記・国民B(2020.6.11)
■新型コロナウイルス戦争の後の人民の常識を改めて考える

◆NWO(新世界秩序)実現に向けたステップは、フェイクをきっかけにする

 新型コロナウイルス戦争の経緯を見ていると、さまざまなことを教えてくれる。人民はそれを教訓として学び、人民の解放のエネルギーにしていく。戦争だから、人民は「内乱に転嫁する」戦いをする。それは、エネルギーを主敵に向けていくこと。地球支配者が地球上の全人類に向けて仕掛けた戦争だから、世界人民が主敵に向かうのは当然である。
 だが、内外の様子をみればわかるように、そのような展開はほんの一部でしかみうけられない。真相をつくものを「陰謀論」で封じる。全世界に混乱を起こし、皆が錯覚している「国対国・兵対兵」の戦争が起きる、として対立の構図を強引に捻じ曲げる。さらには、プロ集団を使って暴動を起こし、人種や民族間の対立とか、民の間のいがみ合いに収れんさせる。
 人民が主敵に矛先を集中することを、戦争の仕掛け人は絶対にさせない。

 世界人民には巨大なマグマのような現状への怒りをもっているが、一方で思考が常に歪められている。人民が自分で考えたようにして、主敵の手のひらの上で民同士の対立に没頭している。これは世界人民の現在の力量の表れだ。戦争の教訓を得て、人民の真の大事な力量を強める必要がある。それが決定的なこと。
 人民は、今回もたやすく、楽々と、意気地なく、ヤツらの罠にはまった。国対国をたきつけて双方を戦争に走らすという「経験」は繰り返されてきたが、全世界のカイライを通じた国単位への指令で、全世界の人民が同じように動いた。この壮大な実験はヤツらの自信になったことだろう。新型コロナウイルスに感染すると怖いという恐怖心で、民をあおれば、容易に世界中の経済を一斉に停止できたことだ。

 ヤツらが第二次世界大戦後、世界を手玉に取ってきた例はいくつかある。第一はケネディ暗殺だ。理由はトランプと同様にヤツらの言いなりにならなかったからだ。見せしめに白昼、世界がテレビ中継で見守る中、堂々と暗殺して見せた。ケネディが禁断のFRBに手を付け、国家でドル発行をするに及んだことが原因だ。
 第二はアポロの月面着陸。人間は地球の磁場からでたら生きられないとか、バンアレン帯から外へ行けば、チャチすぎるあの宇宙服ではたちまち宇宙線で死ぬと言われる。世界に放送された映像はほとんどが地上で撮影されたフェイクで、そのメーキンが暴露されている。ソ連との宇宙開発競争で米国に「リードする力がある」ことを示した。
 第三には911だろう。航空機がイスラム原理主義者という飛行機の操縦などできないテロリスト集団に、同時に4機ハイジャックされ、2機がニューヨークのシンボルであるツインタワーに突入攻撃を仕掛けたというもの。現在研究者のなかでは、突入の事実はないという。テレビで流れた映像はヤツらが用意したもの以外(あの大都市大人数がいたにもかかわらず)なく、解析ではCGだという。CGと一部はブルー・ビームプロジェクトのフォログラム映像だともいう。911が根拠で当時のカイライのブッシュはアフガンをはじめとする中東イスラム圏への、大々的な侵略を始めた。歴史的な戦争の定義の変換(国対国から地球支配者対気に食わない人民に)をした。
 第四は、フェイクニュース。「ヒラリー圧倒的多数の支持で当選」という米日のマスコミによる開票前日までの報道。これが実際の開票で9:1のトランプ圧勝だった。地球支配者はマスコミを百パーセント支配支配し、事実でないことを報道して民を洗脳するしていることを事実で証明した事件。以降強引な誘導をするマスコミはトランプから敵視される。だがいまだマスコミの報道する内容を信じたがるものがいる。マスコミを信じなくなったら何を信じていいのか、などという依存症だ。

 この延長でこの度の新型コロナウイルス戦争がある。世界中を驚かす。それをきっかけに「妙なこと」をやるということ。明らかなのは、地球一元支配者が、NWOという何千年来の戦略を実現するために、大きく一歩踏み出すということだ。
 通常のインフルの感染率、致死率の十分の一程度の新型コロナウイルスを、とんでもないほどの恐怖に仕立てた。世界中を恐怖におとしいれて、鎖国状態とし、経済活動をいっせいに停止して見せた。民のあいだのいがみあいを増幅させた。

 NWO実現に向けて、いかなる一歩を目指したのか。それはすでに各所で明確になっている通り、最大のものは、ワクチンの強制接種だ。全人類へのワクチンと称するマイクロチップの埋め込みである。マイクロチップはICの塊で、外部から管理できるようになっている。同時に開始された5Gという通信規格の普及は、全世界的な規模で地上の人間全員のマイクロチップを通じた管理を可能にするためだ。
 実体経済から大きく離れ、膨れてはち切れそうな、フェイクそのものとなった仮想経済。その通貨を維持できなくなり、次世代のキャッシュレスに移行する。現在流通で使用されている多数のカードは、マイクロチップに一元化される。マイカードもパスポートも、スイカもだ。現在携帯がIDカードだが当然マイクロチップに代わる。「マイナンバーに1口座紐づけ義務」は6月10日朝日1面の見出し。こうした便利さで民をだまし、強制にもっていく。
 はやり言葉になろうとしているスマートシティ。ヤツらに先になびく者を、まずここに刈り取って囲もうというのがこれ。
 今回の新型コロナウイルス戦争を通じて、ヤツらが実現したものはワクチンと称するマイクロチップとの埋め込みだということ。これを人民は忘れないでほしい。

 この視点をしっかり持てば、誰がヤツらの目論見に貢献したかがわかろう。無知のまま手を貸してしまったものもおるだろう。だが、大事なことは、この真実を語り、知ることで、ヤツらの目指す方向を阻止すること。逆に人民が進むべき道を語ることなのである。

◆ヤツらの求める「日本人像」にすりより、甘んじ、演じる側になっていないか

 前号で「マトリックス」からの脱出を話題にした。これは1999年に作られた米映画の名だ。当時「マトリックス」の意味するところは何なのかが話題になった。いまださまざま論争されているが、人気を得て3部作が製作され、第4作が作られるという。いうまでもなく、ハリウッドは地球支配者の宣伝機関の大本山である。彼らが作る映画に意図がないはずがない。
 意図が何なのかは断じられない。だが、ユダヤ・キリスト一神教にあるおぞましい思想である優生学と切り離せない。ヤツらは不老長寿ということまで手に使用として、人為を自然の上に置き、地球と人間を含むあらゆるものを征服するのを当然の権利とする。つまり、地球を痛めつけたり、人間のDNAを加工する、キメラを作る、脳とコンピュータをつなぐなどへっちゃらなのだ。
 そうした犯罪を自然と人類にたいする冒とくと感じる感覚を身につけていない。そう、悪魔に魂を売り、悪魔が自分の手下=カイライの思考を歪め、あるいは思考を停止させたのである。この一端を映画にする。悪魔の思考を、さも人間が研究して到達した輝かしい科学の力だとか、当然あり得る姿だとかに、美化するのが目的だ。
 カッコいい主役が登場してさも不明な相手の謀略らしきものと戦うかのようなシーンをちりばめることで、干渉するものを幻覚に落とし込んでいくという映画の、作為的な常とう手段。
 エンターテインメントとして良くできている。が、そもそも自然と人間を冒とくしていることを見逃してはならない。いくら、カッコいいショーン・コネリー(ちょっと古いか)が泥棒を演じても、泥棒は泥棒という犯罪者であることを忘れてはならない。

 つまり、マトリックスということばを、多重多層の幻覚か現実かパラレルワールドであるかのようにイメージして最初に広めた映画だ。この考え方は、地球支配者が支配する民を思考誘導するのに使う手と同じだ。
 民が支配されることを自覚できない、支配の真実に気が付かないようにするための、思考操作と同じ。多少疑問に思っても、一皮、二皮はいでも、真実はずっと奥深くに隠され、そこまで至る余裕を与えない。人民サイドでは、ヤツらが仕掛ける思考誘導の謎、マトリックスるの謎、というかトリックを、構造として知らないと何もできない。
 つまり、ヤツらが戦争を仕掛けてきた。だが、世界人民は内部でのあれこれ争うだけで、敵の思惑すら理解できない。そうした人民が「恐怖」で委縮し、思考がまばらになっている状態になったところで、ガツンと意図を前へ進めていくということである。

 民はヤツらが仕掛けた思考の罠(マトリックス)に陥っている状態が、支配の状態であることを知り、ときどき、確認する。
 人民はみずからが気づかない罠にはまっていることを、試しに示してみよう。
 ●歴史「コロンブスがアメリカ大陸発見」
 学校で暗記させられた。これに疑問を持たなかったら、完全にはまっている。
 「正義を求める人々へのメッセージ」で過去でも論じているが、発見という暴論には当時も異論を唱えた。地球支配者の露骨すぎる侵略思想の表現である。西側に手下=カイライを育て、ユダヤ・キリスト一神教集団が侵略にでかけたのだ。原住民からしてみればその後の恐ろしい歴史展開を知る由もない。アリンコやゴキブリ、ゴイムとみなされ、騙され、犯され、皆殺しにされた。そこに躊躇はカケラもない。
 その後はどうだ。アフリカから黒人狩りして奴隷化。中国をはじめとする貧国から黄色人を狩って国土開発の労働奴隷(苦力)にした。ヤツらはこの事実を覆い隠してなお「発見」を言っている。許されざる犯罪者の思想がよく表れた一言である。その手先どもは月着陸と同列に誇っていて、教科書からその記述をやめない。
 ●経済「トリクルダウン」
 アベノミクスなどおという詐欺経済学が今だ横行している。カイライである安倍らの経済政策のベースが「トリクルダウン理論」だという。ムシズが走る。口にするだけで狂いそうになるほどだ。
 これについてマスコミは異論を唱えない。それはヤツらの思考誘導機関だから当然だが、誰もが(一部の人を除いて)文句を言わない。すっかり頭がヤツらの思考誘導にはまっている。
 「富者が裕福になれば、富がしたたり落ちてきて民を潤す。民を豊かにするには、富者をもっと豊かにする」という経済理論だという。それを安倍が実行するのだと公言する。この説、言動がいかに民を蔑視し、小ばかにしたものかに、誰も気づかないのか。これほど、露骨な民を侮辱したことばはないだろう。
 吉田茂が「貧乏人は麦を食え」といったことがある。だが、それを遥かに超えた人民蔑視。
 ●未来「グローバリズムは避けられない」「ワンワールドになるべきだ」「経済成長の実現は人間が生きていくうえで必須だ」
 さも避けられないような、当然であるかのような言葉だ。これに「違う」と公然という主張はあまりに少数だ。言うまでもなく、格差をつくり、それを糧にしてしか生きられない強欲資本主義の根幹思想だ。地球支配者が到達した一元支配への道を切り開くスローガンだ。つまり、嘘、間違い、デタラメ、悪意の結晶だ。
 資本主義が出てきて以来、このスローガンが目前のニンジンになってつき走ってきた。走らないものをのけ者にしてきた。結果、格差は究極まで広がり、貧困、食糧不足、心の離反という民にとっては一利もない悪が蔓延することになった原因だ。
 ヤツらの一元支配に向けて、被支配者である人民を動員するスローガンなのだ。経済成長はカケラも人民の経済成長ではない。ワンワールドは統一ということ。NWOと同義語。「統一」ということは、気に食わないものを「侵略」によってしか実現しない。統一は侵略と同一の言葉であることを人民は注意すべきだ。八紘一宇も典型的な侵略の思想。
 ●意識「安倍は売国奴、国賊だ」「天皇をいだく日本人には誇りがある」
 この日本人なら持って当然のような意識は、多重多層マトリックスの罠の典型のようなもの。優生学、エリート思想、選民思想を否定する人にも、この誤りから抜け出せない人がほとんどだ。これこそ、思考誘導の結果として民の中にへばりつけられた、優生学、エリート思想、選民思想擁護精神である。
 安倍ファシスト連中は地球支配者のカイライであり、民の利益を売る、明け渡すのはヤツらの基本的な仕事、生活だ。だが、それを日本という国家(支配の道具)や民族(分断支配)につなげて考え口にするのは、正しくない。民の中に半端な考えを植え付ける。
 「大和民族」「愛国心」は「天皇陛下万歳」「王政崇拝」と表裏。
 天皇制を含む王政を敬うのは、同じ人間のなかに特殊性の存在を容認する思想。これは究極的に差別主義を認める。差別を認める限り平等思想は否定される。国、民族、王政は、宗教、人種、等々の差別の容認になる。地球支配者による民の思考誘導のために配置した、最重要級のトリックである。

◆人民生活の6項目で、マトリックス思考から脱出すること

 典型的なものとしていくつか紹介したが、どうだろうか。

 マスクに黒メガネに目指し帽。これはかつては怪しいヤツの代名詞だった。近年はさらにフェイスシールドときた。異様な社会。尋常でない恐ろしい風景が今はあたりまえ。
 だが、はっきりしていることは、そこまで空気が汚れ、疾病がひろまったことだ。たかだか、数十年前には考えられなかったことだ。この変化は黙って容認するべきものなのか。このまますすめば、地上の全員が宇宙服で生活するところまでいく。そこまで行っても仕方ないとでもいうのだろうか。「地球は汚染され人間が住めなくなる。だから、宇宙開発は必要だ」に誘導をする気なのか。
 明らかに人民をターゲットにした「謀略」である。
 新型コロナウイルス戦争は、安倍のような珍妙な国内での強盗劇の背後に、激しくより巨大な動作で謀略が進められている。

 毎回この記事で強調していることだが、そうしたヤツらの「暴力」という、身に降りかかる火の粉を払っていくのは、人民生活の五か条だ。国民Bの経験として、この五か条に勝る内容はない。
 支配する側は、おそらく自分の行為の個々の意味するところを理解しているわけではないだろう。ただ、民が自分が成す行為で、影響を受け、明らかな効果をだすことは実感している。
 支配されている側の民は、残念ながら、ヤツらの支配を深刻に受け止め切っていない。「暗く考えても仕方ない。それより前向きで考える」などと、限られた中での満足を追うのに精いっぱいだ。奴隷は基本的に余裕を持たない。仕事だ、病気だ、介護だ、子育てだ、勉強だに追われるように仕向けられているからだ。
 結果として、民の全員が例外なく、支配の網の中に組み込まれており、歯車として、支配の維持・強化に加担させられている。生きるための仕事。その仕事が支配の維持・強化に貢献している。場合によっては、支配のほころびを自分で補充している。そればかりか、民が負担増で苦しむ方向のことを考え、編み出している。それを末端の手先になって実行している。
 家に帰れば、よきパパ、ママだ。職場で奴隷でありながら、民をいじめていても、頭が「戦士」に変身した状態だから、犯罪の自覚はない。時には喜んで新たな支配の技の開発に取り組む。
 つまり、こうした日常の中に、深くしみこんでいるのが、ヤツらの思考操作であり、マトリックスだ。誰彼の違いなく、皆が犯罪の一端を追っていきている。
 ここに、自分で考えて、解明していかない限り、マトリックスからの脱出は実現できないだろう。人民解放の革命の実践は、長い、長すぎる経過が必要だ。それは、投票でもデモでも署名活動でもない。それが必要なこともあるが、それより確かなのは、自分自身の中でのマトリックスからの解放だ。
 ヤツらが悪であるのははっきりしているが、その手先になっている自分がいる。一人ひとりの生活、日常に欺瞞をはらんでいるのだ。この解明をすることなしに、地球支配者との戦いに勝利できない。自分自身の内部の欺瞞を明らかにして、それを仲間と共有すること。これが人民権力の構築である。

  第一、人へ迷惑をかけない
  第二、カネとモノのとりこにならない
  第三、地球と未来に負荷をかけない
  第四、戦争の根絶、安寧な生活
  第五、人間としての誇りと尊厳

◆補足:いくつかの時事問題について

●安倍はほんとに終焉するのか
 表の中央政治のことは、水だから、分からないが、人民にとって、それはどうでもいい。安倍は即逮捕投獄されればなおよいが、それはあくまで表での騙し、じゃれあいの類。安倍以外ならサルでもいいし、そもそも、カイライは全部解散し、株式会社国家全面請負とかを作り、外注しても同じことだ。
 安倍一味は実際に、コロナ対策費の予算を組んだ。これを安倍友である、満州マフィアの電通に、配布処理を外注した。バカか、無能か。血税の処理をするのは、全国の国家公務員の仕事だろう。「処理能力」が公務員になく、電通にあるという。
 公務員は他のことで手一杯なのだという。ここが騙しとウソなのだ。すべての業務を後回しにするか、廃止してでも、民の緊急なニーズに応える仕事をするのが公務員だ。それができないなら、公務員ではないし、無能なら解散すべきだ。
 一人十万円配布の件を決めた時点で、議員も含む全公務員は給与を十万円にするべきだった。そうしたセンスもなく、お手前てんこ盛り、利権には目ざとく熱心で、いまいま困った人には「4日待て。病院には来るな」とまでいうのが現在の公務員だ。あげく、救急車を8件だったかたらいまわしにして相撲取りが手遅れで亡くなった。
 この民の生活感情から遊離したヤツらの犯罪は永遠に忘れないだろう。
 そんなことより、決定的なのは人民権力の足元からの構築をどう取り組んだのか、どう進めたのかだ。足元からの民自身の力が大きくならない限り、民の幸せなどないからだ。
 中央政治への民の依存、幻想はヤツらが支配のために思考を歪めた結果だ。
 この記事では何度も安倍政権の本質を指摘してきた。ほころび(NWO計画がうまく進まない)が見えてきた地球一元支配者が、焦りから一気に、強引に進めたいがために、今までの日本のカイライ自民党を「ぶっ壊して」まで、手先連中を日本会議に結集して、後がない状態で実現したのが安倍政権だと。
 だから、安倍は何があっても倒れない。民にとってたった一つもためになることをせず、過去の自民党ができなかった悪事だけを進めてきた。憲法は自ら作ったものでないと、従うことを拒否し、ファシストとしてすべて閣議決定で決めてきた。
 重要なコトは記録も残さないと、つまり通常の国家であることすら放棄した。どのような犯罪行為をしても追及されないように検察庁長官まで丸め込もうとした。安倍のアトが見えないのは、日本のカイライ犯罪者一味が最後の顔として安倍にしたからだ。
 安倍への命令者もロックフェラーやロスチャイルド家の代替わり、衰退が顕著で途絶え気味。軍産複合体、国際金融資本も従来のまま走りにくくなっていて、命令が一貫しない。安倍ら満州マフィアはそのどさくさで、極東で紛争を期待する。再び大陸に侵略する気があるからだ。だが、国際的な表の政治界でも問題がある。それはトランプ派の登場で、戦争屋の策動が抑制されているからだ。まして日本が主導で極東に火がつくなどは許されていない。

●米国のトランプ再選は負い目か
 これも表の政治の話だ。ゆえに、水。日米のマスコミの報道から判断するのはやめた方がイイ。百パーセント、反トランプで報道しているからだ。
 ヤツらはいま必至。トランプの言動の一言だけを切り取って、だから、トランプは何も考えないバカなのだ。こんなやつを大統領にしておくのは恥だ、という炉運を展開している。疑問に思うなら、自分でトランプのフレーズを確かめてみたらいい。テレビの犯罪が良くわかる。米マスコミは民からまったく信頼されてない。安倍の支持率と同じである(https://www.jra.net/ank/online/naikaku.php)。
 マスコミは米中の戦争危機をあおっている。同時に米とイランの危機をあおる。本当に戦争にもっていって、ロシアを戦争に引き出す、というのがもぱらの論調だ。これは軍産複合体が、みずからの体制を維持拡大するためには、戦争するのを息をするのと同じほど求めているからだ。同時に、ユダヤ・キリスト一神教のハルマゲドン思想である。
 いずれも厄介だ。これらの解体は用意でない。軍産複合体はこの世であまりにも巨大になりすぎた。その維持は戦争しかないからだ。これにトランプは「アメリカ第一主義」というヘンなスローガンで、世界の憲兵をやめるといい、世界からの米軍引き揚げの方向を実践している。ここでは熾烈な抵抗を生んでいる。ここの進行を見守るしかないのだが、民が注意すべきは、絶対に「戦争の危機」のあおりに同調してはならないことだ。
 ハルマゲドン一派もやっかい。完全なカルトで、地球支配者が求めるNWOという世界の実現には、大規模な世界戦争を経て千年王国を実現するという個所でダブるように仕組んだからだ。宗教の自由など関係ない。完全な狂信といえる。つまり、世界中の民を巻き込むという、おせっかいを超えた、悪意に満ちたものだからだ。
 この迷惑な思想と戦うのは戦争を廃絶する戦いと同じである。人民支配の目的として人民に恐怖を植え付け、思考を歪めるという、戦争の核心を見極めることである。目に見えない地球支配者の邪心は、眼に見える人間の形をした上層部を通じて実行される。上層部は人間(に違いない)だ。この上層部が何層にもわたるカイライの手下を擁している。
 手下を動かすのはNWOやハルマゲドンを目指して、カネとモノをエサに動かす。カネとモノのエサに人間がなびく限り、支配のループ、悪のループは断ち切れない。逆に、カネとモノのエサに民がなびかないことが実現すれば、戦争もカルトも克服できる。

●自粛警察
 新型コロナウイルス戦争は、自粛警察というような言葉を浮き彫りにした。中身は民が民をお上のやり方に「一丸となれ」と迫る行為だ。お上が平均的な「日本人像」をつくり、みんなそうなれという風潮を、お上の上からの命令や指示などではなく、民の中から声を上げ行動するもの。
 お上が自粛を要請する。お上が三密を避けろという。この呼びかけの内容を、感染拡大の恐怖から、絶対必要なことだと信じることから起こっている。従わない人が周囲にいると、のけ者にする、村八宇にするという感情が作用する。お上が言っているということを「上意」であるかのように受け止め、警察のように上から目線で強面に接する行為だ。
 お上が命令や指示ではなく、お願いをしているのを、強制や指示を勘違いしているフシがある。
 だが、この問題は一言でまとめることができない。言われる側の主張や感情が一方的に無視されていることが問題なのだ。民の内部で新型コロナウイルス戦争について十分に論議したらわかるが、様々な見方があり、対応もさまざまであることがわかる。すると、相違は互いに認めなければならない。自分の見解はこうだと、述べ、主張することはしても、非難や攻撃をしてはならない。
 短絡した結論を持ってしまうのは、お上絶対視とか、面倒な論議をしたくないとか、お上の言う人間像が多数なのでそれにまかれたいとかの問題も抱えている。そこを丁寧に、慎重に話題にしていくことが必要だ。
 恐怖させて思考を停止、歪めさせるということは、この世で生きている限り皆が影響されている。その度合いに違いがあるだけだ。だから、言う側も言われる側も、すべて明日の我が身であるといってよい。