記・国民B(2020.9.7)
■安倍の逃亡と新型コロナウイルス戦争後の「グレート・リセット」

◆奇妙な安倍の逃亡にみる地球支配者の危機の深化

 8月28日、突然安倍が辞任を発言した。理由は持病が悪化して首相の任務遂行ができないとした。
 この発言を皮切りに、報道機関は次期総理の話題に焦点をあてて、連日どうでもいいことを報じている。安倍路線で走ってきた内閣と自民党はこぞって官房長官の菅を推挙した。かねてから安倍に批判的だった戦争オタクの石破が一番人気だったが、当然安倍一味は石破首班だけは実現したくない。今コロナ禍の最中で政治空白を作れないなどと詐欺的な屁理屈をこねて、全国の自民党員の選挙による首班指名をさせないようにした。
 つまり、完全な談合による出来高レース。
 安倍辞任の奇妙というのは、そもそも持病が理由ではないからだ。慶応病院に検査に行ったというが、前日までに連日ステーキとか、潰瘍性大腸炎のものが絶対に蝕してはならないものを食している。第二に初期から官房長官として足並みをそろえてきた菅にすら、安倍は辞任の話をしていなかったとのこと。つまり、菅以外の麻生など従来密接に相談してきた閣僚にも話していなかったということ。妻明恵にも話していない。二階など自民党にも相談していない。まして「後ナシ」として安倍を押し立てて動かしてきた日本会議にももらしていなかったようだ。
 つまり、安倍は慶応病院に7時間滞在した後、一人で消える決意をしたということだ。会見時に慶応病院に診断書の公開を求めたところ、病院側はそれを何故か拒否している。
すると7時間の病院滞在自身が疑われる。決定的なのは入院すらしていない。マスコミは去る安倍を追わない。どうでもいい次期総裁をむりやり報じる。
 真相は分からないが、政治的な真相は見当がつく。それは台湾のマスコミが少し前に「安倍は単独で米側と協議している。そこで米軍の撤退が提起され、日本はそれに従じた体制をとるよう求められている。安倍は現在までの安倍路線の全否定を突き付けられ、8月24日に退陣をする」主旨の報道をしたことだ。さらに日本の中央政権の分析を主とする評論家が「安倍は病院の門をくぐっただけで、その足で裏門からでて横田基地に出向いた。米軍から安倍が関与した賄賂や不正な犯罪について追及を受けた」と書いたことだ。
 これらの報道がそのまま真実とはいわないが、政治的な真実であることは違いないだろう。
 米国とか米軍とかいう場合に、現在の米国は真二つに分裂していることはたびたび指摘してきたが、この場合は米国というのはトランプ側の方だ。トランプが米国第一主義をたてまえに、諸外国からの米軍縮小・撤退を進めている。米国はトランプ以前までは、世界の憲兵として世界の隅々まで基地を置き米軍を駐留させてきた。そこで気に食わない政権を転覆するというNWOの悪事を展開してきた。このグローバリズム、覇権主義をすすめる地球一元支配者に反対してトランプが登場し、それを覆してきた。
 日本は極東の不沈空母で、ヤツらにとって日本からの撤退など思いもよらない。辺野古や迎撃ミサイル、先制攻撃など米軍の手先になって、軍備の強化は既定路線として揺るがない確信をもっていた日本会議と安倍。
 ボルトンは回顧録で「在日米軍駐留経費を年間80奥ドル日本に求める」と書いている。当然トランプの考えでもある。トランプの不穏な言動は承知していても、それが現実になるとは予想だにしなかったので、安倍は震え上がったに違いない。自分と日本会議に指令を伝えてきていた官邸常駐の地球支配者の伝令、米国大使館を根城にして官邸や官僚を動かしてきたジャパンハンドラーからの伝令が、とぎれとぎれになり、ついにトランプ派の軍が直接指令を伝えてきた。
 それほど、地球一元支配者の指令網は弱ってきたことを意味する。
 9月4日テレビでニュースを見ていた。テレビ朝日のチャンネルだったと思う。そこで米国の幽閉されていた幼児をFBIが大量救出をしたというもの。年間十万を超える幼児が誘拐、人隠しにあっている。報道は異常者の犯罪を言っているにとどまるが、少しでも冷静に判断できる視聴者なら、何十万という数字、全米各所で同様な救出事件が報じられていることに疑問を持つだろう。単なる異常者の犯罪ではない。
 これこそ地球支配者一味が全世界的に展開してきた悪魔教の組織的な大規模犯罪なのだ。地球支配者の中枢とトップレベルの手先どもが何千年と長期に行ってきた、凶悪な犯罪だ。にわかには、誰もが信じられないだろうが、現実である。かつて日本のアスカが逮捕されて異様な人風林が明らかになったが、そのとき「オレは絶対に逮捕などされな」と言った(が、タブーを暴露したことで見せしめに逮捕された)。
 地球支配者の中枢とトップレベルの手下どもがやってきたことは、レベルが究極だ。幼児に対する異常性愛、殺して血を吸う。人肉を食う。恐怖にさらしてアドレナクロムを抜く。狩りの標的にする。トランプ政権によるエプステインの逮捕で、世界中の政財界の大物、王室、バチカンのそうそうたる大物連中がこの儀式のリストにあったことが暴露された。このネットワークが世にさらされたのだ。バチカンの地下から数百体の遺骨が発見されたというニュースも裏付けるものだ。もう同じ手による手下の養成は難しいだろう。

 日本会議を柱とする地球支配者の手下たち、菅や自民党の幹部は、恐らく、コトが政治的にどう動いてるかを知らされていない。ヤツらの私兵であるCIAの末端行動組織である統一教会が、日本の満州マフィアを総結集して、簡単に揺るがない安倍ファシスト内閣を作ったのだった。単純に統一教会に乗っ取られた。
 だが、世界的規模でそれを推進してきた部隊が落ち目になり揺らいでいる。菅や二階などのおバカな手下だけが、安倍の逃亡後、その既定路線を引き継ごうとしている図式だ。
 あくまでも地球一元支配者のNWOの狂暴路線を走りつなごうとしている。もちろん、トランプを顔にした反地球一元支配派が、これからもとんとん拍子で勝利していく補償など、どこにもない。地球一元支配一派は路線が悪魔だが、カネ、ブツ、人心コントロール術のすべてにおいて、まだまだ勝っているところがあるからだ。歴史の主役から、いま敗北して落ちたら、再度立ち上がるのは容易でない。だから、ヤツらは総力をあげた戦争を繰り広げているのだ。
 それにしても菅や二階の態度はあわれである。既得権のような犯罪利権に、醜さ丸出しでしがみついている。見苦しい。中央政治の「議員ども」の、多数へのすり寄りだ。菅が総理になれば、安倍以上の統一教会政権になる。逃げた安倍はもともと政治家としての意志を持たないおバカゆえに担がれた。菅は満州マフィアの路線で走る決意をもった、確信犯の政治屋だ。
 安倍路線とは、地球一元支配者の命令に従うだけの奴隷路線。やらなかったのは改憲だけ。海外派兵、戦争法案、共謀罪、秘密保護法、増税と何でもやった。国際的には金融資本へのみつぎとバラマキをやりつづけた。外交はできもしないホラに終始した。アベノミクスなどと言葉遊びの経済政策は、徹底的な経済破壊だった。日本はかつての経済大国の面影もないところまで落ち込んだ。2018年秋にはすでにアベノミクスは崩壊していたことが公表までされた。
 地球一元支配者が米国で、英国で、日本でやったことは、生んだ価値の全面吸い上げと、自国経済のどん底への引き落としだ。安倍はファシストとして、閣議決定を最高決議機関とした。国会では多数による強行お採決を常態にした。
 このような路線を「引きついで」どうしようというのか。世界人民も日本の民も、へどがでるほど、もういやなのだ。
 立憲民主党を中心にして野党の再編が進んでいる。思想のない野党政治屋は、反原発すら口にできずにおろおろだ。いっそ、自民党に行けばすっきりするだろうに。
 菅は核心的な悪だけに「安倍の継続」路線は矛盾を増幅することから、長期など望めない。ジャパンハンドラー、日本会議、満州マフィアも誰でも首班はいいと思っていない。できれば次の首班にしたいと思っているのは小池だ。だが、そう展開することはあるのか。

◆ヤツらが実現したい「グレートリセット」

 「コロナ怖い怖い」の旗をいまだ振っているのは小池だ。だが、新型コロナウイルスの恐怖を煽り続けるのには限界がある。「新型」とすれば、最初は解明されていない、対処法が確立されていないという意味では、恐怖キャンペーンでパンデミックは演出できた。しかし、ここ感染者と呼ぶPCR検査「陽性者」数はどう見てもくだり坂で、ピークは越している。
 新型コロナウイルスにたいする究明も進んでいる。冷静に見つめる常識人には結局、ただのはやり風邪レベルのものであることがバレてしまった。だからもしかかったかなと感じたら、早期にアビガンを適量飲むか、三日程度覚悟して栄養とって寝込む。解熱剤は飲まない。これで治るし、体内免疫ができる。
 当然だが、危険すぎるワクチンは絶対に拒否する。
 「新型コロナウイルス」自身、実際にはきちんと分離し特定などされていないという。それはウイルスなどではなく、体内の老輩毒物にすぎないという医療科学者の主張もある。そうかもしれない。いずれにしても、仕掛けられた新型コロナウイルス戦争の異常さに、世界中で気づきが芽生えて大きくなっている。
 怖い怖いと戦争を遂行する側、異常さには、表にしたくない目的がある。それはワクチンの強制だ。これに反対する反戦争側とに、真二つに世論が分断している。
 怖い怖い側は、ワクチン強制で先頭を走るビルゲイツ、WHO、米疾病センター、いちはやくワクチンの輸入を決めた安倍政権など。オーストラリアは異常にも政府としてワクチンの強制、接種証明無しは一定の社会生活から排除するというところまで走っている。日本はワクチンを輸入するのに7千億を投入、医療従事者を優先に接種すると決めた。料金は無償だと、接種への誘惑を宣伝している。
 接触確認アプリなるものを必死に勧誘するが、利口な民はなびかない。PCR検査数を多くしろと求める声もしぼんでいる。任意の検査料もタダにすると言い出しても、誰も喜ばなくなっている。つまり、新型コロナウイルスによる怖い怖いの恐怖に飽きがきている。

 怖い怖い側は、このままではマズいと思ったかどうかは分からないが、出てきたのが「かつて経験したことがない」「百年に一度の」大型台風の襲撃だ。第9号と連続で第10号。脅威は風速だ。80mを超すという。その破壊力は戦争の空爆である。
 海温が30度を超す状態にあるとのことで、10号が発生してまもなく気象庁は警告を出した。世界中の超高速コンピュータが予測解析をしていて、近年の予測精度は格段に上がっている。どのコンピュータもほぼ同じコースを示した。驚くのは、9号の経路はなぞるように同じだということだ。
 衛星軌道からレザー照射で海上温度あげたり、経路誘導をしていないのか。新型コロナウイルス同様、地球一元支配者が人工的にやらかしていない証拠はない(やってる証拠はないが、やりかねない根拠は十分過ぎるほどある)。

 問題はこのような全世界人民を相手にした戦争で実現したいことは何か、ということだ。それはヤツら自身の命名である「グレート・リセット」である。
 何をリセットしようというのか。第一は経済だ。第二は社会だ。新たな恐怖支配体制である。
 経済は、冷静に世界を見つめている識者ならすでに感ずいている通りである。過去のどの戦争でも、世界的な大恐慌と抱き合わせだった。人民が生んだ富にたかり、貪りあって、借金地獄に陥り、首が回らなくなり、先進国が国家規模で財政破綻する。それをガラガラポンで帳消しにすることだ。中南米のどこだったかの国のインフレで、流通貨幣価値が数億倍になった例のように、人的に管理不能になっている経済を、ご都合主義的にチャラにするのだ。
 日本のどこかの誰かが数日前に「この状況から脱出するには大きな戦争しかない」発言をした。
 地球支配者がここ数千年実施してきたバビロニア経済システムとは、カネという幻想、紙切れ(紙幣)での洗脳支配だ。近代になり、ロスチャイルドは言った。「通貨発行権と管理権を私に与えよ。そうすれば誰がどんな法律を作ろうがどうでも良い」。実際に分断支配のくくりである国家単位に民間の中央銀行をつくらせ、その権利を掌握して今日に至る。
 各国の市中銀行にカネを貸し、市中銀行が民にカネを貸し、借金まみれで支配する。スイスに置く国際決済銀行(BIS)で各国の中央銀行を管理する。中央銀行は成す行為を公表しない特権を持つ。つまり、ロスチャイルドやロックフェラーが税も払わないのと同様、オレ支配する側、世界はオレの所有物。法とか税は支配される側に課したもので、オレは対象外というもの。
 この法外、いままで隠してきたカネによる人民支配システムが、近年急速に民に知られることになり、民はそれを許さないという流れができた。全面的に支配される側の利益に奉仕するもので、世界の人民にはカケラの利がないものだからだ。
 米国の財政破綻は半年ごとに先送りされて、かろうじて息をしている。日本はついに1千兆円の債務になった。人民には害でしかない仮想経済である株価の高騰は、今や現実の経済の落ち込みとは無関係に吊り上げられている。暴落による破綻は日延べ状態である。
 誰が見ても破綻している。今までカネという幻想と紙切れを、ニンジンのように顔面にちらつかせてきて、騙しで引きづってきた経済は、もう持たなくなったのだ。地球支配者は、自らの手でリセットする。それが戦争である。
 このリセットに人民の意志は「非現実的な仮想経済はやめろ」という点は反映しているが、ではそれを世界的な規模でどうするかという点では反映していない。ゆえに、世界人民にとって何か有利になるリセットと思える根拠はない。だから、犠牲をすべて人民に負わした形で単にリセット、再編されるだけになるだろう。それを少しでも人民の負担を減らすのは人民の戦いだけだ。
 すでに株価や為替の決済で運用されているのは、AIコンピュータシステムだ。ヤツらが作り既に運用している量子コンピュータによるAIとみて間違いない。人民の日常の生活に不可欠なレベルでのキャッシュレス決済によるシステムになる。現金は消えるだろう。仮想経済は崩壊し、金本位のシステムに戻るだろう。

 社会生活でのグレートリセットは、人口削減と監視社会だ。ヤツらの計画ではワクチンの強制接種で、誰を生かすか、誰を間引きするかを管理する気だ。ビルゲーツの主張は地球支配者の主張だ。
 人体に埋め込まれるナノレベルのインプラントは5Gで遠隔操作される。中国ではすでに実用されている。中国人民7億人は24時間行動が監視された状態にある。日本ではスマートシティ構想、ムーンショット計画がすでに、堂々と打ち出されている。決してSFの小説や夢話ではない。戦後、夢のような便利、快適な社会生活というベールでごまかされて、強制的に実行されていくだろう。怖い怖い側が、オレはやる側の異常なエリート意識で、着々と計画を進めている。
 量子コンピュータによる監視システムは、地球上の全人民の個人情報を握り、24時間の監視をすることなど余裕で可能になったからだ。
 一般の民は愚民として、多少の愚痴をいいながら、従属していく。本来であれば、人民の眼ざめが求められるところであるが、新型コロナ禍で、お上に何でも従順に従う思考と行動が確認された。支配者は、民が気づく前にやっちゃう気だ。前号で紹介したが「自発的隷従」が日本では抜群に完成している。人民権力の弱さである。

 新型コロナウイルス戦争の終戦とグレートリセットはいつになるかまだ分からない。人民権力が弱い状態ではじたばたしても意味がない。戦時下、ヤツらが仕掛けてきた戦争の火の粉は払わなければならない。内乱に転嫁する人民闘争を展開しなければならない。
 人民の備えは精神的にはグレートリセットへの覚悟だろう。長期の気構えである。人民の戦いがある限り、ヤツらの悪夢は必ず失敗する。ほころび自滅する。物質的には、数週間から数か月に及ぶと予測される、暗黒、社会の停止だ。食料不足は当然来る。預金封鎖は当然来る。その間だけでも、誰にも依存せずに生き延びる準備をすることだ。
 暗黒、社会の停止というのは、社会生活インフラがすべて停止することだ。電気水道ガス、インターネット、携帯、銀行、スーパー、交通。電気水道ガスを使う行為はすべて停止する。
 自然の水と自営、仲間のもつ食料で、無電気の生活を停止期間中全人民に強制される。
 ガス、あるいは人力での発電と蓄電器が有用かも知れない。
 逆に、この過渡期の暗黒社会停止期間では、相当な犠牲者がでることが予想できる。自家発電の病院以外ではすべての医療行為ができない。台風どころでない。
 人民権力の底地からが試される。

◆人民は何を捨てなければならないのか。何に気づかなければならないのか

 2001年の911から20年近く経過した。911が人類史的に何であったのか。地球支配者がイスラエル、米国を完全なカイライ国家として、来るべき新世界秩序(NWO)のための、支配拡大のための行動部隊として動かしてきた。カネでも軍事的な力でも、諜報謀略的な意味でも、圧倒的な力を構築してきた。2001年911は、そうした悪魔的な世界支配の完成に向けて、いよいよ全面的な決戦を開始するという「狼煙」だった。
 イスラム原理主義がツインタワーにハイジャック機を突入させたという作り話を世界に発した。世界中がみごとにだまされた。
 これを起点にして、地球支配者は露骨な行動を各所で展開した。アフガニスタン、イラク、イラン、リビア等々。ISというイスラム原理主義勢力を偽装した傭兵集団を、イスラム圏に送り込んで暴れさせた。フセインやカダフィという国家元首を殺害した。西欧に徒歩で向かう膨大な数の難民をカネで雇って演出した。
 だが、こうした露骨な人民弾圧・戦闘行為でNWOは進むどころか、猛烈な反感を増長させた。EUが英国等へ無謀な経済負担を強い、中国人民を蔑視した中国を世界の工場にする計画は、中国に最先端技術と実力をまるごと渡す結果になった。米国や日本などの「先進」国は気づけば軒並み中国への依存症に陥っていた。
 予想だにしないISの壊滅、英国のEU離脱、トランプの大統領就任となり、地球支配者の当初の計画はボロボロと穴から崩れ落ちた。2001年にはオレに歯向かうものはもういないと断じていたのが、逆にトランプ派と中国、ロシアを結束させる結果になった。そこで乾坤一擲の反撃として考えたのが今回の新型コロナウイルス戦争だ。
 地球支配者の中心に居座るのは世界金融資本である。カネによる支配を崇高なものとしている。グローバリズムと称して、世界に魔の手、支配のてを伸ばすのは、当然の歴史の流れであるかのような強欲を隠さない。エネルギー源は石油だ豪語する。原発は夢のエネルギーだと偽る。人類の母である地球を痛め続ける。
 地球支配者は超エリートを自称し、地上の人間ばかりか地上の自然や地球そのものを身勝手に支配するのを、神から得た特権だとする。

 人間は地上の生き物の一つに過ぎない。以上でも以下でもない。そのように考えれば、目の前の現実の計り知れない異常が見えてくる。それに気づかない、気づけない、そればかりか、自主的隷従をするというところに、現在の民の抱える精神性の低劣さがある。民が抱える近緊の克服すべき課題がある。
 地上の他の生物から見たら、笑止千万なレベルのことだ。

 第一は、支配者を自任する超エリートへの依存症。
 第二は、カネとモノへの信仰。
 第三は、同じ人間をも殺してしまうようなタガの放棄。

 依存症や信仰は単純に支配者の騙しにあっていること。民としての基本的な思考を取り戻せば解消できる。地上に生きるものとしての「歯止め」を放棄したのは、これも支配者の騙しかも知れない。しかし、これだけは騙されたでは済まない。地上に生きるものとしての個体そのものの責任であって、けっして誰かのセイではない。
 支配者は「オマエが生きていくには、個人では無理だ。強いものを頼るしかない」と命令するだろう。いうことを聞けと。「生きていくにはカネがすべてだ。モノがなければ」と欲をそそのかすだろう。とりこにさせる。支配には好都合だからだ。動物は必要以上には絶対に食しない。人間は欲たかりとなり、実際には必要でもないモノを欲しがる。その行為に歯止めがなくなると、他人から奪う。他人を殺害してでも自分のもとに置きたがる。自分の収入(生み出す価値の量)を桁違いに借金する身の程知らずになっている。地上の他の生き物からバカにされるのはここだ。
 いずれもこれらの特徴は、支配者には好都合で、民自身にはひとつもいいことがない。こうした考えを即刻捨てて支障がない。

 支配者は己に都合がいいものだから、民には放棄してほしくない。「オマエの未来、これから先に危機が来る可能性が高い。それに備えて、その時のためにカネやモノを蓄えるのだ」とささやく。ヤツらの支配の常套句「危機が来る」である。「北が攻めてくる」「中国のミサイルが日本を向いている」「新型コロナの次の波が来る」等々。
 支配者からの余計なおせっかいを真に受けてはならない。支配者は北や中国をも自分の支配下におき、同じことを言って、その国の民を危機で脅かし支配しているのだ。この程度のお粗末な脅迫支配なのだ。
 何を捨て、何に気づくべきなのか。そう難しいテーマでは本来ない。それがスーッと理解されないのは、何千年にも及ぶ奴隷慣れである。
 現在の地球支配者は、人民にエネルギーや「科学」で迷路を走らせている。圧倒的な知識の差を確保することが支配であるからだ。現実には自分たちだけは、石油や原発に頼らないエネルギーを使っている。ETと手を握り、協定を結んでいるからだ。隠しようもない段階になっているから、実際には多くの人がすでに感じている。さまざまな映像でとらえられているUFOなどの動きにみるように、重力と無関係に自由にホバリング、高速移動を実現している。その技術はエイリアン・テクノロジーと言っていいが、すでに存在する現実である。
 UFOを動かすエネルギー、重力を無視してコントロールできる技術。これがちゃんと人民に公開されたら、エネルギーで争うという状態が霧消する。誰でも、エジプトのピラミッドは知っている。だが、それをどうして作ったかは知らない。2トンの石を200万個整然と積む技術はエイリアン・テクノロジーだ。
 つまり、この技術が公開されれば、人が争う根拠が霧消する。地球支配者に依存する理由もなくなる。
 911を経て、新型コロナウイルス戦争を経験して、世界人民は新たなステップに立っている。そのなかで地上の生物としての、初歩的な原理とも言える精神性の取得というか、取り戻しが必要なタイミングがいま来ていると言っていい。

  第一、人へ迷惑をかけない
  第二、カネとモノのとりこにならない
  第三、地球と未来に負荷をかけない
  第四、戦争の根絶、安寧な生活
  第五、人間としての誇りと尊厳

【注記】
※中国政権について
 毛沢東が1949年に宣言した政権。共産党が人民と国家を指導すると憲法に明記している。先に成立したロシアの共産党政権は自滅した。この教訓を現習近平は得ている。いかにしたら、地球支配者からの殲滅攻撃と戦い生存できるかを考えている。
 あまりにも粗野で低劣な賄賂と買収、目先の利権で私服をこやすような思想と幹部の存在を一掃する戦いをすすめてきた。鄧小平後の政権トップが地球支配者のそそのかしに乗って不正に強奪した個人資産は100人で1200超ドルにのぼり、スイス銀行に置いているという。オーストラリアや米国に家族を移住させていることなど常識になっていた。これがトランプと習近平の協力で暴かれ追放されていっている。
 だが中国が非民主主義の極みである「一党独裁」だという地球支配者による攻撃への、民を動員した人民権力の思想的な反撃ができていない。地球支配者がカイライ支配する欺瞞的な「民主主義」国家ですら、民の民主主義など存在しない、ただの独裁国家である。
 現代は、共産党独裁の国家だ、議会制の民主主義国家だという区別は基本的に無意味である。いずれも独裁国家で、地球支配者の民主主義国家の方が欺瞞的でたちが悪い。
 中国政権は黙っていても猛烈な攻撃にさらされている。必然的に防衛措置が取られる。それは圧倒的に地球支配者側に勝る7億人の人口を基礎として、自由主義国家の持つ生産力や技術力を、彼らの土俵で追いつき追い越すことだ。彼らの土俵で勝つこと。
 資本主義の獰猛な性は利益を上げることにある。それは資源で、生産で、加工で、消費で「一円でも安く用意し、一円でも高く売ること」。だから、中国が資源を押さえ、生産を押さえ、加工を押さえ、消費の場を押さえれば勝てるとの論理だ。
 911以降のヤツらが目を謀略的な敵対国家転覆に向けているときに、逆に中国が米国債を買い、資源を輸出し、工場を賄い、消費市場となる。先進国に多数の技術者を出向させて、最先端の技術を学び、ヤツらが侮り、手下として利用していると思わせておいて、ごっそりと資産を習得してしまった。トランプはこれを「中国が盗んでいる」と表現した。
 だが、強奪を生命線とする資本主義では勝った中国に理(利)がある。
 生産力、IT技術、軍事力で確実に力をつけ、その勢いで一帯一路の構想をぶち上げ、南シナ海、東シナ海を米国が勝手に利用できないように手を打ってきている。これを無謀な覇権主義と非難するのは容易だが、地球支配者が全世界をオレのものと断じ、覇権行為を中国に増して進めている限り、論理が破綻している。
 米国はトランプの登場で国内が分裂し、国家破綻した状態で、中国と火器による戦争をするなどという、ヤツらの脅迫にはむなしさしかない。
 同時に見なければならないのは、現在の中国には腐敗した幹部も、地球支配者が要請した手先もまだまだ多数存在していることだ。この連中は、世界中でトランプが追い詰めている幼児性愛や、臓器売買のネットワークも存在する。そこには米国と同様に人権などない世界が残存しているのも否定できない。

※トランプ派について
 まず、11月の大統領選挙について。前回の選挙キャンペーンでの欧米と日本のマスコミが成した巨大フェイクニュースの犯罪を忘れてはならない。地球支配者のモロ手先になって真実を隠す汚い本性が分かったはずだ。
 今年も同じことをしている。詳しくは延べないが、トランプが確約した政策を次つぎと実行してきた、その実績は冷静な米国の民は知っている。大統領の当確は選挙人の数で決まる。マスコミが取り上げるアンケートによる支持率は作文で、真に受けることはまったくない。個別にさまざまな組織がおこなっている選挙人の数(アンケート結果)では圧倒的なトランプ勝利になっている。
 そもそも痴ほう症のバイデンをトランプと戦う候補に据えていること自身、話にならない。誰が見ても勝負はとっくについている。メディアがどう盛り上げようが、フェイクニュースの上塗りにすぎない。
 トランプを支持する層は基本的に、先の選挙の時と同じだ。それに追加されているのは、トランプ大統領就任から現在までに発生した、民主党によるあまりに醜く、露骨でぞんざいな追い落としの行動だ。度重なる暗殺行為、ありもしないロシアゲートのでっちあげ、暴動、破壊を繰り返すBLMなどをもちあげ、それを連日狂犬のように叫ぶマスコミに、米国の民はほとほと嫌気を感じている。自国の大統領をどこまでも落とし込んでいるという狂気。恥じてもいない。
 南ジョージア州の共和党下院予備選で、トランプ支持を掲げるQアノン支持者が当選。Qアノンは実態が明かされていないが、膨大な支持者を持っている。それゆえに「根拠のない陰謀論で社会を乱す」とされて、頻繁にYoutube、Facebook、Twitterなどからアカウントが取り上げられ、コンテンツは拒否されている。だが、ここコロナ禍でネットで調べる人が増加し、ヤツらの目論見とは逆に支持が増加している。
 Qアノンについては、たびたび触れているが、NSAの諜報部隊と米軍のなかの有志グループが核になっている。エリートである。「地球支配者の悪だくみを終焉させる。計画を信じて待て」という。民の足元からの権力に依存するという思想とは異なるが、現在の地球支配者を敵として一掃するという計画には、民の重要な要求が網羅されている。
 このQアノンという注目すべき組織体に、地球支配者が目を付けないはずはない。スパイを潜入させ、誘導し、破壊する、NWOに利用するために策動することは論を待たない。まして人民権力という思想の欠如は敵に利用されやすい要素だ。
 ゆえに人民は「信じて待つ」とか、依存するとかであってはならない。内容の正しい点で共闘し、下からの運動で支えることで、Qアノンを人民権力の力で導かなければならない。地球支配者に打撃を与えるであろう。