記・国民B(2020.7.3)
■新型コロナウイルス戦争は地球一元支配者と世界人民の戦い

 東京では5日連続で50人越えの感染者が出てきたと思ったら、2日には107人の感染者と報道が走った。世界的には感染者数が1000万人、死者50万人が報告された。1日で5万人程度の増加が続いている。WHOは連日「終息に近づいてさえいない」と連呼、パンデミックへの警告を叫んでいる。
 一見落ち着くかに見えたコロナ戦争は、まだまだこれからだという。
 そればかりか、中国では新たな豚インフルが発生していて、これがヒトへの感染まで出てきた場合に、新型コロナウイルスを上回る危機が起こる可能性があると報道。(※)
 経済破壊は前回のリーマンショックと比較して報道されるが、今回はその比でないことは最初から分かっているのに、マスコミは深刻な事態を報道しない。例によって株価・為替市場の作られて数字を躍らせ、ショックを和らげて報じている。だが、倒産数、生活保護申請数、失業者数はかつてない深刻さだ。
 新型コロナをばらまき、パニックを起こした主犯の連中は、開戦から半年経た現在でもまだ不足なようだ。世界人民がもっともっと深刻な危機を実感するというところまで続けたいようだ。

 戦争の本質は、被支配者である人民に絶望的な恐怖を与えるのが目的。徴兵され戦地で敵と対面し、殺すか殺されるかの直接な恐怖。いつ空爆で家屋が破壊消失するかの恐怖。野に放たれた野獣のような敵兵が襲ってっ来て襲撃強姦収奪される恐怖。これを支配者は被支配者である民に、生涯で最小でも1度は体験さえる。
 敵国の民も自国の民も双方が、同じ地球支配者のそそのかしで、同じように体験する。理不尽の究極を経験することで、正常な人間としての思考が停止あるいは歪む。主敵が見えず、カイライへの極度の依存心だけが働く。
 911以降、戦争の形態は国対国、兵対兵だけではなくなった。新型コロナウイルス戦争は新たな時代の新たな形態の戦争だ。目に見えないウイルスという生物兵器が使われる。世界の全人民がターゲットで恐怖が演出される。マスコミは「新型コロナウイルス」の感染の恐怖を一斉に喧宣する。
 見事にだます。三密回避が言われ、民が集まることが禁止される。人との接触が伴うあらゆる産業が停止される。都市封鎖から発展し鎖国状態になる。当然輸出入がストップする。食料、エネルギーを外国に依存する国は、それだけでパニックを呼ぶ。
 一方で、待ってましたとばかりに、ヤツらは民の不安に付け込み誘導する。治験に数年は要する新型コロナの対応薬やワクチンを言い出す。キャッシュレスやマイナンバーカードの話題が浮上する。携帯用の感染者との接触履歴が分かるというソフトを使わせようとする。
 ヤツらは十年以上も前から「戦後」を決めていた。「第4次産業革命」と「グレート・リセット」である。ヤツらは自分たちの利益を生む産業をとことん破壊してまで、NWO構想をステップアップするのが、この戦争の目的だったのだ。

 ヤツらの目で世界の現状を見るとまだ不足だ。せっかく全世界対象に恐怖を煽ったのに、人民は「恐怖」を十分に感じていない。
 これは単純にヤツらの計画の破綻なのだが。人民を甘く見ている。ヤツらのNWOの邪悪さに対する人民の理解は、想像以上に深い。今まで以上にカイライとその子分たちを「カネとブツ」で釣って、人民への恐怖を拡大させる気だろう。だが、それは逆効果にしかならない。
 人民が思ったように単純に言うことに従わないときは、露骨な手を使うようになる。手が露骨であればあるほど、民にもバレるからである。
 「ワクチンの強制接種」「マイナンバー+免許証+銀行口座番号」「キャッシュレス」「F1種強制」がいやでも遂行される。ヤツらが用意したNWO時代の新しい生活、労働システム「スマートシティ」への誘惑。強制が目の前に迫ってきている。第二波、第三波の到来は、この促進剤だ。

◆デモ、暴動はアンティファとBLM組織を中国共産党がそそのかしてやっているというマスコミの宣伝

 米国の内乱は深刻だ。新型コロナウイルスの騒動を起こし、火事場泥棒のようなデモと暴動を組織し、シアトルではついに無政府主義者による占拠まで発生した。同様に仕組まれた白人警官の黒人殺し劇も演じられ、すべてはトランプの起こしたこと、あるいは十分な対応ができないトランプを印象付けるために用意されたものだ。
 トランプは州兵や警察が占拠者の暴動を抑えられなければ、合衆国から軍を出すとまで言った。さすがに内乱を押し広げる形で、国内の民を国軍が銃で制する(これが本来の国軍の役割なのだが)のは憚られた状態。とりあえず現地警察が力で占拠者から町を解放したようだ。
 米国ではどうようなデモと暴動が無数に拡げられている。国内、国外からの往来が制限されている状態で、現地発信のNSNニュースからしか詳報は得られない。
 現在の米国のデモの最大の問題点は、米国民の苦境を自らの力で解明して主敵に矛を向けたものではなく、ソロスやアンディファやBLMに動員されて、エネルギーが捻じ曲げられていることである。この事態を深刻に総括して地道な運動を再起動させない限り、発展の道は切り開けない。

 この米国のソロスやアンティファやBLMについて、ネットの世界では見逃せない悪意ある噂を流すものがある。それのひとつは、トランプの共和党と対立する民主党の強力な関与という話である。
 民主党がアンティファやBLMに深く関与してすすめているというのだ。関与しているのは主敵である地球支配者の巣窟なのだから、反トランプで動くのに疑問の余地はないのだが、現在の民主党は実は中国共産党の手の内なのだというのだ。だから、アンティファやBLMのデモ・暴動は中国共産党が裏でやっていると言ってよい事態だと。
 とにかく中国は嫌いという人たちは、声をそろえてそうだと叫んでいるようだ。
 さらに彼らは言う。米国の共産化は1960年代から工作が進められてきていて、現在実を結んできていると。共産化の危惧を感じた米国の専門家が当時の事態を警告した文書が残されていると。それによれば、米国の共産主義化は五つのステップですすめられる。
 20年かけて道徳心崩壊のプロパガンダをする。5年かけて中央政治を不安定化する。2年かけて危機を起こし、その後中央政治を共産化する。社会の正常化を実現する。内実はKGBのような裏の舞台による反社会的行動をする者の隔離、抹殺だと。
 確かにこんなことを危惧したものもいただろう。だが、共産主義者、マルクス・レーニン主義者、ソ連・中国の米国に対する作戦計画書だというには、バカげている。社会主義陣営の広がり、スターリンの徹底した反帝国主義に、米国のインテリが震え上がって書いた作文に過ぎない。
 だが、これが無知な大衆にはもっともらしく聞こえ、反中国の姿勢を強化する作用には役立っているからやっかいだ。
 事実、このデマを材料のひとつにされて、デモの募集に応じるものの増える。
 実際の米国の民主党は、ここでヤツらが主張するような共産主義者でも社会主義者でもない。サンダースやバイデンが共産主義者だという無知なものが多いが、ただのディープステートの手先、カイライに過ぎない。
 現在ネット世界ではサンダースやバイデンを社会主義者だというものが普通になっているが、社会主義者は聞いて驚くだろう。ヤツらは、いつ、どこで、人民の立場から発言したことがあるのか。安倍がたった一度も人民のためになる行為をしたことがないのと、まったく同じほど、ヤツらは何もやっていない。

 中国やロシアについてどう観るかは、たびたび触れてきた。
 狂暴な帝国主義時代を迎えて、マルクスは世界人民は階級的な支配化にあると断じ、人民は階級的な敵である資本家階級と戦うことを提起した。時代的に画期的な視点を示した。歴史的に初めて全人民の敵を明確にし、階級闘争で革命を実現することだと主張した。
 世界の労働者人民は賛同した。そしてロシアで革命が実現し、中国に拡大した。だが、逆に初めて自分たちの支配の一角が断ち切られた資本家階級は、幼い人民国家にかつてない猛烈な死に物狂いの反撃を展開した。人民には歴史的な制約という巨大な教訓を残した。
 レーニンや毛沢東の思想で真っ赤な旗を高く掲げることを誇りにして生まれた国だが、フルシチョフと鄧小平によって、それは投げ捨てられた。つまり、戦いのいしずえだった思想に迷いが生じ、自己崩壊が起こったのだ。
 経済的には中国では境のない市場主義・資本主義を採用した。ロシアはエリツィンがそうした。とたんに欧米の強欲投資家が乱入し、ロシア経済は完全に彼らの餌食になり、たちまち民の困惑は頂点に達した。プーチンが登場し、欧米投資家の全面的な放逐を行い、自立した自営の国家を再生した。
 中国は古代からの華僑的な思想からの脱出ができずに、欧米からの投資という名の侵略収奪への対抗策として「一帯一路」などの主導権を保持した世界経済政策を実行している。
 中国とロシアの視点で見逃してはならないのは、地球一元支配者との関係だ。ロシアは「オレはお前らに積極的に干渉しないから、オレにはするな」という姿勢。中国は「オレはお前らに積極的な阻止などにでないけど、オレのほうも同じように動くぞ」という姿勢。いずれも、地球一元支配者の方針にはなびかないのを柱にしている。
 両国の欧州やアフリカ、アジアでの展開が地球一元支配者の「ジャマ」になっているのは言うまでもない。ヤツらがもくろんだとおりに事態が進まない。これが影響して、UEの崩壊へまで進もうとしている。さらには、米国に波及し、地球支配者の用意した人物でないトランプが大統領にまでなってしまい、そのトランプと習近平、プーチンが裏で手を組むまでに至っている。
 地球一元支配者は歯ぎしりバリバリである。だからこの機会に、どんなことをしてでもトランプを追い落としたい、習近平を倒したい。この流れで、新型コロナウイルス戦争が起こされた。

 ロシアはプーチンの大統領5選を可能にする憲法改正を問う「全ロシア投票」を計画し、即実行して実現した。
 中国の行動が素早い。しつような香港での組織デモ暴動にしびれを切らした習近平政権は、全人代で「香港国家安全維持法」を可決してしまった。地球支配者とそのマスコミはわめき泣いている。中国の一国二制度の公約を共産党が公然と破った。香港の自由と権利は強引に圧殺されたと。
 マスコミを信じる者も狂乱する。浅はかな醜い行為だ。
 逆に、中国共産党は悪うございました。香港でも本土でもどうぞご自由にデモと暴動をやってくださいとでもいうのか。ソロスにカネで買われ、本土もろとも共産党を解散し、地球支配者の配下になりますということを望んでもいるのか。
 ヤツらによるもろCIAなどが組織した転覆策動には一言も苦言せず、中国と習近平への悪態をつづける。この謀略集団の略奪行為や取り締まり部隊への横暴を容認している。そこには悪意はあっても最小の公平さえ失われている。
 逆だろう。地球支配者ののさばりをプーチンや習近平は必死で対決しているのだ。どちらの悪が当面の主敵かを見誤ってはならないのだ。矛先を地球支配者に集中することが人民には求められているのだ。

 ロシア憎し、中国嫌いというのは、地球支配者がここ百年間徹底的に行ってきたマインドコントロールだ。多くの民はそれにだまされてきた。ロシアや中国はかつては人民自身の国家をつくりあげた国だ。中央政権がその精神を内実で忘れたかもしれないが、人民のこころに強く焼き付けられているのも事実で、そう簡単に無に帰されているわけはない。
 プーチンを倒せ、習近平を倒せと、地球支配者に洗脳されて叫んでいるとしたら、それはだたの内政干渉であり、元来やるべきことではないのだ。米国が自国以外の国で「人権侵害があれば米国が動く権利」などと法で規定したり、安倍が「中国の国家安全法は遺憾だ」などというのは、悪意を持ったきれいごとであり、主権を侵害する権利を持っているかのように振る舞う犯罪に近い。個人が意見をいうのは自由だが、政権や報道機関が社説で言う類ではない。
 プーチンけしからん、習近平打倒をいうのであれば、それはロシア人民と中国人民の判断でやるべきことだ。抽象的にではなく、具体的にその根拠を明確にして、下からの人民権力の行動としてなされべきものである。

◆主犯(地球一元支配者)に目を向けない、コロナ戦争の核心を気づかせないマスコミのプロパガンダ

 もっとはっきりと言わなければならないことがある。香港では香港国家安全保維持法の成立をうけ、デモ10人逮捕、370人が拘束されたと、さっそく報じられた。「香港独立」の旗を用意してのデモだった。香港の民が本土からの独立を掲げるというのは、これからは本土サイドから見れば法に抵触する。
 つまり、民サイドの基本的、根本的な戦い方の見直しをしなければならない時代であることの象徴的な事件だということである。(※)
 具体的には、新型コロナウイルス戦争という新たな時代は、人民の戦い方に関する思想や戦略戦術(方法)に大きな転換を求めている。いろいろ課題はあるが、まず「独立」を考えてみよう。
 「独立」は、自国が帝国主義、あるいは植民地主義者によって、現代なら国際金融資本によって、自国の中央政権がカイライ化させられてり、自国の主権が奪われている。だから、自国の自由と主権を自国民のものとする。それが独立なのだ。「独立と自由」は、米国の属国になっている日本や、中国本土が香港を共産主義で染めたいと、香港の民の自由と権利を剥奪してきている状況では、降ろせない基本的なスローガンだ、という主張だ。
 これに戦う人民が異を唱えるのは、なかなか周囲から理解されないかも知れない。しかし、新たな戦時下では、冷静に考えるいい機会が来たのも確かである。

 結論から述べよう。独立は非人民による支配から人民が自力で立つことである。つまり、人民自ら自分の足元に権力を構築するということをせずに、独立は論理的にも成立しない。
 香港の例をみてみよう。香港は地球支配者がアヘン戦争(アヘンだぞ。その汚さは類をみないほど)を中国に仕掛けたときに、中国の領土を英帝国が野蛮に支配権をとったことに起因する。当時永遠には百年だった。その百年がほんとうに到来して、中国政府に戻された。
 百年の年月は長く、かの中国は地球支配者に牙をむく人民の政府になっていた。ヤツらはいやでもその人民政府に帰さざるを得なかった。香港が現中国政権に帰る前なら、古い考えで行けば、英国政権の支配に抵抗して自力で香港独立を果たせばよかっただろう。それはできなかった。同じ古い考えで言えば、本土への変換後なら、本土の香港支配に民が自力で立ち向かい、本土に「支配はやめた。勝手に自力でやれ」と言わしめて独立を得ればよかっただろう。がこれもできなかった。
 では、現在はどうだろう。古い考えで言えば、同じだ。香港の中央政権を香港人民が「何とかして」得て、本土の影響を断ち切り、独立することになるのだろう。
 しかし、戦う賢明な民ならばここで分かるはずだ。そこに人民権力はないではないか。おそらく地球支配者のカイライが巧みに潜入して「香港民主共和国」ができても、そこの民の実態は変わらないということだ。自分を支配するものがAからBに。BからCに代わったに過ぎない。こんなことは、新しい時代の独立運動ではないのだ。

 日本でも「米国からの独立」を掲げる人が多い。素晴らしく多数だと言っていいだろう。近年は中央政権の無法・理不尽ににえを切らした沖縄では「沖縄の独立」を掲げるものも出てきている。
 スローガン通りに、仮に、日本が米国から、沖縄が日本から独立する。
そこに成立する政権が、本当に人民のために動く保証はどこにあるのか。
 独立は尊いことであるのには相違ないが、実態は「まぼろし」なのか。
 人民の闘争の高尚なスローガンであった「自由と民主主義」「独立と平和」は何だったのだ。
 実はここに問題のポイントがあるのだ。
 ソ連が崩壊し中国が鄧小平により資本主義に転換したときに、世界中の人民闘争の魂が抜かれてしまった。その魂は人民闘争の思想だ。自由や民主主義、独立や平和は、人民自立の思想である。人民が降りかかる火の粉である、地球支配者の圧政に対峙し戦いを足元から繰り広げる。その戦いを通じて、足元から人民自身の権力機構を構築していく、そこに存在するものだということである。
 戦いの中、人民の権力の中に戦いの成果として存在する物であって、中央政治の交代により、天から降ってくる、あるいは誰かによってもたらされるようなものではないということだ。
 世界人民は、ロシアと中国の変質・敗北と同時に地球支配者によるマスコミの洗脳に敗北した。強力で、徹底した「依存症という病気」にかかった。一方ではエリートの独裁を受け入れ、一方では人民の利益をかたる詐欺師政治屋に依存する。決して自分ではない誰かにたよるのだ。
 新しい戦争の時代の、新しい人民闘争の視点からみると、独立の謎は解明されるはずだ。
 香港の独立はそれを百も承知でそそのかしたものがいる。
 日本の独立、沖縄の独立は、騙されているというより、マスコミの依存症という病気に気づいていないというものだろう。
 いずれも、かれらの戦いが実を結ぶ可能性はない。むしろヤツらの戦略にたやすく巻き込まれる要素になっている。主犯である地球支配者だけが喜ぶ。

 新型コロナウイルス戦争との戦いでも同じ問題が横たわる。マスコミは民の恐怖がまだまだ足らない。もっともっと恐れろ、と叫び通している。これを真に受ける愚を繰り返してはならない。
 怖れ、委縮による人民の思考の停止、歪曲を狙ったものだ。主敵に目が向かないようにするのが目的だ。それは世界一元支配へのステップアップをするためだ。
 ヤツらが戦略を一歩進めるのであれば、世界人民側の戦いも戦略的に一歩進める。それは、新しい戦略戦術を練り直すということで、人民権力の思想を勝ち取るということである。

 前回に新型コロナウイルス戦争下で人民が学ぶべき課題に触れた。戦争に対する理解を深めること。戦争に民自身が知らず知らず加担させられていることを暴くこと。マスコミによる依存症から脱却すること、という三点だ。
 ヤツらが仕掛けてきた戦争下において、人民は新たな視点を得ることができる。その戦いを常に支えるのは、次の「人民生活の五か条」である。

  第一、人へ迷惑をかけない
  第二、カネとモノのとりこにならない
  第三、地球と未来に負荷をかけない
  第四、戦争の根絶、安寧な生活
  第五、人間としての誇りと尊厳

※新型コロナウイルスの第2波、第3波対策
 新型豚ウイルスというのも中国で出たということに注目。明らかに中国を狙ったものだ。細菌兵器として狙ってばらまかれたということだ。戦争の手は緩めていない。
 だが、アビガンを使えば犠牲を最小限に抑えられることを思い起こしてほしい。中国でもロシアでは正式に対応薬として認可し、自国での生産をし、使用を進めている。富士フィルムもインドと契約したという。ロシアには50カ国への提供を開始するようだ。
 東京で100人超の感染者がでてパニックのようだが、予防も兼ねて使用すればいい。妊婦には用心して与えないようにすれば、広範囲に自由に使用させることだ。PCA検査体制が云々はあるが、それには頼る必要がない。まず体温検査。レントゲンやMRIとかで肺への侵入をチェックすればよい。疑いがあれば、早期に軽症のうちに投与すればたちまち回復する。
 注意は別の病気を持っている場合だ。それはそれぞれの対応薬と正しく併用しないといけない。アビガンが患者が持つ別の病気には効かないからだ。また催奇形性を危惧するなどの誤情報が広まっているが、妊婦に与えなければ実際に起こっていない。副作用は過去の使用例では基本的にない。あっても他の一般的な治療薬の副作用に及ばない軽微なものだ。しかもアビガンを使用すれば、体内に耐性ができることが判明しているので、むしろ積極的な使用を実施することだ。
 仮にここでのメッセージを見ている方が新型コロナウイルスに感染したら、直ちにアビガンの投与を求めてほしい。

※歴史的に克服を課せられて人民の課題
 マルクスやレーニンの時代の階級闘争の手法は、人民への敵側の露骨な手法、すなわち暴力での弾圧に対して、遠慮なく武器をもち、数を動員したデモ、署名などでの対決だった。
 だが、新たな戦争=支配の時代では、敵の姿が大きく変化した。地球支配者のトップはいっさい表に出ず隠れたまま。支配の構造は多重多層で矛先が集中できない。王政あり、バチカンあり、軍産複合体あり、独占資本、世界経済資本あり、カイライ政権あり、ヤツらの頭脳であるシンクタンクあり、ISISなどの傭兵軍団ありだ。
 決定的なのは、支配機構の末端の機構に民自身が歯車にされて深く関与していることだ。これでは、戦う人民はどこに矛先を向けたらいいのか分からない。マルクスやレーニンの時代の「資本家階級」などはすでに、無数の目くらましの先に潜んでいるのが現在だ。
 デモをする、著名を集める、大集会で気炎をあげる、選挙で与党を倒すなど、何をやっても、人民の奴隷としての状態はびくともしないのが現在なのである。これでも、同じ旧来のスタイルで階級闘争をするのが、正しい民の戦いだと言えるのか。これが課題だ。
 ヤツらの支配は巧みだ。人民を支配の末端にがんじがらめに組み込んだことだ。人民を支配するという最大の凶悪犯罪の共犯者にされてしまっていることだ。これを確認し、ここにメスを入れることなしに、人民の解放は実現しない時代に突入しているのである。
 地球一元支配者のNWOの完成は、ある意味ではなされている。完ぺきではないまでもすでに実現されているといってもいい。もしそうだとしても、連日報道されているヤツらの阻喪がすべてフェイクニュースだとしても、ヤツらの支配には大きな欠落がある。ないはずはない。そもそも人間の意志などとまったく相容れない邪悪さだ。
 それはヤツらの致命的な弱点でもある。そこを世界の人民が突くなら、人民の戦うスタイルは自ずと見えてくる。