記・国民B(2020.7.13)
■第三次世界大戦たる新型コロナウイルス戦争をヤツらがいま起こしたのは何故か

◆感染の恐怖宣伝には、アビガンで対決せよ。ワクチンではない

 前回に「中国で豚ウイルスの拡散」を報じたが、今はカザフスタンでの肺炎の流行ですでに何人もの犠牲者が出ているという。沖縄では在日米軍が61人の感染者がでているという。東京都では連日200人超のPCR検査陽性者が発表されており、コロナ禍開始以来最多を記録した。トランプは初めてマスク姿を報道にさらした。もやは人から人、空気感染が進んでいるという。
 新宿や池袋ではPCR検査陽性の傾向をみると、若年層が増加している。経路不明が依然として多い。だが陽性の傾向に比べ、重傷者や死者は増えていない。
 これら一連のニュースは、いまだに世界中のマスコミが一致して「新型コロナウイルス」は拡散中で危機のさなかにあるので、緊張を続けろといっているだけだ。
 それを皆に説得するための証拠としてPCR陽性数をあげているに過ぎない。

 素朴な疑問をおさらいしておきたい。
 第一、新型コロナウイルスは本当に存在すのか。これは一応米中、日本の医療機関でウイルス分離を確認しているので存在するといっていい。しかし、これがヒトの免疫機能を働かせないようにするよう人工的に手を加えられてもの、という点は、当然だがマスコミでは触れない。
 「存在しない」「ただの風邪と同じ」と主張するものがいる。不必要に騒ぐなという意味ではそう言いたくもなるのかもしれないが、免疫機能を働かなくしているという点では、無視、軽視すべきでない。
 第二、PCR検査だが、これが極めて信頼性が悪く、これを根拠にしてはならない(開発者の言)は、一斉に無視されている。この検査では「新型コロナウイルス」だけでなく、通常の常在ウイルスをも要請にしてしまうものだ。だから、風邪やインフルやそれ以外の多数のウイルスが陽性数に含まれてしまうもの。
 しかも、日本では「数を少なく見せる」ために当初は検査さえさせなかった。医療崩壊が起こるという人名より医療利権を守るというお上の犯罪的政策だ。
 現在は第二波的なパニックを演出する必要性から、新宿や池袋の夜の繁華街をターゲットにして、検査する対象を意図的に増やしている。ご都合主義優先だ。
 当然に陽性者は増加するが、無意味な数が含まれているので、若年層、無症状者、感染経路不明者増加となる。それを専門家・コメンテーターがあれこれ無責任な発言でパニックに誘導する。
 次つぎと夜の繁華街から陽性者から出る。そこにだけ目が行くが、そもそもその場に行った誰かが、その場に行った陽性者からうつったわけ。その陽性者には住むウチがあり、その場への交通手段があり、昼には生活行動があるはずだ。空気感染があるというなら、まさに、無数にウイルスを撒いているようなものである。
 だが、決して、そのより危険な実態には目を向けない。
 第三に、アビガン問題だ。安倍が5月初旬に「3000名に投与している」「5月中の認可を目指している」といっていた。この「している」ふりをした結果はどうなったのか。お上は行動ではアビガン封じにやっきになっているというのが実態。
 中国、ロシア、トルコ、エジプト、インド、イラン…と公的にアビガンの治療薬としての効果を認め、二次生産を開始し、他国への輸出まで始めている。藤田医大があいまいな報告をだした。それを受けてマスコミは一斉に「効果が確認できなかった」と否定的な主張。安倍のネット謀略部隊は「危険な副作用」を発信。
 ロシアのアビガン会社は「藤田医大の検査結果はおかしい。有効性を否定している」と異論を発した。日本ではすでに100か国近くに無償提供したが、ロシアでもほど同規模の提供が進んでいる。
 アビガンについては200万ドルがペンタゴンから資金提供されている。すでに2015年に米軍は「生物化学兵器テロの万能薬」との認定をし、大量の確保をしている。
 つまり、地球支配者からするとアビガンを押さえることは戦略的なテーマなのだ。
 新型コロナウイルス戦争を仕掛けられて時点で、コトの重大さを察知した中国やロシアが、このアビガンを確保し使用したのは当然の成り行きと言える。
 第四に、ワクチン。ワクチンについては世界中で警戒心がある。子宮頸がんワクチンの忌々しさは消えていない。コロナ禍で対応薬の開発とワクチンの早期実施が浮上したことに、激しい反発が出てきている。
 ワクチンの試用が開始されたとの報道もあるが、ワクチンはどうごまかそうが、そんなに早く開発ができるとは誰も信じない。
 コロナ禍のどさくさでワクチンの強制接種、それはマイクロチップのインプラント法制化。同時に話題になったスマートシティ構造、ムーンショット計画など、あまりにも揃いすぎるお上のいうことが、巷に言われるロボット奴隷化につながるという主張に感銘する傾向にある。
 お上が命令者に指示されるまま全マスコミを動員して始めた「ワクチン」話は、一時的に引っ込められた感がある。
 だが油断してはならない。ヤツらは戦争をしかけてきているのだ。隙を見せれば、絶対にワクチンを再浮上させる。今回の戦争では、ワクチンの強制接種が引き下ろせない戦略目標だからだ。
 第五に、新型コロナウイルス戦争をしかけた地球支配者は、決死の覚悟だ。コロナでの恐怖を起こしながら、同時にさまざまなことをしかてきている。
 日本にはここ恒例となった線状降雨帯攻撃。手間とカネがかかる地震兵器(前振れなし+震度10キロ)は少なくなっているが、衛星を使って海温を上げる容易な気象コントロールは容易のようだ。日本も酷いが、ヤツらの本気を表しているのは中国への攻撃だ。
 数日連続での豪雨(まだ治まらない)により三峡ダムの決壊の危機にある。もし決壊すれば数億人の犠牲が出るばかりか、上海に至る下流に広がる世界の工場が全滅となる。これは中国国内の現在最大の対策課題となっている。いうまでもなく、全世界的な課題だ。
 さらには各国でのテロだ。何々工場の火災、爆発が頻発している。米艦隊の火災、コロナ患者の多発などが連日なされている。

◆マスコミで沈む安倍政権と浮上する小池都知事の不気味

 今回の新型コロナウイルス戦争は、地球支配者が戦略的に一致団結して遂行しているものではない。地球一元支配者はNWOの計画を思うように推進するどころか、ここ数十年は狂いが激しくなっている。
 そのせいで、内部では激しい対立と主導権争いが生じていると言っていい。
 第二次世界大戦を経て、せっかく形を進化させてきたEUブロックのほころび。英国が脱退する。NATOがガタガタになる。トランプが登場し、世界の官憲の機能をガタガタにする。G何たらという世界中のカイライのグループ会議がガタガタになる。
 つまり、世界の超エリートが静かに、おだやかに、一致してNWOを完成させるという、邪悪な野望が、歴史的に被支配者である人民に拒否され始めているということである。
 地球一元支配者のトップ中のトップは世に出たことがない。いつもトップとして出てくるのは皆人間の顔をした連中だ。ロスチャイルド、ロックエラー、バチカン、王室、世界金融資本だが、その何人かは立て続けにあの世にいった。
 人間の顔をしたトップ・リーダーの中で対立が起こらないわけがない。あくまでも血筋、血統で世襲的なエリートが主導権を握るのか、それとも実際のカネと武器を所有し動かせる実力のあるものが新たなリーダーになるべきか。
 前者はユダヤ・キリスト教のハルマゲドン・カルトを信じている。後者は民を支配し動かすのはカネとモノと思考誘導という実質的な能力を持つエリートだと信じている。
 NWOという結果は同じでもその実現工程にはまったく同意できないほどに、その主張の相違は広がっている。だが超エリートが数千年かけて構築してきた下を動かす多層・多重な組織は、双方が混然一体となっていて、分かりやすく分離しているわけではない。
 そのために、指揮系統に大きな乱れを起こしている。

 米国は百パーセント中央政治にカイライを配置して、完全な手先としてイスラエル同様に動かしてきた。だが、トランプの登場により、トランプ派の掌握して動かす機関とヤツらが従来通りに私兵として使える機関に大きく分かれ、力関係があいまいな機関はそのときどきでバラバラな動きをしてきている。
 トランプの背後に着いたのは、トップの対立と矛盾のどちらかというより、双方からご都合主義的にいいとこどりし、別種のエリートにより支配を対置するCIA、NSA、海兵隊などを中心とした組織。
 既存の支配者はロックフェラー派だが、トランプ派は正面からそこをディープステートと決めつけ対決している。マスコミは依然として既存派で、現在は戦争下にあって、何が何でもトランプの暗殺、少なくてもトランプ再選阻止に動いている。

 日本では安倍政権を組織し、官邸にハンドラーを常駐させて動かしてきたが、ハンドラーへの命令がとぎれとぎれ、ときには矛盾さえ生じている状態だ。
 米ロックフェラー派の直結がハンドラーだったが、安倍満州マフィア一味は、明治維新以来のどちらかといえばロスチャイルド派。しかし直接的に911で決意して日本に日本会議を結集させ、安倍ファシストを表に配置したのはロックフェラー派。
 ここがボスの死で揺れて米国がトランプに中枢を取られて揺らぎ、日本への指令に一貫性を失っていく。最近のミサイル迎撃システムの撤回、統一会議の日本のボス相当だとする河井夫婦の逮捕などの迷いにでる。
 コロナウイルス戦争での動きはロックフェラー派直系の日本のマスコミの方が優先的に機能している。安倍一味への指示より早く、細かい。安倍がやったのは「アベノマスクと10万円配布」だけだ。従来の指示である「日本経済の破壊」は戦前からの継続事項だ。
 安倍一味内の満州マフィアは日本の経済の破壊の進行は少しでも止めたいが、金額での「緊急対策費」を口先で掲げる以外手を打てない。世界的な「グレート・リセット」に委ねているだけだ。
 安倍政権は現在事実上の死に体。それほど安倍に指示する連中が打撃を受けてしまっている。

 それに対して、ロックフェラー派直属で前面で機能しているのがマスコミ。電通は満州マフィア派。
 そこで成果を誇ったのは都知事選で、投票日の投票も終わっていない8時前に「小池圧倒的差で当選」を報じた。コロナ禍と異常な豪雨被害のなかなので報道としては派手さを欠いたが、選挙のシステム管理機構は確実に機能した。
 支持層が毎日衰退する安倍に対して、コロナ報道で毎日登場する小池への「支持」が当然のようにとりつくろわされたのだ
 前回の知事選の直前にジャパン・ハンドラーは「次はコイケね」といった発言が暴露された。確かに小池が当選した。「次はコイケね」は知事選挙かとこのときは思ったが、実は安倍の後窯を意味していたのではないかと、最近思える。
 安倍には後釜がいない。それだけの決意で日本会議が組織されて、日本の上層の政治経済を握ってきた層が総結集してファシズムを作ってきた。
 安倍は長期政権を通じて、かつての自民党がやりたくてもできなかった悪事を次つぎと実現してきた。海外派兵、戦争法、秘密保護法、共謀罪、アベノミクスによる資産の国債金融資本への巨額の垂れ流し、とキリがない。公然と戦争できる国への憲法改悪が残されただけだ。
 だが、その憲法改悪はコロナ禍でいやがおうにも後退した。安倍のやることはもうない。用済み。
 それに対して連中の隠し玉のような小池。マスコミが小池を異様に飾る。一部では意識的なたたきを演出するが、現在の日本で安倍にかわるのは小池しかいないというあがめようだ。
 そもそもマスコミが虚構で飾る小池は、実態として無といっていい。2020東京オリンピックを引き立て得るためだけに用意された玉である。実際に都に就いても決してロクなことはしていない。つまり実績はない。安倍が首相に再登用されるときと同じだ。安倍の後窯で小池がすわれば、おそらく、安倍と同様にケロっとした顔で、ガンガンと悪の政策を実行するだろう。そのような人材として、安倍の後窯にはピッタリだと、地球支配者には見えているのかもしれない。
 日本を牛耳る表の政治では安倍は不要になった。後釜がいない。それをいつまでも空白にはできない。小池はその空白をうめるにうってつけ。そうした不気味だ。

◆新たな人民闘争において、民の支配への加担という点をえぐらなければ進展しない

 「新たな人民闘争において、民の支配への加担という点をえぐらなければ進展しない」というようなテーマを、人民闘争側が口にするなど、過去にはありえなかった。それは十分承知で記している。
 それは、そのまま、人民同士の対立をあおるのではないか、まるで人民の団結方向に逆行する、矛盾ではないかという点についてだが、これは最後まで話を聞けばわかる。

 この話を展開するにいいテーマが最近の新聞記事にあった。7月6日の朝日だ。
 「窮地の非正規 頼ったのはユニオン」「時給4割減 社の労組は正社員限定…」「上部組織は同じ 個人・広域の支援目指す」というひとつの記事。
 概要は東証一部上場のドラッグストアに非正規社員で勤務の労働者が給与4割減の賃下げにあう。労組があり頼ろうとしたが正社員限定であるために拒否。困り果て「ユニオン」に頼る。
 ユニオンは十分な説明もしない不当を訴える。ところがしばらくして会社は撤回する。つまり結果訴えが通るのだが、このユニオンの上部組織は連合で、企業内の組合も上部は同じ連合であったということ。
 結果よければ、それで、いいではないか。という見方が現在の組合だろう。だが、その視点に人民・労働者として決定的な誤りがあるということを言いたい。

 連合もその企業内の労働組合も思想的、論理的には死んでしまっていると言っていい。
 敵が労働者のなかに非正規という社員を急速に拡大するという手を実行した。小泉と竹中の時代だ。労働者数で2000万人。働き手の4割になる。これに逆比例で労働組合員が減った。組織率は16.7パーセントに。ヤツらの意のままだ。
 労働組合が産業別の組織化を拒否して企業内組合になった時点で、ヤツらの攻撃に屈したのが初めだが、その後グローバリズムの潮流をうけ「企業競争、国際的な競争に企業が負ければ元も子もない」という理論に全面降伏した。この時点で労働組合の歴史的な敗北をきした。
 今では敵味方論を排し、労使一致して競争に勝とうということで、メーデーに安倍ファシストを迎え、あいさつさせるというところまで堕落した。
 民の多くが311で身をもって原発の悪を追求しているさなか、労組は「原発現場で働く者がいる」と原発の廃絶をスローガンに掲げられないという醜さだ(この記事では繰り返しているように、原発で働きながら「原発反対」をするのだと主張している)。

 新聞記事に戻ろう。同じ職場で働く非正規労働者が一方的に4割賃下げを言われたときに、正規労働者の労働組合は、問題として取り上げない。そればかりか彼らと一緒に戦うことを拒否するという、この考え方と何もしない行為だ。
 醜い保身の考え、同じ職場でともに連帯するという労働者の精神の欠如がある。これが労働者か。これが人民か。つまり、働き、生活する、人民として、なしてはならない思考と行動が凝縮されている。
 家庭では良きパパ・ママが会社の門をくぐると企業戦士にマインド変身する。帰宅すればまた良きパパ・ママに戻るのだろうが、そこに欺瞞があり、改めるべき重要な問題を抱えている。ここに目を向けようということだ。
 戦う、連帯するのは労働者の基本中の基本だ。職場の最低のルールである理不尽を、共に感じ、憤り、取り上げるのは当然だ。それを解決するために組織がある。組合を機能させる。新聞記事の組合では真逆だ。
 組合は職場の最低のルールである理不尽を、もぐらたたきのようにひとつひとつ叩き潰し、二度と発生しないような職場を実現する(これでも最小。それはヤツらが支配する企業下では、締め付けとパワハラは存在する限り発生するからだ)のが組合の最小の役割。逆ではない。
 企業内では、良きパパ・ママが無意識に自動変身した企業戦士ばかり。立ち位置は人民である労働者。企業の各所に配置されていて、業務を遂行する行為一つ一つに、反人民・反労働者がちりばめられる。労組窓口が理不尽を聴く労働者も、そこではマインドが変身した企業戦士になっている。
 窓口に来た労働者を拒否する。聞いても、その訴えが「企業のためになるか」しか判断基準はない。自分は正規雇用なので4割減の対象外。だから他人事。労働者、仲間としての思考は完全ストップしている。帰宅して、これを思いなおすかというと、完全に別世界のできごとで、記憶が薄い。少なくとも自分にとって大切なことだという感覚がない。
 新聞の記事はそれを書いているのだ。
 では記事をまとめた新聞記者はどうか。おそらく同じだだろう。記者とて家庭に帰れば良きパパ・ママ。会社の門をくぐって企業戦士に変身して、記事を書いている。階級的な視点からの疑問を持っているわけではない。
 記事が企業や社会のシステムに存在する欠陥をことさら刺激したらいけないことを、職業柄良く知っている。書きながら、自然に忖度して書いている。

 支配は所有の同義語だということを改めて思い起こそう。現在の地球は地球一元支配者が勝手に支配=所有していると思っている。だから、地球をも勝手におろそかに扱い、そこに住む人間をも、ただの虫けらや家畜としか思っていない。
 企業は昔なら「資本家」が所有して、労働者を奴隷として使っていた。今は表にはやとわれ経営者を配置し、株式会社の形式で多数の投資家と金融機関がカネをだしている。つまり、所有者の姿を隠しているが明らかに存在する。彼らが労働者を雇う形式で、所有している。
 だから、企業で働く労働者はヤツらの所有物に過ぎない。奴隷であり家畜である。
 ちなみに、マルクスの時代、これを暴いた。階級的な支配化にあるのだと。労働者の敵は資本家だと明確にした。労働者に訴え、労働者は組合を組織した。だが、組合は歴史的な制約から、企業内での最小の理不尽との戦いから脱出できない。
 根本的な脱出を訴えたのは革命ということだ。企業内での改良ではなし得ない。社会的なパラダイムの転覆だ。資本家の搾取耕造を廃絶する国家的な規模の革命だ、としてレーニンがはじめてロシアで実行した。

 現代は、ロシア革命は崩壊。労働組合は理論的、思想的な柱を崩されて崩壊した状態にある。ヤツらはロシア革命の教訓を反面教材にして、支配システムを当時の何倍も巧妙にしてきている。
 その成果のひとつが、企業での労働という行為のなかに、歯車として「支配」を組み込んだのだ。ヤツらが所有する企業、ヤツらが支配する労働者、これはヤツらの支配の道具でもある。道具は目的である支配のために機能する。
 労働者という奴隷を働かせて、支配を強化する。それは労働者の労働が、そのまま支配の貫徹に貢献するようにしたことである。
 昔は労働は労働者の生活のカテのためだったかもしれない。しかし、現在はそれにとどまらない。賃金というエサをあたえ、支配強化に貢献させるという段階だ。職場での上下関係、パワハラが階層的に下部を、たとえどんな理不尽でも動かせる。
 ゆえに、労働者が労働という実態の中に存在する「支配強化」の機能とその役割を、徹底的に暴く必要がある。

◆頂点が手下に命令する。人間が人間を悪の行為をさせる。上が下を動かす謎「アドレナクロム」

 地球支配者のトップ中のトップは顔をさらさない。だが、NWO実現への企ては着実に前へ進む。多くの人は進んでいる事実は認めるが、トップが不明なことをもってそれを陰謀論だとしりぞける。世にいう陰謀論は1960年代にCIAで作った誘導手腕だということが分かっているが、トップが顔をさらさないことは問題だ。
 一部はそれをレプテリアン(映画ゼイリブにでてくる爬虫類型異星人)だという。あるものはノルディック(長頭類異星人)をはじめとする複数のエイリアンと地球を支配している異星人だからだという主張もある。また顔を出さないのは、それはいないのであって、トップの下と言っている連中の集合的な意識のなせるものとする主張もある。
 ただ確かなのは、どちらにしてもその意識が完全に狂った悪魔のものだということだ。悪魔崇拝者(サタニスト)のなせる結果だという。
 「頂点が手下に命令する。人間が人間を悪の行為をさせる。上が下を動かす」謎について、5月18日のこの記事で、下記の点を指摘した。少し長いが再録する。

 【昨年に米国でエクステインの逮捕と死亡が暴露された。ご存じない方は自分で調べたらすぐにわかる。問題は、彼の役割だ。ヤツらの直系のカイライ製造組織だったからだ。米国ではいわゆるディープ・ステートの一角が暴露されたのだ。
 ここで何があったか。つまり、地球支配者である中枢は、決して表にはでずに、人間のカイライ=ロボットを動かして世を支配している。その中枢をここで製造するのだ。米大統領、企業のトップ、シンクタンクのトップなど社会のあらゆる重要な機関のトップに配置するカイライをここで製造するのだ。
 その手法は簡単である。カネとブツに目をくらましたものにそれを与え、おぼれさせるのである。表現するにはおぞましすぎるが、ここではありとあらゆる、人の欲望の解放が用意されている。ヤクは当然。異常性愛。そのターゲットが考えられるすべての欲がここで解放される。制限はない。当然、人の常識とかモラルとか法の制限とかは、まったく存在しない。
 人のもつ心の悪魔が尽きるまでここで解放される。自分で人を狩る。食らう。卑しめる。やらせて観て満足する。望むものは一切エクステインが用意し与えたのだ。欠片の猶予もない極悪犯罪である。犠牲者はヤツらの関連組織が秘密裏に世界中から狩ってきたもの。ちなみに、米国では未解決の幼児誘拐は数十万件に及ぶ。聴いただけで悶絶するようなことが、エクステインの所有する島でなされていたのが、明らかになった。
 行為の一部始終が映像化されて記録される。これは行為者にとって悪魔に命を渡すことで、生涯の忠誠を誓うものだ。忠誠である限り秘密は守られる。かりに、命令に従わなければ、無条件に消される。それが掟だ。
 もちろんだが、コソ泥のような低レベルのものは相手にされない。そうした連中は、ヤツらが直接そのようにして製造などしなくても、自分でちょろちょろと、放って置いても、下っ端で仕事をしてくれるからだ。
 カネは数十億円からそれ以上をほぼ自動的に与える。口外することなく、黙って言いなりになる人生となる。いったん悪魔に魂を売ったなら、生き続けることは即ヤツらの命令の実現のために尽くす以外にない。現在の地球上の表だろうが、裏だろうが、そこでさまざまな行為を成しているものは、この連中だと思って間違いない。ヤツら自身の悪事の弱み自身が、通常の犯罪と異質なだけに、一般の民にばれることなく、上からの指令を自分の考えであるかの如くふるまっているのである。

 現在の社会はこのようなカイライ=ロボットが、トップに居座って、その下に無数の階層の手下を動かしている。
 つまり、社会の動き、その原動力がトップにいる連中の悪魔への人間としての魂の売り渡しにあり、その配下の手下が「カネとブツ欲」にあることがわかろう。民のカネとブツへ欲へのおぼれからくる歓喜、これがヤツらの策動の原動力につながっているのだ。ヤツらは表に出ずとも、人類奴隷システムが安定的に機能しているのは、人間サイドの心理の一つである、恐怖と歓喜を利用しているからだ、というのがここでの教訓である】。

 トランプはディープステートと激しく戦っている。それゆえにこそ、エクステインの逮捕(その後自殺したと言われる)が実現した。エクステインのなした上記のような犯罪には続きがあった。それは上が下を動かす動機についての重要な事実。
 6月28日にトルコ国営放送が「アドレナクロム」について放送したということが世界中をかけめぐった。ぜひとも自分で見て確認してほしい。アドレナクロムということばも初耳の人が多いだろう。
 それは簡単にまとめると「不老長寿薬」である。秦の始皇帝が溥儀に探させたというそれだ。これが下を動かすエサだというのだ。
 支配集団で登場する近代の悪者は百を超えて元気なのが多く、連中は内臓を何度も若いものから取った内臓と交換したり、若返りの媚薬を使っているという噂は長くあった。だが、それがアドレナクロムという現実のものだとは知らなかった。
 これはあまりにおぞましく、震えおののくような話なので各自が自分で調べてみることをすすめるが、世界中で800万人が年間行方不明になっている児童を、原材料として使って製造しているものだ。
 ナチスのホロコースト、英国のアヘン戦争、満州マフィアの麻薬利権など比較にならない。ついにヤツらは人間の欲の頂点とする不老長寿の夢を武器として手に入れ、その史上最強、最悪の犯罪産業の安定的運用を実現するにいたったのだ。
 カネとブツにおぼれたものは不老長寿を望まないわけがない。いまようやく暴露されだしたが、よくぞここまで人の目に触れず構築されてきたものである。
 だが、逆に悪魔の支配者連中にしてみれば、その秘密がエクステイン逮捕で世界中にさらされたことは、支配の終了に近い脅威だろう(人間の感覚をもっていればだが)。
 トランプが憎い。傷が広がらないうちに、戦争でガラガラポンにしたいと、第三次世界大戦をしかけてきたいっても過言ではないだろう。
 トルコの報道も、これが歴史的、階級的にどのような意義を持っているものかは当然だが触れていない。上流階級の幼児性愛という異常犯罪として扱っている。
 しかし真実はここでまとめたとおり、頂点が手下に命令する。人間が人間を悪の行為をさせる。上が下を動かす謎なのである。支配という構造を根底からえぐるものである。

 世界中に核爆弾は万を超える数がある。頭の古い中央政治のカイライはその核に依存すれば、消滅を免れると愚かな思いをしている。ソ連の崩壊はフルシチョフが米の核戦争の恫喝に、震えて屈したことだ。毛沢東は「張り子の虎だ」といって相手にしなかった。ソ連の思想的な怒涛の崩壊は留まることを知らない。
 地球支配者は民が「恐怖で震えおののく」状態を求めているのであって、抹殺するのではない。だからカイライどもは、仮に核のボタンをどこが最初に押そうが、地球の最後、人類の滅亡であることを知っている。半端な破壊と生き残り人類などなどない。
 いやがおうにも、次の大規模戦争はバイオテロ戦争になる。民の恐怖を作るには十分な条件があるからだ。ということから一方ではアビガンを隠し持ち、一方では世界的な規模のパンデミックを演出する。経済破壊は世界的な「停止」を実現すれば、同等の破壊が実現できる。として、実行しているのが現在の事態である。
 表では「上層階級の幼児性愛と臓器売買」として報道されるが、エプスタインの逮捕劇に前後して日本を含む全国各地で、捜査逮捕が実行されている。芸能界は世界中が深くかんでいる。その世界でのたてつづけの死去、引退、閉鎖の報道の多くはこれに関係したものと考えて相違ない。

 地球支配者の衰退と自滅に世界人民は追撃を加えるときである。新たな時代の戦争には新たな人民の戦いの方式が生み出されなければならない。それが、自分も含め、同じ同胞である家族、同僚、友が、如何にして無意識の企業戦士へマインド変換するのか。仕事の個々にヤツらが撒いた「支配」は何なのか。この人民の中に食い込んだヤツらの支配構造を徹底的に暴き出すことである。
 自分自身の内部の欺瞞を明らかにして、それを仲間と共有すること。これが人民権力の構築であることを提起したい。

  第一、人へ迷惑をかけない
  第二、カネとモノのとりこにならない
  第三、地球と未来に負荷をかけない
  第四、戦争の根絶、安寧な生活
  第五、人間としての誇りと尊厳