システムで覆したのだ。
 トランプの指摘にたいして、ヤツらは一斉に「根拠のない不正指摘」と世界中で流した。世界人民の目の前で行ったインチキをあくまで守ろうとした。それからちょうど1年経過した。マスメディアの姿勢は同じだが、米国内の世論は大きく変化している。
 有権者や「勝った」民主党員でも半数以上が「不正があった」と見ているのだ。それを裏付けているのは、アリゾナやペンシルバニア州での、粘り強く徹底した監査運動だ。ここで明らかにされた証拠を見れば、根拠のない主張などと誰も言えないことがわかる。
 マスメディアの歴史的な人民を騙すという犯罪行為の例だ。

◆主敵は地球一元支配者だ。そしてその敵は、人民の思考の中に存在している。人民に巣くう寄生虫の駆除が戦いだ

 ここ数年、戦う人民側の見解を分析してみていると、長年「正義を求める人々へのメッセージ」で主張している見解に寄ってきているのを確認できる。
 ヤツらの社会的な強制に戦っていると、「身近な人たち、例えば、夫や妻、子供や親、職場の仲間と気まずい対立になる」とか。
 ワクチンとはいえ、本来人間に不必要なものを、口からではなく注射で直接体内に入れるのは、絶対に嫌だ。そう主張して接取に反対すると、それを身近な人から「おかしい」と言われる。マスクを外しただけで「迷惑だ」と言われる。
 だが、ここに身近に人民権力を作っていく、絶好のテーマがある。積極的に話題にして、考え方を共有していくチャンスがある。

 コロナ禍の問題を通じて、ヤツらの支配が国境を超えてなされていることを知ったものが多い。格好に配置された中央政治屋のカイライには、ほとんど、何の権限や発言力などないということを知ったものが多い。主敵は、全世界の中央政治屋を、一斉に右や左に動かしているということを実感したものが多い。
 数年おきに代わる中央政治屋はただの薄っぺらな飾り物。実質動かしているのは、地球支配者の一角を占める企業群だ。国などの縛りを持たないものが動かしている。
 米軍が沖縄で感染者を多数出した。それが日本中の基地で同じであること。世界中の米軍基地からの出入国が、いかなる制限もなくなされている実態を知ったものが多い。一般人がビザを持って他国との出入国に厳重な検査をしているのとは、別世界が基地という名で行われている。
 一般人には「国」という目に見えない分断線を、人為的に作って、支配しているという真実がわかる。さまざまな事情で、世界がインターナショナルの世界になっても、すぐには撤廃は難しいかもしれない。自ずと文化や生活習慣による相違はあるためた。支配を前提にした国の縛りはもともといらない。
 コロナ禍が徐々に明らかにした、世界人民に対する支配が、一元的なものであること。それは目には見えないが、確実に存在すること。それは、世界人民に対する「寄生虫」だと規定して見たほうがわかりやすいという意見があった。
 世界の現象を冷静に掘り下げていることがわかる。そして、ヤツらとの戦いというのは、人民が「寄生虫を放逐する」ことだとまで指摘している。この記事で表現しているような形ではないが、主張は同じである。
 寄生虫を放逐するということは、おのれを含む人民内部に忍び込んでいる「ヤツらの影響」「ヤツらによって歪められた思考の修正」と向き合うことだともいう。
 まさに、ここでの主張と一致する。

 中央政治屋・マスメディアの、悪質なデタラメを暴露したり、街頭でデモしシュプレヒコールをしたり、組合として抗議やストをすることだけが戦いの形式ではない。これはむしろ「公共への迷惑行為」だとされたり、ヤツらの徹底的な無視にあい、何百万人の抗議署名でも力にならない。中央政治屋は、このような正統の活動を「犯罪視」する法律まで作る。
 寄生虫の放逐は、ヤツらへのただの抗議活動ではできない。人民の仲間の内部に深くしみ込んだ「寄生の現実」を丹念に明らかにして、自らの内部からまともなものに塗り替え、戻していくという活動に尽きる。
 この活動の大事さに気づき、ヤツらの策動に一喜一憂することなく、地道に人民権力を構築していくこと。ここに現代における人民闘争の新たな姿がある。
 この戦いに勝つことで、地球一元支配者の息の根を止めることができる。つまり、人民自身が人民同士の友としての共感を信じ、長期にロボット奴隷にされている現実をみつめ、恐怖・ストレスによる精神変異の整理を知り、誇りある人間としての自主心を打ち立てるということである。
 まず、人間としてのまっとうな、冷静な意識と思考を取り戻すことだ。それは、指摘したようにヤツらがこれでもかと宣伝する「恐怖」「戦争」を、フンと鼻で笑って無視することから始まる。
 恐怖が嘘だと知ってはねのければ、思考は正常に機能する。直感的に、人民の基本的な利益、権利、自由の精神から判断できるようになる。
 人民は、地球上でヤツらから、姿は「神に似せて」はいるが、根っからのロボット奴隷として、頭脳回路が歪められて作られたという説がある。留意すべきなのでは、上記で指摘したように、ストレスを受けると、思考がなぜか容易に逆転するという、強い習性が存在するということ。
 この習性を人民はあなどらずに、常に念頭において対処することだ。
 身近な人が「日本人は世界の中心になる…」「習近平は国内ではジェノサイドをやり、対外的には覇権主義をやめない。日本はすでに中国に操られている…」「竹島を韓国に実質支配されたのは日本政府の間違い…」「北京冬季五輪への参加は、中国の政策を支持することになるので…」という。しかも、自分は政治意識が高いというような、はなちならない上から目線で発言する。
 新聞やテレビでの見出しはすべてこのレベルでつけられている。書籍のタイトルも基本的に同じだ。  すでに明らかにしたように、これらの主張はすべて間違いで、人民の思想を「国」「民族」「天皇」に焦点をしばりつけ、民同士を争い、憎しみに誘導するものだ。意識と思考を下劣なレベルに押さえつけておくのが目的だ。
 同じレベルで争ってはならない。せっかく提起された論議を、人民の正当な立場から解明することで、視線を人民主体に気づかせていくことだ。