記・国民B(2021.5.24)
■ヤツらダボス会議が提起するSDGs(持続可能な開発目標)なるテーマと人民の戦い

  《中見出し》
◆戦時下の恐るべき白黒逆転の実態を、人民は冷静に見つめよ
◆グレートリセットをする気だ。戦争の目的を再確認せよ
◆社会の主人公は人民だ。世界のすべての人民は何ができるのか
◆グレートリセットが提起されたもう一つの背景
◆人民が気づき認めなければならないもう一つの真実
◆戦時下の恐るべき白黒逆転の実態を、人民は冷静に見つめよ

 情勢の変化が急である。数年前までは1か月あるいは数か月で変化するような内外情勢が、現在は1日から1週間で変化していっている。それは、現在、新型コロナウイルス戦争という特殊な戦時下にあるからである。
 平穏な時に、普通に考えれば黒を白と間違えることはないのに、戦時下という空間に置かれると、普通に黒を白と見てしまう事態が多発している。
 先の戦争を思い起こしてみても分かる。お上は鬼畜米英と相手に憎しみをあらわにし「欲しがりません勝つまでは」をマスコミが宣伝し、大政翼賛会に国民総動員し、タケヤリで勝てると信じ込まされた。
 戦争は、人民支配者の、最大の支配道具だ。支配の戦術では、欠かせない手腕である。目的は、被支配者である人民の、思考を委縮させ、正常な判断ができない状態におくことである。
 人民が異常な変性意識化に置かれると、支配者が行う卑劣な行為が、人民にたやすく受け入れられるようになるからだ。
 現在の世界の状態を、民はどうみているのか。全世界的な「緊急事態宣言」という異常事態は、歴史的にかつてなかったことである。たかだか、例年のインフルエンザの100分の位置程度の脅威しかない「新型コロナ」(COVID-19)を、尋常でないほどの恐ろしいウイルスが人類に襲いかかってきていると言う。
 冷静に考えれば、実にばかばかしいことだ。それが真実なら、毎年、例年のインフルエンザで、現在の百倍もの緊急事態宣言をしなければならないことになるが、誰もそんなことに気づかない。
 一斉にマスクを強要し、三密禁止と言って人が集まるのを禁止し、大声で話すのを禁止された。
 異常はそれだけでない。身の回りどこでも存在するコロナウイルスについて、強力な予防薬・治療薬であるアビガンとかイベルメクチンなどの錠剤を、支配者は治療薬として認可しない。認めれば錠剤だから、誰でもいつでも簡単に呑んで予防も治療もできる。
 だが、これは、今回の戦争で地上すべての人民に「ワクチン」を強制したいがために、絶対に認めない。そのワクチンは、戦争を計画的に準備した支配者は、その準備の段階から「ワクチン」を開発完了していたこともあるが、それでも治験はできていない。日本でもワクチンを開発しているが、それは無視し、すべて認可は地球支配者が肝いりの、最先端の製薬会社のものである。
 次つぎとウイルスは変異している。だが、何の根拠もなく効果ありという。どうしてもワクチン接種に持っていきたい意図がすけている。
 通常であれば早くても4年はかかるものを1年足らずで、承認する。しかも、どうどうと製造メーカーの免責を宣言したものだ。いかなる結果が生じても、生じてからでは遅いのだが、責任を取らない。
 すべての薬剤には注意書きがかならず付いている。ワクチンにも付いている。接種するの自己責任として、死を含む副作用を認める内容になっている。医者も政府も責任はとらない。
 マスメディアやネットでは、新型コロナウイルス戦争が開始される前から、民の思考を誘導している。テレビを観ている民は、まんまと誘導されていく。マスコミ信仰ができているので、政府のいうことを信じてしまう。
 結果として、競って自ら「ワクチン」を求め、取り合いになるような状態だ。2001年の911のときは、騙されて、民は「子宮頸がんワクチン」を信じて使用した。今回も基本的なヤツらのやり口は同じである。
 民は恐怖とかストレスとかにさらされると、異常な変性意識下に置かれる。不都合な過去の教訓は、何故かサラリと忘れる。これは動物としての生理反応である。人類がヤツらによって創造された当初に、DNAをいじられてとみていい。被支配者が真実を見れないように仕組んだと思える。
 支配者の奴隷であり、食糧であり、家畜(ゴイム)である。家畜が、支配されているありのままの現実に気づく意識や知能をもてば、主従関係が破滅するかも知れないからだ。

 先の戦争では、戦争に反対するものは、憲兵が片っ端から逮捕投獄した。朝鮮人や共産主義に被れた悪魔の手先だとして、容赦ない拷問にかけた。
 今回の戦争では、反対するものはどうしているのか。
 徹底的な盗聴システムですべてを掌握している。ヤツらは反対勢力の力を完全掌握している。ヤツらが持つ超高度なAIシステムで、リアルタイムで、反対派の力を掌握している。その力が刻々どう変化しているのかを見ている。反対派の力がヤバいほど大きくなれば、自動的に反対派の抹殺に動くシステムだ。
 現時点では、戦争反対派の力は分散していて、小さい。思想的な柱を持っていないし、団結する組織もないのを見切っている。
 民の大多数に不満があるのは事実だが、それでも大半は、ワクチンへの誘導に従っている。超監視・管理社会への移行についても、黙ってついてきている。
 SMSメディアでは、地球支配者への不満を一手に集めようとしたトランプらの発言を、そのプラットフォームから追放した。そして、思想的な一翼をリードしていたQアノンを「危険で急進的なテロリスト集団」と正式に認定して、何かの行動を起こせばすぐに国家暴力機関が取り締まる体制をとった。
 バラバラな反対派はいまだにSMSの世界で活動している。ビッグテックにさまざまな邪魔をされながら、隠語を使って多数発信しているが、その影響力はヤツらに阻まれているのが現状だ。
 逆に「民主主義」の現代において、民に自由な発言権がない。しかもそれが表の政治によってではなく、単なる私的企業による違法な検閲で、民の発言権が奪われている。
 戦時下の異常は、冷静に情勢を見る者にとって、さまざまな支配の真実をさらけている。
 ビッグテックという私企業が、表の政治の上に君臨しているということ。また、この戦時下で超急速に、金融システムの再編成が進んでいる。当然だが、表の政府の動きはほぼ無視していい状態で、地球支配者の直下の私的企業であるFRB(米連邦準備基金)とか日本銀行とかが、デジタル通貨に切り替えていっている。それに連動して全国銀行も地方銀行も続々と統廃合を実行していっている。
 窓口業務は不要になるので支店は閉鎖され、ATMだけが残る。ATMのシステム更新がここ1年で一変した。噂の量子コンピュータシステムへの切り替えがなされて行っているようだ(後述)。労働者への賃金支払いをデジタル通貨で支払う動きが強まっている。
 ヤツらは新型コロナウイルス戦争をしかけて、何を実現する気なのか。

◆グレートリセットをする気だ。戦争の目的を再確認せよ

 新型コロナウイルス戦争の目的は何なのか。この記事で繰り返し指摘してきた。ヤツらは宣言している。グレートリセットをすることである。
 では「グレートリセット」の内容は何なのか。ヤツらはなかなか明確に自分で語らない。だが、この記事での分析は次のようなものだ。
 地球支配者が目標としていた「新世界秩序(NewWorldOrder)」の実現である。新世界秩序とは地球支配者による地球全体の一元支配である。オーエルが「1984」で描いた支配システムだ。ジョージア・ストーンに明記した内容だ。
 世界人口を5億人程度にする。管理しやすい数、一握りの支配者に奉仕するのに必要な数、従順で反抗しない奴隷ロボットの数である。
 もちろん、社会の精度は完全なファシズム、独裁社会、全体主義社会である。被支配者が主体であるような民主主義など、そこには夢にも存在しない。
 このヤツらのプランの実現の行動は911で開始された。ヤツらの直接の行動部隊として存在する米国とイスラエルは、中東で暴れまくり、そこを配下に治めようとしたが、思わぬ展開となった。それは中東のイスラム国家自身がしぶとく抵抗したこともあるが、旧共産国であるロシアや中国の反発が大きかったことである。
 西欧ブロックの完成間近だったEUから英国が脱退したり、盤石だと思った米国の足元からトランプが登場して、表の政治の顔である大統領に当選を許してしまった(2016年)ことだ。その背景に旧共産国である中国への対応の失敗があった。
 中国との交易を盛んにして、中国の民が経済的な潤いを経験すれば、いつの間にか共産党による一党支配は内部から崩壊すると踏んでいたことだ。それが、気づけば、逆に米国経済ばかりか世界経済が中国への依存度を高め、中国共産党と中国の民は、自国への自信を高めてしまっていた。
 だから、911に次ぐ新たな世界を対象にしたエベントとして戦争を起こして、トランプの再選を阻止し、同時に中国をたたき、新世界秩序実現の軌道へ戻すことにした。トランプと中国へのとどめをさす意味でも、超管理社会へ持っていくことが、今回の戦争の柱でもある。

 だから、戦争の恐怖下に置くという緊急事態宣言を世界中で発出し、本気で人口間引きを実行する。それが、ワクチン接種への誘導だ。
 スローガンは「持続可能な地球環境の実現」で、グレートリセットの別名でもある。地球人口が現在のような爆発状態なら、長く待たずに人類は滅亡する。それを避けるには人口削減するという主張だ。
 究極的にはワクチンにマイクロチップを入れる。外部から接種者の生存権を管理する。だが、それは先でいい。何度も摂取させるからだ。当初は免疫を効かないようにする(ナガレース)、他の病気との併合で体力を著しく下げさせる。ビル・ゲイツが言っているように、病気を無くす最良の対処がワクチンだと洗脳するものだ。
 インドでは子供を対象にワクチンが打たれ、大きな弊害が発生して、ビル・ゲーツは犯罪者として告発された。
 持続可能な開発目標(SDGs)という言葉が最近世界中を舞っている。ヤツらが進めるグレートリセットの、もっともらしいプロパガンダだ。
 異常気象だとか地球温暖化とかは、すべてヤツらが改変したいがために使う捏造用語だ。人口削減というおぞましい優生学のことばを、さも科学的な根拠のように偽ったもの。だが、これも変性意識下では、民がうなずいて受け入れてしまう。
 グレタのようなグレたとしか言いようのない女学生を表に持ち出したのも、この連中だ。黒人を差別するなと主張するようなBLMの運動をする欺瞞も同じだ。民の目を白黒逆転させる、いつもの手法である。
 いうまでもなく「持続可能な地球環境の実現」などというスローガンを出さなければならないほど、地球を痛めつけたのは、地球支配者だ。一方で核爆弾を廃棄しない。原発を廃棄しない。救済者のようなセリフをいう立場にない。
 ワクチンは、人口間引きと遠隔管理という側面で、ヤツらの目指す社会では欠かせない。

 もう一つは、超監視である。ヤツらにかしずく5億人は、誕生から墓場までの全生涯、全生活を超監視・管理下におくことだ。
 そのための技術がAIと量子コンピュータである。量子コンピュータについては、今まで理論はあるが「実用化はあと30年先だ」と言われてきた。
 だが、今月にIBMが川崎に設置し、東大チームとともに実用的有用を始めたと報道したのだ。この報道の意味は大きい。それは「30年先」という今まで言ってきたことは、あからさまな嘘だったということ。業界もマスメディアもぐるで民をだましてきたということ。
 それを、どこでも話題にしないのは奇異というより、民への日常的愚弄を連中は日常にしているという証である。
 「UFOと宇宙人」という話題がある。これも同じ扱いである。古代から話題はある。絵画時代から写真や映像の時代となり、世界が国際的規模の戦争が常態となる。敵国からの襲撃という恐怖が演出される。
 特に戦後、世界各地でUFOの目撃、墜落などが話題になる。敵国の未知の武器という設定が、真相追及から程遠いところにもっていかれる。フィクションに過ぎない、研究価値に値しないという結論が、常に学会や公的機関が出す。
 それが、戦争が始まった昨年ごろから「現象」を事実として認め出す。「研究していないし資料もない」といっていたのが、ずっとやっていたことを認めた。6月には米国政府から資料が公開される、というのだ。UFOの無重力装置や常温核融合とかのフリー・エネルギーについて、すでに軍が特許を保持していると報する。そればかりか、地球製UFOを製造し実用している(中東でのプラズマ兵器を使った相手部隊の消滅等)。
 気象兵器についても同様だ。
 結局、今までエイリアンテクノロジーと言われていた、人智を超えたツールが、地球支配者は実際に所有し、運用している。特に、コンピュータについては徐々にそのテクノロジーが民に公開されてきたが、今は数百の宇宙に打ち上げる(一部はすでに上空にある)スターリング衛星システムを使った、量子コンピュータが、運用の段階になっているということである。
 利用は主に、金融取引と超監視と政治的力関係の予測だ。

 グレートリセットにおける金融取引の変革とはいかなることか。
 第一に社会に定着させた「カネとモノへの執着心」がある。これは資本主義というシステムと並行して実現してきた。「1円でも安く仕入れ、1円でも高く売る」というのを本性として、誰よりも自分が多く儲ける、カネがすべてだという思考で民の頭脳を埋め尽くすことである。
 「今だけ、カネだけ、自分だけ」というのが、被支配者に定着していき、資本主義は完全なる強欲主義という頂点まで行きついてしまった。格差は拡大し続け、資本主義が社会全体を貪り食うことで、自滅が目前に迫ってきたのだ。
 「神の手」などといって、資本主義には自ずとブレーキをかけ、健全化を開く道を提示する、という嘘を強く主張する者がいるが、資本主義の破綻、民の意識の破綻は、もうとりつくろえない。
 自由主義と称した資本主義のシステムは、これ以上持続できない。これに変わる概念の提示が求められている。
 それを一気に変えるのがグレートリセットだ。強欲、つまりカネ至上主義を終わらせる。そのためには、現在の表の政財界で仕切ってきたカイライをいったん、一掃する。民の「今だけ、カネだけ、自分だけ」を一掃する。
 地球支配者が牛耳る配下の大企業、グローバル企業の経営陣を、新たな人材に入れ替える。現在の中小・零細企業も強欲な経営ができないように一掃する。
 そこで用意していたのが、GESARA/NESARA/BasicIncomeの概念だ。
 カネと強欲、モノへの終着、利権への妄信をもつものを、社会的に放逐することである。単純に、カネと強欲、モノへの終着、利権への妄信を持つものは、民に嘘をつき、民に詐欺を働く、民のものを「合法」的に奪う行為である。それが合法ではなく、犯罪になることで、回心せずには存在し得なくなる。
 民には、ベーシックインカムで、生存できる費用が毎月、無償で提供される。生存することが「犯罪に手をかす」、つまり生きるために、他人を騙し、他人から奪う必要がなくなる。それが、夢のようなベーシックインカムだが、施行の初期には確実に混乱は起こるが、やがて治まる。
 総務省が提示しているように、ムーンショットに、トヨタなどの大企業は、富士山すそ野のスマートシティをつくる。
 量子コンピュータは、すべてのカネの動きを一元的に掌握する。闇のカネの動きは即犯罪とされるため、今までのような不正はできない。量子コンピュータが備えるブロックチェーン・システムは、瞬時に不当な取引を暴き出す。
 第二に、超監視・管理社会の実現である。
 すでにインフラとしての設備は、量子コンピュータのAIでほぼ実験が終わっている。目標は世界人口5億人だが、現在の70余億人でも、ほぼ監視は完了している。目で見える姿は、中国の主要都市での実験だ。ほぼ人口の数に近い監視カメラと皆に持たせているスマホを一元的に管理している。
 コロナが拡大していく中でも、感染源と広がりの模様をリアルタイムで掌握し、必要な遮断の措置をすばやく実行した。実行に当たっては、一党独裁のシステムが有効に働いた。自由主義国家ではうらやむほどのもの。たちまち、感染は封鎖できた。
 グレートリセット後は、社会体制として完全なる全体主義、つまり独裁になる。民に権利を認める民主主義は終焉する。
 現在は、中国以外の自由主義社会でも、一見自由があるように感じさせながら、事実上はほぼ完全な監視を実現している。最近のテレビや映画の刑事あるいは科学捜査ドラマで表現しているように、街頭や建物内の監視カメラ、Nシステムは、彼らによれば、権限や許可とはほとんど無関係に自在に一元的に駆使されている。極めて短時間に映像、音声、スマホの情報から犯罪者を特定している。
 「国の法律が制限している」という枠は、地球支配者やそのカイライには関係ない。CIAは外国、FBIは米国内とかは嘘だということがわかっただろう。5eyesを見れば、国の壁を超えて一元的にやっていることがわかるだろう。日本などは三沢にエシュロンのアンテナを置いているが、お国や自衛隊がそのまま手先で役割を果たしているに過ぎない。キューバにある米国のグアンタナモ刑務所がある。米国内ではやっちゃいけないはずの、拷問などは「国外」のグアンタナモなら自在なのだ。おかしいと思わないか。すでに、その世界では、とうに国境はない。国や民族のくくりは、被支配者の脳を縛る概念であって、ヤツらの行動に制限をかけるものではない。
 地上の人間の全員を24時間監視している。これを、グレートリセットをして、新たな全体主義の一元的な社会のもとで行うようにする、ということである。
 AIによる量子コンピュータを利用した運用は、言うまでもないことだが、人間がいちいち対応しているのではない。すべてコンピュータの作業だ。いまや、現場ではAIが実際に人間を超えて、政治的な判断をするまでになっている。

◆社会の主人公は人民だ。世界のすべての人民は何ができるのか

 戦争が宣言されたのは昨年だ。それからすでに1年半経つが、全体としての流れは、地球支配者のほうが勝っている。激しく抵抗したトランプ派は、残念ながら抑え込まれている状態だ。
 世界的な人民の提携や連帯の力がないためだ。つまり、人民権力思想が広まっていない、構築されていないことが原因である。世界人民は、はっきりと主敵が地球支配者だと定めきられていない。ほとんど、素朴な、自然発生的、無政府主義的なたたかいが散発しているに過ぎない。
 米国のトランプ派は、人民に依拠することに徹しえなかった。敗北の基本的問題だ。トランプ派を支持した人民も一歩前進二歩後退を甘受せざるを得なかった。
 上部構造、つまり表の顔としての、米政財界は未だに真二つに分断していることも事実だ。つまり、地球支配者のカイライ集団だが、これが真二つに別れているのだが、上記で考察したことを念頭において考えて見てみれば、これからの成り行きが見えてくる。
 人民の力との明確な関係を持たない運動は、表の政治の世界での単なる主導権争いといってよい。
 それは、グレートリセットということ自体が、地球支配者のプランだということ。今まで自由世界、資本主義でやってきた、強欲金権主義を、それと別の路線に変えていこうとするもの。
 すると、ちょうどトランプ派がそこにはまることになる。トランプ派が人民の力を利用するだけで、人民にはほんとうは依存しないとなれば、なおさらである。
 トランプ派を熱烈に支持したQアノンの支持者とか、錆びれた工業地帯の労働者層を除けば、元来そうした勢力と一定の距離を持つ宗教勢力が主となる。いわゆるリバタリアン派である。つまり米国の超裕福層の片割れである。民主党のように中央政府をグローバリズムを背景に巨大化して、政府の名のもと経済に協力に干渉するのに反対する富豪グループだ。トランプ派の資金源である。
 これと、もう一つはユダヤキリスト教原理主義グループ(福音派ともいう)。彼らは宗教的教義上から、腐敗した、嘘つきの強欲なリーダーたちの行動を批判する。大洪水やハルマゲドンのような神の鉄槌を信じていて、人工的に社会をリセットする以外にないという主張をしている連中だ。イスラエルの言動と重なる。
 リバタリアンにしても福音派にしても、いずれも、地球支配者の新たな指導者として利用できる。

 地球支配者が各国に配置してきた忠実なカイライのなかでも、大きな対立があった。それは、王政+宗教+強欲金融資本という主流に対して、実力と合理主義を建前として持つグループによる対立だ。
 前者は血統を重視し、後者は実力本位を主張する。血統にたよる統治はもう続けられないとし、被支配者の民をも理屈で説得できる実力のあるエリート集団が統治すべきだというもの。
 だから、現在の地球支配者にしてみれば、王政+宗教+カネという古いシステムから、この際に新たな実力のあるエリート層にシフトしたいという流れになる。
 世界人民からみれば、何が問題かがわかろう。
 それは、あくまで地球支配者がだれをカイライにするかということ。社会の主人公たる人民はあくまでも被支配者に過ぎないということである。つまり、目先を替えるだけで、人民が地球支配者による所有という本質は何ら変わらない。

◆グレートリセットが提起されたもう一つの背景

 だが、社会の形態を変えるということは一種の革命であることには違いない。それは人民革命と言えないだけである。この戦争=革命において、人民のとるべきことは何なのか。つまり、戦争を「内乱に転嫁する」人民の戦いは、どうあるべきかという問題である。

 一見複雑に見える戦時下の現象を、正確に分析して、主敵を明確にして、人民の眼をそこに向けていることである。被支配者である人民に、嘘の夢とエサが与えられる。
 飢えた民は生き抜くために、未来への希望と夢が欲しい。生き抜くために生活を守らなければならない。敵は、あり得ない夢を振りまく。エサを振りまく。
 フェイクニュースのてんこ盛りである。
 テレビと新聞は新型コロナの恐怖を連日報じる。そればかりで足りず、現在はイスラエルとハマスのミサイル合戦だ。極東では中国のシナ海での緊張だ。
 トランプ時代にはいったん止んだことが、バイデンになって、ふたたび人民への脅迫を復活させている。
 中東でのハルマゲドンが間近か。シナ海での中国の進出をめぐる米、栄、仏、豪らとの衝突は間近か。そのような不安が民に底知れぬ不安とストレスを与える。何故に、そこまで民を恐怖のどん底に落とす必要があるのか。
 それは、ヤツらが現在推し進めているグレートリセットが本気だということである。恐怖心が民の中にあればあるほど、残忍なホロコーストが実施できる。5億人への間引きも、超監視管理社会への移行も強行できる。しかもそれを民自身が自らの望んだ形で。グレートリセットの実現を、ヤツらは2030年だとしている。
 世界人民側においても、2030年という時期までに、何かをしないと間に合わない。世界人民に突き付けられている、のっぴきならない課題である。

 グレートリセットという、ある意味今までのまったく逆のことを提起してきたことの、もう一つの背景とは、まさに戦争による支配、恐怖支配のことだ。
 戦争による支配、恐怖支配についても、本質は同じでも、目先をかえざるをえない常態が到来しているという話である。
 戦争による恐怖支配を地球支配者は行ってきたが、実は戦争ということが現実と離れた状態になってしまっているのだ。抑止力が必要だとして、核を保持しながら、次つぎと兵器の開発にいそしんできた。
 現在、人類が所有する兵器は管理の限界を超えようとしているところまで到達した。核兵器については量的に、地球を50回以上の消滅させる。汚れた核にたいして「クリーン」な核として中性子爆弾とか超小型核兵器が、とうに完成していて、実際に中東の紛争で米軍とその連合軍が使用して、実戦で確かめている。
 衛星やドローンからピンポイントで自在にターゲットを消滅させることができる「神の杖」というレザー・プラズマ兵器も実用化した。
 イスラエルも北朝鮮も核兵器を多数所有するに至っている。日本であっても、いざ作るとなったらすぐにでも所有できる。だから、民が思わされているような核によるパワーバランスなどない。もし、実際に戦争が起これば、瞬時に地上文明は壊滅する。ボタンを先の押そうが後で押そうが無関係に、人類は終了する。核シェルターなど無意味のこっちょうだ。例え、わずか生き残っても、地上に出てきて生き延びることはできない。
 そこまできている。表の舞台の政治屋が、民に「戦争」の恐怖を煽る手段を続けているが、実は民はハイテクノロジーの現実も、恐怖による脅迫が支配の手段であることに気づきつつある。同様な手段をこれ以上続けられない状況が起きているということ。

◆人民が気づき認めなければならないもう一つの真実

 もう一つ、表舞台の背後で迫ってきている事実がある。
 それは、宇宙的規模での壮大なレベルでの動きだ。スターウォーズのようなものだといっていい。まだまだ民の多くはマユツバと見るだろう。特に日本では、マスコミとアカデミーによる、長期の民の思考コントロール政策で、その事実をせせら笑う妄想とされている。
 そう信じる人はそれでいい。別に真実だと断定して押し付けるのが主旨ではない。だが、全世界的な規模で見た場合は、すでにそうとう多くの人々が、うすうすその事実に気づいている。お上やマスコミが主張する「勘違い」「見誤り」「愉快犯の作ったもの」として無視するのを疑っている。
 地球支配者は、無数に浮上する民の報告にたいして、それを「陰謀論」「都市伝説」として、真実でないこととして歪める工作を長年続けてきた。そして、真実の事実に対して、いわゆる専門家は都合がいい進化論や、世界史や、宇宙の解明を宣伝して、教育してきた。世界の「常識」を構築してきた。
 だが、逆にアカデミーがそれほど熱心に日々報告される現象を、否定しなければならないこと自身、そこに隠しえない現実があることを教えている。

 具体的な話をしよう。
 歴史についていえば、オーパーツの問題である。現在の人類が築いた英知では説明できないことが現実にある。アカデミーのいう人間の歴史のはるか以前に、信じられない人工物が存在する。ピラミッドは目の前に存在するが、誰が何の目的でどんな手段で作ったかは、アカデミーでは説明できない。
 科学についていえば、人間が電気を発明したとされるはるか以前からあり、使われていたというものが存在する。古代のメッキ。ピラミッドや洞窟内の灯。たいまつなどであれば、ススが残るがこれはない。
 地理と地質。世界各地に残る核戦争の痕跡。
 宇宙では、月や火星で発見できるピラミッドなどの人工物。米国が情報をいままで独占していたが、ロシアやEUや中国が進出する今では、情報を独占しえなくなっている。宇宙空間そのものが特殊な物質である真実を、ダークマターと呼んで眼をそらさせている。
 生物学では、ミッシングリンクは説明できていない。
 総じて、地球支配者にとって不都合な真実があるからである。その核心はマインドコントロールで宗教をでっちあげ、その教義としてつくった聖書の記述に反するようになっていることだ。唯一神としたものが想像したとする世界と、もろもろの事実が相反する。
 ユダヤキリスト教を、これからも絶対的なこころの礎にしていくことができなくなってきていることである。
 問題はまだまだあるが、上記で指摘したようなわずかなことが意味していることは何かということ。
 それは、第一に地球の文明は、現代に繋がる人類が唯一ではないということ。現人類の前に複数の文明が存在していたこと。前の文明についての記録、記録は消されている。だが、そこには現代文明をはるかに凌駕する人類がおり、文明があったということ。
 第二に、唯一伸と言われるゴッドは、現在の地球支配者が、己になぞらえて作り上げたものであり、邪悪で、妬みの極み、強欲と狂暴で、人間の持つ感性、感情とはまったく共通性のないものであること。むしろ否定すべき対象であること。
 第三に、人類という現代のくくり以外に、巨人や小人、外見の異なる知的生命体など、多彩な類が存在し、地球に到来し、また去っていった。現代人類との関係を複雑に保持されていること。
 すると、現在の世界の状態が別の形で解釈できるようになる。
 最近、米国の宇宙学者が、火星での核戦争を話した。それは太陽系の範囲のことだが、惑星レベルで蠢く生命体が、過去に宇宙的規模での戦争をやらかしていたよ、ということである。
 そうした生命体が地球を見ていなハズはないだろう。月の裏側に彼らの基地が以前からあると言われる。この連中には、過去において地球で文明を開いていたものもいておかしくない。その文明が終了を迎えたときに、一部は地球の地下に、一部は宇宙に、一部は別の次元に逃れたものがおるだろう。地球起源の生命体と言えども、過去をたどれば広大な宇宙から飛来した生命体とのハイブリッドであることは容易に想像できる。

 そうした現人類とは別の生命体が、現在の地球支配者の中枢に関与していると考えることは、決して突飛なことでない。そう考えると、地球支配者がなぜに、人間の感覚感情と真逆なのかが容易に理解できる。
 同時に、地球支配者同士の主導権争いにおいて、より人間の感覚感情に近いグループが、一方で競っているに違いないことも理解できる。つまり、地球が現在「持続可能な開発目標」などを当面のスローガンにせざるをえないとダボス会議に言わせたこともわかる。
 地球支配者のカイライ、つまり表の世界の政治を任せているエリート達の思考の質が、近年著しく劣化していて、そいつらにこれからも任せていくことが危険だと考えるものもいるということ。

 例えばイスラエルのネタニヤフだが、職権を利用して汚職などの悪事を重ねている。与党が単独で組閣できないほどの不人気だ。それでいて、精神状態は狂暴で短気。正常な人間からすれば精神病だ。つまりこのようなバカに核ボタンを預けていることは、いつ不慮の事故が起こるか知れない。
 老いぼれた痴ほう症のバイデンにもうっかりと言えども、核のボタンなど預けられない。
 つまり、地球はおしまいに至る。地球支配者のなかの反人類派のヤツらは、地球など滅びても、また別の惑星のサルを見つければいいという程度にしか考えないだろう。だが、表現はマッチしていないが、地球の人類を滅亡にさらしたくない、地球という惑星を破滅に追いやりたくないとする側のグループも存在するはずだ。彼らにしてみれば、地球支配のレベルを現状から上げたいとするだろう。
 その主導権争いがあり、それが宇宙的なグループ同士の争いと連携しているとも考えられる。まさにスターウォーズの世界である。
 すでにこのレベルの生命体には、計り知れない科学技術を手中にしている。スターウォーズの世界では、宇宙的規模で「支配」を実現しようと、手当たり次第に戦争を吹っ掛けて争っている帝国軍と、その支配に反対する宇宙軍の争いが描かれている。
 現在のわれわれを取りまく支配の姿が、このような宇宙的規模の戦いと関連していないと見るほうが、現実を見ていないのではないのだろうか。

 われわれは、地球の人類であり、しかも地球で何者かに支配されている人民である。われわれの求めているのは、地球や宇宙を支配することではない。地球に生まれてきた以上、自分の周囲が見える世界で、平和に、生活を営みたいだけである。争いがあるなら、それは別のところで、われわれの目に見えないところで、勝手にやってくれ、ということだ。だが、火の粉が降ってきている、争いに巻き込まれている。
 飛んでくる火の粉は払う以外にない。これが現在の置かれている状態である。
 そのときに、人民はどうするべきなのか。
 火の粉をまともにまとまれていたら、ただの負けだ。火の粉を払うには、火の粉という相手をよく知る必要がる。つまり、主敵のことだ。火の粉は、永遠に人民に降り注ぐように見えるが、火の粉が降ってくるのを断ち切る道はないのか。人民が本当の勝利を得るというのは、火の粉が降ってくる根を絶つことではないのか。
 ならば、主敵を解明して、主敵の存在をわれわれが住む世から消し去る必要がある。主敵を解明するにあたって、われわれが、主敵によって構築された歴史観、宇宙論、文明論をそのまま受け入れ、その路線で解明するのは間違いだ。いったん、ヤツらの教える常識を捨てて、現実を見つめて、納得できるようにすることである。
 そのような視点の話をこの記事では追及している。 完全な解決をするまえには、まず主敵は誰なのか、何なのか、どうなっているのか、主敵の中枢はなぜ、人間の感覚と感情の真逆なのかという核心が暴かれないといけない。主敵は何を究極的に求めているのか。イイ生命体がいたとしたら、ヤツらと人民の戦いは連携可能なのか。ヤツらはどのような武器を使用しているのか。等々は戦うなかでのみ明らかになる。
 その過程でヤツらの弱点も露呈される。人民はその弱点を徹底的に突くことで、相手を壊滅に追い込めると考える。